最終更新日:2025/7/25

生和コーポレーション(株)

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業種

  • 住宅
  • 建設
  • 不動産
  • 建築設計
  • 不動産(管理)

基本情報

本社
東京都、大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

“提案力×技術力×現場力”でお客さまの想いを形に

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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完全オーダーメイドで一点物の建物づくりに挑む

土地活用の可能性を引き出すために、完全オーダーメイドの自社設計・施工にこだわる生和コーポレーション。その仕事にかける想いとは何か。営業、設計、工事部門で活躍中の若手社員を取材した。

■Y.Y.さん(写真右)
営業部/2023年入社 国際学部卒
■F.Y.さん(写真中央)
設計部/2023年入社 工学部卒 
■M.R.さん(写真左)
工事部/2023年入社 建築環境学部卒

目の前の人を大切に。地道に関係を築き、2年目の成績が全国3位に

私が不動産営業に惹かれた理由は16年間やっていた野球です。結果を出さないと試合に出られない環境にいたので、社会人になっても競争できる環境がいいと思いました。そんなときテレビCMで見かけたのが当社。2つ上の先輩の年収やインセンティブが魅力的で、「ここでやるしかない!」と入社を決めました。

入社後まずは、下町エリアで土地活用に悩むお客さまを訪問する日々が始まりました。最初は訪問しても話しすらできないことがほとんど。それでもめげずに手紙を書いたり、話のネタに新聞の切り抜きを持って行ったりしたこともありましたね。何度も通ううちに、お客さま好みの記事がわかるようになり、始めは「話すことはないよ」と言われていましたが、そのうち「Y君おいで」と家に入れていただけるようになりました。下町エリアは代々引き継がれた土地の税金で悩まれている方が多く、私はオーナールーム付の賃貸マンションなどを提案。当社の賃貸マンションは過去何度もグッドデザイン賞を受賞しており、営業活動の大きな強みになりましたね。
今はオフィスエリアを担当しています。これまではお客さまとの関係をつくり、かわいがってもらうスタイルでしたが、今のエリアは法人が多く、専門的な提案力が求められます。ニーズに応える回答ができないと断られる厳しい世界。まずは電話営業を1日数十件行うなど、数で攻めています。

仕事でいつも意識しているのは、目の前の人を大事にすることです。個人のお客さまの多くはご主人が最終的な決断をされます。そのため、まずは奥さまと仲良くなったうえでご主人を紹介してもらうと、距離がぐっと近づきます。それと同様に、法人さまも受付の方を大事に営業しています。奥さまに「ご主人いますか?」受付の方に「社長いますか?」と聞くと「じゃあ私はどうでもいいの?」と思われかねません。誰からも好かれる営業を目指したいと思っています。

そんな日々を積み重ね、私は2年目で全国3位の売上を達成できました。10億円規模の大型マンション開発プロジェクトも契約でき、目標だった年収に到達。通帳に並ぶ金額を見て、「ここまで来たんだ」と実感しました。3年目の今はさらにスキルアップしていて、モチベーションになっていますが、まだ上席に助けていただきながらの営業。自分だけで契約できるようになることが今の目標です。
(Yさん)

会社の魅力

「営業手法は基本自由です。悩んだときは上長がアドバイスをしてくれるので不安はありません。“自分のファンをつくれ”という上司の言葉を胸に取り組んでいます」(Yさん)

どんな設計を求められているのか、自分がどうしたいのかを追求する

大学では建築を学んでいました。当時はコロナ禍で、授業はオンラインが中心だったので、建築を全く学べていないのではないかと不安を感じていました。そんな気持ちのまま企業探しをしていたところ、当社の教育体制が充実していることを知り、それが入社の一番の決め手になりました。

入社後は賃貸マンションの設計業務を担当。建築基準法や条例の確認からプラン作成、外観デザインやデザインコンセプトの作成まで業務は多岐にわたります。お客さまのニーズに柔軟に対応するためには営業や工事の方との連携が大切なので、普段は違う場所にいますが、こまめに連絡していざというときスムーズに確認できるようにしています。入社して驚いたのは、1年目からプランニングや外観デザインなどをやらせてもらえたこと。設計に必要な知識はまだ習得中なので、特に法規や条例は慎重に確認しています。責任は重大ですがすごく勉強になっていますし、1年目から自由にチャレンジできる環境はとてもありがたいですね。

以前、お客さまとマンションの外観の色を決める打ち合わせをしていたとき、小さなサンプルで比べるので、お客さまはなかなかイメージが湧かず悩まれていました。そんな中、前にお客さまが「かわいらしいチョコレートのような雰囲気がいい」と言っていたことを覚えていた上司が、「そのイメージでいくならあれがいいですね」とさらりとアドバイス。その姿を見て、私もそんな提案ができるようになりたいと思いました。お客さまが要望をうまく表現できないことはたくさんあるからこそ、その潜在的な部分を掘り出して何を求められているのかを追求する。その上で、何を付け加えるか。「自分はどうしたいか」という軸を持って設計に取り組みたいと思います。

今一緒に働いている上司は社内でもデザインに長けている方です。14階建てのマンションの外観デザインで、上司と私のデザインを並べてお客さまに提示する機会がありました。上司のアドバイスを受けながら作成したのですが、お客さまが見比べて悩んでくださりうれしかったですし、自分の成長を感じることができました。今後は、担当している物件を確実に竣工まで導き、ゆくゆくは設計業務を一貫して手掛けられるよう頑張ります。
(Fさん)

会社の魅力

「1年目からプラン設計に挑戦させてくれる環境は貴重です。自分が発信したことが形になるところを目の当たりにできることがやりがいです」(Fさん)

職人さんへの細やかな配慮が工期の短縮につながる

学生時代は建築環境学部でまちづくりやデザインを学びました。将来は設計がしたいと思っていましたが、教授から「現場を知ることが成長につながる」とアドバイスされ施工管理の道を選びました。当社は早い段階でのキャリアアップができます。短期間で施工管理職として成長できることにも魅力に感じ、志望しました。

入社後は、施工管理として賃貸マンション工事の職人さんの手配などを行っています。当社では建築の寿命が100年続く賃貸をテーマにし、施工技術にこだわっています。例えば建築基準法の約2.1倍のコンクリートかぶりの厚さで強度を高め、耐久性のある躯体を実現。長く資産価値が続く建物づくりを目指しています。そして全てオーダーメイドでお客さまのさまざまなご要望を形にしていきます。特に、最上階にオーナールームがある案件はエントランスからこだわる方もいて、ご要望も細かくなります。建物ごとに材料も異なるため、毎回が新しい学びにつながっています。

現場ではガラス屋さん、左官屋さん、手すり屋さんなど30~50業者が出入りし、1日最大120名の職人さんが働いています。一番大事にしているのは職人さんが作業しやすい環境を整えること。例えば、墨で線や寸法をコンクリートに書き出す「墨出し」という作業では、床が少しでも汚れていると炭に埃がついて作業ができなくなるので、丁寧に床を掃除しています。小さなことですが、職人さんが「おお、段取りいいじゃん!」と喜んでくれますし、作業がしやすくなるので現場もきれいに納まります。そして、工程が伸びてしまったときには「いつも段取りよくしてくれているから仕方ないね。協力するよ」と助けてもらえることも。当社は自社設計・施工であることが強みなので、営業設計がスムーズに連携できるよう日ごろから「報・連・相」を大切にしています。

当社の施工管理は分業制ではなく、一人の責任者が基礎から引き渡しまで一貫して担当します。大変ですが、その分完成させたときのやりがいも大きいですね。足場が外れて建物が姿を現した瞬間は感動しますし、もともと設計志望でしたが、現場をもっと知りたいと思うようになりました。今の目標はプロジェクト全体を管理する所長になること。できれば今年の新しい現場が終わった後か、現場の途中にでも。少しでも早く挑戦したいですね。
(Mさん)

会社の魅力

「当社は研修が充実しており異動希望制度があるので、職種の変更にも柔軟に対応してくれます。キャリアの選択肢があることも魅力です」(Mさん)

企業研究のポイント

私は就活生とのランチ会や面談を担当しているので、学生さんと話す機会がよくあります。実際の給与や休みを気にしている方はすごく多いですね。そのあたりは働いている先輩社員に聞くとリアルな情報が得られます。ランチ会や先輩訪問、会社見学などの機会があれば積極的に参加してみてください。そしてぜひ遠慮なく質問して不安を解消しましょう。自分にはどのような会社が合っているか自然と見えてくると思います。
(Yさん)

まずはしっかり自己分析をして、優先順位を“見える化”することが大事。気になる会社があれば”自分の優先順位がどれぐらい当てはまるのか”を軸に選ぶとよいでしょう。とはいえ、企業研究で得られる情報はほんのわずか。いざ入社すると自分に合わないと感じることもあるでしょう。それでも「この人たちと一緒に働きたい」という気持ちがモチベーションになります。「人」で会社を選ぶことも一つの方法だと思います。
(Fさん)

私はもともと設計を希望していました。でも施工管理として現場に入ると納まりを確認でき、お客さまと話して仕上がりを決めることができます。学ぶことはすごく多いので、設計をやるならまずは施工管理を学ぶのもありだと思います。他の職種の場合も、別の仕事を経験してから希望の仕事を目指すこともできるはず。職種にとらわれず、柔軟な視点で企業研究をしてみてくださいね。
(Mさん)

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完全オーダーメイドなので毎回違う建物に携わる。自由度が高く常に新しい挑戦が目の前にあるので飽きることがなく、向上心を持って働くことができる環境だ。

マイナビ編集部から

1971年の創業以来、都市圏で土地活用ビジネスを展開してきた生和コーポレーション。累計着工戸数は120,000を越え、土地活用のエキスパートとして確固たる地位を築いている。提案から完成後の管理までをグループで手掛け、全工程に寄り添うことで土地オーナーの信頼を獲得。グッドデザイン賞も多数受賞し、デザインへの評価も高いという。今後は、土地活用の検討段階から社名が浮かぶよう知名度を高めていくとのこと。そのために商業建築やデベロップメント事業にも力を入れ、総合的なソリューション提供者を目指す。都市圏の不動産市場は活況を呈しており、土地オーナーからの相談は増える一方だという。同社のさらなる飛躍に期待したい。

不動産業界は実力主義で社員はライバルといったイメージを持つ方もいるだろう。取材ではそのような雰囲気は感じず、周りに支えられて活躍する若手の姿が印象的だった。その理由は評価制度にあるようで、同社では絶対評価制度を採用し「全員で成長して成果を出そう」という考えが根付いているという。「若手に教えたい上司が多い。一緒に考えてくれるから相談しやすい」「成長のためにアドバイスしてくれる」との言葉も聞かれ、支え合う社風が伝わってきた。不動産業界に興味がある。みんなと頑張ることが好き。そんな方にもぜひ注目してほしい会社だと取材を通して感じた。

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スタイリッシュな佇まいの東日本本社。応接室も洗練された雰囲気が漂う。都市圏の賃貸需要の高いエリアでは需要が伸び続け、安定した経営基盤を築いている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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