最終更新日:2026/2/6

アルフレッサ メディカルサービス(株)

業種

  • 商社(薬品・化粧品)
  • 商社(医療機器)
  • 専門コンサルティング
  • 物流・倉庫
  • 医療機関

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

専門的な知識がなくても、院内物流でサポートできる

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医療従事者のパートナーであり続けるために

熊木 優さん
営業部 SPD2部1課
経済学部経済学科卒
2022年入社

病院内の物流を支えることで、高度で適切な医療の実現に寄与するアルフレッサメディカルサービス(株)。若手社員の熊木さんへのインタビューを通して、SPD事業に携わる醍醐味を浮き彫りにしていく。

院内物流という独自性に高い事業に魅かれる。

大学時代の4年間、ドラッグストアでアルバイトしていたのですが、お客さまの疑問に応えて感謝の声をいただくという嬉しい経験を何度も重ねることができました。専門資格を持つ医療従事者でなくとも、モノを介して医療に貢献できることがわかり、医療業界を志望するようになりました。

幅広い商材を扱う専門商社は医療に貢献できる幅も広いと考えて業界研究を重ねる中で、当社の存在を知りました。病院に常駐して院内物流を支える事業を営んでおり、医師や看護師に近い場所で医療に深く貢献できる点に心惹かれました。学生に対してフラットに接してくれる人事担当者の人柄にも安心感を覚え、ここで頑張っていくことを決意しました。

当社が得意とするSPDとは、病棟、外来、手術室といった病院内のさまざまな場所に、医療材料や医薬品などを正確に搬送することで、スムーズな病院運営を陰ながら支えていく業務を指します。医薬品に関しては薬剤師が管理していますので、倉庫からのピックアップや搬送に特化している反面、医療材料については管理も私たちの仕事の範疇です。さらに営業面も担っているのでメーカーとの交渉、見積もりの作成、院内の担当者との打ち合わせなど幅広く携わっています。

新人時代の1年間は研修や仮配属期間を通して、基礎を学ぶ日々を過ごしました。仮配属されて最初に経験したのは、然るべき場所に医療材料を運ぶ搬送業務。本来はパートナーにお願いして社員は管理側に回る業務ですが、実務がわからないと指示も出せないため、私も搬送の最前線に立ってその流れを学んでいきました。

並行して社員業務にもチャレンジするようになり、仕入れる医療材料の見積もりの提出、欠品があった場合の代替品の手配、販売終了した物品の確認など、多岐にわたる業務に取り組んできました。医療材料は実に幅が広く、数十円のガーゼから数百万円単位の人工弁まで多種多様だからこそ、商品に関して継続して学んでいく姿勢が問われるのがよくわかりました。

SPDの最前線から

医療に貢献したいとの思いで同社の扉を叩いた熊木さん。間接的ではあるが、患者さんの健康に寄与するSPDという仕事に誇りを持って取り組んでいる。

先端的な医療を提供する大学病院の担当に。若くしてリーダーに抜擢される

知識面はおのずと身に付いていきましたが、実務に入って苦労したのは院内でのコミュニケーションです。多忙な医師や看護師は落ち着いて話ができる時間がないだけに、試行錯誤を重ねた結果、“結論ファースト”を意識し、要点を絞って確認することを心がけていきました。

2年目になって都内の大学病院に異動して手術室担当となりました。1日に60~70件の手術が行われる病院だけに、必要な医療材料を正しく集めるのはもちろん、いつでも供給できるように徹底して在庫管理する必要があります。緊急性の高い手術では突発的に必要な医療材料が発生することも多く、迅速な対応も欠かせません。

そのため医療関係者とのコミュニケーション面をさらに円滑にするために、知識面の定着を心がけました。同じメスや縫合用の糸でも何種類も存在しているので、毎日、材料について学びを重ねるとともに、医師や看護師から聞かれたことのある質問は確実に覚え、次の機会では滞りなく返せるようにすることも目指すようになりました。

手術室担当となって1年ほどは先輩の下についていましたが、先輩の異動に伴い、3年目後半からは私がチームのリーダー的なポジションに立っています。以来、病院との交渉が一段と多くなり、医師や看護師、コメディカルの方々との各種調整や、事務担当との価格面でのやり取りなども頻繁に行っており、より人との繋がりの重要性を実感し続けています。パートナーに指示を出す場面も格段に増えました。言葉だけでは伝わらない部分も多いため、自分でマニュアルを作ってみるという工夫も行っています。

配属先が日本国内でも先端的な医療を提供している病院だけに、ほとんど前例がない手術を行うこともあります。その際には過去に見たことのない医療材料が必要になり、仕入れ先とあらかじめ交渉を重ねて納期や価格を決めていかねばなりません。なんとか期日通り商品が運ばれ、無事に手術が終わった後、医師や看護師から直接感謝の声をかけてもらえた瞬間、医療人に欠かせないパートナーたる当社で働く醍醐味を感じます。

SPDの最前線から

社員たちは病院内に設けられた倉庫を管轄しながら、安定したモノの提供に努めている。医療材料に関しては仕入れ面も担いながら、病院経営のサポートに尽力する。

適切な医療の提供のみならず、病院経営の改善にも貢献できる

忙しいときには手術室に1日中、常駐していることもあります。患者さんが、無事に手術を終えて徐々に体調を取り戻していく様子を見ていると、医療を支えるこの道を選んでよかったとの想いが沸き上がります。

病院経営を支えられるのもこの仕事の面白みの一つ。世の中の物価が上がっている昨今、医療材料の価格も例に漏れず、高騰する傾向にあります。病院側にとってみれば診療報酬には変動がないですから、物価高によって病院経営が圧迫されてしまっている面があるのは否めません。その中で私たちが市場から安価な品を見つけ、コストダウンのお手伝いをすることがよくあります。多様な医療材料を扱っているだけに情報を探すだけでも一苦労ですが、先輩やメーカーから話を聞いたり、合間の時間にカタログを読み込んだりして少しでも有用な提案ができるように努めています。

今年度は初めて直属の後輩ができて、業務を教えるという役割を担っています。まずは後輩の理解度を確認しつつ、状況に応じて必要な情報を提供して成長を促しています。教えることで私自身も振り返りができ、自己成長にも繋がっているのは間違いありません。

これからもより良い商品を提案することで担当病院のコスト削減を実現し、自社にとっても利益を高めるというところに貢献したいですね。卸売業は利益を生み出すのが簡単ではないと言われていますが、このビジネスに関係するさまざまな能力を高めていくことで、会社の発展に繋がる仕事を残すことができれば幸いです。また、後輩育成にも挑戦し始めていますから、マネジメント力にも磨きをかけていくつもりです。

振り返ってみるとSPDに携わる中で、専門性が問われる面は確かにあります。しかしながら、資格がなくとも、専門学科出身ではなくとも、医療に貢献できるという側面も有しています。素直に新しい物事を吸収する意欲があれば、誰しもにチャンスが広がっているので、ぜひ多くの学生に興味を持って業界研究をしてほしいですね。
【熊木 優さん/営業部 SPD2部1課/2022年入社】

SPDの最前線から

病院内のどの場所に、どんなアイテムが、どのタイミングで必要になるのか。あらかじめ入念に打ち合わせを繰り返すことで、適切な院内物流の実現を目指している。

企業研究のポイント

世の中のさまざまな仕事がAIに取って代わられると言われる時代にあって、従来は当たり前のように存在していた仕事が、気付いたらなくなってしまうケースが、これからどんどん増えていくことになるでしょう。そうした時代でも柔軟に対応できる企業と巡り合うべく、しっかりと企業研究を重ねてください。

当社に関して言えば、病院に常駐して医療関係者を臨機応変に支えていくことになるだけに、機械ではできない“人が資本”の仕事であると自負しています。また、どんな時代背景になったとしても医療は人が生きるに不可欠な存在。しかも将来的な発展が見込まれる業界でもありますから、おのずと自己成長しやすい環境だと思います。

また、企業を選ぶというよりは、どんな企業でも対応できる人間となるという視点で自己研鑽に励むのも大切です。一つの会社に勤めていても、多様な場面、多様な仕事に取り組んでいくことになるだけに、マルチに対応できる人材は社会的にも需要があるのではないでしょうか。さらには将来、どんなキャリアプランを描きたいのかを具体的に考えておけば、その目標を叶えられる場を軸に企業研究をすることで、自身の適性にマッチする職場に出会いやすくなるかもしれません。
<人事担当・田中 聖子さん>

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入社後、責任者や拠点トップに上り詰める人材も多い。実力のある人材はどんどん成長できるフィールドが広がる。

マイナビ編集部から

院内物流システムであるSPDの専門家集団であるアルフレッサメディカルサービス(株)では、病院をはじめとする医療機関内で必要不可欠な医療材料や医薬品などを一元管理することで、現場の最前線に適切なモノをタイムリーに提供し続けている。SPDが導入されれば医療従事者の負荷が軽減され、より質の高い医療の実現に全力を尽くせるようになる。取材に応じてくれた熊木さんは著名な大学病院のSPDを支えているが、まさに責任と誇りを感じながら、前向きに仕事に臨んでいる姿が印象に残った。

SPDという仕事には特別な資格は必要ではない。それでもなお医療に貢献できるのが、この仕事の何よりの魅力の一つだ。医療従事者の要望を引き出す上では医薬品や医療材料に関する専門性なども頭に入れておかねばならないが、その点は業務に携わりながらいくらでも身につけることができる。先輩たちもOJTを通して成長を遂げてきただけに、“人を育てる”という文化はしっかりと根付いているようである。

病院内の関係者はもとより、上司や先輩、後輩、そしてパートナーなど非常に多くの人との繋がりで成り立つ仕事だからこそ、とコミュニケーション力に長けた人材が飛躍を遂げる傾向にある。ほんの少しの対応の遅れが患者さんの身の危険に繋がるだけに、フットワークの軽さも重要な要素。同社を企業研究する際には、そうした面も参考にして事業を深掘りしてみよう。

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千代田区九段南に本社オフィスを構える。医薬品卸を軸に展開するアルフレッサグループの一員として飽くなき挑戦を重ね続けている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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