【採用担当 戸高さん】
私自身、学生の頃は「自分にはアピールできるような特別な実績がない」と悩んでいましたが、人事の立場になってみて感じるのは、企業が知りたいのは「どれだけすごい成果を出したか」ではなく、「これまでどんな経験をしてきたのか」。そして、「その中で課題をどう乗り越え、どのように成長してきたのか」という“プロセス”の部分だということです。自分の経験を無理によく見せようとしたり、特別なエピソードを作ろうとしたりする必要はありません。自分の想いや経験を隠さず、素直に、自分の言葉で整理して伝えていただきたいと思います。
自己分析も、多くの方が難しさを感じる部分かもしれません。そこでお勧めしたいのが、友人や家族など周囲の人に自分について聞いてみることです。他者からの見え方を知ることは、自分の特性を客観的に理解することにつながりますし、自分では気づいていなかった一面を知る良い機会になるはずです。こうしたかたちで「自分のやりたいこと」「好きなこと」を整理し、“軸”をきちんと定めた上で、企業分析を進めていていただきたいと思います。