高性能触媒の開発で地球の未来を守る――FC触媒開発センター
大学時代、燃料電池の電極触媒の研究をしていました。その時に知ったのが、田中貴金属が燃料電池触媒で世界トップシェアであること。大学での専門的な知識を思う存分活かせるのではないかと入社を決めました。
現在の開発テーマは、触媒で使うプラチナの使用量を減らすことや、触媒の耐久性の向上です。燃料電池は、水素と酸素の反応によって電気を作り、地球温暖化の要因であるCO2の排出はゼロ、水だけを排出します。また発電効率も高いため、次世代エネルギーの本命と言われています。すでに家庭用燃料電池エネファームや、最近市販された自動車にも燃料電池が搭載されています。ところが、「貴」金属の名のとおり、広く普及すればするほど、埋蔵量が心配になってきます。そこで、高性能を維持しながら、いかにプラチナの使用量を少なくできるかが大きな課題になっています。開発の仕事では、目指す触媒を得るため、試作と評価を繰り返し行い、高性能な触媒の開発に取り組んでいます。
現在は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)に採択された研究プロジェクトのため、共同研究先の大学で触媒開発の仕事を中心に行っています。触媒の作製プロセスなどの検討は、大学の先生方と相談しながら進めていきますが、自分が会社の代表として主体となり、開発を進めるために責任を与えられています。ですから、自分が提案して検討を行い、それが予想どおり、あるいは期待以上に課題解決の一つの糸口になったときは、喜びもひとしおです。
私の学生時代は、燃料電池自動車の値段は1台1億円とされていましたが、今では一般向けに販売されるようになり、普及が期待されています。開発した触媒を搭載した燃料電池自動車が世界中を走るようになれば、地球温暖化防止に貢献できます。地球の未来を守る仕事。そんな想いで取り組んでいます。(T.A)
先輩の仕事にかける想いとは?

- 「高性能触媒の開発に日々挑んでいます。苦闘の連続かもしれませんが、気持ちは“地球の未来を救いたい”」(T.A)
グループの要を担う仕事、貴金属の売買――トレーディング
学生時代は経済学を学び、その知識を活かしたいと当グループに就職しました。最初の配属は、一般のお客様向けの地金販売部門でした。そこで分かったことは“お客様の信頼獲得には豊富な知識を身につけていることが重要”ということ。高額な商品だけに、きちんとした説明も必要です。そこで、新聞からインターネットまで、あらゆるソースを利用し、できるだけ早く情報を収集するように心がけました。また、勉強会に参加するなどの努力も重ねました。そのうち、お客様からの信頼が次第に厚くなってきたことを実感できるように。
それが自信となって仕事がどんどん面白くなり、“もっとマーケットを深く知りたい”との想いがますます強くなってきました。そこで、当時行われた社内公募に手を挙げ、トレーディング部門に異動しました。
トレーディング部門は、当社で発表している貴金属価格の決定や貴金属地金の調達、売買が仕事です。グループ全体の中でも要を担う仕事ですので、責任も重大です。現在、私はシルバーを担当していて、常に最適と判断するタイミングで取引を行っています。市場は24時間開いており、日中は緊張の連続。一瞬たりとも気を抜けません。
“トレーダーはメンタルがタフでなければ務まらない”。そう思われるかもしれませんが、トレーディングの仕方は人によって異なります。また困った時には必要に応じて先輩がカバーに入ってくれますし、互いにサポートし合う良き伝統があります。ですから、大切なのは仕事を好きになれるかどうか。主体的に情報を入手し、主体的に動けるかどうかが重要です。
今後は、プロのプレーヤーとしてさらにレベルアップし、頑張っていこうと考えています。(T.N)
先輩の仕事にかける想いとは?

- 「オンは緊張、オフは水泳や陸上で身体を使いリフレッシュ。トレーディングは奥の深い世界です」(T.N)
「純金積立コツコツ♪♪3,000円からコツコツ♪♪」を通して、お客様の人生を豊かに。
このフレーズのCM(コマーシャル)を聞いて、当グループを知った方も多いでしょう。
提供している商品やサービスのターゲットは誰なのか、ターゲットにどんな価値をどのように伝えるのか、これが広告戦略を立てる第一歩です。
私の仕事は、一般のお客様を対象とした、資産としての地金(金やプラチナのバー)、コイン(金貨やプラチナコイン)、積立商品(毎日、金やプラチナを少しずつ購入するシステム)を、テレビCMや新聞、web等の各種メディアを通して情報発信することです。
事例のひとつに、欧米の文化に「子供や孫の誕生日に金貨を毎年購入し、成人のお祝いとしてプレゼントする」という愛情あふれる習慣があります。この習慣を是非日本のお客様に知ってもらいたいと思い、金貨だけではなく写真もまとめて収納できる専用アルバムを制作し、そのアルバムと合わせて販売することを企画しました。好評だったこと以上に、購入いただいたお客様から「こんな商品を待っていた」との言葉を今でも覚えています。
企画・提案することは簡単ではありませんが、お客様の立場に立って、常にお客様に喜ばれる企画を目指しています。
また、積立商品を利用しているお客様からエピソードや意見を直接いただく機会があります。その際、「純金積立をしていて、本当に良かった」というたくさんの感謝の言葉をいただくと、お客様の人生を豊かにできる今の仕事にとてもやりがいを感じています。
私が当グループに入社を決めた理由は女性が長く安定して働ける会社だと感じたからです。実際入社してみると本社や当部署にも産休・育休、短時間勤務制度を利用しながら、活躍している先輩がたくさんいました。私も将来、ライフステージが変化したときは、仕事と家庭を両立しながら安心して自分のキャリアを積んでいきたいと思います。(S.M)
先輩の仕事にかける想いとは?

- 「オフィスが銀座なのでランチや買い物も楽しんでいます。立地が良いのは嬉しいですね!」 (S.M)