○山形さん
企業研究では、「自分の興味のある企業や分野はこれだ」と、可能性を限定しすぎないほうがいいと思います。業界や職種に関係なく、いろいろな企業を見て、自身の知見を養う意識で企業研究に努めてほしいです。
当社で定年を迎えた方が、「自分の適性はこの業務ではなかったかもしれないけれど、勤め上げられました」とお話しされたこともありました。働き方を考えるに当たって最初から自分に向いているかどうかを決めることは、必須ではありません。
また、インターネットの情報だけに頼って判断することは避けましょう。自分の足で企業を訪れ、見聞きする。その上で、自分が直接感じたことを大事にしてください。
○清水さん
企業研究では、同じような部署名や職種でも、企業によって取り組む業務内容は全く異なるので、個別に見ていくことをお勧めします。
例えば品質保証の業務は、一般的には製品の品質を検証するイメージだと思います。ですが当社における品質保証の業務は、国内外の顧客先できちんと動くかどうかを検証するという導入の最終工程までを担います。
会社で正常に動いていたものが、現地に持っていくと動かないといったケースも起きるため、そこまでする必要があるのです。こうした例もあるので、ぜひ視野を広げる意識を持って、企業研究に取り組んでください。