最終更新日:2026/4/20

JR東日本ビルテック(株)【JR東日本グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ビル施設管理・メンテナンス
  • 不動産(管理)
  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

持続可能な未来に向けたJR東日本ビルテックの挑戦

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ファシリティマネジメント変革本部の仕事とは

JR東日本ビルテックの仕事は駅や駅ビルの維持管理だけではない。取材したファシリティマネジメント変革本部では、現場で培われたノウハウを活かし、カーボンニュートラルやDXによる生産性向上などに取り組んでいる。

・小野寺 夏実さん(左)
本店 ファシリティマネジメント変革本部
スマートFM推進部 計画・開発グループ
2020年入社

・星野 恭兵さん(右)
本店 ファシリティマネジメント変革本部
エネルギーマネジメント部 コミッショニンググループ
2015年入社

【小野寺さん】生産性と品質を高めるファシリティマネジメントのDXを牽引

■ファシリティマネジメントにビッグデータを活用
スマートFM推進部では、プラットフォームを基軸にさまざまなデータを利活用し、ファシリティマネジメントの生産性および業務品質の向上を図り、「高付加価値なサービスを提供していく」ことがミッションです。具体的には、BIツールに現場で蓄積された点検・修繕に関する社内データ、天候などの外部データ、温湿度などのセンサーデータなどを集約し、維持管理業務で利活用できるようにしています。さまざまなデータを組み合わせることで、維持管理に関わる課題が可視化でき、生産性や業務品質の向上、さらには高付加価値なサービス化につなげることができます。

■故障トラブルを未然に防ぐ、予防保全も可能に
例えば、管理物件の建物台帳や図面などの位置データ、修繕データを組み合わせれば、不具合が発生した際にBIツールで点検記録などを確認し、迅速に現場対応できるようになります。また、過去の修繕データからどのような故障がどういったタイミングで発生するのかを予測し、故障する前に部品交換などを行って不具合の発生を防ぐ「予防保全」につなげることもできるのです。こうした取り組みを今後も広げていくことで、より効果的に業務が進められるようにしたいと考えています。

■手間がかかっていた報告書の作成時間をゼロに
一方、生産性の向上という面では、会議資料の自動作成ができました。現場では、施設のオーナー様に毎月の維持管理状況を報告していますが、これまでは別の場所に保存されている、ファイル形式の異なるデータを集めてきて、報告資料を作成していました。これをBIツールで自動作成できるようにしたことで、2時間ほどかかっていた作業時間がほぼゼロに!グラフも含めて視覚的にわかりやすくまとめてくれるので、オーナー様からも好評です。

■さまざまなデータ活用の可能性を考える面白さ
データ活用の可能性はたくさんあります。例えば、最近は生成AIも進化してきているので、「データ分析にAIを使えないか」といったことを考えています。BIツールではデータ間の相関関係を把握することはできても、その解釈は担当者次第。ここでAIを活用することで、解釈の精度を高め、全員が同じ認識で進められるようになるのではないかと考えています。このように、データの新しい活用方法を柔軟な発想で考えていけるのが、この仕事の面白さです。

ファシリティマネジメント変革本部の仕事

最新のデジタル技術を活用し、ファシリティマネジメントの生産性と業務品質の向上に取り組む小野寺さん。維持管理とITの知見を組み合わせ、現場の課題解決に挑む。

【星野さん】カーボンニュートラルを可能にするエネルギーマネジメントに挑戦

■設備や運用方法を検討し、駅や駅ビルの省エネを追求
エネルギーマネジメント部では、駅や駅ビルの設備・運用を見直し、省エネに貢献することがミッションです。単に、省エネ性能の高い設備に入れ替えれば良いわけではなく、初期費用とのバランスを考える必要があります。また、設備の更新だけではなく、日頃の運用方法を見直すのも大切です。例えば、施設のテナントが変われば、適切な空調の設定温度が変わるので、最もエネルギー効率の良い運用方法にチューニングしていきます。

■さまざまなデータを、現場の知見も踏まえて読み解く
例えば、駅の場合は半屋外の空間もあり、外気の影響を受けやすいという特徴があります。そのため、空調をどのように設定すれば快適さと省エネを両立できるのか、空気の流れなど、さまざまなデータを見て運用を検討していく必要があります。データを読み解くのも一筋縄にはいきません。数値を見るだけでは、どうしてこうなるのかわからないデータも、現場の管理者に話を聞いたり、運用記録を確認したりして探っています。

■CO2濃度を適切に管理し、快適さと省エネの両立を実現
空調についてはCO2濃度が一定の値を越えないようにすることも大切です。濃度が高くなると息苦しくなってしまうため、以前コンサルティングした駅ビルでは、その値が厳しく設定されていました。CO2濃度を上げないためには外気を多く取り入れる必要がありますが、そうすると今度は室温を維持するために空調の出力を調整しなければいけません。そこで、制限を緩めても問題ないことをデータで示し、快適さと省エネを両立して、お客様に喜んでいただきました。

■カーボンニュートラルへの取り組みを支える専門家として
今後は、一定規模の企業に対して、エネルギー消費に関する情報の開示が求められるようになります。当グループもこれに該当しており、企業価値向上のためにも、省エネを強化していかなければいけません。カーボンニュートラルは、“なんとなく”ではなく、意識的に取り組んでいかなければならない課題になっているのです。そのコンサルティングは、環境や企業活動に貢献する、やりがいある仕事だと感じます。

ファシリティマネジメント変革本部の仕事

駅や駅ビルのエネルギーマネジメントについてコンサルティングする星野さん。設備のスペックや運用を見直し、カーボンニュートラルやランニングコストの削減に貢献する。

【小野寺さん&星野さん】それぞれの目標について

<小野寺さん>
■現場業務で培った知見が、改善アイデアの源泉に
入社当初は、秋田支店で駅施設の維持管理に携わり、ファシリティマネジメントの基礎を学びました。その後に異動した横浜支店では、より規模の大きな駅施設の維持管理を担当し、受水槽といった大きな設備の更新工事も経験することができました。現在は維持管理の生産性と業務品質の向上に取り組んでいますが、現場の業務で培った経験があるからこそ、「どうすれば現場の課題を解決できるか」というアイデアを考えられるようになりました。

■人材育成を通じ、データの利活用の可能性を広げたい
今後の目標としては、データの利活用ができる人材を育成していきたいと考えています。これまで研修講師として、当社の社員にデータの扱い方を教えたことがあるのですが、そのような人材育成には継続的に携わっていきたいです。データを扱える人材が増えれば、利活用のノウハウが蓄積され、事業をより良いものにする新しいアイデアもどんどん出てくると思います。これまでにない仕組みを次々に生み出す、そんな創造的な人材を育てていきたいです。


<星野さん>
■多角的な視点で省エネを考えられるように
入社後9年間は駅の維持管理に携わり、2024年に今の部署に異動してきました。異動当初は、「駅ビルの省エネはこういうもの」と杓子定規に考え、ほかの可能性まで考慮できていなかったように思います。オーナー様によって、光熱費が安くなれば良いのか、初期投資を抑えたいのか、CO2を削減したいのか、目的はさまざま。経験を積んだことで、最近ではオーナー様が何を求めているかを踏まえて、提案できるようになってきました。

■現場で培った知見も活かし、より高い省エネ施策を実現していきたい
現在は、主にデータ分析や省エネの提案をしており、実際の工事まで至ったものはまだありません。種まき段階のところも多いので、最後まで完遂できる案件を増やすことが当面の目標です。一方で、カーボンニュートラルに関する法律は年々厳しくなっています。省エネと創エネを組み合わせ、施設のエネルギー消費を実質ゼロにする流れもありますが、設備だけに頼るのではなく、現場の維持管理で培った運用の知見も活かして貢献していきたいです。

ファシリティマネジメント変革本部の仕事

維持管理や請負工事を通じて、駅や駅ビルの安全を守りつづけてきたJR東日本ビルテック。現場での研修をはじめ、仕事に必要なスキルを磨く機会が豊富に用意されている。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 小野寺さんが感じる職場の雰囲気
  • 星野さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

私たちJR東日本ビルテックは、その名の通りJR東日本が管轄する駅や建物のファシリティマネジメントを担っています。管理対象は、約1,700の駅舎と約370の駅ビル。駅ビルには、ショッピングセンターやホテル、オフィスビルなど、多様な施設が含まれています。

公共性の高いインフラを支え、日々利用する人々の安全と快適性を守ること。それが当社の使命です。そして、この点こそが、ファシリティマネジメントに携わる仕事のやりがいであり、大きな魅力でもあります。

さらに近年は、「エネルギーマネジメント」にも注力しています。例えば、休憩室の空調管理を自動制御したり、照明を人感センサーに変更したりする取り組みです。若手社員の発案により、エネルギー効率の改善が進んでいます。今後は、より効率的なスマートメンテナンスの実現に向け、AIやIoT等の技術導入の動きが加速していく見込みです。センサーの導入、ドローンの活用など、新しいことへの挑戦にも、積極的に取り組んでいきます。

「駅や駅ビルの維持管理を通じて社会に貢献したい」「若いうちから新しいことに挑戦し、成長していきたい」――そんな想いをお持ちであれば、当社で自分らしさを発揮して、仲間とともに新しい挑戦をどんどん形にできるはずです。当社の事業に少しでも興味を持っていただけますと幸いです。皆さんとお会いできることを楽しみにしています!
(人事部 採用・教育グループ 大田さん)

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若いうちから新しいことに挑戦したい。プライベートの時間も充実したい。安定した経営基盤の会社で働きたい。そんな方におすすめ!エントリーお待ちしています!(人事部)

マイナビ編集部から

JR東日本ビルテックが担う「ファシリティマネジメント」とは、経営視点で、建物を最適な状態に維持管理することを指す。そのため、同社では、駅や駅ビルの施設・設備のメンテナンスをはじめ、修繕工事や新築・リニューアル工事も管理する。

特徴的なのは、省エネのコンサルティングやDXによる生産性・業務品質の向上に取り組んでいる点だ。前者についてはすでに年間1,060t以上のCO2削減を実現しており、後者についてもIoTデバイスによるセンシングやAI・BIツールによるビッグデータの活用、ドローンによる高所・狭所の点検を行っている。

インタビューに登場してくれた小野寺さんや星野さんが携わっているのもこうした業務。今回の取材を通して、同社の仕事は技術を駆使してカーボンニュートラルや人口減少などの社会課題に向き合う、やりがいある仕事ということが伝わった。

同社の業務では、建築や設備、ITなどに関する幅広い知識が求められるが、文系出身者も多数活躍中。専門知識は仕事を通じて身につけていくことが可能なので、チームで協力し合う風土が追い風となり、スピーディーに成長していけるという。専門性を高めながら新たに挑戦し続けられる、刺激的な環境だといえるだろう。

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JR東日本グループの一員として約1,700の駅と約370の駅ビルのファシリティマネジメントを手がける同社。求めているのは「チームワークを大切にする人」だ。

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