企業研究にあたって、「初めから業界を絞りすぎないこと」をお伝えしたいです。日本には400万社以上の企業があり、その中から自分に合う企業を見つけるのは容易ではありません。好きなこと・得意なこと・続けられることは必ずしも一致しませんし、大学生の段階では世の中にどんな業界や仕事があるのか、知らないことの方が多いでしょう。だからこそ最初から決めつけず、会社見学会やインターンシップなどで多様な企業を知ることをお勧めします。食わず嫌いをせず、少しでも気になる会社があれば話を聞いてみる。その積み重ねが、自分の軸を見つけるきっかけにもなります。
企業研究では、目先の数字だけでなく「どんな人が働いているのか」「困った時にどう支えてくれるのか」といった、人の部分にも目を向けてみてください。会社の雰囲気や先輩と後輩の関係性は働くうえでとても大切ですし、写真やSNS、インターンシップなどの様子からも伝わるものがあります。自分がその環境で自然体でいられるか、想像してみると良いと思います。
企業研究は「自分の人生で叶えたいこと」を探す作業でもあります。自己成長や収入、働き方など、人によって大切にしたいものは違います。その“叶えたいこと”を実現できる会社かどうかを、ぜひ自分の目で確かめてください。焦らず、広く、柔軟な姿勢で進めていけば、良い企業研究につながるはずです。(今井さん)