最終更新日:2026/6/1

大阪ガスケミカル(株)

業種

  • 化学
  • 繊維
  • プラスチック

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

「活性炭」の可能性を広げ、サスティナブルな社会の実現に貢献できる研究者へ

  • 化学系 専攻の先輩

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若いうちから自由にチャレンジできる恵まれた環境です!

水や空気の不純物を取り除く「活性炭」の研究開発に携わる清家さん。お客様のニーズに応える製品開発に熱心に取り組む姿にクローズアップしました。

清家 尚也
活性炭事業部 研究開発部 素材開発チーム
2020年入社
岡山大学 自然科学研究科専攻修了

無限の可能性を秘めた「活性炭」について勉強するところからスタート

大学院では自然科学研究科の界面プロセス工学研究室に所属。生物、化学、物理化学、化学工学の融合によって、ナノやマイクロ単位の新規材料の創製について研究していました。研究室と企業との共同研究プロジェクトも多く、例えばナノファイバーの開発など社会に貢献する新たな技術を生み出すことを目的としていたので、卒業後もそうした製品づくりができる化学メーカーへの就職を考えていました。
また学生時代の知識を活かすだけでなく、「新たな知見を広げたい」という思いもあり、様々な分野で活躍する総合化学メーカーを志望。なかでも、領域の異なる事業を多角的に展開し、それぞれが業界トップクラスの高い技術力を誇る大阪ガスケミカルに興味を持ちました。大阪ガスというとガスなどインフラのイメージが強く、これだけ高い知名度と安定感のあるグループ内に、海外にもフィールドを広げる化学メーカーがあることは驚きでしたね。

入社後は活性炭事業部・研究開発部・素材開発チームに配属。しかし、活性炭といえば冷蔵庫の脱臭剤くらいしか知らない、全く知識のないところからのスタートでした。そもそも活性炭とは、木材・石炭・やし殻を原料として、吸着性を強めた炭素のこと。古代エジプトで活性炭を薬用として使っていたなど長い歴史があるようですが、いまだに未知な部分があり、無限の可能性を秘めたものだといわれています。
最初のうちは知識不足からくる不安もありましたが、専属の先輩にマンツーマンでついて教えてもらううちに仕事の面白さを実感。わからないことがあればまず自分で勉強してみて、それでもわからなければ気軽に先輩に聞ける環境があったので、どんどん知識や経験値を高めていくことができました。さらに年に数回、Daigasグループの研修もあり、資料作成のコツや効率的な計画の立て方など、社会人として知っておくといい実践的な学びも役立ちました。

先輩の仕事現場に潜入!

「資格取得のバックアップもあり、私は公害防止管理者の国家試験に向けて勉強中。大気汚染防止や水質汚濁防止に関する知識を深めたいと思っています」と清家さん。

試行錯誤を繰り返し、世界中の暮らしに役立つ「活性炭」を研究開発

現在は、粒状活性炭や粉末状活性炭をベースとした製品の開発に取り組んでいます。
当社の活性炭は、“白鷺”ブランドという100年近い歴史があるもの。2014年には活性炭製造・販売会社のJacobi Carbonsをグループに加え、世界に広がるグローバル活性炭メーカーとして世界100カ国以上に製品を供給しております。
活性炭が活用される分野として、一般的には私のように冷蔵庫の脱臭剤や家庭用浄水器カートリッジなどをイメージする人が多いでしょう。当社の活性炭は「水」や「空気」の浄化を中心に工業水処理、溶剤回収、空気清浄機、医療用、工業用脱臭など幅広い分野で活用されています。

研究開発の仕事の流れとしては、お客様からの問い合わせやご依頼から製品をつくる「ニーズ開発」と、時代の流れに合わせて市場分析を行い、自社発信で製品を生み出す「シーズ開発」の2パターンがあります。
私の場合、現在はニーズ開発に携わることが多く、排水処理場や化学メーカーといったお客様から「こんな不純物を取り除きたい」というご要望があれば、まずはラボスケールで原料の選定やサンプルの調製条件などをスクリーニングし、要求仕様に合致する処方を完成。その後、営業や品質管理、原料調達を行う部署や関連工場などと連携を取りながら、量産性やコスト面など様々な検討・確認を経て製品化に至ります。製品ができるまでには1~2年かかることも、結果が出なければ打ち切りになることもあります。私は入社2年目から先輩についてある製品を開発中ですが、まだ完成には至っていません。試行錯誤を繰り返し、完成したときの達成感や喜びはものすごく大きいだろうなと楽しみにしているところです。

先輩の仕事現場に潜入!

入社から3年目までは新入社員育成の多彩な研修プログラムを実施。また現場でも年齢の近い専属の先輩がつき、丁寧な指導を受けることができます。

若手のうちから積極的にチャレンジ!「活性炭」の新たな価値を創造したい

今、私がこの会社に入って良かったと感じるのは、若手のうちからチャレンジできる恵まれた環境があること。多くの担当業務を任せてもらい、日々スキルアップしている実感を得られます。先輩たちもみんな「執念と粘りをもって失敗を恐れず挑戦する」というマインドを持っていますし、各分野のプロフェッショナルたちから専門知識を学べるのは研究者にとって非常にエキサイティングな環境ですね。また海外でのシェアも高い当社の研究開発部には外国人研究者が在籍し、外国人技術者とのMeetingも実施されます。また、会社全体としては会社負担で英会話を学べるなど、グローバルな活動も積極的に行っています。

今後の目標は、お客様のニーズに合わせて、ヒアリングから製品化までを主体的な立場で担当すること。今は先輩に頼ることも多いですが、自分自身がリードできるよう成長していきたいと考えています。そして将来的にはお客様から求められる活性炭を先取りし、時代の一歩先で開発していきたい。特に近年は高度浄水処理をはじめとする水質の厳格化や、SDGsやカーボンニュートラルの観点から二酸化炭素排出量の削減など、環境を守るための活性炭の需要が高まっているので、時代によって変わる情勢に合わせた製品開発など、社会に貢献できる余地はまだまだ大きいといえるでしょう。これからも「活性炭」という無限の可能性を秘めたものを追究し、新たな活用法や価値を創造できたら最高ですね。

先輩の仕事現場に潜入!

新たな製品開発のためには、失敗を恐れずチャレンジすることが大事。「次はこうしてみようかな」という発想力や好奇心が、ソリューションへ導くカギとなります。

企業研究のポイント

私が企業研究をしていた頃を振り返って良かったと思うのは、早い段階で自分の軸を決めていたことです。「これがしたい」という仕事内容や、「こんな会社に入りたい」という目標が定まっていると、企業研究も比較検討がしやすいのではないでしょうか。逆に軸が決まらないまま手当たり次第に企業研究していた人は、苦戦していた印象です。

ただ私は忙しさを理由にインターンシップに参加しなかったのが反省点です。インターンシップによく参加していた友人は「ホームページだけではわからない雰囲気や社風を肌で感じられる」と言っていたので、インターンシップに参加するのは有意義だと思います。実際に社会人になると、一緒に働く人たちの人柄や社風はとても大事。私は優しい先輩たちに恵まれ、なんでも気軽に相談できる環境があって良かったですね。また当社は大阪ガスのグループ会社ということもあり福利厚生や待遇が充実しており、休日をしっかり取れるのも魅力です。

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当社ではオンラインと集合形式の2スタイルで、「化学素材メーカーでの研究開発を知る!」インターンシップを開催。

マイナビ編集部から

大阪ガスケミカルは、「CF材料事業」「ファイン材料事業」「活性炭事業」「保存剤事業」の4分野で事業展開している総合化学メーカー。しかも各事業がそれぞれの業界で高い技術力を有し、さまざまな製品を世界中のお客様へ提供しているのが特色だ。記者はDaigasグループにこんな化学メーカーがあると知らなかったが、学生の皆さんにとっても意外な発見ではないだろうか。

実際に取材して、高い技術力の原動力となっているのは「失敗を恐れずチャレンジする」という社風にあると感じた。新人や若手社員もやってみたいことがあれば、チャンスを与えて任せてみる。その結果もし失敗しても、先輩たちがちゃんとフォローし、新人や若手社員が学びを深められる環境が整っているのである。それはDaigasグループの安定した経営基盤、製品のブランド力、技術とノウハウへの信頼があってこそできることだろう。研究開発に携わる者にとって、安定基盤の上で自由にチャレンジできる環境は願ってもないはずだ。

また働きやすい職場であるのも魅力のひとつ。教育・研修や福利厚生が充実しているのはもちろん、年間休日は127日と多くワークライフバランスも取りやすい。取材対象者の清家さんは「休日や仕事終わりにランニングやゲームなど自分の趣味をたっぷり楽しめる」と語っていた。同社を調べる際には、事業内容だけでなくこうした職場環境も確かめてもらいたい。

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当社の研究開発拠点は、大阪中心部から約30分という好立地。毎日通勤することを考えたら、これも大きなメリットといえる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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