企業研究というと自分で調べたり、友人同士で情報交換したり、インターンシップに参加するなど、いろいろな方法があります。それらも大切ですが、まずは「自分が大切にしたいこと」「仕事において譲れないこと」を言語化してみてください。言語化することで頭の中だけで考えていたことがまとまり、自分を客観的に見れたり、自己分析できます。そうした分析をもとに自分に合った業界や職種のインターンシップなどに行くといいでしょう。その中で「自分が大切にしたいこと」「仕事において譲れないこと」ができる環境かどうか絞り込み、最終的に残ったところが自分に合う企業になると思います。考えて、言語化して、体験することで「軸」が出来あがり、無駄のない企業研究ができるはずです。
また、インターンシップは職場の雰囲気を知る良い機会ですが、少し視点を変えて観察することも大切です。インターンシップではどうしても自分に対する企業側の対応を重視しがちですが、職員同士の関係性も見てみましょう。同僚、あるいは上司・部下、それぞれの関係性はどうなのか、職場の雰囲気は自分の肌感にあっているかなど、将来、自分のキャリアを伸ばせる環境かどうか職場全体を広く見ることを忘れないようにしましょう。
(丹代 翔/法人本部経営企画課 人事担当)