最終更新日:2026/1/23

日東メディック(株)

業種

  • 薬品
  • 化学
  • 化粧品
  • プラント・エンジニアリング
  • 食品

基本情報

本社
富山県

取材情報

経営者の視点

参入障壁の高い点眼剤技術に特化した製薬メーカーとして、安定性は抜群です!

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社員の自由なアイデアで、市場にないものを開発

今回は、専務取締役の中井さんにインタビュー。事業内容や強み、企業理念、働く環境、製薬業界の現状や同社の展望についてなどたっぷりと語っていただきました。

●中井 俊輔(専務取締役 研究開発本部/信頼性保証本部/サプライチェーンマネジメント本部 本部長 ※取材当時の役職)

医薬品の研究開発から製造・販売までを行う製薬会社として

当社は点眼剤や眼軟膏剤など眼科領域を中心に、点鼻剤や皮膚の外用剤など医薬品の研究開発から製造・販売までを行う製薬会社です。眼科領域では自社の製品を販売する「製造販売」と、60社以上のメーカーからの「受託製造」という2つの事業を主軸としています。とくに無菌製剤である点眼剤の製造には高いテクニックやノウハウが求められるため、参入障壁の高い分野であると自負しています。また、米国食品医薬品衛生局(FDA)の製造所許認可取得実績がある第3製剤棟など世界レベルに準拠した設備を取り揃えた環境で、より高品質な医薬品を低コストで供給しています。現在は、製造販売と受託製造を合わせて年間1億本もの点眼剤を製造。ドラッグストアに並ぶ多くの一般用目薬を当社で製造しています。そのため、きっと皆さんも当社で製造した目薬などを一度は手にしたことがあるのではないでしょうか。

参入障壁の高い点眼剤の製造により盤石な経営基盤を確立していますが、そこにあぐらをかくことなく、2023年には皮膚科領域の製品ラインナップの充実をめざして自社の生産ラインを新たに稼働しました。点眼剤同様、開発から製造、販売までの一貫体制を整えています。中でも当社が開発した医療用医薬品で泡状の皮膚保湿剤が好評で、売上に大きく貢献しています。従来は液剤でしたが、社員のアイデアにより液だれしにくく広い範囲に塗りやすい泡タイプの処方を設計。このように、常識にとらわれることなく市場にないものを自由に開発できるチャンスがあることも、当社の強みの一つです。

「日東メディック」の魅力

「産休育休の取得率も高く、取得後の復職率は100%。この数字に働きやすさが表れていると感じています。ワークライフバランスが実現できる環境ですよ!」(中井さん)

職場環境の整備に注力し、ワークライフバランスを実現

自由で質の高い開発力を支えているのは、経営陣を含む全社員による密なコミュニケーションです。営業部門と開発部門は月に一度会議を行い、市場ニーズなど情報を交換。ほかにも営業会議には社長を含め経営陣が参加するなど、横のつながりの強化に取り組んでいます。当社は企業理念の一つに「高品質な点眼薬製造・販売のスペシャリストとして、人々の健康に貢献すると共に、社会的に存在価値のある会社をめざす。」を掲げ、高品質な医薬品を低コストで安定供給できるように努めています。それは、家族や自分の子どもにも安心して使ってもらえる製品であるということ。実際に、私の子どもにも自信を持って当社の点眼剤を使ってもらっています。

そんな当社を支える社員たちは、真面目で穏やかな人ばかり。入社後は約1カ月間の新入社員研修やメンターによるOJTなどで、スキルの習得をサポートしています。さらに階層別の研修も手厚く、一人ひとりが自分の意見や考えを持ったうえで主体的に行動する力を発揮しているのが特徴です。また、それぞれが思い描くキャリアを実現するため、異動の希望や今後のキャリアを申請できる制度も導入。2023年度より3年連続で給与水準の引き上げ(ベースアップ)と新卒初任給の引き上げを実施し、今後も継続して行う予定です。ほかにも年間休日の増加や、1時間単位で有給休暇が取得できる制度を導入したりと、社員からの声を吸い上げてワークライフバランスの実現をサポートしています。社員の安全も第一に考え、設備への投資は惜しみません。工場はもちろん、研究開発室や試験室、駐車場から本社への導線に至るまで、危険を伴う場所があればすぐに改善。今後も社員一人ひとりの声へ耳を傾け、職場環境の整備に注力していきます。

「日東メディック」の魅力

富山平野を見晴らす丘陵地に広がる本社工場は、東京ドーム2個分の敷地に3つの製剤棟を完備。富山県発の製薬メーカーとして、グローバルにビジネスを展開する。

富山県発のグローバル製薬メーカーとして成長し続ける

さまざまな業界で品質の不正問題などが取り沙汰され、さらには過渡期を迎えている製薬業界において、ここ数年は制度の見直しが目白押しです。その中で生き残るためには、メガファーマであるか、またはニッチマーケットに対応するスペシャリティーファーマであることが求められます。当社は点眼剤や眼軟膏剤など眼科領域の医薬品に特化したスペシャリティーファーマとして、今後も点眼剤の技術を深掘りしながら、外用剤の製造拡大を考えています。さらに米国食品医薬品衛生局(FDA)の製造所許認可取得実績を生かし、ASEANを中心に海外への進出も加速。グローバル製薬メーカーへと成長し、高品質な点眼剤のニーズが高い現地の人々の健康にも大きく貢献できるよう事業を展開する計画を立てています。もちろん新薬やバイオシミラー(すでに新薬として承認された先行バイオ医薬品と同等の品質を有する医薬品)の開発にもチャレンジし、世の中になくてはならない会社として存在価値を高めていきます。

そのためには引き続き設備投資を積極的に行いながら、社員一丸となってさまざまなご要望に対してスピーディーかつ柔軟に対応いたします。そして社員一人ひとりがチャレンジ精神を持つ当社の風土を今後も継承し、世界中の瞳を守る富山県発のグローバル製薬メーカーとして社会に必要とされる企業=essential companyであり続けることをめざしていきたいと考えています。

「日東メディック」の魅力

世界レベルに準拠した設備を取り揃えることで、高度な品質保証体制を実現。製造のスペシャリストとして、全スタッフが高い使命感で仕事に取り組んでいる。

企業研究のポイント

景気に左右されづらく安定した製薬業界ですが、過渡期を迎えているため各企業が生き残りをかけてさまざまな戦略を加速させています。製薬業界に限らずですが、企業研究をする際は会社の表面的な情報を調べるだけでなく、周囲を取り巻く環境とその変化も深掘りしてください。また、イメージや先入観に惑わされることなくアンテナを広く張り巡らせると、より有意義な企業研究ができると思います。

当社は点眼剤技術に特化した製薬メーカーとして、安定性は抜群です。その理由は、無菌製剤である点眼剤の製造には豊富なノウハウや知見が求められるだけでなく、設備もたいへん高価で維持管理にも相当のコストを要するためです。つまり、参入障壁が高いニッチな分野なのです。ぜひ仕事体験に参加して、そんな当社の強みを肌で体感してください。本格的な体験や先輩社員との交流などで、職場のリアルな雰囲気を知ることができる機会です。若手社員には「なぜ入社したのか」「入社前後のギャップはあるか」など、感じた疑問を率直に聞いてみてください。

(専務取締役 中井 俊輔 ※取材当時の役職)

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点眼剤など目にかかわる医薬品を中心に、研究開発から製造・販売までを行う同社。高い技術力を糧に、自社製品の製造販売と受託製造で成長を続けている。

マイナビ編集部から

薬の開発・製造で多くの人々に貢献する製薬業界は、やりがいのある仕事だということは言わずもがなであるが、その中でも「日東メディック(株)」は眼にかかわる医薬品に特化したスペシャリティーファーマとして、自社の製品を販売する「製造販売」と60社以上のメーカーからの「受託製造」に取り組んでいる。製造販売と受託製造を合わせて年間1億本にものぼる点眼剤を製造しているため、祖父母など家族が実際に使用していることもあるだろう。今回インタビューに応えてくれた専務取締役の中井さん(※取材当時の役職)が「ドラッグストアに当社で製造した製品が並んでいるのを見かけると、やはりうれしいですね」と語ってくれたその表情が印象的であった。

高度な製造技術と世界基準の品質管理で製造された点眼剤を、ASEANを中心に輸出する同社。海外事業の専門部署も設置し、各国の点眼市場の調査や現地パートナー企業との交渉が行われている。富山県から日本各地へ、さらには世界各国へ高品質な医薬品の供給体制を構築する同社は、製薬業界においてその存在価値を高め続けることができるであろうと強く感じられた取材であった。

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工場内の整備環境について、社内でしっかりとチェックするのはもちろんのこと、社外の視察も入るなど外部の目に触れることで品質の維持向上に対して尽力している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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