東亜薬品(株)

当社の工場で製造された医薬品について、品質試験を行い、その医薬品の品質を評価することが主な仕事です。
現在私は、錠剤、散剤、DPI製剤（粉末吸入剤)の3種類の形状の医薬品の試験に携わっています。医薬品一つ一つで試験内容が異なるため、その医薬品ごとに様々な分析機器を用いて試験を行っています。中でもHPLC（高速液体クロマトグラフ）を用いた分析を行う試験が多いです。
また、医薬品そのものの試験以外にも製造環境や製造用水の試験なども行っています。

医薬品の品質評価試験には、簡単なものから複雑なものまで様々な試験方法があり、特に多種多様な製品を取り扱う当社では1年目からいろいろな製品の試験に携わることができ、早い段階で技術や知識を身に付けられるので自分の成長を実感することができます。
私たち品質管理の仕事は、患者様の手元に届く医薬品の品質を守る最後の砦であるため、決められた手順をしっかり守って丁寧に試験操作を進めていくことがとても重要です。自身の仕事の重要性にやりがいを感じるとともに、常に緊張感と責任感を持って日々の試験業務に取り組んでいます。

独自の強みであるDPI製剤に興味があり、試験してみたいと思ったことと、製造している医薬品が多種多様なため多くの医薬品に携わることができると思ったためです。
加えて、当社の冬季インターンにも参加しており、実際の試験を体験させていただいた経験があり、その際の先輩方の優しく丁寧な対応だったり、社内の雰囲気がとても暖かく感じ、アットホームな社風が魅力的だったのも決めた理由の一つです。