最終更新日:2026/8/31

(株)神谷商会

業種

  • 商社(その他製品)
  • 商社(鉄鋼・金属)
  • 非鉄金属
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)
  • 商社(建材)

基本情報

本社
静岡県

取材情報

経営者の視点

「商社×メーカー」のハイブリッド機能で、100年、さらにその先へ切り拓く。

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お客さまの要望と時代の変化に対応する柔軟性が強み。

1958年の創業以来、浜松の地で地場産業と共に歩んできた「(株)神谷商会」。単に右から左へモノを流す商社ではなく、素材の調達から加工・表面処理・組立・納入までを一貫して手がける「提案型技術商社」です。

今回は、次期社長である常務取締役にインタビュー。同社の歴史とターニングポイント、現在の事業内容と強み、社員に対する思い、今後の展望などについて、ざっくばらんにお話いただきました。

●常務取締役 営業部門長 杉山 朗也さん

変革を恐れず「商社×メーカー」の形を築いてきた67年

■浜松から始まった歴史
神谷商会の歴史は、1958年に浜松の地で幕を開けました。当初は大手商社の物流拠点として、ガラスウールやピストンといった商材を地元の楽器・オートバイメーカーへ納入する「納入代行」からスタート。当時の浜松はモノづくりの街として活気にあふれており、当社も地場産業との深い繋がりの中で成長。その後、街から大手商社の拠点が撤退するなどの局面を経て、自ら直接メーカーと取引を行う「直販」へとシフトしていきました。これが当社における第一のターニングポイントです。

■商社にメーカー機能を追加
最大の飛躍は、単に「買って売る」だけの商社スタイルから脱却し、自社グループ内に加工プロセスを取り入れた点にあります。お客さまの「もっとこうしたい」という細かなニーズに応えるべく、アルミの切削、プレス、表面処理、シルク印刷といった一連の工程を管理・提供する体制を構築。神谷商会が強みとする「メーカー×商社」というハイブリッドなアイデンティティは、まさにこの時代に形づくられたものです。

■浜松から世界へ
2000年代に入ると、お客さまである楽器やプリンターメーカーの海外移転に伴い、私たちも中国、そしてタイへと拠点を拡大しました。単なる輸出入の窓口にとどまらず、現地での部品供給や新たな市場開拓を目的としたこの挑戦が、現在のグローバルな事業基盤を支える柱となっています。時代に合わせて扱う商材やスタイルを柔軟に変えてきたこと。それこそが、神谷商会に根付くDNAなのです。

「(株)神谷商会」の魅力

「メーカー×商社の力で最先端のモノづくりを支えています。他社が避ける難題を解決する面白さを味わいながら、次の100年を尽きない好奇心で創造しましょう!」(杉山さん)

「面倒くさい」を価値に変える、提案型技術商社の真髄

■独自の強み「メーカーレイアウト」
現在の神谷商会は、アルミなどの「非鉄金属」と、テープや接着剤などの「化成品」の2軸で事業を展開しています。最大の強みは、私が「メーカーレイアウト」と呼んでいる独自のコーディネート力です。通常、材料調達、加工、表面処理、印刷を別々の会社に発注すれば4社との調整が必要になります。しかし当社なら、窓口一つで全工程を完結させることが可能です。この一気通貫の管理能力が、お客さまへ圧倒的なメリットをもたらしています。

■信頼の源泉は「真摯さ」と「解決力」
神谷商会が何より大切にしているのは、避けたくなってしまうような「面倒くさいこと」へ真剣に向き合う姿勢です。廃業した他社の事業を継承したり、職人が不足し滞っている工程を当社のネットワークで再構築したりと、お客さまの困りごとにはどこまでも寄り添い続けます。根底にあるのは「真摯にできないことはできない、やりたいことはやりたいとはっきり伝える」という誠実なコミュニケーションです。

■9年間の成長ストーリー
「何でもできる」という強みがあるからこそ、次なる成長の柱を自ら選び、推進する組織力の強化が欠かせません。その土台となる社員一人ひとりの力をじっくりと養うため、神谷商会では「学ぶ3年、教える3年、考える3年」という9年スパンの教育方針を掲げています。若手にはまずじっくりと知識を蓄えてもらい、その後はアウトプットを通じて成長を促していく仕組みです。その中でベテラン社員は、政治経済から地域情勢まで幅広い知識を持つプロフェッショナルに育っています。若手が頼れる先輩たちの背中を追い、やがて自ら考え動けるようになる。そんな「自律的なチームづくり」を、今まさに全社を挙げて推し進めている真っ最中です。

「(株)神谷商会」の魅力

入社時に専門知識は不要です。文系&専門知識ゼロからスタートした先輩が、多数活躍しています。何より大切なのは、創意工夫で道を切り拓いていく前向きな姿勢です。

100年企業への架け橋として、新たな価値を創造する

■活躍のフィールドは無限に広がる
「非鉄金属」や「化成品」と聞くと、一見すると変化の少ない成熟した業界に思えるかもしれません。しかし、現代の最先端テクノロジーを根底で支えているのは、私たちが扱うこうした「素材」や「技術」なのです。例えば、自動車業界ではEV化の加速に伴う車体の軽量化により、アルミ材のニーズが高まっています。また、自動運転技術の進化により、車内には精密なセンサーや大型モニターが次々と搭載されるようになりました。こうした繊細な部品を安全かつ美しく固定するためには、従来のボルトやネジに代わる、強力なテープ接着技術が不可欠なソリューションとなっています。既存の枠にとらわれない柔軟なアイデアがあれば、私たちの活躍するフィールドはどこまでも無限に広がっていくはずです。

■アジア・日本の拠点をさらに強固に
今後の展望として、浜松・関東・関西の国内3拠点と、タイを中心としたASEAN地域でのネットワークをさらに拡大させていきます。自社でモノをつくるメーカー機能を強みとする一方で、自社生産にこだわらず、世界中から最適なモノを最適な形で提供するという、商社ならではの介在価値も徹底的に追求。輸入・輸出・製造の三位一体のバランスを最適化し、いかなる外部環境の変化にも左右されない、強固な経営体質の構築を実現します。

■浜松から世界を驚かせる仕事を
神谷商会は今、創業100年という大きな節目に向けた重要なフェーズにあります。経営陣である私たちはあくまで「つなぎ役」です。新しい神谷商会をつくり上げていくのは、若手社員のみなさんです。そんな挑戦の舞台となる浜松は温暖で過ごしやすく、何よりモノづくりへの情熱にあふれた街です。そんな場所でじっくり腰を据え、自分の価値を高めてほしいと願っています。「何でもできる」ということは、裏を返せば「何にでも挑戦できる」ということ。世の中の「当たり前」を支えながら、時には敬遠しそうになるような困難な課題を解決する。そんな面白さを味わってください。

「(株)神谷商会」の魅力

自社で加工まで担う「メーカー機能」が最大の強み。商社の情報網に技術力をかけ合わせることで、お客さまの課題をスピーディに解決する高い付加価値を生み出します。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 杉山 朗也さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

インターネット上には多くの情報があふれていますが、画面を見ただけでは実際に何をしている会社か分かりにくいことも多いと思います。そのため、もし直感で気になったら、思い切って企業に直接電話してみることをおすすめします。その積極的な行動は企業側にもいい印象を与えますし、電話の対応一つから、文字だけでは分からない会社のリアルな雰囲気や社風を感じ取れるはずです。

神谷商会は浜松で67年の歴史を持つ商社ですが、最大の強みは「柔軟性」です。長い歴史に縛られず、時間単位の有給取得や在宅勤務といった制度も「まずはやってみて、ダメなら変えればいい」というフットワークの軽さでいち早く導入してきました。また、スポーツなどの社内行事も活発で、仕事中とは違う社員の素顔が見られるメリハリのある環境も魅力です。

また、当社はマニュアル通りの定型業務のみをこなす会社ではありません。若手のうちからさまざまな課題に挑戦し、失敗からも多くを学べる環境です。こうした環境が、自身の志向や考え方に合うと感じる人もいます。進路を考え始める時期が早まりつつありますが、今の時点で「自分が本当にやりたいこと」が分からなくても、働くなかで自身の関心や適性について整理していくケースも見られますよ。
(人事担当者)

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商社として従来の枠組みにとらわれず、時代に合わせて進化し続けてきました。色々な経験を積む中で、自身の関心や取り組みたい分野について見極めていく社員もいます。

マイナビ編集部から

創業67年の歴史を持つ老舗商社でありながら、ベンチャーのような柔軟性とメーカーとしての製造機能を併せ持つ「(株)神谷商会」。最大の強みは、杉山常務が提唱する「メーカーレイアウト」という独自のビジネスモデルにある。通常、材料調達から加工、表面処理に至る工程は複数社への発注と調整が必要だが、同社はこれらを窓口一つで完結。他社が敬遠しがちな手間のかかる工程をワンストップで引き受けることで、顧客にとって代えがたい付加価値を創出する。この一気通貫の体制が、自動車のEV化や自動運転技術といった最先端のモノづくりを支える原動力となっている。

社風は極めてアットホームで、仕事と遊びのメリハリが効いている。人事担当者が語る通り、時間単位の有給取得や在宅勤務(※条件あり)をいち早く取り入れるなど、時代に合わせた柔軟な働き方が浸透。「商社=堅い」というイメージを持つ学生も少なくないと思うが、同社には不要だ。また「学ぶ・教える・考える」という9年スパンの教育体制により、専門知識ゼロの文系出身者も第一線で多数活躍。同社の社員に求められるのは、創意工夫で自ら道を切り拓く前向きな姿勢だ。温かい人間関係の中でじっくりとプロとしての地力を養い、次の100年を共に創り上げる面白さが体感できる環境だと、取材を通じて感じた。

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バレーや卓球、ボーリングなど社内イベント、ゴルフや映画などのサークル活動が盛ん。オンとオフのメリハリを大切にしながら、温かい人間関係を築ける環境です。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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