最終更新日:2026/2/13

彌榮精機(株)

  • 正社員

業種

  • 自動車・自動車部品
  • コンピュータ・通信機器
  • 精密機器
  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
千葉県

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

専門性を活かしながら新しい知識も学べる。「やりたい仕事ができる」会社です!

  • 数学・情報系 専攻の先輩

PHOTO

電気・機械・システムの各部門で、設計を担う先輩社員たち

自動車の安全性を支える車検機器の開発や生産を手掛ける彌榮精機。同社で設計職を担う社員たちに、学生時代の知識や経験をどのように活かしているか、仕事内容や働く環境も併せて幅広く語ってもらいました。

■ 待井 悠貴さん
技術部 システム技術課
2017年入社/システム設計科卒

■ 高橋 晃太さん
技術部 電気技術課
2023年入社/生産工学部 電気電子工学科卒

■ 鈴木 彰真さん
技術部 機械技術課
2024年入社/理工学部 機械工学科卒

調べる力や根気強さを発揮し、自動車メーカー各社の要望に応えています/待井さん

学生時代には開発の基本スキルを学び、自由課題やテーマのある課題を数多くこなすなかで、自分で調べて解決する力を身に付けました。「わからないところは先生や友人に聞いてもいいし、自分で調べて完成させてもOK」というクラスの方針で、自力で調べて不明点をつぶすスタイルが自分には合っている、ということを見出せたように思います。

現在の仕事においても、調べる力は非常に役立っています。私は入社以来、当社の主要製品である車検機や、自動車メーカー各社が使用する試験機器のプログラムを開発する部署に所属し、製品専用の業務アプリケーションの保守や改良の作業を担当。お客様からの依頼を受けて新しい機能の実装に取り組んでいますが、実現のための具体的な方法がわからないときは、翻訳機能なども活用しながら世界中のエンジニアの発信情報を調べます。自力で調べあげ、つまずいていた部分をクリアできたときに一番やりがいを実感します。

時にはどんなに調べても解決法が見出せず、心が折れそうになる瞬間もありますが、答えに結びつく情報を得られるまでは、根気強く情報収集に取り組みます。このあたりは、学生時代に柔道に打ち込んだ経験が役立っていますね。厳しい練習を重ね、本格的な大会にも出場するなかで、物事を途中で投げ出さない忍耐力を養いました。昨年からはAIも活用し始め、調べる作業の効率化も図れています。

自動車メーカー各社のお客様との打ち合わせから納品まで、全ての工程に関わるなかで、コミュニケーションも以前より円滑に取れるようになってきた実感がありますね。納品時にはお客様先の工場に自ら出向くので、いろいろな車種に触れられる醍醐味も感じています。国内外のいろいろな大手自動車メーカーと関わりを持てるので、車が好きな人は楽しい仕事だと思います。

入社後6年ほどは熟練の先輩に付いて手厚く教えていただきましたが、現在は社内で本業務を担当しているのは実質的に私のみなので、大きな裁量をもらって仕事をさせてもらっています。担当者として今後も精度を上げていき、将来新しいメンバーを迎えた際には教える役割も担っていこうという気持ちです。

先輩社員の姿

「大きな裁量をもらい、部署間の連携も円滑に取りながら、非常にのびのびと働けています。家には小さい子どもがいますが、育児にも積極的に参加できています」待井さん

車への興味を活かし、念願の電気設計の仕事で学びを続けています/高橋さん

学生時代は、太陽光の電圧を定格化し、発電時のばらつきをなくすための遊星歯車装置について研究。また、専門の電気分野のほかに機械分野についても意欲的に学びを深めていました。実は昔から車好きで、アルバイトでも車検の会社で洗車や検査員の補助業務を担当。課題が多く、とても忙しかったのですが、興味がある分野をとことん追求する日々を送っていました。現在私が携わっているのは、機械と電気の両方の知識と経験が役立つ業務であるため、業務の基礎理解に活かせているだけでなく、社会人生活のモチベーションにもつながっています。

企業研究にあたっては「電気の知識を活用できる自動車関係の仕事」「実家から通える距離にある会社」という軸で会社を探し、当てはまったのが当社。会社見学時には、希望していた車検機の設計の部署で業務を体験させてもらい、やりたい仕事と合致していたことから入社を決めました。やりたい部門に配属になるかわからないより、確実に電気の仕事ができる方が自分には合っていると感じ、そのような環境が整っている点にも心惹かれました。

学生時代に身に付けたエンジン駆動の種類などについての知識は、業務に携わるにあたり、大いに役立ちましたが、制御装置であるPLCソフトの扱い方は入社するまで触った経験がなく、1年目はこのソフトの使い方をひたすら勉強しました。設計には新規・改良どちらの案件もあり、1件に要する期間もさまざまで、常時2~3件を同時並行で進めています。自動車がどんどんバージョンアップするので、車検機の設計にも最新の知識が必要になり、新しいものや好きなことを主体的に調べる力も発揮できる仕事だと感じていますね。

案件は基本的に上司と2名体制で担当しており、完全に一人でやり遂げた案件はまだありませんが、今年度からは少しずつメインの担当者も任せていただいています。すんなりと回路がつながってくれるケースは少なく、あれこれと試行錯誤をした結果、自分の出した信号によって正確に表示される状態を作れたときには達成感も大きいです。上司に相談すると「そうか、こうやればできたのか」と気づきをいただくことが多く、私もいずれは上司のような視野の広さと独自の視点を養っていきたいです。まだまだわからないことは多くありますし、特に機械に関する知識は弱いという自覚があるので、引き続き学びを深めていくことが目標です。

先輩社員の姿

「基本的に定時で帰れる会社なので、平日の夜にも趣味の車いじりを楽しめています。マイカー通勤ができることも、働く環境としての満足感につながっています」高橋さん

CADの専門性を磨ける環境。一人前に検査機器の設計を担える日を目指して/鈴木さん

大学では機械工学を専攻し、金属加工などの実習や3D CADを使った設計も経験できました。専門性を身に付けたい思いがあり、企業研究ではCADで設計の仕事ができるモノづくりの会社を検討。自動車や建築業界を中心に広く見ていくうちに、「車検機の会社?珍しいな、新鮮だな」と目を止めたのが当社です。機械工学の知識も役立ちそうな印象があり、見学時に感じた明るい社内の雰囲気にも惹かれて入社を決めました。

入社後はまず研修期間として3ヶ月間、工場での組み立て作業を経験しました。ここで製品や部品、工具に関する知識のなさをしっかりと自覚できたことが、その後の学習姿勢につながったように思います。配属後はOJT期間として、先輩の案件を手伝いながらCADソフトの習得に注力。学生時代の3D CADの知識や経験を役立てながらも、入社後は2D CADやさまざまなソフトを一から学ぶ場面も多かったですね。

ひと通り学んだ後は、先輩が設計したものを図面に起こす作業を担当しています。しばらくは大量のフィードバックをいただき、修正作業を繰り返しながら図面の理解を深めていきました。大切にしているのは、わからないことを放置しない姿勢です。最初の頃に比べれば、機械や電気に関する実践的な知識が身に付いてきましたが、まだまだ知識不足を痛感する場面が多いので、引き続き勉強をしながら、作業のスピードと正確さを両立していくことが目下の成長課題。段階的にではありますが、最近はチャレンジングな図面に触れる機会もいただいています。

またオフィスでの通常業務のほか、お客様先での設置や点検にも時々同行しています。作業員の方々とコミュニケーションを取りながら、時間に効率よく作業を進めている係長の仕事姿勢には学び取りたいところが多く、私の将来の目標です。

学生時代に取り組んだ野球を通して、さまざまな世代の人とコミュニケーションをとってきた経験は、仕事の中の人間関係においても非常に役立っています。部署は5名体制ですが、社員全員の顔と名前を覚えられる規模の会社なので、他部署の方とも普段から気兼ねなくコミュニケーションを取れる点も当社ならではの魅力だと感じますね。

先輩社員の姿

「残業をした経験は数えるほどしかなく、メリハリをつけて働ける会社です。地元の草野球チームに入っており、休日は幅広い世代の方と試合や練習を楽しんでいます」鈴木さん

企業研究のポイント

企業研究を行う際は、企業の事業内容や組織の成り立ちが、自分の目指す働き方に合っているかどうかに着目してみましょう。たとえば製造メーカーの場合、研究開発から生産、販売やマーケティングまですべてのフェーズを手掛けている会社は、多くの部門がある分キャリアの選択肢の幅は広いです。一方で、当社のように設計・開発・生産に特化している会社では、希望の部門にスムーズに配属され、機械・電気・システム系など学生時代の学びを活かしやすいという側面もあります。

当社は大半が技術者という会社であり、販売部門を担う関連会社と連携しながら仕事を進めていきます。機器設置の際などにお客様と直接コミュニケーショを取る機会はありますが、技術者としてキャリアをスタートするため、入社後に業務を通して学びをより深めることができる点は「学生時代に勉強したことを仕事に活かしたい」「興味のある分野の仕事を極めたい」といった思いを持っている人にとっては大きなメリットであると言えるでしょう。また、会社見学の際は、入社後にどのような流れで希望の職種に就くことができるかについてもしっかりと確かめてみてくださいね。
(人事担当 島袋幹大)

PHOTO
「学生時代の経験を活かしたいという気持ちがあれば、誰でも成長できる環境を用意しています。車が好きな方も活躍中です」島袋さん

マイナビ編集部から

自動車が世に出るまでには、多くの品質試験をクリアし、安全性を担保する必要がある。彌榮精機はそうした自動車の生産からアフターサービスまで、さまざまな場面で使われる検査・診断機器の開発や生産を手掛ける専門メーカーだ。車種や自動車のサイズ・用途によっても必要な検査機器は異なり、各社のきめ細やかなニーズに応えている。

尚、車検機器を扱うメーカーは国内4社しかなく、システム部門においては同社が半数以上のシェアを獲得している。自動車の技術と並走しながら技術力を磨いている企業ということもあり、自動車関連業界で活躍したい人には、見逃してほしくない一社だ。

同社の製品は大手自動車メーカー各社に納入されており、スケール感のある仕事を経験できる環境だが、社内は50名ほどのアットホームな規模感。社長も気さくに一人ひとりに声をかけて回るような、フラットな雰囲気だ。年間休日数は125日(昨年度実績)で、社員の育児休暇の取得実績も向上しているとのこと。そのほか、誰でも希望すればマイカー通勤ができる広い駐車場があることや、仕事でいろいろな会社の自動車工場に足を運べることも、車好きには見逃せない要素だろう。社員の定着率も非常に高いそうで、自分らしいライフスタイルを送りたい人にも、魅力的な環境が整っている会社だと取材を通して感じた。

PHOTO
技術者たちが作業しやすいよう、社内では一人ひとりに大きなデスクを用意し、食堂も完備。転勤なしで休日数が多い環境もあり、趣味や家庭を大切にする社員が多いとか。

トップへ

  1. トップ
  2. 彌榮精機(株)の取材情報