最終更新日:2025/6/2

SCSKニアショアシステムズ(株)

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • インターネット関連
  • 通信・インフラ
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

地域に根ざしながら、大都市圏の案件を動かす中心メンバーへ。

  • 数学・情報系 専攻の先輩

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若手にさまざまなチャンスが訪れる企業で、想像を超える成長を!

「宮崎で働きながら、大都市圏の仕事がしたい」と同社に入社。他社では味わえない刺激を受けながら成長できたと話す山口さんに、入社から現在までのキャリア変遷についてインタビュー。

宮崎第一開発部 第一開発課
山口 紘平
2015年入社/工学部情報システム工学科卒業

地域に根ざしながら、大都市圏で最先端の開発に携われるチャンス。

生まれも育ちも宮崎の私は、人の温かみや過ごしやすい気候、おいしい食べ物など、暮らしやすい宮崎を離れることなく働きたいと企業研究を進めていました。同時に、学生時代に学んだ情報系の知識を活かし、首都圏の人たちと同じレベルの仕事ができる環境があればと考えていたところ、当社と出会いました。

高校時代から情報系で学んできたこともあり、入社前は自信に満ち溢れていました。しかしながら、まったく未経験からスタートしたという1つ年上の先輩が仕事する姿を見て、知識量も技術力も大きな差があることを知り、自信をなくしたのを覚えています。ただ、文系出身のメンバーを含め、新人研修が手厚く、時間を掛けて丁寧に教わることができましたし、配属先でもOJTというカタチで先輩が隣についてくれ、優しくフォローしてもらえるなど、大きな安心感がありました。自分なりに努力した部分もありますが、先輩たちのフォローが心の支えとなり、仕事に取り組むことができたと思います。

転機が訪れたのは、入社3年目。SCSKで新しく開発されるERPシステムのプロジェクトメンバーとして東京のSCSKへ出向する機会をいただきました。当時の私は、まだ育成段階。知識や技術、メンタル的な部分に関しても足りないことばかりだったと思いますが、成長につながるだろうと自ら手を挙げました。その経験で大きく変化できたのは、マインドの部分です。もともと、宮崎でずっと働き続けたいと入社した私でしたが、同じ環境でずっと働いていると、「知らない世界を見てみたい」「開発最前線を体験してみたい」という想いが湧いてきました。東京に出てみると、社内研修が頻繁にあり、最新情報も早い段階でまわってくるなど、仕事に対する意識やモチベーション、熱量の高さを実感。多くの刺激を受け、成長できたと感じています。

当時、親会社のプロジェクトに地方のメンバーがアサインされる機会は稀で、会社としてもはじめての取り組みだったそうです。それでも、上司から話をいただいた時、やってみたいと手を挙げて本当に良かったと感じています。東京で開発の上流から携わることができたことで、宮崎に帰ってからもスムーズに業務を進めることができました。システムを知る者として、受けた質問に回答するなど、仕事のやりがいを感じるとともに、頼りにされていることでモチベーションが高まり、自分の自信につながりましたね。

先輩の仕事場拝見

「多くの企業が利用するシステムを動かしているため、責任は大きなもの。それだけに、新たなシステムをリリースする瞬間は、喜びより安堵感の方が強いです」と山口さん。

若手にチャンスがまわってくる、チャレンジを応援してくれる会社。

宮崎に戻り2年が過ぎた頃、上司から「ERPパッケージを刷新するプロジェクトで、ERPスキルを持ちマネジメントができる人材が必要」と、再度、東京への出向の話をいただきました。ゆくゆくは、その案件を宮崎に持ち帰り、システムの保守まで手掛けることも大きな目標でしたので「やらせてください」と二つ返事で引き受けました。すでに開発が進んでおり途中参加でしたが、数カ月後にはプロジェクトリーダーに抜擢されることになりました。

プロジェクトリーダーになり、メンバーを動かしながら全体をマネジメントする大役にプレッシャーを感じつつも、何とか期待に応えようと日々精一杯過ごしていました。親会社も含め、当社の魅力はチャレンジしたいと手を挙げたことに対し、周囲がしっかりサポートしてくれる環境があることです。自分なりに進みたい道を示せば、それに対してチャレンジできる機会が与えられるため、後は思い切って飛び込んでいくだけ。海外からプロジェクトに参画するオフショアのメンバーを含め、幅広い人と交流しながらプロジェクトを進めました。

とはいえ、最初の頃は苦労の連続でしたね。ほかのプロジェクトリーダーに比べると、状況報告の際の情報量が不足していたり、順序立てて伝えられていなかったり、報告の仕方一つを見ても先輩方との違いを感じました。周囲の先輩や上司からのアドバイスやフォローをいただくことで、一つひとつ課題をクリアすることができたと思います。以前は、個人の能力や仕事量に制限を感じていましたが、メンバーの協力を受けながらやりたいことの範囲を広げることができるようにもなりました。何より、プロジェクトリーダーになり変化したのは、人に興味を持つようになったことです。人に興味を持つことで、自分に返ってくることも多く、人と人のコミュニケーションをさらに大切に考えるようになりました。

新規開発案件の保守を宮崎に持ち帰るため、開発から携わることができる当社の環境は、とても貴重だと感じます。特に今、私たちが携わっているのは、システムの基盤となるベース部分。それだけに、少しのミスが多くの影響を及ぼすという責任感もついてまわりますが、いいモノづくり、保守をすれば、多くの人にメリットを提供できます。約6,600社導入実績があるERPシステムの保守を支えているというやりがいを感じることができています。

先輩の仕事場拝見

取引先は、誰もが知る大手企業が中心。大都市圏で獲得した案件を地方に振り分けることで、業界内でも高い品質とスピードある対応ができるニアショア開発を実現している。

ライフプランを自分で選択し、プライベートまで充実できる環境が魅力。

学生時代は、「宮崎から一歩も出ないぞ!」という勢いで入社しましたが、私の場合は働く中で考えが変わりました。もちろん、人それぞれ価値観は違うので、宮崎から出ることなく大都市圏の仕事に携わり、自己成長やスキルアップしていける環境も用意されています。私の場合でいえば、期間限定で東京に出向き、開発の上流段階からプロジェクトに参加できたことで、実に多くのことを学べたと感じています。地方にいても学べることが多く、チャンスがあれば首都圏の開発に携わることもできる――その選択肢を自分で持てる環境があるのも当社の良さではないでしょうか。

入社から10年、長く働き続けられているのは、チャレンジできる環境があるからです。風通しの良さも大きな魅力ですね。自分が思っていることを素直に伝えられない雰囲気は一切ありません。例え、周囲の人と反対意見だったとしても、自分の考えを伝えられる会社だけに、一人でため込むこともありません。それがまたチャレンジしやすい企業風土につながっていると思います。それぞれが自由に発言でき、その意見を会社が真摯に受け止めてくれ、変えていこう、進化していこうとしてくれる会社です。

一方で、「ワーク・ライフ・ハピネス」をテーマに、仕事もプライベートも大事にしようという当社では、オンオフの充実をめざすことができます。残業についても、増えている人がいたとしたら、すぐに上司が調整するなど、個々にプライベートの時間を確保できるよう動いてもらえます。有給の消化率も非常に高く、みんなほぼ付与された有給を消化できていると思いますね。休みたいところで休めるよう配慮してもらえるため、プライベートの予定も立てやすく、私も土日と合わせて連休にして旅行を楽しむなどしています。日曜日に県外で好きなアーティストのライブがある時でも、月曜を休みにしてゆっくり楽しむことができますし、大切な人と過ごす時間をしっかり取ることができています。

今後の目標は、さらに大規模なプロジェクトを動かせるようなスキルを身につけることです。会社の事業拡大に貢献するためにも、より多くのメンバーをマネジメントできるようになりたいですね。メンバーの育成が業務拡大につながると思うので、育成にも力を入れつつ、業界全体でAI活用が進む今、私たちも積極的に取り組みたいと考えています。

先輩の仕事場拝見

「エンジニアの仕事には文章力などの文系的な能力が必要な業務もあり、先輩たちは文系理系関係なく活躍しています」と山口さん。自分の得意分野を伸ばせる会社だと話す。

企業研究のポイント

学生の皆さんに伝えたいのは、企業研究をする際、「先入観」を持ちすぎないことです。私自身は人事担当として当社に中途入社しましたが、自身の学生時代を振り返ると、文系出身の私がIT業界をめざせるなんて1ミリも思っていませんでした。学んだことはもちろん、触ったこともないプログラミングに興味を持つこともなく、まさに、先入観で仕事を選んでいたと思います。ただ、実際は山口さんが話してくれたように、文系理系関係なく、それぞれに得意なことを伸ばせる環境があります。最初から先入観で業界を絞り込んでしまうと勿体ないと思いますね。
システムエンジニアとして働き続けるには、生涯学習、常に新しいことを学び続ける姿勢が求められます。だからこそ、当社でも社員の成長を支援する教育環境を完備。成長する機会や研修教育をしっかり提供しています。また、近年は戦略的に東京のプロジェクトにアサインしていこうという動きもあり、ニアショアシステムズから山口さんのような人を輩出したいと考えています。もちろん、行くか行かないかは本人が決めること。もともと、地方で働く、地域への想いがある方と仕事したいという会社なので、同じ場所で成長し続けるという選択肢もあります。自分が学んできたことだけでなく、ヒューマンスキルなど幅広く生かせる自身の武器を見つけ、視野を広げながら企業研究を進めてみてください。(人事担当/上山)

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地方にいながら国内外に名を馳せる大手企業で使用されるシステムに携われるチャンスが多いのも大きな特徴。文系理系に関係なく成長できる環境がある。

マイナビ編集部から

「夢ある未来を、共に創る」という企業理念をカタチにするため、3つのC(Challenge/Commitment/Communication)を行動指針に掲げるSCSKニアショアシステムズ。ニアショアを社名に含む同社の最大の特徴は、地方拠点を中心にリモート・エンハンス分野における「日本一のサービス品質」を追求する体制づくりで、地方にいながら一流の仕事ができる環境をエンジニアに与えることだ。近年、学生の地元志向やUIターン志向は増加傾向にあり、企業研究時点からその意思を持つ人が増えているという。同社では現在、岩手、秋田、福井、石川、神奈川、宮崎、大分、長崎、熊本、鹿児島、沖縄の11県に12拠点を展開。働く場所を選べるだけでなく、常に先進的な働き方を選択できる企業でありたいと、「ワーク・ライフ・ハピネス」をテーマに働きやすさも具現化することで、「ずっとここで働きたい」と選ばれる会社をめざしている。さらに、近年は、東京出向を経験することで、スピードある成長を見せる若手社員も増えている。「東京に出ても片道切符ではなく1年、2年で必ず戻ってくることができます。SCSKが首都圏で獲得した案件を通じて、地方にいながらも外とつながり、その空気を感じられるのも当社の魅力。上流をめざしたい人にとっても地方に根ざしながら幅広い選択肢を持ちキャリアを重ねられる環境があります」と人事の上山さん。思い描くライフプランの可能性を自由に広げられる環境がここにある。

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世界60カ国以上でグローバルにビジネスを展開する住友商事グループの「中核IT企業」として、実にさまざまな業界で活躍する大手企業に対し、ITサービスを提供している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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