最終更新日:2026/6/2

茨城県大同青果(株)

業種

  • 商社(食品・農林・水産)
  • ソフトウエア
  • 食品
  • 情報処理
  • 農林・水産

基本情報

本社
茨城県

取材情報

DXが変える、私たちの仕事

DXがつなぐ青果卸売の現場! 私たちが、仕事の常識を変える

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AI活用により、業務の効率化も働きやすさもますます向上

青果卸売業界でDXを推進し、数々の画期的な取り組みが社外からも高く評価される茨城県大同青果(株)。AIをはじめとするデジタル技術の活用により、仕事はどう変わったのか。現場で活躍する3名の社員に話を聞いた。

■F.T.さん
営業第3部1課/2014年入社

■T.H.さん
コンサルティング本部/2008年入社

■M.T.さん
総務部経営管理課/2023年入社

再度の出社が不要になり、長期休暇取得も促進。DXにより働き方自体も大きく変化

青果市場の営業は、全国の産地から野菜や果物を仕入れ、スーパーなどの小売店や仲卸会社へ販売する仕事です。日々の注文は携帯電話やFAXで受けますが、私が入社した12年前は、早朝から午前中の業務を終えて一度帰宅した後、会社に届いたFAXを確認するため、夕方ごろにもう一度出社していました。翌日の注文を取りまとめ、割り振りを決める必要があったからです。
しかし、チャットワークの導入により、FAXで届いた注文をどこからでも確認できるようになりました。その結果、再度出社する必要がなくなり、夕方のラッシュアワーに出勤する負担も解消されました。ここから、当社のDXは始まりました。

DXの取り組みの一例として、情報共有に便利なスプレッドシートをさまざまな業務で活用しています。とくに商談時に使用する価格一覧表では、これまで一人が各営業に確認して集約していた青果の価格情報を、各自がスマートフォンから直接入力する形式に変更しました。以前は1~2日かかっていた作業が、現在では30分から1時間程度で完了しています。
また、新しい社内システムの操作方法を調べる際には、NotebookLMを活用しています。マニュアルを読み込ませておけば、質問するだけで必要な情報にすぐたどり着き、日々の業務を支えています。

近年は、進化の著しい生成AIも積極的に活用しています。生産者との会話を録音するだけで自動的に議事録が作成されるため、産地訪問の際には欠かせません。手書きメモをもとに帰社後入力していた以前と比べ、確認と修正だけで済み、報告業務の負担が大きく軽減されました。

最近の成果の一つが、業務マニュアルの整備です。青果の営業は品目ごとに一人の担当者が責任を持つ「個人商店」のような側面があり、不在時に業務が滞る課題がありました。そこでDX推進部門が各担当者にヒアリングを行い、その内容をAIで分析・整理・要約。取引先ごとの特徴や想定されるトラブル、その対応まで網羅した実用的なマニュアルが完成しました。これにより、「その人が休むと分からない」状態から、「見れば対応できる」状態へと変化し、属人化の解消が進みました。その結果、長期休暇も制度として定着し、社員が安心して取得できるようになりました。DXは単なる効率化ではなく、働き方そのものを変える力を持っていると確信しています。
(F.T.さん)

先輩社員はこんな人

葉物担当として活躍するとともに、営業現場のDX推進の旗振り役を担うF.T.さん。昨年結婚して新婚旅行を計画したのを好機に、長期休暇を取りやすい業務の標準化も進んだ。

DXは業務改善につながる有益な手法。提案を受け入れてくれる社風もやりがい

コンサルティング本部では、新しいシステムの導入支援や、導入後の問い合わせ対応をはじめ、幅広い業務に取り組んでいます。私はこれまで、経理、営業事務、開発部、電算部と複数の部署を経験してきました。現在は、現場から寄せられる不具合報告や改善要望を吸い上げながら、システムをより使いやすい形へと改善していく役割も担っています。さまざまな部署を見てきたからこそ、どの現場にどんな負担がかかっているのか、どうすれば働きやすくなるのかを考えられる点が、自分の強みだと感じています。

今、とりわけ大きなテーマとなっているのが、自社開発の基幹システム「青果クラウド」です。従来の基幹システムは社内の限られた環境でしか利用できませんでしたが、青果クラウドはブラウザで使えるため、タブレットから在庫確認や販売入力が可能になりました。これにより、これまで事務担当の入力完了を待っていた業務を、営業がその場で進められるようになり、仕事の流れは大きく変わりました。作業を複数人でバランス良く分散できるようになり、朝に業務が集中していた状況を見直すことで、残業削減にもつながっています。

なかでも重視しているのは、事務系従業員の業務量を減らすことです。これまでは販売入力や確認作業の一部を事務担当が担っていましたが、青果クラウドの導入を機に役割分担を見直しました。また、入力内容を人の手で二重確認する「ベリファイ」という作業も廃止しています。確認そのものをなくしたわけではなく、代わりにシステム上でチェックできる仕組みを整えました。人が時間をかけて行っていた作業を仕組みに置き換えることで、ヒューマンエラーを防ぎながら日々の負担を軽減し、人件費などのコスト削減にもつなげています。

さらに当社では、月に一度、業務改善報告会と生成AIのタスクフォースを実施しています。報告会では部署ごとの改善事例を共有し、タスクフォースでは有志が集まって生成AIのユースケースを発表しています。そこから「そんな方法があったのか」「自分たちの仕事にも応用できそうだ」といった気づきが生まれています。DXは現場に定着してこそ意味がありますが、当社には新しい取り組みに挑戦しやすい社風があります。特定の人だけが進めるものではなく、みんなの仕事を少しずつ良くしていく取り組みこそがDXだと感じています。
(T.H.さん)

先輩社員はこんな人

前部署の電算部は集計業務がメインのため、表計算ソフトを自動化して高く評価されたT.H.さん。トップ直々に声がかかり、現部署に招かれた「業務改善のエキスパート」だ。

ペーパーレス化が当たり前。会社を支える総務の一員として、重要な業務に集中できます!

私は県外の大学に進学しましたが、就職するなら地元である茨城で働きたいと考え、当初は業種を絞らずに地場企業を中心に探していました。その中で当社に魅力を感じたきっかけが、会社説明会で知ったDXの取り組みです。現在では多くの企業が「DX推進」を掲げていますが、当社は短いサイクルで次々と新しい施策に挑戦し、それを実際の成果につなげています。そのスピード感に強く惹かれました。

入社後は営業として国産果実を担当し、この春から総務へ異動しました。営業時代にも、DXの恩恵を感じる場面は多くありました。すでに社外から在庫を確認できる仕組みが整っていたため、夕方に改めて出社しなくても、自宅で業務を進めることができました。特に果物は鮮度管理が重要なため、在庫状況をすぐに把握できるのは大きな利点でした。システムを活用することが当たり前の環境は、現在の部署にも共通しています。

総務に異動してまず実感したのは、人事系業務のペーパーレス化が進んでいることです。社会保険や各種給付金の申請など、かつては紙で行っていた手続きも、現在は電子申請が中心です。社内申請もスマートフォンやパソコンから行えるものが多く、有給申請などもオンラインで完結します。人事・労務の仕事は紙書類が多いというイメージを持たれがちですが、当社ではその印象が大きく変わり、書類が山積みになることはほとんどありません。

現在は、私が加わったことで、これまで一人で担当していた採用と人事業務をダブルキャスト化し、二人体制を整えているところです。そのため、業務の流れをマニュアルとして整理し、担当者が変わっても滞りなく進められる仕組みづくりを進めています。私自身もそのマニュアルを見ながら業務を覚えており、分からない点はすぐ隣の同僚に確認できる環境です。一人しか分からない仕事を減らし、これまでの負担を軽減するとともに、いつ休んでも業務が回る体制を整えることは、働きやすさにも直結しています。総務として、ルーティン業務の仕組み化が進むことで、優秀な人材の確保など本来注力すべき業務に集中できる点にやりがいを感じています。会社を下支えする総務の仕事の重要性を、日々実感しています。
(M.T.さん)

先輩社員はこんな人

給与計算のアプリをノーコードで作成したり、採用業務にAIを活用したりとITを自在に使いこなすM.T.さん。「社内の雰囲気が抜群に良いことも魅力です」と語る。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • F.T.さんが感じる職場の雰囲気
  • T.H.さんが感じる職場の雰囲気
  • M.T.さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

企業研究を進めるときは、業界や知名度、条件面だけで絞り込みすぎず、「自分が無理なく続けられる環境かどうか」という視点も重視してほしいと思います。仕事内容や待遇はもちろん重要ですが、将来を見据えると、社内の雰囲気や人間関係、価値観の合う職場かどうかが大きく影響します。インターンシップなどの社員と直接接する機会があれば、話している内容だけではなく、社員同士の距離感やコミュニケーションの取り方にも注目してみてください。自分がその場にいる姿を自然にイメージできるかどうかは、企業選びの大きなヒントになります。

例えば当社には、社風の良さや変化を前向きに受け入れる企業文化があります。実際、社員同士の距離が近く、年次や立場に関係なく気軽に声を掛け合える雰囲気があります。また、DXやAI活用にも積極的で、新しい仕組みを取り入れながら、業務を少しずつ改善していこうという姿勢が根づいています。単に便利なシステムが整っているだけではなく、「もっと良くできるのでは」という現場からの提案を受け止め、実際に試せる環境があることも、大きな特長です。こうした点は、企業研究を進めるうえで重要な判断材料になるのではないでしょうか。
皆さんが安心して働き、成長していける会社かどうかを知るためにも、ぜひこうした社風や取り組みに注目してほしいと思います。
(総務部経営管理課 T.M.さん)

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経営理念の第一は「安心・安全な信頼される青果物」を供給すること。新鮮で美味しい野菜や果物を調達する第一のミッションにも、AIのバックアップにより全力を注げる。

マイナビ編集部から

茨城県大同青果(株)は、水戸市公設地方卸売市場を拠点に、青果物の安定供給を担う地域密着企業。青果卸売業として茨城県で高い実績を持ち、生産者と買受人をつないで茨城の食のインフラを支える一方、DXの取り組みにより知名度が高い企業である。近年は自社の成功事例を「バックヤードツアー」として公開しており、業種を超えて多くの企業が視察に訪れている。

取材で印象的だったのは、同社のDXが単に新技術を導入するだけではなく、実践的な形で日常業務に定着していることだ。例えば営業現場では、外出先や自宅から注文確認や情報共有ができ、自社開発の基幹システムによって在庫管理や販売データの確認もブラウザ上で完結。バックオフィスでもペーパーレス化や業務改善の仕組みづくりに役立てており、業務の効率化はもちろん、属人化の解消や業務の平準化、長期休暇の取得促進にもつながっている。

取材した3名の話からも、DXが一部の専門部署のものではなく、営業、コンサルティング、総務と各部門に浸透していることが伝わってきた。業務改善報告会やタスクフォースなど、改善事例や新しい知見を共有する場があることも特徴的で、同社の理念に「変化・成長」と謳われているように、社風にも「進取の精神」がうかがえる。「安心・安全な信頼される青果物」を供給しながら、AIとデジタルの力で仕事の常識を更新していく。茨城県大同青果(株)は、そんな未来志向の会社である。

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オフィスは整然として気持ちが良く、机の上に書類が山積みになることもない。社員同士はもちろん経営陣との距離も近く、チャレンジを歓迎、応援するオープンな風土だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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