最終更新日:2026/5/20

社会福祉法人県央福祉会

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 幼稚園・保育園
  • 食品
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • 外食・レストラン

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

福利厚生・施設を紹介したい

利用者さんも職員も、ずっと笑顔でいられる場所であり続けるために

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福祉の現場で“続けられる”を実現する環境とは?

神奈川県内で多様な事業所を運営する県央福祉会では、職員が不安なくキャリアアップできるようにさまざまな制度を整備している。ここでは2人の職員の仕事内容とともに、働く環境についても紹介していく。

横内 洋志さん ※写真右
ワークステーション・菜の花 所長
商学部経営学科卒
2006年キャリア入職

浪川 由美さん ※写真左
ワークステーション・菜の花
英文科卒
2024年キャリア入職

費用の補助を受け、働きながら社会福祉士の資格を取得【横内さん】

神奈川県大和市にあるワークステーション・菜の花は、源流をたどれば1990年4月に開所した歴史ある事業所。現在は生活介護事業に特化した通所施設として、主には知的障がいのある利用者さんを受け入れています。利用者さんの特性によってボールペンの組み立てといった軽作業に従事していただいたり、自立課題に携わる場を提供したりするほか、散歩や映画鑑賞、ドライブといった余暇活動を通して楽しいひとときを過ごせるよう支援しています。さらには少数ですが重度心身障がいのある方も受け入れており、食事や排せつ、入浴といった介助にも対応しています。

利用者さんは総勢55名、職員数は非常勤を含めて30名に達しています。私は所長としてこの事業所全体の経営、人材の教育などに携わっています。歴史が長いこの拠点を引き継ぐことにはプレッシャーもあったのですが、職員が気持ちよく仕事ができる環境づくりには注力してきました。トップの立場である私が職員と積極的に言葉を交わし、働きかけていくことで、自然とコミュニケーションの活性化が実現できるように促しています。

今でこそ責任ある立場となった私ですが、元をたどればまったくの福祉未経験での入職でしたから、新人時代は苦労も少なくありませんでした。最初は多機能型事業所に所属していましたが、知的障がいのある方への理解が足りず、どうやって接するべきか試行錯誤を重ねました。私自身、知的障がいのある方は自分の言葉を理解できないと思い込んでしまっていましたが、実際は敏感に相手の言葉を理解されています。利用者さんがパニックになってしまうときも、そのつど明確な理由があるという事実に働きながら気づかされました。

次第にもっと利用者さんへの理解を深めたいとの思いが湧き上がり、働きながら社会福祉士の資格取得を目指しました。通信教育で勉強を重ねましたが、法人の福利厚生で貸付制度があり、受講費用を補助してもらえたのはありがたい限りでした。取得までは約2年の時間を要したものの、合格してからは福祉の歴史や法的根拠を踏まえて仕事に臨めるようになりました。利用者さんのご家族からも専門的な質問を受ける機会も増え、肩書きがあるおかげで自分の可能性が広がっていくのがよくわかりました。

先輩の横顔

アウトドア派だという横内さんは、休日はお子さんと一緒にキャンプに出かけて、自然の中で楽しい時間を過ごしている。通所施設は週末が休みなので予定も立てやすい。

所長として働きやすい環境づくりに力を注ぐ

約6年前には就労継続支援B型事業所「アグリシステム羽沢」の立ち上げに際して、初めて所長に抜擢されました。新しい事業所にもかかわらず、管理者経験が初めての私がマネジメントするのですから、本当に何もかもが手探りの状態でした。利用者さんゼロの状態からのスタートでしたが、看板となる自主製品としてトマトジュースを製造し、地域で広く親しまれるまでに成長できたことは貴重な経験でした。拠点経営には不安もありましたが、法人内でフォローしてくれ、外部研修会に参加する機会にも数多く恵まれました。ただ単に待っているのではなく、“学びたい”という思いを伝えれば、積極的にチャンスを与えてくれるのが当法人の特徴です。

当時の濃密な経験は、ワークステーション・菜の花の運営にも生かされています。歴史がある分、時代にマッチしていないやり方も多く、例えば、過去の書類の整理が行き届いていない面もありました。そこを改善するべくファイリングのやり直しなども進めていますが、職員からも「見やすくなった」と好評を得ています。また、少しでも働きやすい環境づくりのため、年2回は全職員との面談を設け、さまざまな声に耳を傾けるようにもしています。

近年の働き方改革の流れで、法人内のワークライフバランスの充実度も向上し、有給休暇なども取得しやすくなっています。所長である私が休まないと職員が取りにくいですから、率先して取得するよう心がけていますが、職員たちも気兼ねなく余暇を楽しんでくれています。休みと言えば、勤続年数に応じて連続5日間の休暇が取得できるので、10年目のときには土日と挟んで9連休を取得しました。もうじき20年目を迎えることになりますが、また夏季休暇・冬季休暇とは別に連続休暇を取る機会がありますので、のんびりとリフレッシュできればと思っています。

今後も利用者さんが毎日、楽しく通所できる場所作りに尽力する考えです。直近ではコロナ禍でストップしていたお祭りを復活させたのですが、利用者さんの笑顔が心に染みました。もっと多くの笑顔を引き出せるように、積極的に企画を進めていくつもりです。

先輩の横顔

同じ事業所で働く横内さんと浪川さんは、ともに3人のお子さんの子育て中。仕事と家庭の両立支援も手厚いだけに、子育て家庭の職員も安心して挑戦を重ねられている。

障がいのある利用者さんとの繋がりが励みになる。ワークライフバランス面も充実【浪川さん】

以前は別の福祉法人で働いており、主には高齢者のデイサービスにかかわっていました。ただ、その法人で一時期、重度心身障がいのある方の支援に携わる機会があり、私に合っていると思いました。本格的に障がい者福祉に取り組みたいと、転職を考えたことが県央福祉会を目指したきっかけの一つ。また、以前は休みが十分でなかったのが悩みの種でしたが、当法人は年間休日120日超と充実していますので、仕事とプライベートの両立がしやすいことも、入職を決意する後押しとなりました。

以来、ワークステーション・菜の花の一員として、知的障がいや自閉症のある利用者さんの支援を担当しています。私は比較的体が動く利用者さんを担当しており、“刺し子”で布巾を作るといった自主製品の制作をバックアップしています。さらには周辺を一緒に散歩したり、地域の販売店への納品に出かけたりと、事業所の外で活動する機会も少なくありません。ある利用者さんは、外出にお誘いしても作業部屋から出たがらない傾向が見受けられました。そこで、よく話を聞くと作業に責任を持っているから離れたくないのがわかり、モチベーションを持って動けるように促していくと散歩に出る機会が増えました。誰かに認められる嬉しさは、障がいのあるなしに関係ない。そんなことが作業以外の場面でも見えてきました。

転職して1年と数カ月が経ちましたが、実際に休みが多いのは非常にありがたいところです。ワークステーション・菜の花は月2回の土曜活動があるのですが、出勤した人は平日に代休が取れるので余計な心配もありません。チームワークもいいので休みもカバーしあえますし、普段から困ったときの質問がしやすい雰囲気も働く上での安心となっています。

さらなるステップアップのために、今後は社会福祉士の資格取得を考えています。通信教育などの補助がありますので、この機会に是非チャレンジしていきたいですね。プライベートでは子どもが成長して子育てが落ち着きつつあります。自分のための時間をしっかりと使って、キャリアアップに励みたいと思っています。

先輩の横顔

子育てが一段落した浪川さんは、一人の時間を楽しむ余裕ができたという。余暇は映画観賞や読書、美術館巡りなどを楽しむことでリフレッシュしている。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 横内洋志さんが感じる職場の雰囲気
  • 浪川由美さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

■私自身、新卒での就職活動では大変な思いをしました。悩める時間も多かったですが、一生懸命に頑張っている姿を認めてくれる人はどこかに必ず存在します。焦らず、自分のペースで最後まで駆け抜けてください。福祉系の法人の中でも県央福祉会は非常に多様な機能を有しています。入職後、予想していなかった配属ということもあるかもしれませんが、まずは与えられた業務を頑張っていけば多くの発見ができるはずです。さまざまな方向にキャリアが描けるチャンスはしっかりと存在していますので、入職後は目の前の業務に向き合って自分を高めていくことに専念しましょう。
<横内さん>

■県央福祉会は高齢者のデイサービスや保育園、就労継続支援B型事業所など、多岐にわたる事業所を有しています。自分に合ったスタイルの事業所がどこかにあるはずですから、福祉系の中でどんな仕事に携わりたいか、迷っている人にはおすすめの法人だと思います。まったく福祉を勉強した経験がなくとも大丈夫。思いやりの気持ちを大切にしながら、当法人の扉を叩いてください。ちなみに私の一番上の子どもが2026年卒の就活生でした。我が子には特に就職先に口をはさむことはなく、「楽しいと思える仕事が一番だよ」とだけアドバイスしました。今の就活生にも、楽しい場所を探すためにがんばってとメッセージを送りたいですね。
<浪川さん>

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横内さんも浪川さんも、県央福祉会で働くことで自分を成長させることができたと話している。利用者さんに信頼してもらえるのが励みになっているという。

マイナビ編集部から

神奈川県で125拠点を運営する県央福祉会では、障がいのある方向けの事業所を中心に、子どもから高齢者までを対象にした幅広い福祉サービスを展開している。エリアは県内限定となるが、勤務先の選択肢が豊富なので、同法人でキャリアを重ねれば幅広い視点のある福祉のスペシャリストに成長できる環境がある。

取材に応じてくれた横内さんは働きながら社会福祉士資格を取り、浪川さんも今後の取得を視野に入れていると話していた。法人を上げて資格取得を支援していることもあり、2025年3月末の時点で社会福祉士は187、介護福祉士は323人が所属している。福祉系学科出身者だけで構成されている組織ではないにもかかわらず、これだけの有資格者を輩出できているのは、目の前の利用者さんを支えたいとの思いから、職員の一人ひとりがアクティブに自己研鑽し続けている賜物だろう。

勉強に必要な費用については「資格取得貸付制度」を法人で導入しており、「三福祉士」と呼ばれる介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士をはじめ、主要資格には資格取得後の勤務継続で返還費用を免除しているそうだ。さらに、年間120日を超える休日をはじめワークライフバランス面の充実度も光るものがある。県央福祉会ならば自分らしさを失わずに、成長に向かって駆け抜けられると感じた。

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ワークステーション・菜の花では、利用者さんが作ったお菓子なども販売している。地域の店舗で販売することで、利用者さんと地域をつなぐ架け橋になっている。

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