最終更新日:2025/7/22

ALSOK介護(株)(ALSOKグループ)

業種

  • 福祉サービス
  • セキュリティ
  • 教育
  • 医療機関
  • サービス(その他)

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

社員一人ひとりの個性を尊重し、やりたいことに挑戦しながら成長できるキャリア支援

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ご利用者様に寄り添い、その毎日をより良くするアイデアを追求

介護の知識ゼロからでもしっかりと技術と知識、そして介護職に欠かせない心が身につく充実した社員育成制度を用意するALSOK介護。その学びを活かし、キャリアアップをしてきた先輩社員に仕事への思いを聞いた。

■藤橋 紀子さん
事業管理部 教育研修課 係長
2014年キャリア入社
一般企業の営業職、他社の介護職での経験を経てALSOK介護に入社。グループホームのパート社員、ホーム長、アミカの郷亀有やアミカの郷松戸のホーム長を勤め、2025年4月より現職。

■大野 麻依奈さん
人財採用部 新卒採用課
生活科学部 管理栄養学科卒業/2021年入社
アミカの郷松戸で介護スタッフとして4年間勤務。3年目でサブリーダーに。2024年6月より現職。

■坂本 拓也さん
人財採用部 新卒採用課
政策情報学部 政策情報学科卒業/2020年入社
アミカの郷亀有で介護スタッフとして5年間勤務。3年目でケアリーダーに。2024年7月より現職。

介護に対する多様な考え方を学び、自分のアイデアを発信する勇気が持てるようになった

藤橋/私は現在事業管理部の教育研修課に所属していますが、昨年度までは介護付有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅のホーム長として勤務していました。そこでは施設全体の運営に加え、若手社員に対する研修や講座、勤務する施設の現場で新入社員の育成を担当。その現場で私の指導を受けていたのが大野さんと坂本さんです。

大野/学生時代は管理栄養士を目指していて資格も取得したのですが、介護業界で働いている母親の仕事ぶりに憧れ、異分野から介護の仕事に挑戦することにしました。

坂本/私はやりたいことが見つからないまま就職活動を進めていく中で、社会に求められる仕事をしたいと介護業界に注目しました。私が就職活動をしていたころに対応してくれた当社の採用担当の方が、迷っている私に寄り添って支えてくれたことがとても嬉しく、介護の知識ゼロからのスタートでしたがここで頑張っていこうと思えました。

大野/会社として「笑顔の好循環」を大切にしているということにも惹かれました。スタッフが笑顔で働くことで、ご利用者様にもよいケアができる。その考えに共感したのとともに、社員が尊重される環境があると感じましたね。

藤橋/私自身も他業界からの転職で、パートからグループホームでの介護スタッフ、ホーム長とキャリアを重ねてきて、この経験や想いをこれからの介護を担う若い世代に伝えたいと研修を担当しています。新入社員研修では介護の理想と現実を伝え、理想にむけて具体的な行動ができるような力を育てていきたいですね。

大野/認知症のご利用者様への対応に正解はない、そのことを研修で学んだことが印象に残っています。先輩たちの対応が絶対の正解ではなく、自分の考えたことを試して柔軟な支援を行う大切さを知る時間でした。固定観念が覆されたこと、そして私のアイデアを肯定してくれる先輩や仲間がいることで、自信を持って意見を発信できるようになったと思います。

藤橋/実際に現場に配属になってからも、ふたりとも積極的に意見を出していましたね。ホーム長として、そして研修担当としてもその姿をとても頼もしく思っていたんですよ。

ALSOK介護の魅力

「会社としても変化が多く、新しいことにトライすることが当たり前という社風。会社と一緒に社員も変化し成長できます。フットワークの軽い会社です」(藤橋さん)

ご利用者様の個性をよく見て、より良い日常のためできることを探す。その挑戦を支えてもらえた

坂本/私が勤務していた施設に、本を読むのが好きなご利用者様がいらっしゃいました。ずっと一人で読書をしているということを、ご家族が面会にいらしたときに伝えると、実はその方は読書も好きだけれど、人と話をすることも大好きだということを聞いたんです。そこで当時ホーム長だった藤橋さんに相談し、施設内に小さな図書館を作る提案をしました。

藤橋/ちょうど坂本さんが仕事への目標を失いかけているころのことでしたね。現場での仕事に慣れてきて、次のステップに迷いがあることを感じたので、その背中を押したいと思っていたんですよ。

坂本/図書館にさまざまなご利用者様が集まり、会話が生まれていく様子を目の当たりにできたことで、介護はご利用者様の日常をケアするだけではないのだということを実感として理解しました。

藤橋/当社では現場の好事例を発表するというものがあります。その発表によって評価が上がるだけでなく、名前が知られ多くの上司や仲間に認められることにもつながるシステムです。坂本さんのこの図書館設置の取り組みを好事例発表会に出そうと提案しました。

坂本/評価を得たことで自信がつき、仕事に対する意欲や勇気がわいてきました。自分のやりたいことを考えるきっかけにもなり、当社の仕事は介護の現場だけでなくさまざまな職種があることから、いずれは人事の部門にチャレンジしたいという思いを言葉にできるようになったんです。

大野/私は介護技術向上のための研修で、高齢者疑似体験を実施したことでご利用者様との関わり方が変わる一歩になったと思います。最初は「本当に着けるの?」と思いましたが、実際に自分が“介護を受ける側”に立つことで、ご利用者様の気持ちを理解できる力が身につきました。実際の動作なども考えたケアを意識することで、介護職として成長したと感じられた経験になりました。

藤橋/こういった技術的な研修は新入社員だけでなく、キャリアを重ねた社員への研修でも実施しています。基礎を見直し、自分のスキルを改めて学び直す機会を持つことも、キャリアアップにつながることになるでしょう。

ALSOK介護の魅力

「ご利用者様に対してはもちろん、社員にも寄り添っていく支援や制度があります。一人ひとり自分に合ったキャリアを選んでいける環境です」(大野さん)

自分らしいキャリアを歩んできた、その姿を後輩たちに見せていくことが、若手の意欲につながる

藤橋/パートからホーム長、そして今は介護の現場を離れ教育研修課で後輩たちの育成に携わっています。こうしてキャリアアップしていく姿を若手社員に見てほしいということが私の願いです。以前から仕事を通じて私がやりたいと思っていたことは、介護のイメージアップ。この思いに会社も共感し、それが実現できるポストにつけたと感じています。

坂本/入職して3年目にケアリーダーというポジションになり、現場のチームをまとめるという役割に。ご利用者様に喜んでほしい、幸せな生活を送ってほしい、その気持ちを持って仕事をする姿が、ほかの社員の手本となっていけばいいなと思っています。ケアリーダーになったことで、自分の実践している介護を改めて見つめ直すことも増えました。

大野/私は多忙なホーム長をサポートするなど、介護以外にもできることは何でもやってみようと思っていました。そんな中、資格取得前の私が活躍できるポジションとして、サブリーダーという役職が新たに設置されたんです。

藤橋/次世代を担う二人のような社員が、自信を持って活躍できるように役職や学びの機会をカスタマイズしていけるのも、当社の取り組みのひとつです。キャリアアップに挑戦したいという意欲や実力を評価し、光を見せていきたいですね。介護現場以外でもその力を発揮できると考え、二人に新卒採用課への挑戦を打診しました。

大野/最初は驚きも正直ありましたが、新しい部署の設立に合わせての異動ということで日ごろの頑張りを見てくれている実感が湧き、会社の期待や信頼に応えたいと思いました。

坂本/人事や採用に携わることは入社時からの憧れ。社内公募制度を使ってやりたいことをアピールし、これまでの経験が認められて異動が叶いました。

大野/新たなフィールドに立った今、多くの人に「この会社に入りたい」と思ってほしいですし、入社後に後悔もしてほしくない。そのために何ができるかを、新設の新卒採用課として多角的に考えているところです。

坂本/自分が採用担当者に支えてもらったように、今度は私がその恩をALSOK介護に関わってくれた学生さんたちに返すことで、会社に貢献していきたいと思っています。

藤橋/現在研修制度の強化にも取り組んでいます。これからは人を育て、介護の質の向上につなげていくことに注力していきたいです。

ALSOK介護の魅力

「未経験から介護の世界に入った社員も多く、現場で学びながらスキルアップして役職についている先輩たちも。目標としたい人がたくさんいます」(坂本さん)

企業研究のポイント

企業研究を始めるまえに、まずは自己分析をしっかりと行い、自分が何を求めているか、社会とどのような関わり方をしていきたいかを言葉にしていく時間を大切にしてください。
また目指す業界の将来性も考えながら、企業について調べていくこともおすすめです。景気の波と業界や企業における業績の関係性にも着目し、分野を問わずにどんな仕事、企業があるかを広く見てみましょう。企業説明会やインターンシップにも積極的に参加し、自己分析をもとにしながら自分に合う環境はどこか、冷静に分析していくといいと思います。

介護業界は今後も成長が期待される業界のひとつです。提供するサービスの基本となる内容は、介護業界のどの企業でも大きな違いはないと思うかもしれません。しかしどのようにしてそのサービスをご利用者様に提供しているか、それは企業それぞれで異なるということを知ってください。
各企業で理念を掲げていると思いますが、その言葉に共感できるか、そして理念をどのように介護の現場で実践しているかを見ると、企業による違いが感じられると思います。
組織としての成長性、設備投資、事業展開も多様。ひとつの分野に特化したサービスを提供する企業もあれば、当社のように多彩な事業や役割の中で働ける環境もあります。
自分の目指す介護のあり方を見つけていってください。

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社員一人ひとりにフォーカスを当て、その人らしく成長していけるようなサポートを行っている同社。多様なキャリアパスを選択できるため、長く働き可能性を追求できる。

マイナビ編集部から

東京・埼玉・神奈川・千葉の一都三県を中心に、さまざまな高齢者介護施設を展開するALSOK介護。介護付有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、訪問介護など、多様なご利用者様のニーズに応えるサービスを提供している。警備やセキュリティサービスで知られるALSOKグループであることから、施設の安全面も充実。ICT設備も揃い、介護の現場で活躍する社員たちに安心と働きやすい環境が用意されていることも特徴だ。

今回の取材で感じられたのは、社員同士の信頼関係の強さだ。先輩のアドバイスを素直に受け取り、本音を打ち明けられる若手社員と、自らの経験やキャリアを後輩たちに見せながら指導を行い、若手の悩みに寄り添いながら一人ひとりの個性が活きる道を提案していけるベテラン社員、そして介護の現場でのキャリアアップや多彩なキャリアパスを用意している会社が一体となり、さまざまなキャリアパスを選択することができる。
介護の現場でも若手社員が意見を発信し、社員が趣味だというネイルサロンや空手教室のイベントを実施したり、英語が得意なご利用者様が英語教室を行ったりなど、新たな企画が次々と生まれているそう。
介護の仕事の未来を考え、従来のスタイルにとらわれない働き方をしていきたい人にもおすすめしたい企業のひとつだ。

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自分の行動が利用者の笑顔につながったとき、介護の楽しさや意味を実感できたという声も。社員の取り組みや挑戦を応援し合える社風があることも同社の魅力だという。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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