最終更新日:2026/7/20

トヨテツ東北(株)

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 金属製品

基本情報

本社
宮城県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

100年に一度の変革期。その壁は厚いが、だからこそチャレンジする価値がある!

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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もっといい製品を!技術の追求に終わりはない

トヨタ車の自動車部品を製造しているトヨテツ東北。安全性と燃費を向上させ、人を守り、地球環境を美しく保つ。そんな車をつくるため、挑戦を続ける技術者たちに仕事のこだわりとやりがいを伺った。

■佐野さん(写真中央)
品質管理課 品質技術係/2020年入社
機械工学科卒

■丹野さん(写真右)
プレス技術課 プレス技術係/2022年入社
生産機械システム技術科卒

■鈴木さん(写真左)
組立技術課 組立技術係/2021年入社
生産機械システム技術科卒

【品質技術係/佐野さん】ゼロからのチャレンジ!東北の地から、高品質の製品を送り出す

企業研究時にもっとも重視したのは福利厚生です。トヨテツ東北なら完全週休2日制でメリハリをつけられますし、トヨタ車の部品を製造していることから将来性もあると感じ、入社を決めました。品質管理は製品の良し悪しを判断する仕事で、量産後だけでなく量産前にも行われます。私が所属している品質技術係は「前」の方を担う仕事です。本格的な量産に入る前にプレスや溶接、組み立てが終わった製品を測定します。問題があれば原因を突き止め、解析結果を各部署に報告し、修正の指示を出します。どんなに気をつけても不良品は出てしまうものですが、私たちが目指すのはあくまでも良品100%。この目標を達成するため、初期段階での不具合はすぐ報告し、関係部署に展開するよう心がけています。

品質を向上させるには、他部署との連携が不可欠。社内だけでなく、製造を担っている仕入先の方とも、コミュニケーションを絶やさないようにしています。私たちが手がけるのは、まだ世に出ていない部品。新しい材料を扱うこともあり、すべてがゼロからのチャレンジです。そんな中でどうすればいい製品をつくれるのか、皆で意見を出し合って進めています。センターボディピラーやブレーキペダルなどが、当社の主な製品。車に使われる部品なので、小さな不具合でもユーザーを危険に晒してしまいます。そのことを意識しながら日々の業務に向き合っています。

一つのプロジェクトが無事終わり、安全な車がつくられ、ユーザーの手に渡ったとき。その車が実際に走っているのを見かけたときはやりがいを感じます。先日、立ち上がったプロジェクトは先進技術を使った製品で、すごい製品に関われたこと、それを東北の地で生み出していると思うとワクワクしてきます。

今後の目標は、技術者として成熟していくこと。今はモノづくりについて知らないことが多いと感じています。知識を身につけるため、金型のチームに入り、プレストライ(試し打ち)で成形して結果をジャッジするということも任せてもらっています。自分でやってみれば、品質の判断や修正指示も、もっと的確にできるかもしれません。モノづくりに関しては素人という状況なので、さまざまな経験を積んで成長したいです。

働いてわかった「トヨテツ東北の魅力」

私にとってはやはり、完全週休2日制という環境が魅力。休日は洋服を買い、喫茶店のマスターと買った物の話をするなど、仙台のカフェ巡りも楽しんでいます。(佐野さん)

【プレス技術係/丹野さん】新金型で材料の無駄をなくす!苦労の末に完成した金型から生産が始まる

小さな頃から人に喜んでもらうのが好きでした。当社に入社したのも、多くの人が使う車で笑顔にできたらと考えたことが理由です。新車型のプロジェクトが立ち上がるとき、部品を製造する金型の条件出しをするのが私の仕事です。同じ金型でも、プレスの荷重やスピードによって完成する部品の精度は変わります。できた製品を品質技術係で評価してもらい、その金型に合う方法を検討します。問題があれば、型保全の技術者に部分的に肉盛り(金型を厚くする)などの調整を依頼。他部署と協力し、良質な金型に仕上げていくわけです。

一番やりがいを感じるのは、新車型のトライに関わり、自分の携わった金型で部品が生産され、それが使われた車が走っているのを見たとき。車の骨組みの部品なので外から見えづらいですが、「使ってもらっているんだ」と実感が湧いてきます。とくにうれしかったのは、入社2年目のときに担当させていただいたブランク型の金型です。通常は親会社が用意した金型をもとに検討を進めていきますが、このときは金型を自社で一から立ち上げることになりました。材料の無駄をなくすためです。長方形の板を仕入れて何度もプレスするより、ブランク型の金型を使えばスクラップを減らしてコストを削減できます。調査から始め、板を買って試作品でトライ。型メーカーに依頼して金型を製造してもらい、実際の使用にこぎつけるまで半年ほどかかりました。先輩の助けを借りながらではありますが、難しいテーマにチャレンジし、成功させることができました。

学生時代に機械を専攻していましたが、プレス機の操作や金型の構造は入社後に一から習得。まだ知らないことがたくさんあり、金型の立ち上げプロジェクトでも悩むことは多かったですが、部署に関係なく、先輩がやさしくサポートしてくれました。落ち込んでいるように見えたのか、さりげなく飲みに誘ってくれることもあり感謝しています。一人で煮詰まることがあっても、先輩が一緒に考えてくれるとヒントが見つかりますね。自分にはない視点に刺激を受けることも多いです。これからは後輩も入ってくるでしょうから、問題解決能力を身につけ、機械の操作も覚えて自立し、先輩のような頼られる人になりたいです。

働いてわかった「トヨテツ東北の魅力」

作業がしやすいように治具をつくると、生産現場の人が喜んでくれます。人を笑顔にしたいと思い入社した私にとって、とても大きなやりがいになっています。(丹野さん)

【組立技術係/鈴木さん】大変なときこそ焦らない。目の前のことに集中し、一つの仕事を確実に終わらせる

モノづくりが好きで、製造に関わりたいと思ったことが入社の決め手になりました。とくに車が好きで、自動車部品に興味があったのです。工場見学で3,000トンの大型プレス機を見たときは驚きました。高さが3階建ての一軒家ほどもある大きなプレス機に圧倒されました。

私の業務は量産に向け、生産設備を立ち上げること。新車型の部品を製造する前に、溶接の治具を発注・手配します。品質技術係とも協力し、生産性と品質の向上に考慮した設備を立ち上げます。複数のプロジェクトが並行して進んでいくので、納期のことも考えながら取り組んでいます。短期間で新車型の立ち上げに携わったときは、関係部署と協力してなんとかやり遂げることができました。プレッシャーもありましたが、困難を乗り越えて製品の品質向上を実現することができ、やりがいを感じました。

生産設備が完成し、量産が始まった後も現場で不具合が発生することはあります。その際には設備が停止するので、一刻も早く稼働できるよう修理し、現場の保全担当者と一緒に解決策を考え、対応します。設備が止まってしまうと納期にも影響が出るので、迅速にやらなければなりません。とくに時間がないときは「出荷が迫っている!」と焦ってしまいがち。そんなときこそ、落ち着いて作業することが大事ですね。常に目の前のことに集中し、一つのことを早く終わらせることを意識しています。業務が重なってしんどいときや疲れが溜まったときは、休日に友人とキャンプや温泉、サウナに出かけてリフレッシュしています。プライベートを充実させることで「またがんばろう!」という気持ちになれるんですよね。

当社は設立して10年ちょっとの会社なので、先輩とも年次が近くなんでも聞きやすいです。私と同じ、モノづくり好きが集まっていて、車の構造に詳しい人も多いです。私は車好きでドライブも好きですが、先輩ほどは詳しくないです。だから、いろんなことを教えてもらうのが楽しい。自分が携わった部品が使われている車種が発売されると興味が湧きますし、「どんな機能なんだろう」と車のことをもっと知りたくなります。

働いてわかった「トヨテツ東北の魅力」

トヨテツ東北は新しいことに挑戦させてくれます。社員の成長を後押ししてくれるし、部署の壁を超えてなんでも言い合える、いい会社だと思います。(鈴木さん)

企業研究のポイント

同じような業種に見えても違いはあるもの。皆さんには「見えにくい」企業の特徴を掴むことを心がけていただきたいです。

当社を例に説明してみましょう。トヨテツ東北は2010年に設立され、2011年の操業開始を予定していましたが、3月に震災が起こり、稼働が遅れました。それでも今や従業員数400名弱、売上高200億円の企業に成長。ともに困難を乗り越えたという仲間同士の一体感は、かけがえのない財産になっています。自動車部品を製造する会社は全国にありますが、当社はトヨタ車の自動車部品をメインに製造するメーカー。設立以来、売上は右肩上がりで、成長性、将来性には自信を持っています。たとえば、3,000トンプレス機と、「ホットスタンプ」という特殊な加工技術を持っていること、アルミと鉄を一つのプレス機で生産できること、自動車の軽量化に対応し、樹脂部品の加工にも乗り出していることなど、強みをいくつも保有しています。

興味のある業界や企業を見つけたら、このように深掘りしてみてください。過去10年間の推移を見て成長性を調べたり、独自の技術力があるのか、質問してみるのもいいと思います。絞り込んだら、そこで働く姿を具体的にイメージしましょう。スムーズにイメージができ、ワクワクしてくるなら、その企業はあなたに合っているかもしれません。表面的なことだけでなく、深く知った上で企業を選んでくださいね。

(管理部長/鈴木さん)

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設備の充実に加え、鉄をより強くする「ホットスタンプ」などの加工技術も強み。売上高200億を誇り、今も成長を続けている。

マイナビ編集部から

自動車業界は今、「100年に一度」の大変革期を迎えている。自動運転車の開発が進み、電気自動車が注目されるなかで車の構造は変わりつつある。小型化、軽量化という従来からのニーズも変わらず存在している上、海外メーカーの台頭により競争が激化。技術面でもマーケティングでもダイナミックな発想の転換が必要になっているのだ。

そんな変化の激しい自動車業界において、トヨテツ東北は安定的に成長を続けてきた。管理部長の鈴木さんは「会社をとりまく環境が変わっても、安全性と軽量化の追求、燃費効率を高めるという使命を忘れることはない」と語っていた。今、技術者たちのモチベーションは高まっているという。この期をチャンスと捉え、挑戦しようという気運が醸成されているようだ。自動車の性能を高めることは、人々の生活を向上させることでもある。燃費効率を上げることで環境への負荷も下げられる。同社の事業はSDGsにもつながり、社会貢献性も大きいのだと感じた。

理念を共有しつつ、実力のある技術者を育てるため、充実した研修制度も整っている。各部署ともに1年間のOJT期間を設け、先輩とペアを組んで業務に携わる。2年目に独り立ちした後も周囲が手厚くサポートしてくれる。完全週休2日制で有給休暇の取得も奨励しており、転勤がないことに魅力を感じている社員も多いそうだ。事業の将来性、制度ともに魅力的な同社を、ぜひ企業研究の一社に加えていただきたい。

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東北のモノづくりを発展させるべく邁進する同社。トヨタグループの一員として、プレスから溶接、塗装までを一貫生産。多彩な自動車部品を製造している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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