最終更新日:2026/4/22

田辺工業(株)【東証スタンダード上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • プラント・エンジニアリング
  • 機械
  • 重電・産業用電気機器

基本情報

本社
東京都、新潟県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

電気、機械、通信…。複合技術に支えられるプラントだから多彩な学びを活かせます。

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工学の基本をもとに、現場の解決力を磨ける環境

■柴田 祥さん/千葉支店 電気計装課(2017年入社)(写真右)
茨城大学 工学部電気電子工学科卒

■小宮 昌大さん/技術部 千葉設計課(2017年入社)(写真左)
千葉工業大学 工学部機械サイエンス学科卒

化学、環境、発電、医薬など多彩なフィールドでプラント事業を手がける田辺工業。プラント自体が電気や機械、建築、通信といった幅広い専門技術を複合させて成り立っているため、求められる経験・知識もさまざまです。今回は電気計装分野での施工管理とプラント機械設計の各部門で活躍中の先輩2名にインタビュー。入社前に身につけてきたことやそれがどう現場で生きているかを、日々のやりがいとあわせて伺いました。

半導体電池の研究を経て電気系工事を担当。部活での経験も人間関係づくりに役立っています。

学生時代は電気電子工学科で、電磁気学や電子システムの基礎から電気エネルギーの利用方法まで幅広く学んできました。4年次には半導体を活用して、熱や光のエネルギーを電気エネルギーに変換する半導体電池について開発研究。今携わっているプラントの電気設備に直接関わる分野ではないものの、4年間かけて電気分野の基本を学べたことは、現場の技術者とコミュニケーションを取る上で大きな助けになっています。

現在手がけているのは主に照明や機械のメーターなど、プラントの操業に関わる電気設備の施工管理です。工事のスケジュールを組んで、作業員の方にどう動いて頂くか段取りを考えるのが私の役割。コストや安全面も考慮しながら、作業の空き時間を出さずに進められるようパズルを組むように工程を考えていきます。ピースがうまくはまって期限通りにお客様に引き渡しできた時はやりがいがありますよ。時にはお客様から現場で電気の理論的な質問をいただくこともありますが、スムーズに意図を汲み取りその場で対応できた時は、基本を学んできて良かったと実感します。中高時代にサッカー部で経験してきた先輩後輩とのコミュニケーションや、大学時代に天体観測のサークルで培った人との関わり方も役立っていることの1つ。部長やリーダーの経験はなくても、1対1で後輩の面倒をみたり同学年以外と交流したり、積み重ねてきたことが社会人になってから人間関係の幅を広げてくれているように感じます。

今は現場中心で自社の後輩指導にはあまり携われていないですが、何か聞かれた時にはしっかりサポートしていきたいですね。大学での知識が役立つ部分とは別に、実際に動いてみないと分からない部分も多くあるので、困った時は何でも素直に聞いてもらえればうれしいです。
(柴田さん)

田辺工業で働く魅力

タイやシンガポールなど海外に4拠点があり、研修や出向を通して視野を広げられること。グローバルに働けるチャンスがあることも入社の決め手になりました。(柴田さん)

ミクロの機械工学から大規模プラントの設計へ。スケールが変わっても力学の基本は同じです。

大学では精密機械の設計や微細加工技術について学ぶ「マイクロサイエンス工学」を専攻。学科内に機械工学や先端材料工学を学ぶコースもある中で、ミクロやナノといった極小領域の研究に関わってきました。卒業研究として手がけたのは、熱がどれだけ金属に影響を与えるかといったシミュレーション。機械と化学の両方の要素を取り入れた学びの中で、改めて機械設計に興味を持つようになりました。当社を志望したのは偶然、合同説明会で聞いた事業内容が自分のやりたいことと合っていたから。ミクロの最先端技術とは別に、せっかく設計という仕事をするなら今度は大きなモノを作りたい、記録や記憶に残るものの設計をしたいと考えていた時に、大規模な化学プラントを手がける当社に魅力を感じました。

現在は主にプラント内のタンクや機器同士をつなぐ配管の設計を担当しています。完成後にお客様がどう使うか、人がどう通るかまで把握して、空間の取り方や管の配置を決定。お客様の要望を満たしながら実際の管のつながりを検討して、図面を描いていきます。間に取り付けるバルブやフィルターの選定も大切です。要望通りの配管ができても、実際に工事をする時に人が入れないと本末転倒なので、作業時の工程にも配慮。さまざまな要素を考え合わせて最適な配管ルートを計画できた時は手応えを感じます。

機械サイエンスの一環として設計・デザインの考え方や熱力学の基礎を学べたことは今の仕事にも生きています。お客様と話をしながら進めることが多いので、ベースの知識をもとに求められているポイントを早く理解できるのは強みの1つ。これまでは小規模の補修や増設での設計を担当することが多かったですが、今後は学生時代に得た知識と入社後に培った経験の両方を生かして、新しいプラントの設計にも計画段階から関わってみたいですね。
(小宮さん)

田辺工業で働く魅力

スケールの大きなプロジェクトに一から関われるのは魅力です。入社3年目に高さ80mものプラントの設計に関わったことは今も印象に残っています。(小宮さん)

手厚い資格取得サポートでスキルアップ。学生時代の学びの上に実践的な技術を重ねます。

学生時代に広く学んだ基礎的な知識は、資格取得支援にも活かされています。私は1年目で第二種電気工事士を、3年目には第一種電気工事士、5年目には1級電気工事施工管理技士の資格を取得しました。試験によっては実技が多くなるので、有資格者の先輩からポイントを押さえたアドバイスをいただけたのはありがたかったですね。ほかにも週一回、就業時間内で試験対策の講習を受けられるなど、経験が浅くても安心して試験に臨める環境が当社には整っています。自社の教育センターでは実機を使った実技講習もあります。社内研修ではプラントの模擬装置を使った試運転等も経験可能。手を動かしながら覚えられるので分かりやすいですよ。

このように、当社は資格取得支援が手厚いのも特徴の一つ。知識を活かしながら実践的な技術を積み上げて、着実に成長できます。私自身は最近、計装制御装置の取付けなどに関わる1級計装士の資格を取得出来ました。現在は電気関係中心で施工管理を行っていますが、資格を活かして業務の幅をもっと広げられたらと思っています。(柴田さん)

私の入社当時はほぼ現場で先輩について仕事を覚えてきましたが、設計・デザインの考え方や熱力学の基礎知識を活かしながら、現在はCADの使い方から座学で学べる体制を用意。設計に必要なスキルを段階的に身につけられます。

各部署に配属後はOJTとなり、簡単な設計から実務を通して学んでいきます。伝えたいのは、分からないことがあれば自分で判断せず、何でも聞いてほしいということ。学校の研究室で経験する作図と違って、設計段階のミスがチェックをすり抜けてしまえば、そのまま工事が進んで最終的にお客様にまで多大な迷惑をかけてしまいかねません。まずはスピード感より丁寧さ。慣れてくれば自然と早い対応ができるようになるので、学生時代に設計を学んできた人もまずは初心に立ち返って、一つひとつ確認しながら業務を進めていくことが大切です。
(小宮さん)

田辺工業で働く魅力

さまざまな分野の技術・資格取得を会社がサポート。電気・通信、設備設計、メカトロニクスなど幅広い領域の知識をベースに、より実践的な技術を身につけられます。

学生の方へメッセージ

自分の学生時代を振り返ると、企業を判断する時には仕事の内容や給与面に目が行きがちでした。ですが、実際に社会に出ると会社の福利厚生部分も働き方に大きく影響してきます。例えば当社なら借上社宅制度で家賃の負担が少なかったり、保養所や宿泊施設と提携していて優待利用ができたり。企業の業態や規模を知ることももちろん大事ですが、オンオフともに充実させるには福利厚生面も調べておくことがおすすめです。私自身はスノーボードが趣味なので、新潟のゲレンデ近くに保養所があるのはうれしいポイントでした。(柴田さん)

最初のうちは業界や分野を絞らず、幅広い企業を見ることをおすすめします。たとえ興味が持てない業界であっても、調べるうちに面白そうだと感じるところが見つかるかもしれません。インターンシップなど会社を直接訪れる機会は、ぜひ活用してほしいものです。概要の説明だけでは分からなくても、実際に社内の雰囲気を知ることで、その職場が自分の肌に合うかどうかを判断しやすくなるでしょう。

柴田さんと同じく、福利厚生も大事なポイントだと思います。借上社宅制度もあり、会社の補助が大きく、Iターンで県外から入社した私にはとても助かりました。長く続けるためにも、入ってからどんな待遇を受けられるかはぜひチェックしてみてください。(小宮さん)

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「技術が基本、人が資本」の考え方のもと、1人ひとりのスキルアップを会社がバックアップ。実務経験が必要となる専門資格にも段階的にチャレンジできる。

マイナビ編集部から

各種プラントの設計から施工、各種機械装置の製造、さらには完成後のメンテナンスまでトータルで手がけられるのが同社の強み。「ものづくりを支える総合エンジニアリング企業」として、新潟から全国へプラント事業を広げてきた。プラント以外にもメカトロニクスや社会インフラまで事業範囲を拡大。現在はタイ、シンガポール、マレーシアにも現地法人を展開。需要が拡大する地域に根ざし、大型プロジェクトも多数手がけている。石油化学やファインケミカル分野の大規模なプラントやバイオ燃焼など新たな技術が注目される環境系のプラント、5G、カーボンニュートラル、新技術に関するプラントなど実績も幅広い。顧客のニーズに合わせてさまざまな技術を組み合わせて生産設備を構築していくため、機械、化学、電気・通信、医薬など、多様な分野に携わることができる。一つの分野ではなく幅広い分野を経験することで、視野が広がり、より専門性を活かすことができるので自身の成長にもつながるだろう。

今回お話を伺った先輩2人は、電気系と機械系それぞれの現場で学生時代に培ってきた知識をベースに据えて、施工管理や設計の業務に取り組んでいると伝えてくれた。加えて、配属後のOJTや資格取得支援が手厚いのも同社の特徴。学んできた知識や技術を振り返り、現場でブラッシュアップする機会があることは、自分の専門性を今後の業務にどう活かすかを考えるのにも大いに役立つはずだ。

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多角的な事業展開で、社会の動向に関わらず安定した業績を維持。近年は数十億円単位の大型プロジェクトの受注も増えてきている。

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