最終更新日:2025/6/19

(株)吉岡経営センター

業種

  • コンサルティングファーム
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
北海道

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

税務・会計業務をもとに企業経営を支えつつスキルを高め、成長していける環境がある!

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提案と情報提供を通して企業の発展を支える3人の若手の思いとは

法律に則った会計業務を遂行すると同時に、経営判断のアドバイスなども行う吉岡経営センター。北海道の企業を支える業務のなかで、若手社員は何を考え、どう動き、何を目標としているのか。本音で語ってもらった。

■高校時代からの夢、税理士を目指す!
アカウンティング部 杉山 和輝さん/2018年入社

■未知の世界に憧れ、理系から会計へ!
アカウンティング部 増子 遼平さん/2020年入社

■若手起業家の姿が、この仕事の入口に!
アカウンティング部 谷村 恵奈さん/2022年入社

税務・会計業務を基本に、お客さまへの提案をとおして、健全経営のお手伝いができることに魅力を感じます。

高校時代の企業研究で税理士に興味を抱いたことが、今の仕事に就くきっかけになっています。就職は人生に大きく関わるので、視野を広げて考えるため業界・業種は絞らずに企業研究をしましたが、そこで逆に、会計や経営への興味が強いことに気付かされました。吉岡経営センターへの入社を決めたのは、税務・会計だけでなくコンサルティング、アウトソーシングなど経営全般をワンストップでカバーしているという点に魅力を感じたから。説明会で上司と部下が仲良く話している雰囲気の良さも決め手でした。

担当するお客さまの、毎月の会計処理を行うことが、私の仕事の基本となる部分です。その数字をもとに、売上・利益を明確にすると同時に、経営に関する問題・課題などに気づけばお客さまにアナウンスし、必要に応じて助言や改善につながるような提案なども毎月、実施していきます。当社は医療関連のお客さまが多いことが特徴ですが、私はそれ以外の一般企業も多く担当しています。それだけに、お客さまの業界・業種の特徴やその商習慣などについて、自分なりに研究し、把握することを意識しています。

もう一つ、私が大切にしているのが、お客さまの立場にたって、何を求められているかを把握するということ。コンサルタントとして、経営に関するアドバイスなどの話はいくらでもできますが、お客さまが本当に知りたいこと、欲しいと思っている情報や提案内容などは、お客さまごとに異なっているものなのです。毎月、コミュニュケーションを図るなかで、そのお客さまの考え方などを理解していき、同じ方向性からより的確なアドバイスができるよう心がけています。

そうしたなか、自分が提案した改善策によって経営的に立ち直ったり、向上したという成果が見えた時は、この仕事をしていてよかったと思いますし、感謝の言葉をいただけると、本当にうれしいですね。別の税理士さんに代わって、当社が関与することになったお客さまを担当した時は、一つひとつ信頼を築くところから始めて、税務上の課題を解決していきました。そして結果的に、健全な経営へと導くことができた経験は、大きな自信になりましたし、そのお客さまは今も担当し、日々、経営のご相談に応じています。入社6年目に入り、業務にも少しずつ自信がついてきた今、目指すは念願の税理士資格の取得。難関を突破し、実現します!
(杉山さん/2018年入社)

学生の方へメッセージ

「何がやりたいか、どんな仕事が合っているかを知るために、アルバイトでもボランティアでも、未経験のことをいくつもやってみることも有効だと思いますよ」(杉山さん)

基礎から学ぶ研修をはじめ、1年間におよぶ教育のおかげで、理系出身でも税務・会計を身につけられました。

税金や経理の仕組みなど、将来的に自分自身にも役立つ知識を身につけられることに惹かれたのと同時に、未知の分野に飛び込んでみたいという興味もあり、今の仕事を選びました。理系出身なので、不安もありましたが、会計事務所には堅苦しいイメージも抱いていたなか、説明会の雰囲気がよく、面接もフレンドリーな感じで、担当者の方とも話しやすくて。こんな方々がいらっしゃる会社なら、働きやすそうだなと感じたことも、当社に惹かれた理由です。その印象は、入社後も変わりませんでした。

専門知識はまったくありませんでしたが、税務・会計の基礎の基礎から学べる研修があり、段階を踏んで仕事を覚えていける仕組みになっているので、自然と覚えられました。研修と同時に記帳処理の補助をしたり、先輩社員に同行して顧客訪問の流れを体験するなど、1年かけてじっくりと学び、2年目から少しずつ、お客を引き継いで独り立ちしていきました。役職者から若手・新人までが所属するチームごとに仕事を進めるスタイルで、わからないことがあってもすぐに聞けるので、1人で悩むことはなかったです。

現在は25件ほどのお客さまを担当し、税務・会計から経営に関するご提案なども行っていますが、業務のなかで私が常に意識しているのは、あいまいな答えはしないということ。お金に関する仕事なので、そこは特に大切になります。まだ3年目と経験も浅く、お客さまからの質問に明確に回答できないこともあります。自分なりの見解は述べたりもしますが、必ず持ち帰って調べ、税理士に確認したうえで、お客さまに再度、回答を行います。この繰り返しをきちんと行うことで、自分自身の引き出しも増えていくんです。

私たちの仕事の一つに、助成金などの申請手続きの代行があります。企業にとってメリットの大きな内容のものもありますが、その存在が意外と知られていないケースが少なくありません。そこで私は、関連する助成金などを積極的に提案するようにしています。その結果、設備の導入で100万円ほどの補助がおりたこともあります。「助かりました、ありがとう」と言っていただけた時は、うれしかったですね。税務上のメリットを出す方法、社員を雇用する際の手続き等々、よりハイスペックな提案ができるようになることが、今の目標です。さらに、学んでいきたいと思っています。
(増子さん/2020年入社)

学生の方へメッセージ

「専攻などにこだわり過ぎることはないと思います。未知の世界でも意外になじめるということもありますし、飛び込んでみなければ始まりません!」(増子さん/2020年入社)

経営者の助けになるという仕事の意義に気づいて入社。知識を身につけ経験を積んで、頼られる存在を目指す。

商業系を学んでいたものの、当初は税務・会計の分野で働こうとは思っていませんでした。ただ、地元・北海道の企業を広く見るなかで当社のことを知った時、ある記憶が蘇ったんです。私は大学4年の時に休学し、留学しました。そのためにアルバイトをしたのが創業したての会社で、ひたむきに事業に取り組む20代後半の社長が、会計や経営のことで悩んでいる姿を間近で見ていました。そして、企業の経営を支えるという当社の事業を知った時、この仕事なら、あの社長のような方を助けられる! と、ピンときたんですね。なんだか、運命を感じた瞬間でした。

税務・会計を専門に学んだわけではなく、資格もなかったので不安もありましたが、身近な先輩をはじめ、周囲の方々がやさしい方ばかりで温かな職場だったからこそ1年間、やってこられたと感じています。研修では、初めて聞く言葉が毎日、出てきました。慣れていくのは少し大変でしたが、その日のうちに復習し、週末にはさらに復習するなど繰り返しながら身につけてきました。同期にも、専門外からきた仲間がおり、ともに励まし合えたことも力になりましたね。

2年目に入り、少しずつお客さまを担当するようになって、責任感も増してきました。今はまだ、上司のチェックを受けながら、毎月の税務処理などを行っている段階ですが、やがてお客さまを引き継ぐことになります。私はもちろん、どきどきですが、お客さまにとっても担当者が変わるというのは、大きなできごと。改めて先輩の姿に学び、細心の配慮をもって取り組んでいきたいと思っています。お客さまに対してはもちろん、社内でも人と話す時には、しっかりと挨拶するなどコミュニケーションの基本も見直していきたいと意識しているところです。

先輩への同行を通して実感しているのは、経営状況などの数字をもとにお客さまのことをしっかり見て、一緒になって事業を支えていく存在だということ。さまざまな相談をされている先輩の姿を目の当たりにして、頼られているということが感じられます。その点、自分が当社の選考を受ける際に考えていた、「経営者の助けになる」というのが間違いではないんだと、確信することができました。まずは、毎月の税務処理などを完璧にできるようになり、そのうえで、私も頼られる存在になっていきたいと思います。
(谷村さん/2022年入社)

学生の方へメッセージ

「今の自分は、過去の経験でできています。自分の転機や、どんな経験をしたかなどを見つめると自分のことがわかり、やりたいことも見えてくると思いますよ」(谷村さん)

企業研究のポイント

企業活動の根幹であり、経営には欠かせない税務・会計には法的に明確なルールが設けられています。それだけに、数多ある会計事務所は規模や売上の差こそあれ、業務的には大きな違いはないという印象を抱いている方もいるかもしれません。もちろん、基本業務はどこも同じですが、会計事務所も一企業であり、企業である以上、それぞれ特色をもっているものです。
 
たとえば当社の話をすると、取引をしている顧客の半数以上が医療機関です。医療法人は、一般の法人とは異なる手続きなどが必要であり、そのノウハウを持っていることを強みとしていますし、北海道の会計事務所のなかでは、大きな特色となっています。歯科医院や小児科医院なら、幼少期から学生時代まで、必ずといっていいほどお世話になっていますし、自分が通っていた病院の税務・会計を担当するかもしれない、といったある種の身近さを感じられるのも当社の業務の特性と言えるかもしれません。

会計事務所の業界は、もともと中途採用で即戦力を補充することが一般的でした。けれども最近は、新卒に目を向けるところも増えています。当社もその流れのなかにありますが、そこで着目してほしいのが社内の教育環境やスキルアップの制度。幅広い知識が求められる分野だけに、しっかりとした研修などが行われていれば安心です。確認ポイントの一つにぜひ、入れておいてください。
(人事担当 福田 敏史)

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「どんな分野、業界の法人などと取引が多いか、コンサルティングなど関連業務を行っているかなど、業務内容を調べ、自分の希望に照らしてみてください」

マイナビ編集部から

吉岡経営センターは、1977年に創業した会計事務所を前身とする吉岡マネジメントグループの一社として、札幌を中心に北海道で事業を展開している。顧客の6割あまりが医療機関であり、取引先のほぼ100%を北海道の企業が占める、道内最大級の会計事務所だ。

会計事務所といえば、税務や企業経営を担うという性格もあり、どちらかと言えば堅苦しいイメージがあるかもしれない。しかし「お客さまに対してスピーディーに良質なサービスを提供するためには協調して仕事をこなす必要があるため、社員同士の仲が良く、風通しがとてもいい。それが自慢です」と人事担当の福田さんは話す。

10年ほど前から新卒の採用に力を入れ、独自の社内教育とともに、先輩・上司など周囲がこぞってサポートし、税務・会計へのプロとして育てていることも特徴だ。分野外の専攻からでもコンサルタントを目指していける環境があることも、今回の取材からうかがうことができた。

会計事務所の業界は今後、大手による吸収合併などが進む淘汰の時代に入っていくといわれる。そんな時代を早くから見据え、吉岡経営センターでは東京、仙台をはじめ道外にもグループ化によって拠点を設け、事業拡大を進めている。

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税金、社会保険、労務など会計事務所で身につけられる知識は、自分自身の人生にも大いに役立つ。そんな仕事の魅力も、吉岡経営センターでは積極的にアピールしている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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