最終更新日:2026/4/27

社会福祉法人南山城学園

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 幼稚園・保育園

基本情報

本社
京都府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

利用者様一人ひとりに、福祉に、自分自身に向きあえるから、おもしろい

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仕事を通じて福祉のやりがいを実感する、2名の若手職員の声

人に向きあう姿勢を大切にしながら、さまざまな社会福祉事業を展開する南山城学園。今回は、障害者支援施設で働く2名の若手職員に、3つのテーマに沿って、それぞれの考えや想いを伺いました。

■中田 こまちさん(写真:左)
障害者支援施設 円/2024年入職

■松本 大空さん(写真:右)
障害者支援施設 翼/2025年入職

“福祉の道”を選んだふたりのストーリー

〈中田さんの歩み〉
学生時代に福祉分野を学んでいた私は、企業研究を進めていくなかで年齢に関係なく、人々の生涯を通じて支援できる障害者支援に興味を持ちました。南山城学園を志望したのは、研修制度が整っており、資格取得に向けた学習支援も受けられる環境に魅力を感じたから。また、給与や休日などの待遇面からも、職員を大切にしている当法人の方針が伝わり、安心感がありました。最終的に、インターンシップに参加したときに感じた職員の皆さんの温かい雰囲気が、入職の決め手となりました。

入職後は「障害者支援施設 円」に所属して、利用者様の日常生活全般の支援を担当しています。当施設は、幅広い年齢層の方々が利用され、障害の特性も多岐にわたるため、さまざまな支援のカタチを経験できる点が魅力です。特に、これまでに学んできた知識だけでは対応できない場面や、利用者様との信頼関係の構築など、現場でしか得られない学びが多くあります。もともとは、社会福祉士の資格を活かして相談支援業務に挑戦したいと考えていましたが、今では利用者様と直接かかわりながら日常生活を支援できる仕事に、大きなやりがいと楽しさを感じています。

〈松本さんの歩み〉
大学では心理学を専攻していたため、福祉に関する知識はほとんどありませんでした。そんな中、先生の紹介で発達障害のある子どもを対象としたデイサービスでアルバイトを経験し、少しずつ福祉の仕事に興味を持つようになりました。就職活動では社会福祉分野の業界研究を進める中で、南山城学園の施設見学に参加。利用者様の車いすを押していた職員とすれ違った際、挨拶と同時に向けられた笑顔に安心感があり、強く印象に残りました。私も「ここで働きたい」と強く思い、この直感を信じて当法人への入職を決めました。

現在は「障害者支援施設 翼」に所属して、自閉症や強度行動障害のある利用者様の食事・入浴の介助をはじめ、生活全般の支援を担当しています。入職当初は覚えることが多く苦労しましたが、先輩の職員がいつでも親身に教えてくださったおかげで、今では一人でできる業務も増えてきました。日々の業務では、利用者様一人ひとりの様子をよく観察することを心がけ、その方の特性を理解したうえで接するようにしています。実務を通じて、自分自身が一歩ずつ成長していることを実感しています。

現場から伝える、福祉の仕事の魅力

「福祉の仕事の中核は、支援の正しさを自問自答し続けることです。当法人では、研修を通じて定期的に振り返りができるため、質の向上につなげられています」(中田さん)

“人に向きあう”ことの意義とその先にあるもの

〈中田さんの意義〉
人に向きあうことで、お互いの弱みを強みに変えながら、支えあう関係が築かれていくと感じています。利用者様ができないことを私たちが支える一方、私自身が抱える不安や孤独感といった心の弱みは利用者様に支えられています。実際に私が落ち込んでいるときに、利用者様が笑顔で話しかけてくれたり、黙って寄り添ってくれたりと、助けてもらったことが何度もあります。

また、普段から利用者様と向きあい深くかかわっていると、亡くなられた際には、自然と悲しみがこみ上げてきます。その感情が、「一人ひとりの生活をより良いものにしたい」という強い気持ちにつながっていくのだと思います。私は、こうした生と死に向きあう経験は、福祉の尊さを実感する大切な機会だと感じています。加えて、相手にとってどのような存在でありたいのかを常に考えながら、自分自身と向きあうことにもつながります。福祉の仕事は、自分の価値観を見つめ直し、形成していく機会を日々与えてくれるものだと実感しています。

〈松本さんの意義〉
物理的にも心理的にも「正面から人に向きあう」ことを意識しています。そのため、自分の業務が落ち着いたタイミングで、利用者様と対面で話す時間を確保。対話を通じて利用者様と職員が支えあえる信頼関係が築かれることで、より良い支援につながると感じています。もちろん、会話が得意でない方や端的なコミュニケーションを好む方もいらっしゃるため、一人ひとりの特性を理解することが大切です。毎日、どのようなアプローチが最適かを考えながら、向きあうようにしています。

これまでの業務で特に印象に残っているのは、利用者様の髭剃りを担当したときのことです。担当し始めた頃は多くの業務に追われていたこともあり、髭剃りを単なる作業として行ってしまい、先輩から「髭剃りは利用者さんにとったら、1日のスタートですね。なので、もう少し丁寧にしてくださいね」声をかけられ、ハッとしました。それ以来、利用者様に向きあって髭剃りをすることを心がけるように。すると、ある利用者様から「男前になって嬉しい、ありがとう」と声をかけていただきました。その瞬間、目の前の人に向きあうことの大切さを実感し、今では髭剃りが私のやりがいの一つになっています。日々の何気ない業務であっても、気持ちを込めて丁寧に向きあうことの大切さを学びました。

現場から伝える、福祉の仕事の魅力

「何気ない業務でも、自分の心の持ち方一つで利用者様の受け取り方も変わってきます。そのため、福祉の仕事は気持ちを込めて丁寧に接することが大切です」(松本さん)

地域交流イベント“彩雲祭”で見つけた、伝える力と自分の未来

〈中田さんが得た経験、考える未来〉
「彩雲祭」とは、地域の方々を南山城学園にお招きして地域交流を深める秋のお祭りです。イベントごとが好きな私は、入職2年目に実行委員として参加し、1年目の松本さんとともに司会進行を担当しました。初めて運営側に携わりましたが、緊張することもなく、終始楽しみながら取り組むことができました。司会中は、利用者様と職員が笑顔で過ごしていたことが印象に残っています。この仕事は利用者様と心から喜怒哀楽を共有できることが魅力です。その魅力がイベントを通して地域の方に伝わっていたのではないかと思います。福祉の魅力を伝えられるのは現場で働く職員自身だと感じているので、これからも地域交流に携わりながら、この仕事のやりがいや意義を多くの方に伝えていきたいです。

今後の目標は、福祉に取り組む意味をしっかりと理解し、社会全体の認識を変えていくことです。そのためにも、引き続き自問自答を繰り返して、自分の考えや想いを磨きながら積極的に発信していきます。加えて、視野を広げるために、保育士の資格を取得しました。当法人は保育・子育て支援にも注力する方針を掲げているため、機会があればその分野にも挑戦してみたいと考えています。

〈松本さんが得た経験、考える未来〉
もともと人前に立つことが得意ではなかったため、司会を担当することが決まったときは不安でいっぱいでした。それでも、先輩の中田さんがフォローしてくださったおかげで、イベント当日は私も楽しみながら進行することができました。今回の彩雲祭を通じて、地域の方々に当法人の雰囲気を知ってもらえたことが何より嬉しかったです。まずは先輩からいただいたフィードバックを活かしながら、次回以降の地域交流にも積極的に参加していこうと思います。また、身体を動かすことが好きな利用者様に向けて、運動会などの新しいイベントの企画にも挑戦してみたいです。

私は、4年間で毎年施設異動がある「スーパーローテーション制度」の対象職員です。そのため、今後も各施設でさまざまな利用者様や職員と向きあい、自身の知見を深めていくことが目標です。多様な経験を通じてキャリアの選択肢を広げ、「なりたい自分」を実現していきたいと思っています。

現場から伝える、福祉の仕事の魅力

「彩雲祭は、地域の方々と利用者様、そして私たち職員がフラットな立場で楽しめる貴重な地域交流の場です。今後もイベントを通して福祉の仕事の楽しさを伝えていきます」

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 中田さん、松本さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

「自分が本当に働きたい職場って、どこだろう?」
就職活動のスタイルが多様化する今、自分にとっての「正解」を見つけるのは、簡単なことではありません。選んだ道に迷いが生じたり、「このままでいいのかな」と不安になることもあるでしょう。

そんな悩みを抱える皆さんに、私たち南山城学園の採用担当は、面談を通じて一人ひとりの気持ちに寄り添っています。私たちの役割は、皆さんが自信を持って一歩を踏み出せるように支えること。ときには、別の道を選ぼうとする方の背中を押すこともあります。どんな選択であっても、その人の意思を尊重し、応援する――それが、私たちの一貫した姿勢です。

この「一人ひとりの意思決定を支援する」という考え方は、施設で生活される利用者様、現場で働く職員、そして就職活動に向きあう学生の皆さん、すべての人に対して共通する、南山城学園の大切な想いです。私たちは、学生の皆さんに「納得のいく就職活動」をしてほしいと心から願っています。当法人に興味を持ってくださった方には、職員とのマッチング機会や、多様なキャリアパスのご紹介など、あなたに合ったサポートを幅広くご用意しています。

まずは、ぜひ一度、南山城学園の施設に足を運んでみてください。そして、この想いに共感してくださる方と一緒に、福祉の未来を考えていけたら嬉しいです。

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「まずはインターンシップや見学会に参加して、福祉のリアルな現場を体感してください。もちろん、彩雲祭などの地域交流イベントへの参加もお待ちしています」(採用担当)

マイナビ編集部から

1965年に知的障害のある方々の小さな入所更生施設から始まった南山城学園。以降、さまざまな方々に向きあい、現在では障害のある方から高齢者、子ども・子育て支援まで幅広い社会福祉施設を展開している。また、地域とのかかわりを大切にし、彩雲祭をはじめとした地域交流や環境美化活動、セミナーや体験イベントを介した福祉教育など、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。

そんな同法人では、職員一人ひとりの意思決定を支援して、将来的にさまざまなキャリアプランが描ける環境を用意。今回インタビューをした2名も、自身が選んだ道を着実に歩んでいる様子がうかがえた。本人の努力はもちろん、きっと周りの方々や法人の支えが大きいのだろう。中田さんは、業務を通して福祉の仕事の楽しさを実感し、それを社会に伝えていくために自身のキャリアの幅を広げていた。一方、松本さんは同法人のスーパーローテーション制度を活用して、これからの4年間で自身が取り組みたい福祉のカタチを見つけていくという。若手のうちからしっかりと考えて行動するふたりは輝いていた。

2025年に創立60周年を迎えた同法人は、今後も変わらない理念のために、変わり続ける実践を掲げ、「暮らしの質の向上」「経営資源の有効活用」「創造性の発揮」を3本柱にした「ネクストビジョン2035」を策定。社会の変化に柔軟に対応しながら、引き続き地域や社会に貢献していく南山城学園の未来が楽しみだ。

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仕事を通して福祉のあり方を問い続けながら自己成長できるのが同法人の魅力の一つ。「人に向きあうって、おもしろい」と心から感じられる環境がどの施設にも整っている。

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