(株)ナルサワコンサルタント

入社してから様々な設計業務に関わってきましたが、共通して言えるのは、「設計はいろいろな視点から考えなくてはならない」ということです。地元の皆様の要望、地形状況、建設コストなどの諸条件を踏まえた上で、最適な提案をしなければなりません。とても難しいことですが、地域の皆様のためにより良いものを目指して、考え、設計することに、この仕事のやりがいを感じています。

私は大学で柏崎市“えんま通り商店街”の災害復興に関する研究を行っていました。研究過程で、“地元の方と専門家の協力があったからこそ被災地の復興は成し遂げられた”といった経緯を知り、インフラ整備への関わりにとても関心を持ちました。「地元に寄り添ったものづくりがしたい」と考え県内企業を探したところ、地域密着で地元に貢献できる当社に出会うことができました。

大学で３ＤＶＲを使った研究をしていたこともあり、３次元モデルを使って設計する業務では、大学での研究成果を存分に活かすことができました。３次元データへのニーズはますます高まっており、研究成果を活かす場面はこれからも増え続けると実感しています。時代のニーズに的確に応えられるよう現状に満足せず、これからも知識を深めていきたいと思います。

水路等の構造物の設計や構造計算の他、地質への理解も深めていきたいです。先輩社員に比べれば、まだまだ知識、経験ともに不足していますが、一日でも早く一人前の技術者になれるよう技術の研鑽に努めています。また、将来は技術士の資格取得にもチャレンジしたいため、業務を通じて多くの知識と経験を積んでいます。

一番大事なのは“自分が何をしたいか”を見極めることだと思います。そこを曖昧にしてしまうと、就職してから必ず後悔するでしょう。就活の時期は自分を知る良い機会と捉えて、じっくりと自分に問いかけてみてください。働く上でわからないこと、不安に思っていることは積極的に先輩に質問し、また、友人や身近な人と情報を共有することも、自分を知るうえでとても有効なことだと思います。後悔のない就活になるよう全力で取り組んでほしいと思います。