最終更新日:2026/3/2

(株)パル・オネスト

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 調剤薬局

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

薬局での経験をベースに、型にハマらない多様なキャリアを実現できる!

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薬剤師は可能性に満ちた仕事。活躍の幅を広げる社員インタビュー

■加藤 大貴さん
イノベーション事業部 部長
2013年入社
薬学部薬学科卒業

埼玉県南部を中心に34店舗を展開するパル・オネスト。本記事では、従来の薬局の枠を超えた新しい事業の担い手として活躍の幅を広げている先輩社員をクローズアップ。入社後から現在までのチャレンジの軌跡や、それを後押しする同社の社風について語ってくれました。

キャリアを駆け上がることができた20代。働きがいのある店舗づくりに注力

私は入社時から「早くキャリアアップしたい」という思いを持っていました。パル・オネストでは、新卒薬剤師は原則、最初の2年間で3店舗を経験します。私の場合は、小児科クリニックの門前薬局、内科・外科病院の門前薬局、そして幅広い処方せんに対応する駅前の薬局を経験。応需する処方箋や求められるニーズ、職場の雰囲気もさまざまでしたし、薬局長によってマネジメントのスタイルも異なり、自分の引き出しを増やすことができました。

入社3年目になると、薬局長にチャレンジしたい意思を伝え、小児科クリニックの門前の薬局長を任されることに。打ち上げなど、数字にも向き合う立場となり、経営的な視点で物事をとらえられるようになった実感があります。また、店づくりと並行して、近隣のフィットネスクラブとコラボレーションして高齢者の運動機能をチェックするイベントを開催したり、管理栄養士による食事相談会を実施したりと、処方せんがなくても来局していただける、健康サポートのためのアイデアを次々と形にしていきました。

入社6年目には、3店舗を統括するエリアマネージャーへとステップアップしました。「店舗の品質やサービスを向上させるためには、薬剤師がモチベーション高く働ける環境づくりが欠かせない」と考え、各店舗の薬剤師を褒めて伸ばす指導を実践。並行して、薬局長と連携しながら、各店舗の利益率の向上にも注力しました。一つの店舗で効果が出ていた在庫管理のノウハウを他店にも横展開してコスト削減を実現するなど、エリア全体の底上げを図っていくことにやりがいを見出していましたね。

さらにこの時期には、新店の立ち上げも経験。薬剤師が働きやすい環境づくりはもちろん、「医師と薬剤師が信頼し合って協力することが、患者様の満足度につながる」と考え、近隣の医療機関との関係構築にも注力しました。未経験のチャレンジではありましたが、こういった一つひとつの取り組みが実を結んだのか、オープンから着実に来局者が増加。今では、周辺地域以外からも多くの患者様が来局する店舗に成長しています。数字面でもしっかり結果を残すことができ、大きな達成感を味わうことができました。

加藤さんの仕事風景

「薬剤師は地域医療の一員として不可欠な存在であり、患者様の治療のスタートボタンを押す役割でもあります。薬剤師にしかできない仕事を担えるやりがいを感じています」

地域と薬剤師との接点を広げる新事業にチャレンジ。健康寿命の延伸を目指して

キャリアを重ねる中で新たに生まれてきたのが、「薬局薬剤師や薬局企業の可能性を広げられる新事業に挑戦したい」という想いです。ビジネスモデルを考える外部研修などにも参加して知見を養い、上司にもアイデアを発信し続けた結果、入社7年目にはエリアマネージャーと兼務で、現在のイノベーション事業部のベースとなる事業を主導できることになりました。

「薬剤師に新たな活躍の場を提供するとともに、地域の健康をサポートしていきたい」。そんなビジョンの下、2022年4月に立ち上げたのが「PAL CAFE」です。健康意識が高い方だけが集まる場所にはしたくないと考え、あえて調剤薬局と併設せず、薬剤師や管理栄養士が在席していることも強くアピールしないお店としました。

オープンからもうすぐ4年になりますが、地域の活性化にも貢献できている手応えがあります。通常のカフェ営業のほか、地元の自治体とタッグを組んでイベントを行ったり、商店会と相談してクリスマスマーケットやハロウィンパレードを仕掛けたり、音楽コンサート、料理教室、セミナーなども開催しています。

収益面でしっかり成果を出していくことも今後の目標の一つですが、私がこの事業を通じて実現したいのは、地域の方たちと薬剤師の今までにない接点を創出すること。地域の健康づくりに貢献できる新たなビジネスモデルとして、世の中にも広がっていけばという思いです。

疾患を抱える患者さんに向き合うのが薬局の仕事ですが、カフェ事業を通じて健康な人と関わる機会を持つようになり、「健康寿命を延伸させるには、健康な人たちの意識を変えることが重要だ」という気づきがありました。現在は富士見市のフレイルアンバサダーも務めており、病気の前段にある人たちに、健康に関するアドバイスができることに意義を見出しています。

また、直近では「カフェの存在が地域の方たちの健康にどういった変化を与えられているか」が気になり、広くアンケートを取って学会発表なども行いました。健康意識が高まっていることが結果に表れていたので、次は健康寿命の延伸につなげていき、「あの地域は健康で長生きの人が多い」と言われるような状況を作っていきたいです。

加藤さんの仕事風景

プライベートでは二児の父。「残業しない文化があり、最近は可能な範囲でスケジュールも調整しながら、園の送り迎えなど積極的に育児にも参加できています」

薬剤師としてのベースを固める大切さ。「やりたいこと」は入社後に見つけてもいい

私が当社を志望した理由は、新しいことに積極的に挑戦できる社風にひかれたから。薬局見学の際、薬のピッキングをサポートするシステムや薬歴の音声入力システムなど、最先端の設備をいち早く導入し、効率化を図っている点にも、注目しました。

とはいえ、当時は「入社してから何をやりたいか」については具体的になってはいませんでした。何かやりたい気持ちはあるものの、何をやっていいかわからない、そんな感覚でしたね。実際に働き始めてから、次々とやりたいことが見つかってきたのですが、薬局に立ってみて現状を理解しないことには、具体的にチャレンジしたいことは見えてこないものだと分かりました。薬剤師としてしっかり地に足を付けてベースを固める期間を持てたからこそ、現在のキャリアの広がりがあるのだと思えています。

この経験から、学生の方々にはキャリアの基礎を固める時間をしっかり設けることを勧めたいですね。若いうちから「キャリアアップしたい」「何か大きなことを成し遂げたい」という志があることは素晴らしいと思いますが、そういう人ほど、まずは目の前の業務に集中して薬局業界の根っこの部分を理解することに努めておくと、将来につながっていくと思います。

また、私はキャリアの意思決定において、自らが楽しいと思える道を選択することを大切にしてきました。ラジオ番組の企画や出演もそのひとつです。4年前から地元のコミュニティFM局に通って、管理栄養士と一緒に毎週30分の「パル VOICE」という番組を発信しています。地元のお店の方やドクターをゲストとして招いたり、リスナーとやり取りをしたりしながら番組を作り上げています。

次回はどんな企画にしようかと毎日アイデアを巡らせていますが、「忙しい時にどのコンビニおにぎりを選ぶと、栄養バランスが良いか?」といった身近なテーマを取り上げることを大切にしています。薬局の患者さんからお便りを寄せてもらうこともありますし、街中で「ラジオ聞いています」と声をかけていただけることもあります。こうした一つひとつの活動を通じて、薬剤師の存在を地域の方々に身近に感じてもらえることが、やりがいに繋がっています。

加藤さんの仕事風景

経営層もよく店舗に訪れるなど、本部と現場との距離が近い同社。「社長も私と年齢が5歳ほどしか変わらず、普段から気兼ねなくコミュニケーションを取れる存在です」

学生の方へメッセージ

会社には、それぞれに風土があります。各社のカラーを理解し、自分が働くイメージを具体的に持つためには、店舗見学に参加し、そこで働く先輩薬剤師に会ってみることが一番の早道。実際の職場を覗いて感じたことをベースに、その先のことを考えていくと良いと思います。

昔の私と同様、「何かやりたいけど、何をやっていいかわからない」といった感覚がある人は、入社後にその可能性を広く持てそうな会社に注目してみるのがおすすめです。「いろいろな仕事を経験させてもらえるか」「社員の声に耳を傾け、背中を押してくれる社風があるか」に注目してみてください。

当社は200名程度の会社で、経営層とも近い距離で話ができるので、自分の声を届けやすいと思います。前例がないことでも、目的が明確で意欲や経験値が伴えば、チャレンジさせてもらえる風土があることは、私のキャリアからも分かるとおりです。

最後に、薬局見学の際に感じた社内の雰囲気の良さも、私が当社を志望した理由のひとつです。目上の薬局長に対して薬剤師たちが楽しそうにツッコミを入れている様子を見て、居心地が良さそうな会社だと思いました。入社後もその印象はまったく変わっていません。アットホームで温かい社風は、「パル薬局」や「PAL CAFE」に足を運んでいただければ、きっと感じていただけると思います。

(加藤大貴さん)

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「薬剤師はこれからまだまだ幅を広げていける職業。この仕事を選んで良かったと心から思えています」と加藤さん。

マイナビ編集部から

埼玉県を中心に34店舗の調剤薬局を展開するパル・オネスト。1,2年に1店のペースで新規出店を続けており、社員たちの活躍フィールドも広がっている。新規出店に関しては、一定のエリアに集中して出店するドミナント戦略を採用しており、今後も現在の出店エリア(富士見市を中心とした埼玉県南部から東京都板橋区にかけて)内で店舗を増やしていく予定とのこと。自身もこのエリアに根差し、地域の人たちの健康に貢献したい人には、有力な候補の一社になることだろう。

学生時代に抱いた「調剤薬局は待ち時間が長いから、カフェが併設されていたらいいのに」という想いをきっかけに、カフェ事業を起案した加藤さん。薬局の新店舗立ち上げは、ある程度の「型」やノウハウがあるので比較的進めやすかったものの、カフェはまったくの手探りで、社内にもノウハウがなかったため、苦労があったそうだ。しかし自ら社外にどんどん飛び出していって視野を広げ、枠にとらわれない考え方や行動ができるようになったという。

さまざまなことに挑戦できていることの手応えは、表情や語り口にも現れていた。今では「自分に続くような若手が出てきてくれたら」と期待を寄せる。地域に根ざしながらボトムアップでチャレンジができる風土があることは、企業研究において必ず知っておきたい同社の魅力だと感じた。

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埼玉県内や都内の出身者が多い同社だが、最近は他の地域からの入社も増えているとか。社内でのイベントも数多く開催されており、社員同士の横の繋がりも強いそうだ。

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