最終更新日:2026/1/19

メタウォーター(株)

  • 上場企業

業種

  • プラント・エンジニアリング
  • 機械
  • 建設
  • 環境・リサイクル

基本情報

本社
東京都

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

全国の水処理施設に総合的なソリューションを提供。多様な学部出身者が活躍中!

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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先輩社員の「学生時代」と「今」をクローズアップ

水・環境プラントの総合エンジニアリングメーカーであるメタウォーター(株)。電機・機械・営業の部門で活躍する先輩社員たちに、学生時代の学びや経験が現在の仕事でどう生きているかについてお話を伺った。

◆ H.T.さん(写真左)
システムソリューション事業本部 首都圏電機技術部 第三グループ
2012年入社/東京電機大学 未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科卒

◆ S.Y.さん(写真右)
環境エンジニアリング事業本部 水環境事業部 水再生技術部 第一グループ
2013年入社/東京工業大学大学院 理工学研究科 機械制御システム専攻修了

◆ K.Y.さん(写真中央)
営業本部 首都圏北部営業部 さいたま営業所
2021年入社/中央大学 経済学部 国際経済学科卒

機電一体型の企業ならではの幅広い業務を経験。全体を見る視野が育まれる【電機・Hさん】

大学ではロボット工学の基礎となる、機械・電気・情報・制御という4分野を幅広く学びました。さまざまな設計を経験したので設計職に就きたいと考え、スケール感があり目に見える成果を感じられそうなプラント設計の会社に注目。大学で釣り部に所属し、川や海に出かけるなかで「東京にも水環境の問題がある」と感じたことから、水処理プラントを手掛ける企業に絞っていきました。最終的に当社に決めたのは、やりたいことをやらせてもらえそうな雰囲気を感じたことと、面接後に忘れ物をして取りに戻った際に社風の良さを感じたことが理由です。

入社後は、下水道プラントの電気設備に関する基本設計の部門でキャリアを積んでいます。基本設計はお客さまと社内各部門をつなぐ役割も担っており、人と接する機会が多いポジションです。接客業のアルバイトで身に付けたコミュニケーション力も役立っており、研究室の実験・実習の際、チームで作業分担や工程管理をしながら課題解決を図った経験値も生かせている実感があります。

これまでで特に印象に残っているのは、入社1年目に先輩と共に関わった東京都の下水道処理設備を、7年目に再び担当できたこと。新人時代とは違う立場で関われたことで、勉強になることが多かったです。新しい設備の導入で難しい局面も多かったのですが、機械担当者と協調して取り組み、完成した際には大きな手応えがありました。

社内に各方面の技術者を擁し、トータルソリューションを提供できることは当社の大きな強み。その分、電機、機械、そして建屋に重量機器を据え付ける上では建築の知識なども必要になります。より専門性の高い詳細設計といった職種もありますが、基本設計はプロジェクトに総合的に関われることが醍醐味。案件を幅広く見たい人には面白い仕事だと思いますね。試運転や最終調整まで立ち会っているので、設置後に安定稼働が始まったときに大きな達成感があります。

3年前からは「性能発注」の案件を多く担当しています。仕様が決まっている「仕様発注」に比べ、民間企業の裁量で決定できる範囲がある分、難度が高くプレッシャーも大きいですが、また違ったやりがいを感じることができます。携わっている中には20年規模の長期案件もありますが、最初の道筋をしっかり立て、後進にしっかり受け継げるような仕事をしていくことが目標です。

それぞれの配属先を紹介!

「電機部門で基本設計を担当。お客さまや他部署との連携を図る機会が多い仕事ということもあって話し好きな先輩が多く、すんなり職場に馴染めました!」(Hさん)

各技術者の意見を結集させる上で、調整力・情報収集力が役立つ【機械・Sさん】

学生時代は、CO2削減に関するテーマを扱う研究室に所属し、二酸化炭素を地中に隔離貯蔵する方法を研究していました。機械系の専攻でプラントエンジニアリングの企業に就職した先輩が多く、話を聞くなかで私自身も興味を持って企業研究を行うように。石油プラントを扱う会社が大半でしたが、調べるなかで当社と出会い、水・環境をテーマにした仕事ができることに魅力を感じて入社を決めました。

水処理は衛生工学の分野なので、大学時代の研究分野と直結してはいませんが、そのあたりの知識は1年間トレーナーの方が丁寧に教えてくださいました。今では教える立場になりましたが、若手社員が相談しやすい雰囲気がある会社だと感じるので、畑違いの方も心配は要らないかと思います。

入社後はずっと日本各地の下水道プラントの設備設計を担っています。それぞれに設置条件は異なり、一つとして同じものはありません。処理場のスペースが限られていたり、人口減を想定して計画する必要があったり、運転を止めずに設備を入れ替えるための制約や基準を把握したりと、毎回さまざまな課題に向き合っています。学生時代に論文を書く際に培った調査スキルや情報収集力は、仕事でも大いに役立っています。

機械設計だけでなく、営業や工事担当者の間に立つ役割も担っているため、立場が違う人の意見をまとめ、調整していく力も不可欠です。簡単ではないですが、私はそうしたことがストレスにならないタイプで、相手の話に耳を傾けながら落としどころを探っていく姿勢を心掛けています。ベテラン技術者の方々も多いので、相手の立場を尊重することも大切にしていますね。学生時代、趣味の一環でサッカーチームのファンをまとめる活動をしていたのですが、その際に幅広い年代の人と関わった経験も生かせている実感があります。

プロジェクトは短くても数年程度かかり、常に複数の案件が並行して動いている状況です。完成すると1カ月前後、現地に出張して設備の試運転を行いますが、現地の方々の顔を見られるので、その際に「人の暮らしに役立つものが作れたかな」というやりがいを感じます。3年前からまた新たな製品を扱っているので、まずはこの製品の知識を強化し、将来的には下水道プラントを総合的に見られる技術者になることが目標です。専門性を強化しながら、課題に応じた提案ができる幅広いスキルを養っていきたいです。

それぞれの配属先を紹介!

「水再生技術部で、全国各地の下水道施設の設備設計を行っています。数年単位のプロジェクトが多く、最終設置まで立ち会えた際は、やりがいもひとしおです」(Sさん)

自治体によって要望や課題は千差万別。柔軟な課題解決力が生きる仕事【営業・Kさん】

学生時代は途上国の経済について学ぶ開発経済のゼミに所属していました。授業の一環で東南アジアの国々を訪問し、現地の水インフラの状況を知ったことで、改めて日本の上下水道の充実ぶりやありがたみを実感。水処理プラントを専門に手掛ける当社であれば、人々の生活に役立つ仕事ができると考え志望しました。できるだけ学生を理解しようとする企業姿勢も印象に残っています。

入社後は埼玉県内の自治体を担当し、お客さまの課題に応じた提案活動をしています。大きな金額の案件を、先方のご要望どおりに完遂できたときは手応えが大きかったですね。また緊急の不具合対応を行った際には、社内での迅速な情報共有に努めました。各部署と連携して復旧対応をした結果、お客さまから「誠実に対応してくれてありがとう」という言葉をいただけたことがうれしかったです。自治体や担当者さまによっても考え方は異なるので、柔軟に最善策を考える課題解決力が求められ、学生時代に個別指導塾でアルバイトをした際に、生徒一人ひとりの課題に工夫して対応した経験が役立っている実感があります。

3年間いろいろな施設の修繕計画に携わるなかでは、スケジュールを逆算しながら「今何をすべきか」を考えて動くスキルも身についてきました。わからないことはその都度、直属の先輩やサービス・技術部門の方々に聞きながら進めていますが、自分なりの仮説を立ててから質問する姿勢を心掛けています。

お客さまの要望を満たす提案や対応をするには「周囲を巻き込む力」が最重要。技術やサービスの部署の人たちを巻き込む力はまだまだ足りない実感があるので、できるだけ浄水場や処理場にある現場事務所にも足を運び、コミュニケーションを増やすことも意識しています。行く先々のサテライトオフィスで効率よく動けることも、営業としてはありがたいです。働き方の自由度が高く、より良くしていこうという気運もあるので、最近は社員の働きやすさを支える仕事にも興味を持っています。

新規のお客さまへのソリューション提案も少しずつ経験させてもらっているので、県の下水道局との接点を増やし、計画立案者の方の視点や考えも学ばせていただきたいと考えています。今後も引き続き誠実な対応をしていくこと、そして依頼された仕事だけでなく、長期的な視点から能動的に提案ができるようになることが目標です。

それぞれの配属先を紹介!

「営業部も、水の安定供給に対して強い使命感を持っています。自治体のお客さまとのやりとりが多いこともあり、誠実で落ち着いた雰囲気の先輩が多いですね」(Kさん)

企業研究のポイント

企業研究では「サイトからの情報収集」と「先輩社員やOBに話を聞く」という両輪の行動を心掛け、やりたい仕事のイメージと照らし合わせていくと良いと思います。当社の電機部門はいろいろな出身学科の先輩が集まっており、制御や情報も含めた幅広い領域に関われます。早ければ1年目からプロジェクトに携われるので、若いうちから自由度高く挑戦したい人にも面白い会社だと思います。
(Hさん)

企業研究で悩んだ際は、一度立ち止まって「自分が大切にしたい生き方」を考えてみるのがおすすめです。私は面接の時期に一度風邪で寝込み、その際に「海外ではなく日本で、仕事以外の時間も大切にして生きていきたい」という気持ちを再確認しました。プラントエンジニアリング業界は海外事業がメインの会社が多いので、国内事業がメインの当社は職場環境が自分に合っていると感じ、志望する最終的な決め手になりました。
(Sさん)

企業研究で大切なのは、自分の軸を見つけること。私は「人々の安心安全な生活を支える仕事」を軸にしていたので、そういった仕事に関われていることが今現在もモチベーションになっています。また当社には管理職や育児中の社員の話を聞ける座談会があったり、他部署の先輩とランチをしたりと、女性社員同士の交流や情報交換の場が定期的にあります。多様なロールモデルに接することができるので、先々の安心材料になると思います。
(Kさん)

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水関連のプラントを作るために必要な全ての部門が社内にあることが同社の特徴。人と関わる仕事もあれば、コツコツと専門性を極める仕事もあり、多様な活躍が可能だ。

マイナビ編集部から

日本ガイシと富士電機が合併し、2008年に誕生したメタウォーター(株)。日本全国の自治体と連携し、水処理プラントの設計や維持管理・運営業務を担っている業界大手の企業だ。2社から技術や取引先のネットワークを引き継いでいるため設立年は新しいが、しっかりとした事業基盤と社内制度を有している。売り上げの9割を国内市場が占めているが、近年は海外での需要も伸びており、今後は欧州・北米を中心とした海外進出も強化していく方針だという。

取材で特に印象に残ったのは「水道を絶対に止めないという意識を持って取り組んでいる」という言葉。日本にはいつでもどこでも快適に水道が利用できる環境があるが、彼らのように、縁の下の力持ちとして日々尽力している人たちがいてこその恩恵なのだと再認識させられた。そうした使命感に共感できる人であれば、同社にはさまざまな職種があるため、出身学部を問わず自分に合ったポジションを見つけられるはずだ。

技術部隊は東京・大阪・名古屋の大都市拠点に集合しており、特定の地域に根差して働けることも同社の特徴。営業職に関しては転勤の可能性があるそうだが、年齢に応じて希望物件の家賃の6~9割を会社が負担するなど、手厚い福利厚生制度が整っている。育児休暇制度やテレワーク・フレックスタイム制度なども現場レベルで柔軟に活用されており、ワーク・ライフ・バランス重視派も安心して飛び込める企業だと感じた。

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同社は業界トップクラスの売り上げを誇る。同社が何らかの形で関わった水を利用しているのは国内全世帯の約半数に上るそうで、学生の皆さんにも身近な存在といえるだろう。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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