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最終更新日:2025/4/4
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部署名FC電池開発部
仕事内容研究開発職
私は今、2030年代に向けた新しい燃料電池の触媒を開発しています。私がこの仕事に就いた最初のきっかけは小学生の頃、教科書で燃料電池車について紹介されているページを見つけ、「夢の車」だと思いました。以来、ずっと頭の片隅に「いつか夢の車に携わる仕事をしたい」という思いがあり、大学時代は、金属ナノ粒子を作製し、燃料電池触媒へと応用する研究を行っていました。就職活動のとき、キャタラーは、トヨタ自動車が出している最新車両の触媒を開発しているということで、大変興味が湧きました。現在は燃料電池(Fuel Cell、以下FC)触媒の開発そのものを担当していますが、一時期生産技術部門でFC触媒を量産するための設備の立ち上げを担当していました。トヨタ自動車のMIRAIという燃料電池車に搭載されている触媒も、実は私が立ち上げを担当した量産設備で作っているんです。今ではテレビCMや道路などでMIRAIをよく見かけるようになり、その度に「自分が貢献したんだな」と嬉しい気持ちになります。今開発している触媒が実際に世の中に出るのは10年も先ですが、「たくさんの人にこの車に乗ってもらえるといいな」という思いが原動力になっています。
私はあるプロジェクトチームのメンバーで直属の部下はいませんが、他のプロジェクトを担う人から、生産技術部門の頃に立ち上げた設備や触媒に関することで頼られる場面は多いです。それは逆も然りで、私もわからないことがあるときは、部署や室の垣根を超えてその分野に詳しい人に話を聞きに行きます。私たちが普段働いているフロアはとても開放的な空間で、何かあればすぐに先輩たちに相談しにいくことができますし、社員一人ひとりにPHSが配られているので、離れた部署の人にでも電話1本でコンタクトが取れるんです。そうした風通しの良さが、当社のモノづくりを下支えしているんだと思います。また、入社1年目の人には初心者マークが配られるのですが、私も当時はそれを付けていたことですごく助けられました。他の社員から見てすぐに「この人は新入社員なんだな」ということがわかるので、自然と周りの人がフォローしてくれたりケアしてくれたりするんです。社会人1年目の人は最初こそ不安に思うかもしれませんが、周りがスッと手を差し伸べてくれますから、自信を持って働いてくれたらいいなと思います。
大学時代からずっと研究に打ち込んできましたが、プライベートでは写真撮影が趣味です。ミラーレスカメラを持っていて、休日は妻と一緒に浜松の浜名湖周辺で花を撮ったり、少し遠出して旅先の風景を撮ったりしています。それと、アロマテラピーも趣味の一つ。研究ばかりしていると頭が疲れることもあるので、休日はアロマでリフレッシュするようにしているのですが、ついつい研究者としての血が騒ぎ、アロマテラピー検定1級を取得してしまいました(笑)。本社がある静岡県は、東西に移動をするのにとても便利な土地です。自宅は新幹線の駅が近く、気軽に旅行に出掛けられますし、職場のすぐそばには高速道路のインターチェンジがあり、通勤手当や高速道路の利用補助もしっかり出るので、中には愛知県や静岡の中部など、離れたところから通勤する人もいます。職場には県外出身の人も多いですが、住みやすいと感じている人が多い印象。自分のライフスタイルを大切にできるというのも、この会社の良いところだなと思います。