最終更新日:2025/7/11

三井不動産リアルティ九州(株)【三井不動産リアルティグループ】

業種

  • 不動産
  • 不動産(管理)

基本情報

本社
福岡県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

経験も成長も喜びもチームで分かち合える「ユニット制」の魅力を探る。

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顧客満足においても社員育成においても有益な「ユニット制」

複数のスタッフが一体となり顧客に対応する「ユニット制」は、三井不動産リアルティ九州(株)の特徴的な営業スタイル。異なるユニットに所属するリーダーと若手社員の話から、「人」を大切にする同社の魅力を探る。

■中嶋 孝宏(写真右)
リテール営業部(三井のリハウス)
2014年入社。リテール営業部で経験を積んだ後、賃貸仲介の事業部へと異動。その後、リテール営業部に戻り、2024年からはユニットリーダーを務めている。

■築森 大輔(写真左)
リテール営業部(三井のリハウス)
2022年入社。現在のユニットが4ユニット目でリーダー、入社5年目の先輩に次ぐ存在。リーダーの案件を一緒に担当しながら成長を遂げている最中。

■星野 明日香(写真中央)
リテール営業部(三井のリハウス)
学生時代に宅地建物取引士の資格を取得して2024年に入社。入社2年目になり、主体的に仕事を任される機会が増えてきた期待の成長株。

【中嶋さん】「ユニット制」だからこそ助け合いながら成長できる、有意義な仕組みです

私がリーダーを務めるユニットには、6年目、4年目、1年目のメンバーが所属しています。一人で担当するにはハードルが高い案件を早い段階で経験できるというのは、複数のメンバーでお客さまに対応するユニット制ならではのメリットです。私自身、若手だった時に先輩の商談に同行することで得るものが多くありました。そのため、案件の難易度や種類、メンバーのスキルなどを考慮した上で、最適な組み合わせを考えています。

ユニットメンバーだった頃は、自分が結果を出すことでユニットとしての目標数字に近づけることがモチベーションでした。リーダーとなった今、自分が中心となってチーム全体で結果を残すという思いがより強くなり、意識的に視野を広げています。各メンバーがどんな状況にあるのか、問題を抱えていないかなどを細かく把握し、適切なサポートをすることがリーダーの役目。ユニット内でお客さまからのメールをすべて閲覧できる仕組みになっているので、リアルタイムで情報が共有しやすい環境です。メンバーに対しても、お客さまに対してもきめ細かなフォローができるという点で、ユニット制は有益なシステムだと感じます。
私が思い描く理想のユニットは、特定のメンバーに依存して目標の数字を達成するのではなく、全員が自分の役割を果たし、安定した数字を残すチームです。新人、若手のボトムアップに主眼を置き、それぞれの課題克服や新たな経験につながる案件を、できるだけ多く任せるようにしています。

「住まい」という、人生で何度も売買することのない案件に関われることが、不動産に携わる仕事のやりがいです。私は以前、賃貸仲介の事業部にいたことがあり、当時のお客さまが私を頼って物件購入のご相談をいただけることもあります。キャリアを重ねることで、人と人の結びつきが広く、強くなっていくことがおもしろいですね。そんな不動産の仕事の醍醐味をユニットメンバーにもたくさん味わってほしいです。仕事で苦しいことがあっても、「会社に行きたくない」ではなく、「会社に行けばみんながいて、何とかなる」、そう前向きに考えられるようなユニットをリーダーとしてつくっていきたいと考えています。

先輩社員の紹介

2024年にリーダーに昇格し、今のユニットがリーダーとして2ユニット目の中嶋さん。プライベートでは最近結婚し、家具を新調するために週末は家具店巡りをしているそうだ。

【築森さん】見て学ぶのと、「ユニット制」で主体的に取り組むのとでは、経験値が段違いです

入社4年目で店舗を異動することになり、エリアの特性もお客さまも変わったので新たな学びを得ている最中です。これまでの経験や知識だけでは通用しない場面も多くありますが、ユニット制のおかげでリーダーや先輩からサポートしてもらえることに心強さを感じています。

購入希望の案件は主体的に行いつつ、売却希望の案件や複雑な購入案件などについてはリーダーに同行して、さまざまなケースを経験できています。また、住宅ローンについて、お客さまへの提案方法についてなど、現場で疑問に感じたことは事務所に戻ってから1つ上の先輩に聞くことが多いです。年次が近いので何でも相談しやすい関係ですね。自分だけで悩みや苦労を抱え込まなくていいというのはユニット制の大きな魅力。自分一人だとお客さまにご迷惑をお掛けしそうな高難度の案件でも、ユニットメンバーがフォローしてくれるおかげで担当できます。外から見ているだけなのと、分担しながらでも主体的に取り組むのとでは、得られる経験値が全然違うので、ユニット制のおかげで成長できている面は大きいと感じます。その一方で、同じユニットの入社2年目の後輩にとっては、私が一番身近な先輩です。些細なことでも質問してもらえるように、後輩の状況を気に掛けるように意識しています。

住宅は何度も売買するものではないので、お客さまの多くは初めて物件の購入や売却の相談に来られる方です。商談中に不安な表情が垣間見える場面も少なくありません。だからこそ、そのお客さまが何に不安を感じているのか、どんな暮らしを望んでいるのかなどを読み取る力が営業には求められます。この仕事を通じて、想像力や先を読む力が鍛えられたことを実感し、私生活でも無意識に相手の立場で物事を考えられるようになりました。

契約時にお客さまから掛けていただく「築森さんは、物件の良い面も悪い面も正直に話してくれるから信頼できます」という言葉が、私にとっては何より力になります。営業なので数字を意識しないわけにはいきませんが、数字を追うのではなく、お客さまに寄り添った先に数字がついてくるという認識で、これからも人間力を磨いていきたいと考えています。

先輩社員の紹介

普段は寡黙でクールな印象だが、仕事になると熱い男へと変身する築森さん。日々の業務の傍らで建築士の資格取得を目指して勉強するなど、自己研鑽にも励んでいる。

【星野さん】「ユニット制」で一人じゃないという安心感があるからチャレンジできます

学生時代に部屋探しをしてとてもワクワクしたことが心に残っており、住宅に携わる仕事がしたいと考えるようになりました。また、飲食店でのアルバイト経験から、いろいろな人と話をして、さまざまな価値観を吸収することが好きだと分かったので営業職を志望。不動産業界の中でも、より多くのお客さまと出会えそうな仲介事業に興味をもちました。地元の福岡県で働ける企業を探し、「ユニット制」という他にない仕組みに注目。いろいろなメンバーの意見を聞きながらチームで動く働き方に魅力を感じて入社を決めました。

不動産業界を志望してから宅建の資格勉強を始め、大学3年生の時に取得しました。そのため、資格試験で学んだ知識が仕事で生かせるとイメージしていましたが、実際はそれだけでは通用しないことを痛感。だからこそ、入社後の研修プログラムが充実していたことに助けられました。全国の三井不動産リアルティグループの新入社員が集まって東京・大阪で行われる研修と、自社である福岡での研修を交えて毎月何らかの研修があり、そのたびに専門知識を磨くことができました。「仕事を通じて、たくさんの人と出会いたい」が自分の出発点だったので、全国で活躍する同期と仲良くなれたのも嬉しかったです。入社2年目になっても研修を受ける機会が多く、実務以外に学びのチャンスが豊富な点は当社の魅力だと実感します。

入社1年目はユニットメンバーのサポート業務が中心でしたが、2年目になり任せてもらえる仕事の範囲が広がりました。案件のすべてを一人で完結させるにはまだ経験不足なので、自分がやった仕事の前後をリーダーや先輩がフォローしてくれるからこそ、実務から学べることは多いです。「一人じゃない」という安心感が本当に大きく、思い切ってチャレンジすることもできているので、ユニット制の有難みを日々感じています。一人ひとりが数字を追っていると、仲間であると同時にライバルという関係性になりますが、ユニットメンバーは100%同じ目標に向かう仲間です。先輩方が自身の経験談や営業ノウハウを、出し惜しみすることなく教えてくれるので勉強になります。私もいずれは後輩に教えられるような存在に成長することが当面の目標です。

先輩社員の紹介

多様な人と交流して、自分が知らない知識や経験、価値観を得ることが楽しいと語る星野さん。お客さまからもユニットメンバーからも学びを得て、毎日が充実しているそうだ。

企業研究のポイント

【中嶋さん】
不動産は人生で一番高額な買い物と言われています。そのため営業社員には高い知識、豊かな人間性が求められるため、新人が一人前に成長するのは簡単ではありません。だからこそ、企業研究の際にはどんな環境のもとで成長できるのかに注目して、各企業の研修システムなどを比較することが大切だと思います。ぜひ、自分に合った企業を見つけてください。

【築森さん】
売買仲介の仕事は「家を売買すること」だと思われがちですが、私自身は「お客さまを想うこと」が仕事だと考えています。イメージしやすい仕事内容の裏にある、本質的な仕事の意味を理解して、それが自分に合っているかを確かめることが企業研究においては重要です。自分だけでそこまで調べるのは難しいので、実際に働いている社員の声を直接聞ける機会はとても貴重です。そういった機会があれば積極的に参加してみてください。

【星野さん】
私は地元の不動産業界に絞っていたので、1社1社に時間を掛けて企業研究を行うことができました。実際に足を運び、働いている人と触れ合える機会を有効活用し、その場で自分がどう感じたかを大切にしてください。人に会うことで、どんな先輩と一緒に、どんな雰囲気のオフィスで働くことになるのかをイメージしやすくなると思うので、さまざまな企業へ足を運んでほしいです。

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ユニットメンバーは定期的に入れ替わる。経験を重ねることで、同じユニットで働いたことのある社員が増え、社内での人間関係が深まっていくこともユニット制の特徴だ。

マイナビ編集部から

三井不動産リアルティ九州(株)が手掛けるサービスの中で、特筆すべき実績なのが「三井のリハウス」の全国売買仲介取扱件数38年連続No.1(※)。これは長年にわたり顧客から信頼されてきたことの表れといえる。その信頼を生む同社の強みが多種多様な事業展開だ。個人向け不動産売買仲介(三井のリハウス)、駐車場事業(三井のリパーク)に加えて、新築マンションの販売受託や法人向け不動産仲介、不動産資産コンサルティングなど、実に幅広いサービスを展開。不動産の「売る」「買う」「貸す」「借りる」「活用する」というニーズにすべて対応できることで顧客から信頼を獲得している。

さらに、取材を通して感じられた同社の魅力が、あたたかな社風について。周りのことを気にかけてくれる社員が多く、仕事で失敗してしまった時に別のユニットに所属する先輩から「飲みに行こうか」と励ましてもらえた、などといった具体的なエピソードを多数聞くことができた。

経験年数の異なるメンバーで顧客に対応する「ユニット制」は、高品質で均一なサービスを顧客に提供すると同時に、若手社員にとっては、経験豊富なユニットリーダーや先輩メンバーとの二人三脚で、業務習熟度が高くなるなどメリットが多い。

同社には「不動産のスペシャリスト」として成長していくための土壌と、さまざまなチャンスがあると、今回の取材を通じて実感した。

(※)2024年12月日本経済新聞掲載

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全国有数の高い人口増加率を続ける福岡市を拠点に、時代の流れ、ニーズを敏感にキャッチ。総合不動産会社として顧客に必要とされるサービスを提供している。

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