最終更新日:2026/4/3

東京都公立大学法人

  • 正社員
  • 既卒可

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業種

  • 学校法人
  • 教育
  • 公益・特殊・独立行政法人

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

挑戦が未来を拓く。大学職員としてアクティブなキャリア形成を実践

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異動するたび“新しい自分”に出会える仕事

東京都公立大学法人の職員たちは、様々な職種を経験しながら厚みのあるキャリアを形成している。係長、主任、一般職員の3名に、それぞれの歩んできた道のりを振り返ってもらった。

■O.H.さん (写真左)/2009年入職
東京都立大学管理部理系管理課 係長
人文学部心理・教育学科卒

■H.O.さん (写真右)/2014年入職
東京都立大学管理部国際課 主任
国際総合科学部国際教養学系卒

■M.M.さん (写真中)/2024年入職
東京都立産業技術高等専門学校管理部高専品川キャンパス管理課
経済経営学部経済経営学科卒

※所属・役職は2025年12月時点
※インタビュー中の部署名は所属当時の名称

【O.H.さん】労務管理から新規事業立ち上げまで。多彩な業務を通して自分を高めていく

当法人では3年前後のスパンでジョブローテーションを行うことで、多様な観点を持つ職員を育成しています。私自身も16年にわたるキャリアの中で、いくつもの業務を経験してきました。最初の2年間は都立大理学部の教務係で学生の履修などに対応。3年目からは人事課の給与福利係となり、教職員の給与や法人全体の人件費の執行管理を行っていました。その後は2年7カ月にわたって総務部総務課に所属し、人事制度や評価制度の運用に携わりました。

キャリアの前半は労務管理や人事、給与などのバックオフィスの専門性が問われる業務が多く、異動するたびに新しい知識を吸収する必要がありました。幸いにも当法人はサポート体制に関しては万全で、業務系の研修も開催されていますし、各職場でマニュアルも整備されています。ただ、ツールがあるからと言って安心するのではなく、自分で勉強していく姿勢なしには成長できないと思う日々でした。

途中、1年間だけ文科省に研修生として出向した後、法人に戻ってからは50歳以上をターゲットにした履修証明プログラム「東京都立大学プレミアム・カレッジ」の新規立ち上げに携わりました。まったくルールがない状態からのスタートで、最初は各部署にひたすらヒアリングして、全員でその内容を取りまとめながらあるべき形を探っていきました。臨機応変な行動力や柔軟な対応力なしには新しい価値は生み出せないというのを実感し、貴重な経験を重ねることができました。

直近では都立大の理系管理課で係長を任されています。以前は会計担当でしたが、当時学内で発生した火災の復旧に向けて事務側の取りまとめ役を担いました。現在の庶務係でもイレギュラーな話が私のもとに舞い込んでくることが多く、例えば建物の大規模改修にあたって多くの教員との連絡窓口を担ったりしています。

私自身、大学という教育機関が好きであり、学び続ける学生の身近にいられる点に喜びを見出しています。しかも、枠に収まらない多様な経験を通して自分が成長できているのが毎日の励みとなっています。これから多くの若手が後に続いてくるはず。そのモデルケースとなれるような人材として、自分らしくキャリアを形成したいですね。

東京都公立大学法人の魅力は?

「十数年前は都の職員が多数を占めていましたが、今では法人のプロパーが主体です。教育機関を支えるという強い意志を持った職員がそろっています」(O.H.さん)

【H.O.さん】支援制度を活用しながら、仕事とプライベートを両立

最初の4年間、私は学長室に所属して、大学全体のダイバーシティ推進を進めていました。本学構成員のライフ・ワーク・バランス支援や障がいを持つ学生などの支援を行うことで、多様性にあふれるキャンパスづくりに努めました。

様々なプロジェクトを進めましたが、思い出深いのは一時保育施設の立ち上げです。本学学生、教職員が教育研究活動中に子どもを預けられる施設で、業者の選定から工事の段取り、学内の周知など、あらゆる業務に取り組みました。最初は認知度が低く、利用者が伸び悩んだものの、充実した保育内容から次第にリピーター率が増え、また、期間限定で本学に来学する外国籍の研究者からも好評を博するようになり、次第に広く使ってもらえるようになりました。さらに、重度の障がいを持つ学生の受け入れを行うべく、前例があった大学を視察し、受け入れ態勢を整えるといった活動も行いました。

4年目には、夫のタイ駐在が決定。退職という選択肢も頭をよぎったものの、当法人では「配偶者同行休業制度」があり、法人に籍を残したまま休業して家族の赴任地で暮らすことができます。私も活用させていただき、約3年間バンコクで生活をしていました。せっかく時間ができたので、現地ではタイ語を学ぶために大学の語学講座を受講するなど有意義に時間を使いました。

復職後は再びダイバーシティ推進担当に。休業前に支援した学生が都立大の大学院に進学しており、3年ぶりにその成長を見られるという嬉しい経験もしました。その後は都立大の教務課に配属となり、コロナ禍を受けてのオンライン授業の環境整備を担当。さらに国際課に異動してきてからは留学生の受け入れを担いました。

それから、約1年にわたって出産・育児休業を取り復職。現在は海外に学生を送り出す派遣チームに所属しています。主には短期留学を管轄していますが、世界に飛び出した学生が成長して帰国する様子を見るのが頼もしく感じられます。

当法人の場合、想像以上に業務が幅広く、多岐にわたっており、異動するたびに新しい自分を発見できるのが仕事をしていく上でのモチベーションになっています。今後、係長へのキャリアアップや家庭との両立を実践しながら、これからも自己研鑽に励みたいです。

東京都公立大学法人の魅力は?

「サポートを必要とする学生が、諦めずに学び続けられる環境を整えることが職員の使命。誰かの役に立てる実感が仕事のモチベーションになっています」(H.O.さん)

【M.M.さん】海外留学にも挑戦。将来は法人のグローバル化に貢献したい

以前はシステムエンジニアとして働いていたのですが、大学時代に充実したキャンパスライフを送った経験から、心のどこかで学生を支える仕事に携わりたいとの気持ちを抱いていました。母校である東京都立大学を管轄する当法人で事務職を募集していると知ったとき、自分の思いを叶えようと転職することにしました。

配属先は品川区にある都立産技高専。私は庶務係の一員として安全衛生に関する事務、教職員の旅費の手続き、防災訓練の実施、採用活動等、多岐にわたる業務に携わっています。中でも高専の特色を活かした学外向けイベントや、公開講座「オープンカレッジ」の運営に注力しています。

直近では夏休み期間中に地元の小中学生を招いたモノづくり講座を、本校として初めて開催しました。電子工作やプログラミング、液状化現象などをテーマにしたのですが、前例がない中でも資材の準備やスケジュールの管理、イベントの周知などに励み、想像を超える数の参加者が集まって大盛況のうちに終了しました。

こうしたイベントの開催では学内の教職員、外部の関係者と言葉を交わす機会が多く、どちらかというと引っ込み思案だった私も積極的にコミュニケーションが取れるようになったと実感しています。庶務担当者は表舞台に立つことは少ないものの、学校運営になくてはならない役割であることは間違いありません。事務処理の結果、教職員から感謝の言葉をもらえる瞬間が何よりのやりがいです。

もっと自分を磨きたいという気持ちも湧き上がったことから、2年目の夏には職員向けの短期の海外研修プログラムに参加し、カナダの大学に8週間ほど留学しました。将来的には留学生支援に携わりたいと思っていたので、知らない国で暮らす不安、世界の人と交流できる楽しさを、身をもって体験できたのは大きな収穫でした。今後、当法人は国際化をますます進めていく計画ですので、世界中から教員や学生を受け入れていくことになると思います。そのときは私が窓口となり、一人ひとりに丁寧に対応できるよう支えていきたいですね。

東京都公立大学法人の魅力は?

「法人内には多様な仕事が存在しており、一人の職員の前に多くの可能性が広がっています。約3年に1回の異動があるので、将来に備えて自分を高めています」(M.M.さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • O.H.さんが感じる職場の雰囲気
  • H.O.さんが感じる職場の雰囲気
  • M.M.さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

自身の大学生活に前向きなイメージを持っている人は、それだけでも大学職員として働く上でのアドバンテージとなります。事務職は様々な資質や背景を持った人材が必要になる職種なので、ぜひ多くの学生に興味を持ってほしいです。就職活動では教育、社会情勢、行政など多様なテーマに興味を持って、世の中のことを知る時間を取ってください。その上でやりたいことを探していくと自然とマッチする場に出会えるはずです。<O.H.さん>

学生の目線から見えてくる大学職員の業務はほんの一角に過ぎません。想像以上に幅広い業務を手がけながら、学生の支援に携わっているので、多様なキャリアを積み重ねたい人にはマッチすると思います。大学生活を満喫した人も、やり残した思いがある人も、卒業後にあの頃の自分を重ねながら学生を支えられるこの仕事には大きなやりがいを感じられるでしょう。私自身も学生時代を思い出しながら、学生たちの支援に全力を尽くしています。<H.O.さん>

就職活動は大変なこともあるかと思いますが、なりたい自分を探して前向きに取り組んでください。説明会に参加して、職員・社員の声を直接聞いてみると、多くの判断材料が得られると思います。一緒に働きたいのは、前向きに何でも取り組める人。業務上、ルーティンの作業もありますが、新しい企画に挑む機会も多いので、好奇心を持って様々なことに挑戦する姿勢を貫いてください。<M.M.さん>

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アグレッシブに新しい業務に挑戦してきた3人の先輩たち。東京で学び、成長しようとする学生たちの未来を支えようと、自らを高め続けている。

マイナビ編集部から

東京都公立大学法人は2005年に設立された比較的新しい法人であり、職員の平均年齢も30代後半と非常に若い。それだけに若い職員がチャレンジ精神をもって力を発揮し、全員で成長していこうという気風が感じられる。ジョブローテーションにより、年次の浅いうちから、皆さんが想像される事務仕事だけでなく企画、教務、人事、財務など多岐にわたる業務を経験できる環境も整備。一人ひとりが大学職員としての可能性を広げられるように徹底支援している。

今回取材した3人も早い段階で重要な仕事を任されており、同法人の裁量権の大きさを体感しながら、主体性を持って仕事に挑み、大きな達成感を味わっている。ワークライフバランスも重視しており、福利厚生も充実。仕事と家庭を両立させ、長くキャリアを積み重ねていける環境も整っている。

今後、東京都立大学では2028年度に国際系新学部を設立予定で、グローバルな観点からの人材育成に努める構えだ。また、研究力を強化するべく「知のみやこプロジェクト」を開始し、分野を問わず若手研究者を雇用して、自由に活動する環境を提供しようともしている。

同法人ではさらなる新しい挑戦が、これからも続々と形になっていく予定だという。この環境を活かし、多様な業務経験を通じ、自身の強みを磨き続ける人材には、活躍の場が大きく広がるだろうと感じられる取材であった。

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都立大は国際系新学部の設置のほか、各学科で英語での講義だけで単位が取得できる「英語学位プログラム」も導入予定で、ますます国際化を推進していく。

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