最終更新日:2026/1/28

丸昭建設(株)

業種

  • 建設
  • 建築設計

基本情報

本社
熊本県

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

-TSUNAGUものを継なぐ-地域の暮らしを守り、地図に残る、達成感とやりがいのある仕事

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現場代理人として、土木のエキスパートを目指して突き進む

現場代理人として様々な現場を経験し、入社から10年以上を経た今も成長し続ける大倉さん。仕事の具体的な内容とやりがい、今後の目標などについてお話を伺いました。

■大倉 翼さん
土木現場代理人
2012年入社/球磨工業高校 建設工学科卒

先輩に付いて3年間にわたり安全管理や工程管理を徹底して学ぶ

建設業で働いていた祖父の会社でアルバイトをした時に、土木の仕事に魅力を感じたのが、この道に進んだきっかけです。仕事をしたことが後々までカタチとして残るし、人の役にも立つのが、この仕事の魅力。どうせなら地元で一番大きな会社にと思い、丸昭建設への入社を決めました。

入社後、最初の3年間は現場代理人の先輩のもとで、基礎から仕事を教えてもらいました。高速道路や国道など様々な現場を経験する中で多くのことを学びましたが、なかでも何より優先すべきは安全ということ。安全に工事が進まなければ、工期の遅延や工費の超過はもちろん、人命にもつながりかねません。職人さんの安全を守るためには、具体的にどういう仕事をするのか、その中身についても理解しておくことや、関連法規についても熟知している必要があります。現場で作業している職人さんは、私よりも年上の方も多くいますが、危ないことをしていると思ったら、すぐに止めることも大切です。そのためには、日ごろから何でも言い合える関係をつくっておくことが大切だということも大きな学びでした。もうひとつ現場代理人の重要な役割は、工程管理です。いかにロスをなくし、手戻りがないようにするにはどうすればいいか。全体のスケジュールをしっかりと頭に入れた上で、先々の仕事の段取りを組み立てていくことの大切さも学びました。

入社4年目には、実務経験3年の要件をクリアしたのを機に、二級土木施工管理士の資格を取得。さらに、職人さんとのコミュニケーションをより円滑にし、安全管理を徹底したいとの思いから、掘削や足場組立・解体、土留など、様々な作業主任者の資格取得にもチャレンジしていきました。当社には様々な資格を持つ先輩が多く、かつ資格取得のための支援制度も整っているので、着実にスキルアップできるのも魅力です。同時に、いよいよ現場代理人として自分の現場を持つようになったことで、成長スピードも一気に加速しました。

現場代理人のお仕事

現場代理人は、工事現場に常駐して工程管理や安全管理、工事現場の運営などを行う工事現場の責任者。まず施工計画の作成や協力業者との打ち合わせからスタート。

現場の安全や品質の決め手は、日ごろのコミュニケーション

工事現場代理人として担当する現場が決まると、まず施工計画の作成からスタートします。協力業者の方とも打ち合わせをして、計画通りに進めるにはどうしたらいいかを検討してから、いよいよ現場入りです。現場では日々、機械の配置や人員の確保なども行いながら、安全第一の施工管理を行っていきます。もちろん発注者への報告も欠かせません。一日のスケジュールは、朝、現場に着くとまずその日の作業を確認、作業前には現場全体の朝礼を行い、作業内容や安全対策を共有します。作業中は現場に出て安全面や品質面の確認。作業終了時には協力業者のリーダーと打ち合わせをして、翌日の作業内容や危険個所のチェックなどを行います。安全については一日に何度も確認するようにしています。

嬉しかったのは、2019年、2020年と2年連続で、熊本県若手建設技術者として表彰されたこと。これは、35歳未満の代理人で「事故がない」「工事成績の評定が80点以上」、さらにその中で総合的に優れた現場代理人が表彰されるというもの。安全面含めすべての現場管理を総合的に表彰されるので、自信にもつながりました。

今回の受賞につながった理由は、コミュニケーションだと思っています。特に私が力を入れてきたのは、協力業者の皆さんに自分の指示をきちんと聞いてもらえるようにすること、そして不確かな部分があればすぐに相談される人になることです。そのためには、日ごろからコミュニケーションをとることが欠かせません。また相手から「この人は自分たちの仕事や思いをわかってくれている」と信頼されることも大切です。そのため、普段から声掛けをしたり、ちょっとした雑用を手伝ったり…。さらには様々な作業について勉強し、理解を深めることにも努めてきました。そんな自分の頑張っている姿を見てもらう中で、皆さんとの信頼関係も深まり、雰囲気のよい現場づくりにもつながっています。発注者とのコミュニケーションも大切にしており、できるだけわかりやすく説明し、また現場で困ったことがあれば、ただ伝えるだけでなく、解決策も提案するようにしています。

現場代理人のお仕事

発注者や協力業者との打ち合わせやコミュニケーションは、工事を円滑に進める大事なポイント。現場のまとめ役として、雰囲気づくりも欠かせない。

災害時には先頭切って動き、人々の生活を守っていると実感

特に印象に残っているのは、2022年9月の台風14号で被災した球磨大橋の復旧に当たった時のこと。仮橋を架ける工事がスタートしたのは11月。新学期に間に合うように、翌年3月までに完成させてほしいという要請でした。わずか5か月間という短納期、しかも作業員も重機も不足している中で、決して簡単なことではありません。それでも、いままで培ってきた人脈などを活用して、なんとかヒトもモノも集めて、工事を進めていきました。事前調査が十分とは言えない状態でスタートしたため、設計図面と現地の状況とが合っていないこともあり、その都度、図面の変更が必要となり、発注者や協力業者と打ち合わせを重ねるなど、一筋縄ではいきませんでした。そんな苦労があっただけに、仮橋が工期通りに完成して、4月を迎えて小学生が仲良く通っていく姿を見た時は感無量でした。

この仕事のやりがいは、何と言っても後々まで、それこそ地図にも残る仕事だということ。また今回のように、災害の時、復旧に向けて先頭切って動けることも魅力です。現場によって経験することもいろいろで、経験値が上がれば上がるほど、対応力も広がります。上司はもちろん、発注者からも信頼され、仲間として認められてきていると実感できています。また最近では、後輩に測量や管理の仕方、書類の作成方法などを教える機会も増えてきました。安全管理の徹底を第一に、悩みがあればすぐに話せる関係づくりにも力を入れています。

現在は、一級土木施工管理技士の資格取得に向けても勉強中。研修会に参加するための支援や、実務経験の内容などの書き方を上司に指導してもらうなど、会社を挙げての支援があるので心強いです。社員同士の仲が良く、親身になって話を聞いてくれ、いろいろなことを学べるのは当社のよいところですね。働き方改革も進んでおり、週休完全2日制でしっかりと休日も取れるし、残業もほとんどありません。実は結婚3年目で、小さな子もいるのですが、定時で帰った後は料理をしたり、お風呂に入れたり、育児にも積極的に携われています。今後、トンネルや海関係など、未経験の分野にもどんどん挑戦して、土木のエキスパートとして一目置かれる存在になっていきたいと思います。

現場代理人のお仕事

熊本全域の土木・建設工事を請け負う同社。災害時には第一に連絡が入り、その復旧に迅速に当たり、人々の生活を支えていると実感できる仕事だ。

企業研究のポイント

皆さんは建設業についてどういうイメージを持っていますか。専門的な知識がないと難しいのではと、興味はあるけれども二の足を踏んでいる人もいるのではないでしょうか。実は私も文系で、最初は少し不安もありました。それでも、当社の場合は教育や研修も充実していて初心者でもチャレンジしやすい環境があること、実際に未経験からでも現場代理人として活躍している人もいることから、思い切って一歩を踏み出すことにしました。最初の1カ月で全部署を回り、どんな仕事をしているのかを実際に見てから、各現場に配属されます。当社は100名規模と、顔と名前が一致するアットホームな環境のため、何か悩みがあればすぐに相談できるのもいいところです。

近年では連続して新卒を採用しており、新卒採用は2025年に3名、2024年に2名と毎年若手が増えています。社宅も用意し、個室でプライベートを確保しながら、同期や先輩とほどよい距離で過ごせるのも、定着率アップにつながっています。最近では育休取得が当たり前となっていますが、当社では社員全員が平等に、3カ月間連続でも、分散してでも必要な期間取得ができます。休みを取りたい時に取れるのも、普段からお互いをカバーして働く、協力体制ができているからこそです。

企業研究の際には、少しでも興味があれば、未経験の分野であっても臆することなく覗いてみて、自分にとって一生の仕事と思えるものを見つけてほしいと思います。

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ここ数年は毎年、新卒社員を採用しており、2025年には3名の新卒社員が入社。若手からベテラン社員までがバランスよく在籍し、活気にあふれています。

マイナビ編集部から

私たちが普段、何気なく使っている道路や橋、トンネルなど、なくてはならないものの建設や整備を担い、熊本全域にわたり存在感を放つ丸昭建設。建設会社と聞くと、建築・土木系の学科を出ていないと難しいのではと思いがちだが、同社には未経験から入社し、一人前に成長した人も少なくないのだという。それを可能にしているのが、同社の充実した教育研修制度だ。必要となる資格取得の費用援助など支援制度も整い、働きながら取得する社員も多い。また、ベテランから若手まで幅広い年代の社員が揃い、ロールモデルを見出しやすいことや、悩みを相談しやすい風通しのよい環境、さらには必要であればだれでも育児休業を取得可能など、安心して長く働くための条件がそろっている。

「地域に貢献できる仕事をしたい」「自分がつくったと後々まで誇れるものづくりをしたい」「いろいろな現場を経験し、オールマイティを目指したい」、そんな熱い想いのある人に、ぜひ注目してもらいたい。

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2026年には70周年を迎える丸昭建設。【TSUNAGUものを継なぐ】のスローガン通り、ベテランから若手へ、そして次世代へ技術やノウハウを継承し、順調に業績を伸ばしている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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