最終更新日:2025/7/25

社会福祉法人 三幸福祉会【三幸グループ】

業種

  • 福祉サービス
  • 幼稚園・保育園
  • サービス(その他)

基本情報

本社
東京都

取材情報

我が社自慢の制度・社風

職員がそれぞれの形で幸せを感じながら働ける。多彩な制度でその毎日をバックアップ

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笑顔で働ける環境があるから、利用者にベストなケアを提供できる

ご利用者様を「ファミリー」とよび、温かな個別ケアを提供する三幸福祉会。利用者と職員の笑顔に満ちた施設の運営には、職員の働きやすさを大切にした制度設計がある。楽しく働く先輩たちにその環境の魅力を聞いた。

■山田 渡さん(中央)
杜の癒しハウス文京関口 施設長/2005年入職
専門学校福祉スポーツコース卒業

■三津木 伸一さん(左)
杜の癒しハウス文京関口 副主任/2017年入職
社会福祉学部社会福祉学科卒業

■奥谷 麗香さん(右)
総務部/2018年入職
教育学部教育学科卒業

現場の目線を尊重した制度を多数導入。長く安心して働ける道を用意していく

三幸福祉会では、法人理念に「職員(メンバー)の幸せ」「ファミリー(ご利用者様)の幸せ」「ご家族様と地域の皆様の幸せ」、この3つの幸せを追求するという想いを掲げています。私もこの理念に共感し、入職を決めました。そしてこの理念は、当法人の運営のさまざまな場面で表現されていると感じます。
例えば、新卒で入職するメンバーが多いということもその一つ。同期の結びつきを大切にしながら、みんなで一から経験を積んでいけるということは、若手の働きやすさにつながっているのではないでしょうか。また、職員一人が担当するファミリーは多くても2人ということも、手厚い介護の実現に結びついていると思います。若い職員が元気に働く施設はとても活気があります。もちろん若手をバックアップするベテランも控えていますので、安心してくださいね。

私は新卒で三幸福祉会に入職し、現場での経験を重ねて、現在の施設長というポジションに就きました。全施設長と生活相談員に介護職経験があるため、現場の気持ちや悩みがわかる管理職が多く、コミュニケーションがとりやすいと感じています。また、その経験があることでご家族様や地域の皆様に対して寄り添い、親身に対応することができています。
最近では介護ロボットやマッスルスーツを活用し、職員の負担を減らす取り組みを実施。介護記録は手書きではなくデータ化してクラウドにアップしているため、どこからでもファミリーの情報が確認できる環境になっています。
私たちは10年ビジョンとして、介護のリーディングカンパニーになるという目標を立てています。ITツールやシステムを導入し、科学的介護のモデル施設となるべくチャレンジを続けているところです。

人材育成にも力を入れ、新人職員に対してはプリセプター制度を採用。年齢の近い先輩が指導を行います。ある一定期間、プリセプターと同じシフトで働けることや、1年間を通して一人ひとりに合わせた教育体制であることも特徴。いつでも先輩に質問でき、その仕事ぶりを間近にしながら学べる環境を整えたことで、職場への定着率も向上しています。またキャリアに合わせて、全職員が研修を受け、介護技術やマネジメントスキルを磨けるため、常に最新の介護を実践できるでしょう。
当法人は今後も介護施設の拡大を予定しています。新しい介護の形を一緒に追求できる仲間が増えることを楽しみにしています。
(山田さん)

今後目指していきたいこと

「管理職として職員みんなの働きやすい環境づくりに力を入れていきたいです。全職員と一日一度は必ず会話を交わすようにし、フラットな交流を心掛けています」(山田さん)

職員一人ひとりの個性を理解し、適した環境で力を発揮できるよう導いてくれる

私が福祉の仕事に関心を持ったのは、祖母が若年性アルツハイマーだったことがきっかけ。日常生活の中で介護に関わる人の助けになるような仕事に就きたいと、大学では福祉について学びました。
しかし大学の実習で関わった介護施設が自分の目指す姿ではなかったこともあって、一時はこの道を諦めることも考えていました。そんな思いを抱いたまま就職活動を行う過程で、三幸福祉会に出会いました。職員同士の仲が良く、堅苦しくない社風。施設見学ではフランクな雰囲気や楽しいことが好きな人が多い環境を体験し、ここなら続けていけると入職を決めました。

実際に現場に出てみると、スタッフはみんなイベントごとが大好き。施設ごとに行事委員がいて、季節に合わせてイベントを企画しています。私も入職2年目で行事委員長を任され、食事のあとに花火や縁日を開催したり、みんなでお菓子作りをしたりと、大小さまざまなイベントを行いました。若手職員であっても提案が通りやすく、とにかくやってみよう、楽しんでいこうという雰囲気があるのが三幸福祉会の特徴の一つだと思います。
イベントをする上で私が大切にしていたのは、ファミリーみんながそれぞれのスタイルで楽しめるような環境をつくること。体調や介護レベルの違いで参加できない人がうまれないように気を使い、多くの笑顔を見ることができました。

入職後最初の半年は特別養護老人ホームに勤務していたのですが、腰痛の問題が出てしまい施設長に相談したところ、体への負担が少ないショートステイに異動させてくれたという経緯があります。自分の体調に合わないから辞めるのではなく、続けられる道を一緒に考えてくれる、それも当法人の魅力だと思います。

ショートステイの介護職ではリーダーを経験したあと、ショートステイ責任者(副主任)として、相談員の業務を経験。そして今年、現在の有料老人ホームに異動、フロア責任者(副主任)に就きました。入職当初からキャリアアップしたいとアピールし、本部や上司から与えられたチャンスに積極的にチャレンジするようにしてきました。職員一人ひとりの意欲や実績、個性などをしっかり見て、評価をしてくれているという実感があります。今は副主任として、勤務する施設の職員同士のコミュニケーションをより活発にし、ファミリーにとっても職員にとってもいい施設となれるよう改善を続けたいと思っています。
(三津木さん)

今後目指していきたいこと

「介護福祉士の資格を取得したので、次は社会福祉士を取ってファミリーや家族の深い相談に対応できる力をつけたい。また施設運営にも携わってみたいですね」(三津木さん)

連休や産休・育休の取得、資格取得支援など、ライフステージに合わせた制度が充実

大学では教育学部に所属し、養護教諭を目指して勉強をしていました。しかし福祉関係の学部もある大学だったため、介護の業界も身近だったことから進路に迷いがありました。そんななか、学内の就職説明会で三幸福祉会に出会ったのです。そこで接した職員の皆さんから明るい現場の話を聞き、これまでの介護業界のイメージが覆されました。人の人生に深く関わる仕事、その重みややりがいに気付き、現場で活躍する方々をオフィスから支える仕事に関心を持ったんです。

三幸福祉会で働く職員は皆、温かな気持ちを持ち、介護に対するしっかりとした信念を持っています。明るく楽しい、そんな現場をつくっていくのはこの信念があってこそ。責任感を持ち、ファミリー一人ひとりの介護について、職員みんなで考え、支援していくような体制が定着しています。

当法人が理念とする「3つの幸せ」では、最初に「職員の幸せ」を挙げていることも、職場の風土を表していると感じます。全員参加型の経営を軸に、立場にかかわらず意見を言える環境があり、現場の働きやすさを第一に考えた制度を多数取り入れているのです。
例えば女性職員であれば、産休・育休取得後の復帰率が高く、時短勤務制度などを活用しながら常勤で働きつづけることが当たり前になっています。もちろんその上でキャリアアップも目指せる環境です。男性の育児休暇の取得実績も増えてきました。
また、介護業界ではその仕事内容からまとまった休暇が取りにくいといわれていますが、三幸福祉会ではリフレッシュ休暇として連休取得を推奨しています。職員が多いこともあり連休が取りやすく、現場も「誰かが休暇を取っている」ことを当然のこととして受け入れていますね。

資格取得のサポートも充実。実務者研修や介護福祉士の資格取得を目指す職員を公募し、高いモチベーションで取り組む人を支援する制度があります。さらに社内の広報誌では、休暇をはじめとする多様な制度を利用した職員をレポートし、制度の周知にも取り組んでいます。

このほかに社内親睦会制度や住宅手当などもあり、さまざまなキャリアやライフスタイルに合わせて働ける環境があるのは、とてもうれしいですね。私自身も昨年結婚をしたので、今後このような制度を活用しながら長く働いていきたいと思っています。
(奥谷さん)

今後目指していきたいこと

「これまでは学生に当法人の現場の魅力を伝える仕事を中心にしてきましたが、今後は職員の働きやすい環境づくりの分野にも取り組んでいきたいです」(奥谷さん)

企業研究のポイント

当法人は「3つの幸せ」を法人理念としています。その3つとは、職員の幸せ、ファミリー(ご利用者様)の幸せ、そしてご家族様や地域の皆様の幸せです。最初に大切にすべきなのは、現場で活躍する職員の幸せ。職員が幸せを感じながら働ける環境がなければ、ファミリーにいい介護は実践できません。
そんな職員の幸せのため、一人ひとりの働き方を尊重し、それぞれの形でキャリアアップできる環境をつくっています。初めて介護に携わるという人のための教育体制も整っています。未経験から着実に知識と技術を蓄え、目指すキャリアに必要な資格を取得しながら専門性を高めていける。そのためのバックアップ体制も多彩です。
介護の業界で働くには、まず人の役に立ちたい、困っている人を助けたいという想いを持つことが欠かせません。また、チームで仕事をするため、職員同士のコミュニケーションや主体性を持って行動できる力も必要です。一人ひとりの人生が違うことを理解した上で、それぞれが今何をやりたいと考えているかを察知し、その実現に向けてチャレンジできる職員が多数活躍しています。
三幸福祉会は「一生懸命」に「素直」に取り組む職員が多い法人。ファミリーのことを全力で考える、それが我々の使命でもあり、ファミリーの笑顔につながっていくと思います。

企業研究では、その会社の理念や社風に着目すると、より働き甲斐のある企業に出会えるでしょう。
(奥谷さん)

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人事担当の奥谷さん(左)と中山さん(右)。「経営層と現場の距離が近く、法人が目指す形や理念が共有しやすい環境。組織も人も成長しつづけようとする意欲が高いです」

マイナビ編集部から

三幸福祉会は、葛飾区、荒川区、江戸川区、文京区に特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホーム、保育園を運営する社会福祉法人だ。利用者を「ファミリー」とよび、一人ひとりに寄り添ったケアで、自分らしい暮らしが継続できるような支援を行っている。
そんな細やかな介護を実践するためには、まず職員が生き生きと働ける環境づくりをすることが第一というのが同法人の考え方。今回取材に対応してくれた職員たちをはじめ、現場で活躍するメンバーの心からの笑顔が、その理念を物語っていた。
ファミリーと職員が共に笑い合い、家族の延長線上にあるような穏やかで親身なケアを実践する。それには「ここで安心して働ける」という職員たちの、経営層に対する信頼があることも理由の一つとなっているように感じた。

介護のリーディングカンパニーとなることを5年、10年後のビジョンとする三幸福祉会。科学的知見に基づいた介護を実践し、ICT技術を積極的に取り入れていることも印象的だった。これは職員の働きやすさに加え、スムーズな情報共有にも欠かせない取り組みで、今後の介護現場のスタンダードとなっていくだろう。
また、今後3年に1つずつ、新しい施設をオープンする計画があるとのこと。それは若手職員がリーダー職、管理職として活躍できるポストが増えることにもつながる。キャリアアップを目指し、意欲的に仕事に取り組みたい人にも適した環境となりそうだ。

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教育に強いのが三幸グループ。同グループならではの研修制度の充実によって、若手職員が着実に成長していける。福祉や介護を勉強していない人でも安心してスタートできる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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