最終更新日:2026/2/12

千代田工業(株)

  • 正社員

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 精密機器
  • 機械設計
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 商社(機械・プラント・環境)

基本情報

本社
群馬県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

“次世代自動車”にも技術力で貢献。若手のうちから幅広い挑戦ができる環境です

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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生産技術・開発設計。それぞれの仕事の醍醐味を語る!

自動車用プレス部品、機能部品の開発・設計・生産を手掛ける千代田工業株式会社。入社前から希望していた職種に就き、意欲的に成長を図っている2名の社員に、仕事内容ややりがい、社内環境などについて話を伺った。

■ D.Mさん(写真左)
生産技術部 プレス技術1課 プレス技術係
2022年入社/工学部 先端機械工学科卒

■ T.Nさん(写真右)
技術部 開発課 第2設計係
2023年入社/工学部 総合デザイン学科卒

金型の技術を磨きながら、設備導入のプロジェクトにも挑戦【生産技術・D.Mさん】

学生時代は機械工学を学べる学科で食事支援ロボットをテーマに研究し、自動車部品のプレス工場でもアルバイトをしていました。自動車や機械関係の会社への就職を検討するなかで、当社に注目。電気自動車やハイブリット車の時代になっても必要とされる部品やパーツを手掛けていることに、事業の安定性を見出したことが理由です。幼少期から好きだったスバル車との取引が中心であることも決め手になり、生産技術部志望で入社を決めました。

研修で特に印象に残っているのは、先輩社員から「現場ではどんな不具合が出るのか、それに対してどう対処したか」といった経験談を聞けたことです。本には書かれていない実践的な話を聞けたことが面白かったですね。先輩は知識のフォローにも入ってくれて、随時、不明点を解決しながら学び進めることができました。

現場実習を経て実業務に入ってからは、金型製作に取り組んでいます。新しい部品の依頼に応じて見積を作成し、受注後はPCソフトで形状などを細かく検討。仕様がまとまったら金型を製作して試作を繰り返し、量産移管に持っていくまでが一連の流れで、1型あたり約2年かかります。

課内では一人あたり3~4型の作業を同時並行で進めていますが、5年でようやく一人前という世界なので、現在も先輩の補佐に入りながら経験を積んでいるところです。今でも街で走っているスバル車を見ると嬉しくなりますが、いずれ自分が手がけた部品やパーツが付いた車を運転できる日を楽しみに、成長に励んでいます。

2年目の終わりからは、通常業務とは別に、新しい設備の導入と立ち上げにかかわるプロジェクトに参加しました。上司が「滅多にできない経験だから」と声をかけてくださり、チャレンジすることを決意しました。

具体的には、既存の150tプレス機を400tプレス機に入れ替えるプロジェクトです。2倍以上の大きさの設備を入れるための工場レイアウトの立案、歩行帯の確保、機械の仕様の最終検討、電気系統の手配など、初めての業務をたくさん経験した1年間でした。複数の設備業者との連携も必要で、日程調整の難しさなども実感しましたが、上司にサポートをしていただきながら、基本的には自分の考えで進めさせてもらえたことで、人に協力してもらいたいときの立ち回り方や優先順位の付け方など、多くのことを学ぶことができました。

先輩社員の横顔

「営業職と迷ったくらい、人との関わりが好きな性格です」とD.Mさん。社内の労働組合では28歳以下の部の部長を務め、イベント等も定期的に企画しているという。

早くから先行開発業務に携わり、一連の開発工程を学んでいます【開発設計・T.Nさん】

学生時代はプロダクトデザインを専攻。卒業研究では、高齢者が用いる杖の持ち手の形状の検討をテーマに選びました。研究室で3D CADソフト(CATIA)を扱うスキルを習得できたことから、就職活動ではCADを使えそうなメーカーの設計職を検討。当社に決めたのは、出身県で働けることや大学のOBが数名いて安心感があったこと、そして面接の際に自然体で話せたことなどを総合的に判断してのことです。

第一志望だった開発課に配属されて以来、ずっと板金部品の設計に携わっています。CADの練習期間が不要だった分、早々に実業務に取り込むことができたのですが、部品の構造設計において、モノを作るためには細かい寸法設定まで行う必要があり、学生時代はデザインや意匠設計が中心だったので、その考え方を頭に入れるまでは苦労しましたね。当社では教育制度の一環として、外部の教育機関で希望する講座をいくつでも受講できるのですが、私は設計の講座を受講して学びを深めました。CADの講座を受けている同期もおり、自分のペースで成長できる環境です。

1年目の10月からは、先行開発業務に取り掛かるように。既存部品の場合は開発プロセスの途中から関わることが多いのですが、先行開発の場合は1から10まで開発の流れを経験できるため、育成の目的も含めてのチャレンジです。課内の若手には一人ひとりに教育係の先輩が付き、それぞれのテーマを持って先行開発に取り組んでいます。

私が取り組んでいる先行開発は、既存の自動車ドア部品に新しい機能を持たせようというもので、お客様先の生産効率の向上につなげることを目的としています。試作図を書いては上司に確認やアドバイスをいただいて修正する、という作業を繰り返しながら検討を進めており、実作業はほぼ自力で取り組んでいます。実験にも立ち会いますし、生産技術やプレスの人たちとも意見交換をしながら、試行錯誤を続けてきました。

1年目の頃はわからないことが多く、どこを足がかりにして進めていけばいいかの見当もつかなかったのですが、2年間で部品の機能に対する理解が深まっています。自分から提案できる場面が増えており、成長の手応えも感じられていますね。

先輩社員の横顔

「平日は、作業の目処がつくところまで仕事をして帰ることが多いです」とT.Nさん。カレンダー通りに休めており、ここ最近は自宅新築の計画に時間を費やしているそうだ。

それぞれの今後の目標/社風について

【D.Mさん】
4年目からは通常業務に戻り、量産に入っている部品の生産改善に従事してきました。効果額や効果時間の目標値をクリアでき、生産効率の向上につなげられたことで一定の手応えを得ています。

プロジェクトを通じてプレス装置に対する理解をかなり深められたので、今後もこの知識を活かして金型開発部品の量産移管に携わっていくことが目標です。開発品を量産に持っていくためには、円滑に各工程を進めていく力が重要なので、先輩たちのように調整力を磨いていきたいです。

課長を目指すという目標も周囲に宣言していますが、キャリアの希望は比較的叶いやすい会社だと思いますね。課内でもPC作業がしたい人と現場に出たい人などに分かれていますし、入社後に「やっぱり営業を担いたい」と職種を変えた先輩もいます。

プレス技術や組立技術は理系のイメージが強いと思いますが、自ら情報を取りに行き、知識を吸収しようという意欲さえあれば、出身学部を問わず十分なサポートをもらえる環境です。上司との距離が近く相談しやすいこと、有給休暇が取りやすいことなど、働く環境面にも満足しています。

【T.Nさん】
開発工程では壁にぶつかることも多々ありますが、狙った数値が出たときや計算を超える結果を出せたときには、大きな手応えを味わえます。開発に向いていると思うのは、考える力と粘り強さの両方がある人。必要な最初の発想を思い付くためには「考える力」が必要ですし、最終形に仕上げていくには「粘り強さ」も不可欠だと感じます。

この2年間、展示会にも参加し、自動車メーカーの方々からの意見もいただきながら試行錯誤を繰り返してきました。質量や強度など明確な結果も出てきて、開発としては佳境を迎えており、完成形が見えつつある状況です。無事に仕上げることが目標ですが、また直すべき点が見つかれば継続する可能性もあります。仕上がり次第、また別の部品の開発に関わっていくと思いますが、今回の先行開発で得た知見を活かし、いずれは量産化に至るような部品も手掛けていくことが目標です。

年齢の近い先輩たちが多い職場なので、質問も雑談もしやすく、スムーズに馴染むことができました。社内の労働組合主催のBBQなどにも参加しており、他職種の人たちとも横のつながりを持てています。

先輩社員の横顔

技術先行型の開発に熱心な同社では、部署を超えて意見交換を重ねる機会も多い。試作品ができると積極的に展示会などにも参加し、自動車メーカー各社に紹介しているそうだ。

企業研究のポイント

納得のいく一社を見つけるためには、実際に自分の目で会社を見る機会をできるだけ多く持つことが大切だと思います。序盤は気軽に出席できるWebでの会社説明会やインターンシップを活用し、そこで少しでも気になる企業を見つけたら、会社説明会等に積極的に足を運び、画面上では伝わりづらい社内の雰囲気を掴んでみてください。社員たちの考え方に触れられる対面式のイベントに参加することも有意義な機会になると思いますし、会社見学や仕事見学等で若手社員が働く姿を実際に目にしてみることも、数年後の自分をイメージするために役立つはずです。

当社にも「社内の雰囲気を見て入社を決めた」という社員は多く、これは先輩・後輩の関係が良好なことが一つの理由だと思います。入社後1年間、歳の近い先輩がマンツーマンで付いて教える指導員制度があり、この制度が仲を深めるきっかけになっているようです。1年の終わりには先輩・後輩それぞれが研修の成果を発表する機会もあり、ともに成長できた達成感を共有しあっています。

当社は化学系や文系の出身者もおり、意欲さえあれば一人前に成長できる教育環境が整っている会社です。「開発や生産技術に関わってみたい」「手に職を付けられる仕事がしたい」といった思いがある方は、その気持ちに従って、ぜひ当社の企業研究に取り組んでみてください。
(人事担当 須藤)

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「人思いの社員が多いことも当社の魅力。近年は学部・性別を問わず多様なバックグラウンドを持った社員が入社しており、教育環境を活用しつつ頑張っています」と須藤さん。

マイナビ編集部から

100 年に一度と言われる自動車産業の大変革の時代にある現在、今まで以上に積極的な設備投資と技術力の向上を図っている同社。取材では、新しい設備導入や先行開発に関するエピソードも伺ったが、「上司の指示通りにやる」「客先の依頼通りに作る」のではなく、自分たちで考え、自分たちのアイデアから新製品やその生産体制を生み出す、といったやりがいあるチャレンジができる会社であることが伝わってきた。

また取材で感じたのは、同社の「次世代を担う若手を育てよう」という意欲の高さだ。「20代のやわらかい脳で、アイデアや意見をどんどん出してほしい」と若手の発言を歓迎するベテラン勢も多いのだとか。全体で400名ほどの組織のため、担当領域を超えての挑戦もしやすく、取材では「マルチな能力を養えること」を魅力に挙げる声も聞けた。

次世代自動車がどんどん出てきている今だからこそ、同社は「長年積み上げてきた技術とノウハウを活かして、自分たちから積極的に新しいものを提案していこう」という気運に満ちている。自動車関連の業界に興味がある人は、ぜひ同社も候補に加えてみてはいかがだろうか。

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本社工場は完成して10年ほどで、真新しい雰囲気が漂う。5S活動も徹底しており、綺麗な環境で働けるのも魅力の一つ。平屋建てで食堂もあり、部署間の情報交換も活発だ。

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