最終更新日:2026/6/25

社会福祉法人 安曇野福祉協会

業種

  • 福祉サービス
  • 教育
  • 食品

基本情報

本社
長野県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

福祉を極めた人もまったく専攻外の人も。これまで得た経験すべてが支援の糧になる。

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手厚い研修&資格取得でいっそう専門性を高められる

北アルプスを望む信州・安曇野市で、8つの福祉施設を運営する安曇野福祉協会。人と直接向き合う仕事だからこそさまざまな経験や専攻を生かして活躍できることを、現場で活躍中の先輩3名に伝えていただきました。

【右から】
●小松 大悟さん
特別養護老人ホーム常念荘/2023年入職/社会福祉学部出身
●手塚 千尋さん
障害者支援施設アルプス学園/2022年入職/総合経営学部出身
●小川 勇希さん
特別養護老人ホーム常念荘/2023年入職/生物産業学部出身

地域で高齢者の方と触れ合った経験をもとに、相手の思いをていねいに汲み取る支援を目指します。

早くに祖父母を亡くし、「家族にできなかった分、できるだけ地域の高齢者の方の力になりたい」という思いを長く抱えていました。高校では総合学科で福祉を中心に学び、地元の社会福祉協議会の職員の方とお話できる機会も。社会福祉全般への興味が深まる中、大学に進んでからは地域福祉のゼミや授業をメインに受講してきました。ゼミの一環として、上田市内の小さな地区で、高齢者の方が集まるクラブにお邪魔したこともあります。参加者の方とお話をしたり一緒にお茶を飲んだり、手遊びなどのレクリエーションも体験しながら、高齢者の皆さんがアクティブに交流されている様子を体感。私たちゼミ生も歌や楽器演奏を披露しつつ、こうした地域のつながりが、一人ひとりを孤独にしないための大事な役割を果たしていると感じました。

現在は特別養護老人ホームで、利用者さんの生活支援に携わっています。介護員の仕事は食事や入浴のお手伝いだけだと思われがちですが、私はできるだけ、「最近どうですか」「困っていることはありますか」など、利用者さんと言葉を交わすことを大事にしています。

1対1で向き合う中で、事前情報とは違う思いを引き出せるのは、学生時代のゼミ活動を通して知ったこと。情報シートに「あまり人と関わることが好きではない」と書かれている方でも、実際にお散歩に誘ってみれば笑顔を見せてくれるなど、その日その時の思いをしっかり汲み取る必要があると感じています。もちろん適切に相手の感情を引き出すには技術も必要です。私は学生時代、社会福祉士の資格を取る際に相談援助のノウハウを学ぶカリキュラムを受講。社会福祉協議会で相談業務も見学させてもらい、「受容」と「共感」の大切さを学びました。正解かどうかではなく、まずは相手を受け入れるという考え方は、今、利用者さんと関わる上でとても役に立っています。

加えて福祉に携わるには介護員や相談支援員、市職員や社協職員、医療スタッフから研究機関まで幅広い他職種連携が必要ということも学びました。実際、施設の中だけでも機能訓練指導員や栄養士など、さまざまな方とのチームワークで利用者さんの暮らしを支えています。このチームは誰が欠けてもうまくいかないもの。だからこそお互いを尊重し、相談しやすい環境を作ることが、利用者さんの生活の質を向上させることにつながるのだと実感しています。
【小松さん】

先輩の働き方をご紹介

「現在は介護福祉士の資格取得を目指して勉強中。障がい者支援の経験も積んで、ゆくゆくは相手の思いを引き出す相談業務にも携わりたいです」(小松さん)

バイト時の反省から信頼関係を築く方法を模索。利用者さんと距離を縮められた時はうれしかったです!

両親が福祉の仕事をしていたことから福祉業界に興味を持ち、社会福祉士の受験資格を得られる学科を選択。福祉全般の知識と共に、観光や地域経済など広い分野を学びました。
印象に残っているのは実習で、市福祉事務所の業務を体験したことです。高齢者施設や障がい者施設を選ぶこともできたのですが、「福祉とは何か」という基本を学ぶには行政の仕事を知ることが近道という母のアドバイスもあって実習先を決めました。

福祉事務所は生活に困難を抱える方を支援するための公共機関です。実習では職員の方から業務の基本知識を教わったほか、生活保護を受けている方の事例検討にも参加。その方がどんな課題を抱え、どんな対応をすれば良いか、実習生同士のグループワークを通じて話し合いました。

夏休みや春休みには、放課後等デイサービスでのアルバイトも経験しています。障がいや発達特性のあるお子さんと一緒にゲームをしたり宿題の見守りをしたり、ここでは利用者さんと直接関わる経験を得てきました。とはいえ学生の自分にとって、中には接し方に迷ってつい避けてしまった人も。平等に対応する難しさを実感すると同時に、接し方のノウハウを学ぶ大切さを学びました。

現在は障がい者支援施設で食事や入浴など、日々の生活の支援を行っています。中にはこだわりが強く、支援者に対して厳しい態度を取る方もいますが、バイト時代の経験から、まずは自分から距離を縮めて一から関係を作ることを心がけています。例えばお風呂が嫌いで、「この職員とは絶対に入浴しない」という利用者さん。先輩の声掛けでやっと入ってくれる場面を目にして、1、2年目は「どうしたら私の支援を受け入れてくれるんだろう」と悩みましたが、日々のあいさつを重ね、少しずつ打ち解けてもらえるように。「じゃあ行こうか」と車椅子を押すことでスムーズにお風呂場へ行けるようになった時はうれしかったです。

入職2年目には社会福祉士資格を取得しました。関連する制度や法律など、学生時代から学んできたことが実を結んだかたちです。4年目に介護福祉士にも合格したので、今後は高齢者支援の知識も生かしつつ、今の現場でスキルアップすることが目標。利用者さんの高齢化が進んでも安心して過ごせる場所を作りたいと考えています。
【手塚さん】

先輩の働き方をご紹介

「歩き方など利用者さんの小さな変化に気付いて受診につなげられたことも。コンビニでのバイト経験も、相手の様子をよく見るスキルを養ってくれました」(手塚さん)

オホーツク海圏での水産加工や養殖技術を研究。細やかな観察眼が支援にも役立っています。

もともと生き物と触れ合うことが好きで農業高校に進み、牛や羊など畜産動物の飼育管理方法を学んできました。加えて大学進学時には水産の勉強ができる北海道へ。オホーツク海に面した自然豊かな土地で、実際の水産業の現場にも触れながら、水圏の環境や水産物の生産・加工・流通の流れを知ることができたのは貴重な経験でした。

私自身は鮭の稚魚を孵化させ、どんなえさを与えれば効率良く育てられるかなど増養殖に関わる研究を行ってきました。稚魚はまわりの環境の変化にとても敏感なもの。毎日の天候に気を配り、海から取ってきた水の濁りを都度チェックするなど、細心の注意を払って育ててきました。

水産業界に進む同期も多い中、まったく異分野の福祉業界を目指したのは、「直接人の役に立てる仕事がしたい」と考えたからです。卒業後は地元の長野県に戻ろうと考えていたこと、祖母がデイサービスを楽しそうに利用する姿を見ていたこともあり、自然と福祉の仕事を中心に就活を進めてきました。当法人に入職を決めたのは、施設見学の際に職員の方同士が明るくお話をしている姿を目にしたからです。ここなら未経験の自分も安心して飛び込めそうだと感じました。

現在は特別養護老人ホームで、利用者さんの日々の生活をお手伝いしています。起床の介助をして身だしなみを整え、お茶を淹れたりお顔を拭いてあげたり。時にはお花見など、季節に合わせた外出イベントも行います。お話が難しい利用者さんもいらっしゃいますが、日々の介助の中で笑顔を見せてくれたり、手を握っていただけたりすることもあり、それが何よりやりがいです。

学生時代、生き物のお世話をする時に学んだのは、日常の小さな変化に気付くことの大切さです。福祉の仕事をする上でも、利用者さんのわずかな表情や動きを敏感にとらえ、適切にケアすることが欠かせません。介護技術はまだまだ勉強中ですが、自分なりのコミュニケーションで利用者さんに喜んでいただけた時は、これまでの経験を生かせているように感じます。
研修体制が充実しているのも当法人の特徴。今後は介護福祉士資格を目指しつつ、いっそう利用者さんに寄り添った介護を目指したいです。
【小川さん】

先輩の働き方をご紹介

「入職後の研修が手厚く、身体拘束や虐待、感染症など大事なテーマを段階的に学んでいます。今は介護福祉士の勉強中。先輩方にもとても相談しやすい環境です」(小川さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 小松さんが感じる職場の雰囲気
  • 手塚さんが感じる職場の雰囲気
  • 小川さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

以前は感染症対策等で活動が制限されていましたが、現在は多くの福祉事業所が見学を受け入れています。企業研究でオススメしたいのは、気になる施設があれば実際に足を運び、その場の雰囲気を見て感じていただくこと。こんな利用者さんがいるんだ、職員はこんな感じなんだという実際の様子を知ることが、自分が働くイメージを描くためにも大切ではないでしょうか。

また当法人のように高齢者から障がい者、児童まで幅広い支援業務を手がけるところも増えています。やりたいことがまだ絞れない方はもちろん、既に「この支援がしたい」と決まっている人にとっても、興味と知識の幅を広げられる環境。何が自分に合うのか、やってみないと分からない点も多いですから、迷った時はさまざまに体験できる事業幅の広いフィールドを探してみるのも良いかもしれません。

福祉の仕事は、利用者さんが今まで生きてきた歴史と向き合うことでもあります。たとえば製造業に長年携わってきた方のお話を、工学部出身の支援者が受け止めてくれるなど、福祉とは一見関係ないように思える知識や経験が助けになることも。「専門知識がない」「未経験で不安」という方も、多くの事業所が研修体制を整えていますので、ぜひ積極的に業界研究を進めてください。(人事担当/内山あやさん)

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お休みの取りやすさやキャリアに応じた手厚い待遇面も魅力。さまざまな職種の職員が連携し、気軽に相談し合えるのも働きやすさにつながっている。

マイナビ編集部から

1953年に養老院の運営からスタートして以来、高齢者福祉・障がい者福祉・児童福祉にまたがる幅広い支援で、地域を支える安曇野福祉協会。自然豊かな安曇野市内で入所サービスから就労支援、相談支援まで8事業所を展開し、利用者の「その人らしい暮らし」をサポートしている。

年間休日の多さや産休・育休、資格手当など充実した福利厚生も魅力だ。今回登場いただいた3名の先輩のように、働く職員の経歴や専門はさまざま。福祉の基本から学べる教育体制のもと、理工系や文学系などまったく別分野から入職した人も、その人のペースで成長できる様子がお話を通して伝わってきた。

印象的だったのは人事担当・内山さんの「福祉は、その人の歩んできた歴史と向き合う仕事」という言葉。だからこそ、学生時代のアルバイト経験や夢中になった趣味のこと、何かにつまづいた経験など、すべてを糧にして利用者と関われるのだと感じられた。

実際、小松さんや手塚さんのように学生時代から福祉の現場で実体験を積んできた先輩も、小川さんのように意外な研究を進めてきた人も、誰もがイキイキと活躍できる雰囲気がここにはある。複数の事業所があるから、部署異動によりキャリアも積める。「誰かの役に立ちたい」という思いがあるなら、専攻を問わず大きく可能性を広げられるフィールドだと感じた。

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福祉系学部での学びはもちろん、機械系、生物系などさまざまな経験を積んだ先輩が活躍中。他職種間のチームワークも良く、仕事を通して広い視野を養える環境だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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