最終更新日:2025/6/1

社会福祉法人足羽福祉会

業種

  • 福祉サービス
  • 幼稚園・保育園

基本情報

本社
福井県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

「福祉」をもっと身近に─リ・ブランディングも実施し、情報発信を続けています!

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「福祉」がもっと身近になるように─仕事に前向きな私たちです

子どもや障がい者・高齢者向けと様々な福祉サービスを展開しており、多様な経験が職員のスキルアップにつながることが、足羽福祉会らしさ。福祉業界全体のイメージアップにも熱心な私たちの仕事ぶりをお伝えします!

「赤ちゃんからお年寄りまで」安心できる総合福祉施設として、福井県内に2の福祉事業所を有する足羽福祉会。近年、リ・ブランディングにより「共に生きている。それがふつうの世の中に」をビジョンとして掲げるなど、積極的に情報発信を行っています。ロゴやシンボルマークも誰もがイメージができ、かつ読みやすい表記に一新しています。
ここで身近な福祉を追求して働く3名の職員に、仕事への思いややりがいを語っていただきました。
★渡辺茉奈/足羽利生苑/2017年入社
★渡辺剛範/足羽更生園/2020年入社
★小倉実紅/フレンズどれみ/2020年入社

温かなサポートのもとで育休から復職し、ご高齢の利用者様との関わりを通じて日々、新たな学びを得る。

私は介護老人福祉施設「足羽利生苑」で介護の仕事に就いています。この仕事を目指した最初のきっかけは母でした。母は介護福祉士で、仕事について話す様子がいつも楽しそうだったため、興味を持ったのです。また私は昔からおばあちゃん子で、お年寄りと過ごすのが好きでした。介護福祉士の資格取得を目指せる学校に進学し、複数の施設での実習経験を経て、足羽福祉会への就職を決意。施設自体の居心地の良さに加えて、職員同士の間柄が良さそうで、私にとって「いちばん良いな」と感じられたのが足羽福祉会だったからです。

介護は『人対人』の仕事。利用者様と向き合い、利用者様のご要望に添った生活支援を心がけています。とは言え、認知症の方など意思の疎通が難しいケースでは、利用者様が何を考え、何を望んでいるのかがすぐにはわからず、苦労することもあります。それだけに、笑顔になっていただけるような介護ができたときは、喜びもひとしお。また、仕事自体が勉強の機会そのもので、日々教科書だけではわからない新しい発見があり、成長していくことができます。

私は入社2年目に結婚し、現在、3人の子育て中でもあります。最初に職場に妊娠を伝える際は、実は少し不安もありました。ですが、職場のみなさんが心から「おめでとう!」と喜んでくれて、嬉しかったです。育休からの復職の際も、子どもの急な体調不良で共に働く人たちに負担をおかけするかも…という不安を口にすると、先輩たちが「いいよ!私たちも昔はそうだったんだから」と励ましてくださり、心強かったですね。昨年、3度目の育休から復職を果たし、まだ周囲にサポートしていただくこともありますが、将来は、私が「次の人を支えよう」と決めています。

新人の頃、わからないことは先輩や上司に一つひとつ教わっていました。今では新人からの相談を受ける先輩の立場に。「この利用者様の食事ケアはこのように」など具体的に指導するのと同時に、できる限り情報を共有し、利用者それぞれにベストな介護を追求しています。利用者様ご本人や、面会にいらしたご家族に「ありがとう」と言っていただけるのが、心から嬉しいです。

いつも職員同士が支え合い、利用者様と向き合う温かなこの職場が私は大好き。ずっと現場で介護に携わり、利用者様にとってのいちばんの環境づくりを目指します!
(渡辺茉奈/足羽利生苑)

学生時代にこそ、経験しておくと良いと思うこと

できれば、多種多様な現場を訪ねてみてください。それまで自分が持っていた「型にはまったイメージ」以上のことを、きっと確かめられるはず!(渡辺茉奈)

事業所間異動で2つの初めてを経験。異動の経験は今後のさらなる活躍につなげていく。

高校の時は将来の夢や仕事など、具体的なイメージがわいていませんでした。そんな時、保育園業務に携わる知人から保育園のことを聞き、興味がわいたので専門学校へ進学。そのまま保育士になる予定でしたが、ボランティア活動で当法人の児童福祉や障害者福祉の施設に行く機会があり、保育以外の幅広い福祉サービスへの関心が高まり、入職を決めました。

最初の配属先は、福祉型障害児入所施設「足羽学園」でした。保育を学んだといっても、障がいのある子どもと接するのは初めてで、未知の世界。分からないことも多く、仕事をしながら学ぶ忙しい日々でしたが、新しいことを学ぶのは楽しいし、分からないことは先輩方が丁寧に教えてくれます。職員間の人間関係も良かったので忙しいながらも充実していました。もちろん、子ども達とのふれあいや成長を間近で感じられる喜びが、この仕事の醍醐味であることも実感できました。

そして昨年、現在勤務する障害者支援施設「足羽更生園」へ異動。こちらの利用者は障がいのある大人です。子どもなら自分の人生を多少、参考にできますが、大半が年上の方。どのような人生を歩んできたのか分からないことが多く、体力・腕力共に強いので、子どもと触れ合うような感覚で仕事をするわけにはいきません。戸惑いながらも利用者さんの生活や活動の介助を繰り返すことで仕事に慣れ、学びも増え、今ではスムーズになりました。夜勤も多いですがその分、給料にしっかり反映されているのでやりがいもあります。

2つの事業所では初めて経験することが多かったので当然、失敗もありました。しかし、先輩方に何でも相談できる恵まれた環境、丁寧で分かりやすいアドバイス・フォローのおかげで、今も続けられています。さらに、経験や学びはすべて自分の知識や財産です。いくつもの事業所を持つ当法人だからこそいろいろな経験ができるし、それを生かせる環境もある。そういった意味では、常にスキルアップできる恵まれた職場環境でもあります。

今、目指していることはスキルアップ、スタッフからミドルスタッフへの昇格です。そのためには先輩のようなテキパキとした動きをはじめ、内容を見極めて迅速に優先順位を付け、効率よく仕事を進められるようになることです。今後、法人内のどの事業所でも活躍していけるように、現場での経験と介護福祉の勉強を続けていきます。
(渡辺剛範/足羽更生園)

学生時代にこそ、経験しておくと良いと思うこと

思い切った遊びはもちろん、アルバイトはコミュニケーション能力を向上させる意味でも良いと思います。それにお金の貯め方や使い方も勉強になります。(渡辺剛範)

「ありがとう」が飛び交う職場と先輩の支えで失敗が怖くなくなり、やってみたいことが増えた。

短期大学の実習先だった当法人で、障がい児とふれあいました。当時幼児教育を学び、保育園で働きたいという気持ちが、「障がい児の力になりたい、ここで働きたい!」に一変。職員間で「ありがとう!」が飛び交う素敵な雰囲気もここを選んだ決め手です。

現在、勤務する放課後等デイサービス事業所「フレンズどれみ」は、私が入社してすぐの5月開所で、そこに合わせて配属されました。子ども達のお迎えや身支度、宿題など様々な支援やコミュニケーションが主な業務です。幼児保育を学んだとはいえ障がい児は初めて。最初はどうしていいのかわからず、おどおどして、失敗を怖がるあまりできないことばかり。一時期は落ち込んで帰宅する日々が続きました。そんな私を見た先輩方は、「失敗しても大丈夫!何でもやってみて、“支援の引き出し”を増やしていこうよ!」とアドバイスしてくれたのです。負けず嫌いな私は先輩のその言葉に「悔しい!それなら何でもやってみよう!」と奮起することができたのです。すると、今までの失敗への怖れは小さくなり、逆に何でもやってみたくなりました。次第に失敗しても冷静な対応がとれるようになり、気持ちにも余裕が持てるようになりました。分からないことには丁寧な指導があるし、失敗や迷うことがあれば、先輩方が一緒になって考えてくれる。それらすべてが心強く、恵まれた環境で仕事ができていると実感しているところです。そうするうちに支援の引き出しが増えていったのは言うまでもありません。

入社3年を過ぎて、先輩方の仕事ぶりを参考にしながら、自分ができること、やりたいことを精一杯頑張っている今。これからも子ども達のためにワクワクすることを考えていき、何でも実行して、子ども達を楽しませたいと思っています。時には突然、思いついたことをやってしまうこともあります。それくらい、やりたいことが次から次へと出てきます。そんな私の考え方や姿勢に対して、先輩方が全面協力&応援してくれるのも本当に嬉しいし、心強いです。入社前、実習時の「ありがとう!が飛び交う職場」は、今も同じです。そんな環境の中で支援の引き出しを増やしながら、元気で楽しい、笑顔のたえない日々を過ごしています。そうすることで自身も成長でき、私を支えてくれている先輩にも近づいていきたいです。
(小倉実紅/フレンズどれみ)

学生時代にこそ、経験しておくと良いと思うこと

アルバイトでは「人に質問する」「質問前に自分で考える」「周囲や相手のタイミングを計りながら質問する」など多くの学びがあり、視野や思考も広がります。(小倉実紅)

企業研究のポイント

企業研究というと自分で調べたり、友人同士で情報交換したり、インターンシップに参加するなど、いろいろな方法があります。それらも大切ですが、まずは「自分が大切にしたいこと」「仕事において譲れないこと」を言語化してみてください。言語化することで頭の中だけで考えていたことがまとまり、自分を客観的に見れたり、自己分析できます。そうした分析をもとに自分に合った業界や職種のインターンシップなどに行くといいでしょう。その中で「自分が大切にしたいこと」「仕事において譲れないこと」ができる環境かどうか絞り込み、最終的に残ったところが自分に合う企業になると思います。考えて、言語化して、体験することで「軸」が出来あがり、無駄のない企業研究ができるはずです。

また、インターンシップは職場の雰囲気を知る良い機会ですが、少し視点を変えて観察することも大切です。インターンシップではどうしても自分に対する企業側の対応を重視しがちですが、職員同士の関係性も見てみましょう。同僚、あるいは上司・部下、それぞれの関係性はどうなのか、職場の雰囲気は自分の肌感にあっているかなど、将来、自分のキャリアを伸ばせる環境かどうか職場全体を広く見ることを忘れないようにしましょう。
(丹代 翔/法人本部経営企画課 人事担当)

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あすわの魅力は「つながり」と「暖かさ」。利用者様だけでなく、職員に対しても暖かい職場です。

マイナビ編集部から

創業から60年近い歴史を持ち、福井県内では広く知られた存在となっている足羽福祉会。にもかかわらず2023年4月、地元の福井新聞に全面広告を出稿した。根底にあったのは、「福祉のイメージを変えたい」という思いだ。

「暗い」「つらい」など、現代社会において福祉業界はまだまだマイナスイメージが先行しがちではある。その中で「この状況を変えたい」「福祉職の魅力をもっと知ってほしい!」という強い思いが、同法人の本格的なリ・ブランディングの原点となったのだという。新たに現状と今後の方向性に即したパーパス・ミッション・ビジョンを完成させるとともに、新聞広告でのPRやCM展開を開始。複数のバージョンを作成し、多様な視点から福祉の今と未来を多くの人に発信している。

このように一歩先を行く発想と行動力を備えているのが”あすわらしさ”だと、取材を通して改めて感じた。一般の人への働きかけだけではなく、公式HPその他での情報発信で福祉業界に向けても意識の変革を促している。また、職員一人ひとりの”働きやすさ”にもいち早く着目。育児時短勤務を従来の小学1年生までから、子どもが小学3年生になるまでに拡充。勤務時間帯についても、よりその人らしく働けるよう制度を改めている。
働きやすさ求める人や希望をもって働きたい人にとって、最適な職場のひとつが足羽福祉会であることは間違いない。

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安心して働き続けられる環境があるからこそ、互いを尊重し合い、仕事を通しての自己成長を図れるのだと笑顔で語る職員のみなさん。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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