最終更新日:2025/6/1

(株)ウェルファムフーズ【丸紅グループ】

業種

  • 食品

基本情報

本社
東京都

取材情報

記事で読む社会科見学

生販一貫体制で、安心・安全でおいしい商品を提供!“日本の食”を支えるプロ集団

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多彩なフィールドで活躍する入社2年目の若手の声!

国産の鶏肉や豚肉の生産から販売までを一手に担う貴重な会社として、“日本の食”を支えているウェルファムフーズ。多彩なフィールドで活躍する若手へのインタビューを通して、同社の社会的価値を見てほしい。

★霧島事業所 農場部 農場課
 M.K.さん(写真左)
 2023年入社/経済学部卒

★コーポレート部門 品質保証部 霧島品質管理課
 T.H.さん(写真右)
 2023年入社/農学部卒

★鶏肉事業本部 宮崎加工部 加工品企画開発課
 N.K.さん(写真中)
 2023年入社/生命科学部卒

※取材日:2024年8月7日

鶏肉の安定供給に欠かせない役割への誇りを胸に、仕事に打ち込む(M.K.さん)

就職活動では、“食”に関する仕事をメインに探していました。当社を選んだ理由は、鶏肉や豚肉の生産から販売まで、一貫した事業体制が整っている会社であり、幅広い仕事にチャレンジできそうだと感じたからです。当社は大手スーパーの店頭に並ぶ商品を手がけ、人々の暮らしに貢献しているという点にも魅力を感じ、入社を決めました。

入社後はまず、配属先での2ヵ月間の新人研修に参加しました。鶏の採卵からヒナの飼育、出荷、製造まで、一連の流れを経験。生まれて初めて、鶏をさばく体験もしました。配属後は、トレーナーの先輩によるマンツーマン指導がスタート。1年かけて丁寧に育ててくれる手厚い教育制度のおかげで、文系出身の私も安心して一歩を踏み出すことができました。

農場課では、鶏を育てている農場の管理を担っています。農場で鶏を飼育している管理人さんと連携しながら、生産性の向上や品質アップを目指し、さまざまな取り組みを行っていく仕事です。例えば、鶏の飼育は温度管理が重要なため、近年は急激な気温上昇にともなう設備対策にも注力しています。新人時代に心がけていたのは、“わからないことをそのままにしないこと”。気になることがあれば、先輩や管理人さんに積極的に質問し、教えてもらったことをメモに取り、知識を吸収していきました。

入社1年目の12月に独り立ちしてからは、7つの農場を担当しています。印象に残っているのは、生産性の高い農場の取り組みを横展開し、他の農場の生産性改善のボトムアップを実現できたこと。ある農場の鶏の出荷数が過去最大になったときには、大きな達成感を味わうことができました。鶏は生後50日ほどで出荷されるため、次々に新しいチャレンジができる環境にあります。管理人さんとは密にコミュニケーションを取りながら、同じ目標に向かっていく一体感を得られています。

当社が手がけているのは、国産の鶏肉を消費者に届けるうえで、なくてはならない事業です。なかでも農場課は、おいしい鶏肉を提供する重要な役割を担っているのが特徴。鶏肉の安定供給を支えている、という誇りを持ちながら仕事に打ち込むことができています。

まだ入社2年目ですが、現在は新人のOJTを担当しています。教えることを通して、私自身も多くの学びを得られています。後輩の成長をサポートしながら、自身も一緒にスキルアップしていくことが直近の目標です。

当社のここが自慢!

「自社一貫体制で、生産から販売までトータルで手がけているところ。多彩なキャリアパスが広がっており、異動後もそれまでの経験を強みに活躍できるはずです」(M.K.さん)

食の安心・安全に貢献!責任の重さに比例して、大きなやりがいを味わえる(T.H.さん)

学生時代は農学部に所属し、アセロラの研究に携わっていました。会社選びで大切にしたのは、自分の好きなことに関わりたいという思いです。もともと食べることが好きだったため、食品業界に絞って企業研究を進めていました。また、社風や職場の雰囲気も重視するなかで、最終的には当社の人事担当者の人柄に惹かれて入社を決めました。私は人前で話すのがあまり得意ではなかったのですが、面接の際に場を和ませて緊張をほぐしてくれるなど、一人ひとりの学生を大切にしてくれる姿勢を感じたことが印象に残っています。

入社以来、生産拠点である霧島事業所の品質管理を担当しています。具体的には、商品化される生肉の細菌数が基準値以下に収まっているか、工場のラインのお肉の温度が適切か、商品の冷却殺菌に使用する薬品の濃度は適切かなどを検査。問題があれば対策を講じて、商品の品質を支える仕事です。そのほか、工場設備の細菌検査やスタッフの身だしなみチェックをすることもあります。商品の品質管理だけでなく、工場全体の衛生環境の整備も大切な仕事の一つです。

新人時代は、先輩の指導のもとで仕事を覚え、工場を巡回して品質管理に携わっていました。入社2年目の今では、各種検査のスケジュールの立案などを行っています。霧島品質管理課は少数精鋭チームなので、若手のうちから新しいことに挑戦させてもらえる環境があります。商品情報や製造工程などをまとめてお客さまに提出する規格書の作成は、自ら手を挙げて担当するようになりました。最初は先輩のサポートを受けながら少しずつ知識を身につけ、2年目の今では徐々に任せてもらえるようになってきました。できる仕事が増えるたびに、自身の成長を実感することができています。

この仕事は、成果が数字で表れるわけではありません。ですが、品質管理は食の安心・安全にダイレクトにつながるので、高いモチベーションで仕事に臨むことができます。当社ブランドの信頼を支える仕事だからこそ責任は重大ですが、それに比例して、大きなやりがいを味わえる点も魅力です。

今後の目標は、食品の安全や品質管理に関する世界的な認証規格「SQF(食品安全システム)」などの知識を身につけること。そうすることで品質管理のスキルを高め、自信を持って多くの消費者に商品を届けていきたいと考えています。

当社のここが自慢!

「当社の自慢は、何と言っても“人のよさ”。部長・課長クラスが若手の声にもしっかり耳を傾けてくれる環境で、とても働きやすいと感じています」(T.H.さん)

加工品の企画開発を担当!忙しい家庭の食卓を充実させることで社会に貢献できる(N.K.さん)

学生時代は、生命科学部で大腸菌の研究を行っていたことから、就職活動では食品メーカーを志望していました。地元を離れたことがなかった私にとって、当社は全国各地に活躍のフィールドが広がっている点に魅力を感じ、入社を決めました。

私が所属する加工品企画開発課では、自社で飼育した鶏を原料にした加工品の企画開発を手がけています。営業担当と連携しながら食品メーカーや小売企業、外食チェーンなどのニーズを吸い上げ、唐揚げやミートボール、サラダチキンなどの新商品を開発する仕事です。

新人時代は、商品パッケージに印刷される原料表示などを作成する業務からスタートしました。入社2年目の6月からは、新商品の企画開発を任されています。私が担当しているのは、全国規模で食材の宅配事業を展開している大手企業。鶏肉を使ったクリスマス商材の開発に携わりました。私は主に、お客さま満足度を左右する味付けを担当。ニーズをもとに何度も試作を繰り返し、無事ゴーサインが出たときはホッとしました。

発売前の今は、喜びよりも不安のほうが大きいのが本音です。ですが、自分たちが手がけた商品が市場に流通し、お客さまや消費者の方々に喜んでもらえることを想像するととても楽しみです。また、女性の社会進出の影響で共働き家庭が増えた今、手軽に食べられる加工食品に対するニーズは高まっていると言えるでしょう。企画開発を通して“日本の食卓”を支え、社会に大きく貢献できることも、この仕事の醍醐味だと感じています

生販一貫体制の当社の強みは、新鮮な鶏肉を使って商品づくりを行えること。鶏を飼育している霧島の事業所と加工を行う宮崎の拠点は距離が近く、レバーは冷凍ではなく冷蔵で輸送されてくるので味や食感が全く違います。また、加工設備が充実しているのもポイント。さまざまなオーダーにもスピーディに対応できる体制が整っています。

企画開発の次にチャレンジしてみたいのは、当社の加工品を食品メーカーや小売企業、外食チェーンなどへ提案する営業の仕事です。大きな目標は、自分が企画開発した商品を自分の手で幅広く流通させること。それが実現できたときに、大きな達成感を得られることを想像するとワクワクしています。

当社のここが自慢!

「半世紀近い歴史を誇る老舗企業ですが、積極的に設備投資を行うなど、当社は今も成長中。まだまだ伸びしろがある点に、注目してもらいたいです」(N.K.さん)

企業研究のポイント

「“食”に関する業界で会社選びをした際、私は幅広い仕事に挑戦できそうな当社を選びました。やりたいことや興味がある分野に加えて、そこでどのような活躍のフィールドが用意されているのかにも着目すると、自分の可能性を広げていけると思います。生産から販売まで一貫体制を敷いている当社には、さまざまな職種が存在しているため、積極的にインターンシップなどに参加して、私たちの仕事のおもしろさを肌で感じてもらいたいです」(M.K.さん)

「やりたいことがなかなか見つからない方は、“好き”という気持ちや“興味がある”分野から企業研究をスタートさせるといいと思います。当社について情報収集をするなら、ぜひSNSもチェックしてみてください。オリジナルキャラクター“ピヨポックル”によるプロモーション活動にも、目を向けてもらいたいです」(T.H.さん)

「今は終身雇用ではなく、転職が当たり前の時代になりました。だからといって、最初から『自分に合わなければ転職すればいい』という考えではなく、ずっと働き続けたいと思える会社が見つかるまで、しっかり企業研究を行うといいと思います。当社のリサーチをする際は、事業や仕事についてだけでなく、福利厚生や社内制度にも注目してください。そうすることで、さらなる魅力を発見できると思います」(N.K.さん)

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生産から販売までを担い、フードビジネスに幅広く携われる環境。部署の垣根を越えてコミュニケーションもスムーズで、“食”に関する幅広い知見を吸収できる。

マイナビ編集部から

丸紅グループの一員としての安定基盤のもと、国産の鶏肉と豚肉を中心に、安心・安全でおいしい商品を全国に届けているウェルファムフーズ。自社で農場や工場を有し、生産から販売までをワンストップで担う一貫体制を強みに、大手食品メーカーや小売企業、外食チェーンから高い信頼を獲得している。

自社で生産から販売までを担っているため、社員には多彩な活躍のフィールドが用意されているのが特徴。今回取材した入社2年目の先輩たちのインタビューからも、さまざまな仕事にチャレンジできる環境があり、食品業界を志望し幅広く業務をやりたい方にとって、理想的な環境だということがわかった。

新人研修や、トレーナーによるマンツーマン指導が受けられるOJTなど、手厚い教育制度が整っているのも大きな特徴。現場の第一線では、出身学部・学科を問わず、さまざまなバックボーンの先輩たちが活躍している。

3年目でサブリーダーを任されたメンバーもいるなど、若手にチャンスを与える社風も見逃せない。若手の声にも積極的に耳を傾ける職場なので、好奇心やチャレンジ精神が旺盛で、“食”に関わる仕事に興味がある方は、ぜひ同社の企業研究を深めてもらいたい。

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残業は月平均20.5時間、有給の平均取得日数は12.7日と、ワークライフバランスも良好。また育児・介護休暇取得の制度もあり、ライフステージが変化しても安心だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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