最終更新日:2026/3/17

(株)プレックス(バンダイナムコグループ)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ゲーム・玩具・アミューズメント製品

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

子どもの笑顔が仕事の原動力。「好き」を追い求めて理想の作品をカタチにする。

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若手社員が語る、プレックスの仕事の面白さ

キャラクター玩具などの企画・制作を幅広く手掛けるプレックス。少数精鋭で制作を担当するプランニング・デザイン部の若手社員に話を聞くと、子どもたちに夢や感動を与えたいという、共通する思いが見えてきた。

(写真右)辰己 舞香さん/2021年入社
*『スーパー戦隊シリーズ』の企画・デザイン担当

(写真中)有澤 英飛さん/2021年入社
*『仮面ライダーシリーズ』の企画・デザイン担当

(写真左)小井土 英里子さん/2020年入社
*『プリキュアシリーズ』の企画・デザイン担当

「戦隊モノ」が好きでたまらない気持ちが仕事になった(辰己さん)

子どもの頃から特撮番組やアニメがずっと好きで、特に高校時代は『スーパー戦隊シリーズ』にはまっていました。作品のガイド本を見ていたら、キャラクターのデザインなどを担当するプレックスという社名が目に入り、以来、当社への入社が私の目標になりました。そのために大学ではプロダクトデザインを専攻し、卒業制作ではオリジナルの『スーパー戦隊シリーズ』を考えて、世界観やキャラクターなどを企画。デザイン画作成やモデリングをしました。当社の面接では『スーパー戦隊シリーズ』に対する熱い思いをとうとうと語りましたね。念願が叶って入社が決まり、スーパーヒーローチームに配属となりました。

私が入社したのは、ちょうど新しい『スーパー戦隊シリーズ』が動き出そうとしていたタイミング。まだヒーローの設定も決まっておらず、私も「こんな見た目にしたらどうか」「こんな変身アイテムがあると面白そう」など、さまざまな意見を積極的に出しました。こうしたチーム内でのアイデアが集約されて方向性が絞られ、バンダイなどとの意見交換を経て、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』という新シリーズがカタチになっていきました。その後、私はこのシリーズの主人公が使う剣のデザインを担当することに。私のアイデアだけでは不足もあり、先輩や上司に多くのサポートをしてもらって、「ザングラソード」という武器が完成した時は本当に感動しました。ヒーローショーのイベントで、子どもたちがザングラソードの玩具で楽しそうに遊んでいる姿は、今も心に深く焼き付いています。

『スーパー戦隊シリーズ』が好きという気持ちは誰にも負けないつもりですが、それだけでは仕事には不十分ということにも気付きました。例えば、アイデア出しの際などに、先輩たちは、「そんな発想がよく出てくるなあ」と驚いてしまうほど、面白くてインパクトのあるアイデアを次々に出してくるのです。私も自分だけの世界観に凝り固まらないようにさまざまな業務経験を積んだり、世の中の動きに目を向けたりして、発想の引き出しを増やしていくように努めています。子どもにとって、ヒーローとは何だろうと考えると、「自分がなりたい憧れの存在」なのかなと思います。私自身も思いきり仕事を楽しみながら、子どもたちが心から夢中になれるヒーローを生み出していきたいですね。

オフの日の過ごし方

休日にヒーローショーやおもちゃ屋を訪れるなど、趣味を楽しむ時間が仕事にも生かされるという辰己さん。自室には変身アイテムなど「なりきり玩具」があふれているとか。

頑張った先に、子どもたちの笑顔がある(有澤さん)

学生時代はプロダクトデザインを学んでおり、「好きなことを仕事にしたい」と考えた時、真っ先に思いついたのはロボットなど玩具のデザインでした。子どもの頃から『スーパー戦隊シリーズ』『仮面ライダーシリーズ』などの玩具が大好きだったのです。デザイン画を描くのはあまり得意ではありませんが、3D-CADには少し自信があったので、そうしたスキルを生かして活躍したいという思いで入社しました。

入社して早い時期に『仮面ライダーシリーズ』のキャラクターが着用するスーツのデザインを任されたことには驚きました。自分のアイデアが採用されるかもしれないと意気込みましたが、自信のあった案がボツになったり修正を何度も加えられたりして、力不足を認識する結果に。それでも、自分が少しでも関わったデザインが、程なくしてテレビの番組劇中に登場した時は、「これがプレックスの仕事か」と気が引き締まる思いがしました。それ以後も3D-CADを駆使して、劇中に登場するアイテムをデザインしたり、バンダイのフィギュアなどのモデリングをしたり、いろいろな作品の制作に関わっています。仕事柄、おもちゃ屋にはよく足を運びますが、先日は小さなお子さんが、私がデザインに関わった玩具を買ってほしいとおねだりする姿を目撃して、この仕事のやりがいを改めて噛みしめました。

当社がクリエイティブな作品を生み出しつづけられるのは、お互いの意見を認め合う自由で明るい雰囲気が根付いているからだと感じます。プロジェクト初期のアイデア出しは実現可能性にはこだわらず、とにかく自由なアイデアをぶつけ合うため、あたかも大喜利のような雰囲気で笑いが絶えません。入社前は、会社とは上下関係が厳しくて堅苦しい組織だと思っていたのですが、どの先輩も楽しそうにコミュニケーションを取って仕事を進める姿を見て、良い意味で肩の力が抜けました。

もちろん、仕事は楽しいだけではなく、厳しさもあります。特に私が悩むことが多いのは、いわゆる「生みの苦しみ」です。頭の中にイメージはあるのに、いざカタチにすると細部に納得ができず、やり直すことがよくあります。一度世の中に出ると半永久的に作品として残りつづけるので、妥協をしたくないという気持ちが根底にあります。また、頑張った先に子どもたちの笑顔があるということを思い出すと、いつでも前向きな気持ちを取り戻すことができます。

オフの日の過ごし方

映画を鑑賞したり、おもちゃ屋に行ったりするのが、休日の息抜きという有澤さん。就職を機に大阪から上京したため、今は都内の気になるスポット巡りも楽しんでいるそう。

「なりきり玩具」に夢中になった記憶が、仕事の原点にある(小井土さん)

遊具や玩具、食器など子どもに関わるアイテムのデザインに携わりたいという思いで企業研究を進め、当社に巡り会いました。すぐに第一志望になったのは、私自身が子どもの頃から女児向けアニメの「なりきり玩具」などで遊ぶのが好きだったからです。

入社1年目は、乳幼児向けのアニメの玩具を制作するプリスクールチームに所属。アイデアを出したり、先輩のデザイン案を図面に起こしたりする業務経験を重ね、少しずつ当社の仕事を理解していきました。入社前はデザイン力が何より重要と思っていましたが、それだけではなく、面白いアイデアを発想したり、自分の意見を発信したりする力も同様に求められることに気付きましたね。そして、2年目はスーパーガールズチームへ。ここでは配属後すぐに『プリキュア』のキャラクターが使用するアイテムの企画・デザインの主担当になりました。まずバンダイの担当者と商品コンセプトの打ち合わせをして、サイズや持ちやすさ、ギミックなどを検討。そしてサンプルを作成してモニターに遊んでもらい、反応を確認して改良を重ねました。並行して、私の作成した図面をもとにアニメ制作も進められて、無事にテレビ放映と玩具の発売にたどり着いた時の気持ちは、まさに感動の一言です。

現在は別のアイテムを手掛けていますが、一連の制作プロセスを通じて、子どもの発想を捉えることの難しさを痛感しました。例えば、モニター調査では、凝ったギミックを搭載しても意外と興味を持たれないなど、想定外の反応が見られることが多いのです。また、バンダイや映像会社の担当者との意見交換は、良い作品づくりには欠かせない半面、難しさも伴います。例えば、「このキャラクターはカッコいいイメージなので、今のデザインは可愛らしすぎる」というキャラクターに寄り添った意見が出された場合、その意図を汲み取り、デザインとしてカタチにする作業に取り組みますが、容易ではありません。より多くの経験を積んで、スキルを向上させる必要性を感じています。

子どもにとって『プリキュア』などの作品は、まさに「誰もが通る道」です。私自身、子ども時代を振り返ると、アニメに夢中になり、「なりきり玩具」で遊んだ楽しい記憶がよみがえります。世の中の子どもたちがそれくらい夢中になれる玩具を生み出す仕事に、今の自分が携われていると考えると、ちょっと夢の中にいるような気持ちがしてきますね。

オフの日の過ごし方

アイドルのライブに行ったり気になる展示会を巡ったり、オフの日はアクティブに過ごす小井土さん。自分の興味が思わぬ形で仕事につながることに面白さを感じている。

学生の方へメッセージ

私は、自分が好きなことを仕事にしたいという軸を貫いて企業研究を進めました。やりたいことが決まっている学生さんは、その方向に思い切り突き進むことで良い結果が得られやすくなるかもしれません。また、学生時代に入社後の業務をイメージして、オリジナルの『スーパー戦隊シリーズ』を考えたことが良い練習になりました。皆さんも、自分が就きたい仕事をイメージして、練習がてらに作品を作るなどの経験をしてみると、きっと入社後につながると思います。(辰己さん)

「自分には、この企業や業界しかない」という強い気持ちも大切かもしれませんが、ちょっと立ち止まって考えてみてください。肩の力を抜いて視野を広げて企業研究に取り組むと、何気ないきっかけで自分に合う企業と巡り会えることもあるものです。そのように凝り固まらずに柔軟に考えると、自分の新たな可能性に気付ける場合があることも、頭の片隅に置いていただきたいと思います。(有澤さん)

企業研究では、子どもに関連するデザインに携われる企業を探しましたが、業界が広すぎて自分で調べられる範囲に限界を感じました。そこで大学の卒業生に会える場に積極的に足を運び、「こんな企業を知りませんか」と質問するうちに、当社を知ることができました。そのように周囲の人を頼ることで、新たな出会いにつながるケースも多いと思います。(小井土さん)

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プライベートの時間が取りやすい同社には趣味を楽しむ社員が多く、ある分野をマニアックに究める人も。一見、無関係の分野が結びつき、面白い作品に発展することもある。

マイナビ編集部から

誰にでも幼い頃に憧れたヒーローがいるのではないだろうか。大人になって忘れた気になっていても、ふとした機会に映像や玩具を目にすると、当時の記憶がよみがえってくる。プレックスは、子どもたちを魅了するヒーローをはじめ、さまざまなキャラクターやアイテムの玩具の企画・デザインを担う。既存のものを玩具化するだけではなく、番組のコンセプトから考案し、キャラクターやアイテムを生み出して玩具として商品化するケースも多い。作品プロデュースの一翼を担えることが、仕事のやりがいを一層大きなものにしている。

所狭しとキャラクターグッズなどが並べられたオフィスでは、玩具を手にしてアイデアを交わし合う光景が見られた。制作系の企業は勤務時間が長くなるイメージがあるかもしれないが、同社の勤務環境はそれとは対照的だ。年間休日は125日、年平均有給休暇取得日数は15日、また週に2日は在宅での勤務も選択できる。そのようにプライベートの時間を充実させやすい環境が、柔軟な発想力や多様な対象への興味を支えているのだという。子どもたちが憧れてやまないヒーローを生み出しつづける舞台の裏には、「遊びの先に仕事がある」というスタンスで、公私を楽しむ社員たちの姿があった。

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イメージを形にするデザインの作業では「これで本当に良いのだろうか」と迷うことも。だからこそ、デザイナー同士のコミュニケーションや意見交換を大切にして進めていく。

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