最終更新日:2025/6/1

(株)NJS【東証プライム市場上場】

  • 上場企業

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建築設計
  • 専門コンサルティング
  • プラント・エンジニアリング
  • 機械設計

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

自治体のパートナーとして、上下水道の「今」と「未来」を支えるプロ集団!

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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水インフラ整備の舞台裏で活躍する先輩たちの本音!

水インフラを支えるコンサルティング会社として、業界トップクラスの実績を誇る「NJS」。多彩なフィールドで活躍する3名の先輩に、それぞれの仕事内容ややりがいなどについて、本音で語ってもらいました。

■土木系技術者(水道)
 Tさん(2016年入社)※写真中

■土木系技術者(下水道)
 Oさん(2011年入社)※写真右

■機械系技術者
 Nさん(2004年入社)※写真左

水道事業の最適化をサポートし、各施設の効率的な運用を実現していく仕事!

私の仕事は、首都圏にある水道の未来の計画を立てることです。現在、国は水道事業について市町村の枠を超えた広域連携や水道事業の基盤強化を推進しています。それにともない、当社は自治体に寄り添いながら「水道広域化推進プラン」「水道事業ビジョン」「施設再構築計画」などの策定を支援。水道施設の「ヒト・モノ・カネ」の最適化を目指し、さまざまな計画を検討しています。

一番印象に残っているのは、入社4年目に担当した水道施設の統廃合プロジェクトです。これは、市内に点在していた小さな施設をひとつの大きな施設に集約することで、施設整備に関するイニシャルコストやランニングコストの削減を目指すというもの。3年がかりの大きなプロジェクトだったのですが、自分たちが計画したとおりに水道施設の再編が進んでいる様子を市から伺ったときは、大きな達成感を味わえました。

この仕事の醍醐味は、自治体のパートナーとしてプロジェクトの上流から携わることができ、成果が目に見えるカタチで表れること。ただ、計画に携わるには幅広い知識が求められるので、常に自分をバージョンアップさせていかなければいけません。過去に先輩たちが手掛けた事例のデータを参考にするなどし、新しいことを吸収する努力を続けています。

当社では、女性の技術者が多数活躍しています。ちなみに、同期では私を含めた3名が女性。部長にも気兼ねなく何でも相談できるフラットな社風なので、これまで働きにくさを感じたことはありません。また、同じグループには仕事と子育てを両立している女性の先輩もいます。ロールモデルが身近にいることは、将来のキャリアを考える上でとても心強いです。

直近の目標は、技術士の資格を取得すること。資格があればプロジェクトの責任者を任されるチャンスが増えるので、なるべく早く取得して次のステージを目指したいと考えています。

〈Tさん〉

先輩社員たちの横顔

自治体と目線を合わせてプロジェクトを進めていく一体感に、やりがいを感じているTさん。上下の垣根がないフランクな社風も、働きやすさにつながっているそう。

使命は災害から下水施設を守り、災害に強いまちづくりに貢献すること!技術士を取得して仕事の幅が広がった

所属は下水道事業の計画・設計を担う部署。自治体のパートナーとして、下水道施設の新設や既存施設のリニューアル、防災対策などを行う際の計画・設計をトータルでサポートしています。市町村のニーズや課題を引き出し、下水道整備の計画のフレームをつくり、国や県に申請する計画書などの書類作成を支援。

入社後の7年間は、広島事務所に勤務していました。大きなやりがいを味わえたのは、国が主導する下水道関連の先進的な技術を実証研究するプロジェクトです。このプロジェクトは、台風や豪雨の降雨予測を元に、下水道施設の浸水シミュレーションを解析することで、浸水被害を事前に予測し、近隣住民に危険を知らせるという取り組み。社会インフラや人々の暮らしを支える仕事を通して、達成感を得ることができました。

現在は東京総合事務所に勤務し、主に下水道施設の浸水対策の計画を担当しています。例えば、台風の影響で川が氾濫したときの浸水シミュレーション結果から防災や復旧の対策につながるプランを提案していくというもの。近年、自然災害が頻発するなか、非常に重要な役割を担っているといえるでしょう。自分の仕事が人々の安心、安全に直結しているという実感が、私の原動力になっています。

当社には、技術士の資格を取得しているメンバーが357名もいます。私も3年前、三度目の挑戦で取得することができました。仕事と両立しながらコツコツ勉強を続けるのは、そう簡単ではありません。そんななか、ありがたかったのが会社主催の勉強会。課題を解き、ベテランの先輩に添削してもらうことで、効率よく学ぶことができました。また、受験費用のサポートや報奨金の支給など、金銭面の支援も充実しています。

技術士の資格を手に入れたことでクライアントからの信頼が増し、プロジェクトのマネジメントを任される機会が増えてきました。次は、技術士の総合技術監理部門の資格取得にチャレンジし、さらなるキャリアアップを目指したいです。

〈Oさん〉

先輩社員たちの横顔

業界トップクラスの実績を誇る会社なので、ビッグプロジェクトに携われるのが魅力だというOさん。資格取得支援制度が充実しているところも魅力だとか。

下水道整備の計画立案や震災復興支援を経て、運営管理を支援するコンサルティングを担当!

入社後3年間は、下水道整備の計画を立てる仕事を経験しました。その後、下水道施設の機械設計を行う部署に異動。汚水を送るポンプやゴミを取るスクリーン、汚泥を脱水する脱水機など、下水道施設で活躍するあらゆる機械設備の設計に携わりました。設備の新設・増設にともなう設計のほか、増設や老朽化対策に関連した設計も担当。入社からの12年間で、計画の立案から設備の設計まで、下水道に関する幅広い知識やスキルを吸収できました。

忘れられないのは、東日本大震災で甚大な被害を受けた下水道施設の復旧プロジェクト。津波の影響で機械設備が浸水してしまうなど想定外の被害があり、どこから手をつけたらいいかわからない状況でした。ただ、下水道施設が稼働しなければトイレが使えないばかりか、雨天時に浸水防除ができないなど、公衆衛生上の問題が懸念されます。通常なら、事前に検討や計画を重ねた上で設計を行うのですが、スピード重視で全てが同時進行。経験したことがない忙しさを乗り越え、通常ではありえない短期間で復旧させることができました。

今は、下水道施設の運営管理を支援するコンサルティングを行っています。多くの自治体は、財政難や人材不足が深刻な状況です。そのようななか、何をいつからやるべきかといった優先順位づけを行い、下水道の「当たり前」を支える提案を行っています。

私たちが売っているのはモノではなく、サービスであり技術力。目に見えないものを提供する仕事なので、親身なヒアリングや徹底的なリサーチを行い、期待を超えるコンサルティングを心掛けています。長年お付き合いのある自治体では、「困ったことがあればNさんに相談しよう」と言ってもらえるように。クライアントの人事異動があるたびに、新たな担当者さまから相談のご連絡をいただけるようになりました。

現在は管理職として、部下5名のマネジメントや育成にも携わっています。若手を育てる上で大切にしているのは、出る杭を伸ばすこと。積極的に仕事を任せて、早くに成功体験を積ませるよう心掛けています。この仕事は何年経験してもゴールが見えない、非常に奥が深い仕事。私自身、まだまだわからないことだらけです。今の目標は、自分の技術を確立させること。技術者として、さらなる高みを目指していきたいです。

〈Nさん〉

先輩社員たちの横顔

現在は管理職として、部下育成にも携わるNさん。部下が技術士の資格試験に合格するなど、成長を目の当たりにしたときに喜びを味わえるという。

企業研究のポイント

企業研究をスタートする前に、まず自分がやりたいことや興味があることを明確にしてみてください。学業や研究、アルバイトや部活動・サークルなど、さまざまな経験の中にヒントが隠れていると思います。自己分析をしっかり行って、目指すべき業界や職種を絞り込んでいきましょう。

企業理解を深めるためには、インターンシップやOB・OG訪問などを通して、社員の生の声に耳を傾けることが大事。単に仕事内容について聞くだけでなく、「どのような想いで仕事に打ち込んでいるのか」「どういった体験を通して何を得たのか」などと深掘りすることで、より仕事の魅力がわかると思います。

企業HPや社員インタビューの記事、プロジェクトストーリーなどにも目を通してみるとよいでしょう。それらをじっくり読み込めば、未来の自分の姿がイメージしやすくなるはずです。

企業研究をする際は、業界での立ち位置にも注目してみてください。私たちの場合、水インフラ整備の計画・設計段階から深く関わっている会社です。自治体のパートナーとして、日本の上下水道事業の持続的な発展に大きく貢献できるのが魅力。また、SDGsの目標達成に直結する事業を展開している点も見逃せないポイントです。

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手厚い教育制度や資格取得支援制度など、社員のスキルアップをサポートする制度が充実。経験を重ねながら、高い技術力を有するコンサルタントへと成長していける。

マイナビ編集部から

1951年の設立以来、社会に欠かせない水インフラを支える会社として、上下水道整備の一翼を担ってきた同社。新しい上下水道施設を建設する際はもちろん、既存施設の最適化や老朽化・防災対策を行う際も、強い存在感を発揮している。長年培った実績とノウハウを生かし、グローバルに活躍しているのも特徴。これまで、世界90カ国以上の水インフラ整備に携わってきた。

大切な水資源を守り、次世代へと引き継いでいく上で、同社は非常に重要な存在。今後も世の中や地域のニーズをいち早く吸い上げ、自治体にしっかり寄り添いながら、地球環境の保全と持続可能な社会の実現を目指していくという。

今回取材した3名の先輩たちのインタビューからもわかったように、同社には幅広い活躍の場が用意されている。しかも、土木・建築・機械・電気・環境と、さまざまな分野の知識やスキルを生かせるのが魅力だ。また、人材育成を大切にする社風も同社の特徴。技術士の資格所有者が357名もいるという事実が、教育体制の手厚さをしっかり物語っている。

さらに、一人ひとりの希望や適性に応じて、理想のキャリアパスを描けるのもポイント。特定分野のエキスパートを目指す道のほか、リーダーシップを発揮しながらマネジメントに携わる道も用意されている。水インフラを支える仕事を通して、ワンランク上の技術者を目指したい方は、ぜひ同社の企業研究を深めてみよう。

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フレックスタイム制を導入しているほか、コロナ禍前からテレワークを導入するなど、働きやすい環境づくりに注力。年間休日は127日と、ワーク・ライフ・バランスも抜群だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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