最終更新日:2026/4/1

(有)大分合同新聞社

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業種

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基本情報

本社
大分県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

熱戦を求めて今日もスタジアムへ、アリーナへ。監督や選手の言葉を読者に届ける

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「競技に詳しくない自分」だからこその視点を大切に

「社会問題にアプローチできる仕事を」と、新聞社への就職を決めたIさん。入社して一番驚いたのは、運動部に配属されたこと。「ルールも一切わからないところからのスタートでした」と話すIさんの現在地とは。

編集局 運動部
記者
I・S
2024年入社
東京学芸大学 教育学部卒業

ジェンダーやフェミニズムへの関心が、メディアを志望するきっかけに

高校時代からジェンダーやフェミニズム、差別といったテーマに関心があり、社会問題にアプローチできる仕事がしたいと思っていました。大分合同新聞は、ずっと購読していたことから昔から知っている会社で、文章を書いたり本を読んだりすることが好きだったことも、当社に興味を持った理由です。
入社の決め手の一つが社員の人柄。オンライン面接を受けたときに回線の不具合が発生してしまいました。私はコロナ禍の真っただ中で大学生活を送り、授業もオンラインで受けていたため、回線不具合も慣れたものではありました。それでも私が不安にならないよう「大丈夫だから、安心してね」と声をかけてくださって嬉しかったことを今でも憶えています。

「記者志望」で入社した私。伝えられた配属先はなんと運動部。スポーツの経験は中学までのバスケットボールのみで、初めのうちはルールもわからない種目ばかりで不安でした。取材を通じて経験と学びを重ねるにつれて競技への理解が深まり、今では面白くなる場面や白熱するポイントなどがわかってきて世界が広がったように思います。現在は野球やテニス、サッカーにフットサル、重量挙げ、自転車競技など、いろいろなスポーツの試合や練習を取材しています。
日常生活にも変化があり、2年目でJFL(日本フットボールリーグ)のヴェルスパ大分の担当になったのを機に、サッカー漫画を読み始めました。フォワードやミッドフィルダーの意味も分からず、「勉強のために」と思って読んでいた私が今ではすっかりハマってしまいました。

サッカーは、フィールドも広くプレイヤーも1チーム11人と大人数。それでいて90分以上ある1試合での得点は多くて2、3点でスコアレスでの引き分けもあったりと、観戦するのも大変だなと感じたこともありました。ですが、選手や監督・コーチの方々の声を聞き、試合での動きを観察しているうちに、その1点の重みやそこにたどり着く過程や駆け引きの面白さに気づくと同時に、サポーターの熱気を理解することができました。私も記者席で観戦しながら、試合のなかでの高揚感を味わっています。

新聞記者は語る!

「ナイターの場合、取材終了から30分後には原稿を出すのが理想なので、進捗確認の電話がかかってくるとプレッシャーです」と笑う。記事作成は時間との闘いだ。

「あのプレーにはどんな意味が?」知ったかぶりをせず、素直に教えてもらう姿勢を大切にしたい

運動部の記者はさまざまなスポーツを取材します。季節によって動き方が変わることもありますが、私はヴェルスパ大分や担当競技(バスケや自転車競技など)を取材することが多いです。週末は試合、平日は練習の取材に行きます。たとえばJFLの場合、試合の1時間前に会場に入り、ウォーミングアップの様子を見て、試合が始まったら記者席に入ります。
観戦しながら得点やフォーメーション、流れをメモで記録し、試合終了後はミックスゾーン(取材用のスペース)で監督や選手にインタビュー。その後すぐに原稿を執筆します。

心がけているのは、わからないときには知ったふりをせず、素直に聞くこと。どちらが主導権を握っているのか、どういう流れなのか、わからないときは一緒に見ている他社の記者の方に聞くこともあります。監督や選手にも、インタビューの中で「あのプレーには、どういう意味があるのですか?」と初歩的な質問をすることもありますが、いつも丁寧に教えてくださることに感謝しています。
デスクからは「競技を知らないからこその視点で書いてみて」と言われています。その難しさを感じつつも、気になったことを自分の言葉で聞き、原稿にできることに面白さを感じています。

全国紙ではあまり取り扱わないような、大分県の高校総体や中学総体のことも、大分合同新聞では掲載しています。中学総体は記録がメインで、写真も小さく載る程度。それでも、本人やご家族にとっては大切な思い出になります。私も子どもの頃、書道展に出品して自分の名前が本紙に載り、親や祖父母が切り取って残してくれました。たった1行の自分の名前を探してくれる人がいる。大分合同新聞だから、その喜びを提供できるのだと思います。その喜びを損なわないように、記事を執筆するときは、名前を絶対に間違えないよう、しっかり確認しています。

新聞記者は語る!

監督や選手へのインタビューで「このコメントはぜひ使いたい」と思うことも多い。文字数制限もあり全てを反映できないが、そこで聞いた話は今後の取材に生かされる。

1年間の取材で書き溜めた印象的な言葉。リーグ最終戦を迎え、コラムという形で記事にできた!

試合後のインタビューで、監督が興味深いコメントをくださることがあったり、良いコメントを引き出せた!と思えることもありますが、待ち構えているのは記者の宿命ともいえる紙幅や文字数との闘い。さらに試合の内容や結果とコメントの関連付けが難しいこともあったりして、紙面に掲載できなかった内容も多々あります。それでもせっかく直接聞いた話ですから、どこかで伝えたい、とずっと思っていました。

そんな思いを抱えながら迎えた、フットサルチームのリーグ最終戦。上司が「この1年間をまとめるコラムを入れてもいいよ」と言ってくれました。早速、書き溜めていたメモをもとに記事を執筆。私が載せたかったのは、けが人が続出し、少数体制で試合に臨むことになったときの選手のコメントです。大変な状況では?という私からの質問に対し、「人が少なくて勝った方が、かっこよくないですか?」との逆境を楽しむような返答が。それがとても印象的だったので、コラムに入れてみたところ、上司や他部署の方から「いい記事だったね」と褒めていただきました。フットサルチームのコーチや選手の方からも声をかけていただいた上に、小学校の校長先生がそのコラムを使って、選手の言葉を子どもたちに紹介してくださったと聞き、さらに嬉しくなりました。

当社の先輩は他部署の方も含めて気さくな方が多く、今もわからないことがあるときは親切に教えてくださいます。メンター制度があり、入社後1年間は担当の先輩のもとで定期面談を受けながら成長できるのも安心。私はメンターの女性の先輩が大好きで、2年目以降も一緒にランチに行くなど、楽しく過ごさせていただいています。
スポーツについて、まだまだ勉強中ではありますが、「知らないからこそ聞ける」強みを活かしつつ、知識も増やしていきたいです。詳しくなれば、限られた時間の中でより深い質問ができるはずです。

新聞記者は語る!

JFLの試合を取材する場合は、ウォーミングアップの様子もチェック。記者席で観戦し、流れを記録する。撮影は主に撮影スタッフが行うが、自らカメラを構えることもある。

学生の方へメッセージ

新聞記者という仕事の魅力は、各分野の専門家に取材できること。専門家から話を聞くと、自身の興味の幅が広がります。これまでスポーツとあまり関わりがなかった私ですが、取材を通してキックボクシングをしてみたいと思うほど、競技の面白さに気付くことができました。
当社は地域密着の地方新聞社で、大分出身の方だけでなく、他県から就職で移住された方も少なくありません。いろんなところから人が集まっているので、その方の話を聞くのも興味深いです。それから運動部はスポーツ施設での取材がメインですが、インターハイや団体競技は県外での開催もあります。先日は国民スポーツ大会の取材で滋賀へ。人気のお笑い芸人さんやアーティストも出演され、華やかなイベントを楽しみました。

新聞という媒体に対して、固いと思われがちですが、当社はそんなことはなく、先輩や上司は優しくて気さくな方ばかりです。「新聞社で働くイメージが湧かない」と思っている人も、ぜひ当社のことを調べてみてください。もしも後輩になってくださるなら、勉強でもスポーツでも趣味でも、何か一つ熱中できるものがある人、熱くなれる何かを持っている人と一緒に働きたいです。

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「社会人になったら思わぬ分野の仕事に関わることもあり得ます。学生のうちに、いろいろな本や新聞を読んでください。そこで得た知識が役に立つかもしれません」とIさん。

マイナビ編集部から

「とことん地域密着」を掲げ、地元民に広く認知されている大分合同新聞社。2025年には創刊139年を迎える歴史を持ちながら、時代の流れや身近なニーズに寄り添う情報・モノ・コトの発信を続けている。

新聞社と聞けば、ジャーナリズムを代表する媒体であり、少々硬い印象を持つ人も多いのではないだろうか。しかし、今回の取材を通じて、実におおらかで柔軟性があり、風通しの良い会社だと感じた。大分という地域とともに歩み、育んできたからこその社風だと考える。若手だからと切り離さず、新人であってもバラエティーに富んだ業務を任せ、挑戦心を刺激する人材育成も魅力的だ。

また、同社には細かく分けると24もの職種がある。雑誌やラジオといったグループ会社もあり、最近では大分市内の繁華街にアイリッシュパブ(飲食店)を手がける新規事業にも挑戦。地域密着という熱い信念のもとに広がっていく多種多様な業務は、個性や持ち味を活かすフィールドとしても頼もしく感じられるはず。大分の魅力を発信したい、地域貢献につなげたい、幅広い仕事をしてみたい!そんな前向きな意欲を成長へとつなげていける環境が整っている。

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長い歴史と伝統を誇る大分合同新聞社。真のジャーナリズムを追求し、正確で便利な情報を提供する未来創造企業をめざしている。

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