最終更新日:2026/2/12

(株)西武不動産

  • 正社員

業種

  • 不動産

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

街の未来を創造するべく、開発の最前線で挑戦を重ねる先輩たち

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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西武グループの豊富な不動産資産を有効活用するために

グループ再編によって新たに誕生した西武不動産では、西武線沿線や都心部、リゾートなどの不動産開発を専門としている。開発担当として著名な物件に構想段階からかかわる3名の仕事に迫ってみる。

榎本 彩奈さん
沿線開発事業部沿線担当
都市生活学部都市生活学科卒/2017年入社

二宮 冬磨さん
リゾート開発事業部開発担当
経営学部経営学科卒/2024年キャリア入社

上田 あゆみさん
都市開発事業部高輪・品川担当
大学院工学研究科建築学専攻修了/2020年入社

【榎本さん】都心部から沿線まで。自分らしい視点で街づくりに挑む

大学時代は文理双方の視点から街づくりについて研究してきた私は、就職先としては住宅や商業施設、空間演出など幅広く志望していました。最終的に当社を選んだのは、駅や商業施設といった不特定多数の方が訪れる場所を楽しい空間にしたいと思ったからです。西武線沿線の高校に通っていたので、馴染みのある地元をもっと多くの人に知ってもらいたいという想いもありました。

最初の4年間はグループ会社に移管した施設管理に携わり、5年目から都市開発事業部の一員として高輪エリアの再開発プロジェクトにかかわりました。当社では現在、高輪・品川エリアの広大な土地でホテルや住宅、オフィス、商業を含む複合開発を進めており、私はホテル・住宅・オフィス等の導入機能の検討、及び建物計画、敷地全体のランドスケープの計画検討を主に担当していました。対象であるラグジュアリーホテルを視察したり、近隣エリアを同時に開発中の鉄道他社との調整を行うなど、すべてが初めて経験する業務ばかりでしたが、構想段階から長期的な視点で街を作るという仕事の醍醐味をたっぷりと味わうことができました。

その後、1年間の育児休暇を経て職場復帰し、今度は芝公園の開発プロジェクトに加わりました。東京プリンスホテルのある場所を再開発していく案件なのですが、敷地内及び周辺には歴史・文化資源が多く残されており、ここに未来のライフスタイルや価値観を取り入れながら、いかなる街をつくるのか試行錯誤させられる時間が続きました。特に芝公園は海外からの観光客も数多く訪れるような場所だけに、日本を代表するような地図に残る場所を作らなくてはなりません。そんな中でも開発経験の浅い私の意見もどんどん採用してくれるので、モチベーション高く仕事に臨むことができました。

現在は沿線開発事業部の一員となり、商業施設の開発計画、西武新宿線中井から野方駅間の連続立体交差事業により鉄道が地下化された後の地上部の活用検討に携わっています。子育て中の今、街を歩いているとエレベーターがなかったり、ベビーカーの置き場に悩ませられたりと、新しい視点で物事を考えられるようになりました。西武沿線は子育て世代も多いので、親子にとって暮らしやすい街づくりに寄与していきたいと思っています。

先輩たちのお仕事拝見

榎本さんは育児で時短勤務中ながらも開発プロジェクトで責任ある役割を担っている。さまざまな背景を持つ人材が等しく働けるフィールドが同社には広がっている。

【二宮さん】“面”での開発を通して、リゾート地の新たな価値を創出

前職は不動産ファンドで働いていたのですが、もともとは不動産開発、特にホテル開発に興味を持っていたことから転職を決意しました。当社を選択したのはホテルを所有していることはもちろん、リゾート地に広大な敷地を有していることから、通常デベロッパーが行う“点”での開発ではなく、“面”での開発が実践できることが決め手となりました。

私が所属しているリゾート開発事業部では、富良野、箱根、軽井沢、日光、川奈といった当社で所有する土地の再開発等の検討を全般的に手掛けています。計画策定などの絵を描く華やかな部分にも携わる一方で、地盤や境界線の調査、建設フェーズにおけるスケジュール管理など地道な作業も大切な業務となっています。

私の場合、最初の約1年間は軽井沢エリアの再開発を検討するプロジェクトに参画しました。当エリアでは当社グループが運営しているホテルやスキー場があるため、運営サイドの営業の支障にならないよう、工事スケジュールを調整したり、関係会社と共に開発に係る行政協議を行うなど、計画が上手く進むように支援してきました。

1年目の終わりには富良野エリアの広大な敷地の再開発を検討するプロジェクトに異動。当初から携わりたいと思っていた”面”での開発をこれから検討していくフェーズで、お客様に満足していただける機能やサービスを網羅したものを作りたいと思う一方で建築コストの上昇局面にあり、まさに頭を悩ませている真っ最中です。

当社では、スケールのある事業展開が可能な環境を活かし、面的な視点での開発に取り組めている点に大きなやりがいを感じています。これまでの視察や経験から得た知見をもとに、周辺環境やインフラを含めた包括的な企画・設計を進められるのは、個別施設単体にとどまらない開発ができる当社らしいところです。これからもリゾート開発の最前線に立ち続けながら、どんなに小さくてもいいので自分が最初から最後まで一貫して関わったと言えるプロジェクトを形にしたいです。

先輩たちのお仕事拝見

建築畑出身ではない二宮さんだが、転職後は開発の最前線に立ち続けてきた。人当たりのいい上司たちが丁寧に教えてくれるので不安なく挑戦できているという。

【上田さん】古きと新しきを融合させて、誰もが笑顔になれる未来を作る

大学院では日本建築史をテーマに研究しており、古民家や社寺仏閣、古い町並みなどについて研究していました。就職先としては歴史ある建物にかかわる仕事を考えましたが、企業を調べていくうちに設計や施工ではなく、所有者の立場から産業として歴史ある建物を活用する方向に興味が向くようになりました。当社に関しては東京ガーデンテラス紀尾井町で、旧李王家東京邸を保存活用するなど、歴史ある建物の活用に積極的との印象を覚えました。所有物件にはまだまだ古い物件も多く、私の経験が生かせるのではないかと扉を叩いてみました。

以来、都市開発事業部の一員として、都心部エリアの開発案件に携わっています。入社当時は新宿エリアにおいて、開発の基本構想を担当。新宿駅を通る鉄道五社によるエリアマネジメントの立ち上げにもかかわるなど、新人時代から大きなテーマに挑みました。

現在はグランドプリンスホテル新高輪などを有する高輪・品川エリアの再開発に取り組んでいます。非常に広大な敷地ですので、段階的な開発を進めるため検討を重ねております。私は当初、高輪の地権者、開発関係者との調整を担っていました。その後、現在は本格的な工事がスタートに向けて、既存建物の継続営業に支障がないよう、課題整理、対策を検討しております。
並行して複数の案件が動いており、例えば2032年度に開通予定の環状第4号線の整備に伴い、グランドプリンスホテル高輪の建物が支障するため、建物の一部を改修する工事が始まりました。このとき初めて、計画のその先である工事の調整に挑戦する機会に恵まれました。また、貴賓館(旧竹田宮邸)に関しては将来的な活用方法を検討しており、歴史継承を開発の中に組み込むという私がやりたかったことが実現できているのがやりがいにつながっています。

現在のプロジェクトでは歴史継承と先進性の融合という視点で進めており、まさに西武らしさを感じられる開発だと考えます。これから次第に建物が出来上がってきますが、新しい存在であったとしても古くからの関わりのある方や、近隣の方にも笑顔になっていただける施設を作り上げたいと思います。

先輩たちのお仕事拝見

上田さんは女性活躍を推進する「SEIBU Women's College」にも参加した。グループ横断での人材交流を通して、多様な視点を身につけることができたと振り返る。

企業研究のポイント

■世の中にある多様な企業の内部に入れるのは、今このときしかありません。さまざまな業界や場所を訪れて、企業の新しい一面を学んでください。不動産開発の場合、5年先、50年先の未来を考えていくことになります。「そんな未来なんてありえないよ」と否定することなく、面白みにあふれるアイディアを出していく姿勢が大切な仕事であることは忘れないでください。
<榎本さん>

■私の場合、新卒では一定の条件のみで企業選びをしましたが、実際に働いてみるとあまり面白いと感じられず、興味のあった不動産業界に転職しました。新卒の段階で自分自身が本当に面白いと感じる業界や会社を選ぶのが一番だったと思っています。不動産業界を選択するのであれば、開発や建設、販売、運営でそれぞれ業務内容が異なりますので、細分化して調べていくのを心がけてください。
<二宮さん>

■1日の3分の1の時間を仕事に充てることになると考えれば、 “やりたくないこと”をやり続けるのは苦痛でしかありません。だからこそ、楽しく続けられるか?という視点で企業選びをすることも大切だと考えます。不動産開発に興味を持っている学生さんは、開発の中でも具体的に何がしたいのか、深く考えた上で選んでほしいと思います。
<上田さん>

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東京都心部、西武線沿線、リゾートと異なるエリアの開発に挑む3人の先輩たち。キャリアや年齢を問わず、最前線で活躍できるのはフラットな社風が根付く同社ならではだ。

マイナビ編集部から

西武不動産は2025年4月、西武グループの不動産事業の再編に伴って新たに誕生したデベロッパーである。旧西武リアルティソリューションズの不動産の管理・運営等の機能を別会社に移管することで、それぞれの専門性をより向上し競争力強化を図ることを企図し、西武不動産は主に開発に特化して事業を展開していくことになった。西武グループでは元来、西武鉄道沿線はもとより、品川・高輪や芝公園といった都心エリア、富良野や箱根、軽井沢などの日本を代表するリゾート地に広大な不動産を有している。文字通り豊富なアセットをフル活用することで、同社はグループの成長戦略の中心を担っていくことになる。

取材では年次や背景の異なる3名の先輩に話を聞いたが、キャリアが浅いからといって末席にいるのではなく、それぞれが主体性を持って挑戦を重ねているのが良く伝わってきた。何十年先の未来を見据えた街づくりを進めているからこそ、新しい感性を歓迎し、登用していくという企業文化が根付いているのが垣間見られた。

コーポレートメッセージとして掲げているのは「次のフロンティアへ」。社員一人ひとりが開拓者精神を胸にしながら、グループの不動産資産の可能性をさらに広げていくべく、西武不動産は走り続けていく。

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機能的でデザイン性にあふれた本社オフィス。サテライトオフィスを用意したり、在宅勤務制度も整えたりと、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方を後押しする。

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