最終更新日:2026/6/4

富士電子工業(株)

業種

  • 機械
  • 重電・産業用電気機器
  • 機械設計
  • ソフトウエア
  • 精密機器

基本情報

本社
大阪府

取材情報

知識ゼロからの専門職

未経験からでも活躍できる。多くの強みを持つ実力派企業!

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高い技術力と個々のさまざまな能力を活かせる環境が魅力!

「知らないことを知り、ずっと学べる企業で働きたい」という方が多数活躍している富士電子工業。文系学部出身の2人になぜエンジニアを目指し、同社を選んだのか、お話を伺った。

▼O.T.さん(画像左)
システム開発室/2020年入社
経済学部 国際経済学科卒


▼K.Y.さん(画像右)
製造部 インダクター設計開発課/2017年入社
文学部 心理社会学科卒

知らないからこそやってみたい。その想いを原動力にエンジニアの道を選択

私は学生時代、経済学部で学んでいましたが、企業研究では専攻に縛られず、全く関係のない仕事に携わりたいと考え、情報収集をしていました。例えば、電線の絶縁や固定に使われる碍子のメーカーや故人のご遺体を清める湯灌師などに興味を持ったこともありました。当社を知ったのは、大学のキャリアセンターに「これまでの人生で見たことも聞いたこともない仕事をしている企業と出会いたい」と問い合わせたのがきっかけ。高周波焼入装置のメーカーであり、受託加工も請け負う当社は、私にとってまさに未知の企業でした。グローバルニッチトップ企業100選に選ばれていたことも後押しとなり、入社を決めました。

入社後に研修ですべての部署を回ったうえで、本人の希望を踏まえて配属先が決まるのも当社の魅力です。私は装置の電気回路設計や制御設計、IoTに携わる電気技術課での仕事に統計学の授業で習ったデータ分析に通じる面白さを感じ、配属を希望。全く知識のないところからのスタートでしたが、特に不安はありませんでした。実は学生時代に一人でスリランカへ渡って1カ月半のフィールドワークを敢行した経験があり、この時に知らない場所へ足を踏み入れる怖さよりも、知らないことを知れる楽しさが勝る体験をしていたため、不安がなかったのかもしれません。

一方で、自分に専門知識が足りないことは分かっていたので、配属後は勉強をしました。外部の講座で自分に不足していた理系分野を学び、そのほかにもオンラインでデータ分析に関する講習も受講しました。仕事と研修を並行して行う生活を1年間続けた後、2022年に新設されたシステム開発室の一員として「FD-ioT(エフディオット)」という自社サービスの立ち上げに携わりました。このサービスは、お客様へ納めた高周波焼入などをはじめとする各種装置の稼働状況の可視化や装置診断の定期レポート作成、遠隔修理サポート、予防保全・予知保全、生産管理支援を行うものです。量産品ではないオーダーメイドの装置をスムーズに運用し、さらなる付加価値を提供するために先輩とともに日々奮闘していました。
(O.T.さん)

仕事場を見学!

「入社以来システム一筋で仕事に取り組み、先輩方と一緒に『FD-ioT』を立ち上げ、ブラッシュアップしてきました。」と語るO.T.さん。

専攻に縛られず、やりたいことに挑戦したい。だから文学部からものづくりの道を選んだ

「日本のものづくりはかっこいい」という想いから職人技に憧れを抱き、いつしか自分もそんな仕事に携わりたいと考えるようになりました。私は学生時代、文学部で学んでいましたが、企業研究ではメーカーに軸足を置き、文系・理系を問わずに活躍できる企業の情報を集めました。やりたいことに携われるなら、どこへでも行くという覚悟があったので、地元である関東はもちろん、大阪や和歌山の企業にも着目。学生時代に47都道府県を網羅するほど旅行が好きだったこともあり、全国に足を延ばすことは全く苦ではありませんでした。

当社に興味を持ったのは、事業内容や製品に、ものづくりや職人技のかっこよさを感じたことがきっかけです。情報収集をするなかで、グローバルニッチトップ企業100選に選定されていることを知り、確かな技術力を実感できたほか、平成27年度の新・ダイバーシティ経営企業100選に選ばれていたことも大きな後押しとなりました。また、社長と直接お話する機会をいただいた際に社員の活躍ぶりを教えてもらい、より魅力を感じたため入社を決めました。1年目は加工部の生産技術課に配属となり、お客様に納めるコイルと社内の受託加工に使用するコイルの両方の設計を担当。その後、組織変更により、お客様向けの設計に特化したインダクター設計開発課の所属となり、現在に至ります。

当社では入社後に数カ月かけてすべての部署を回り、そのうえで希望と適性に応じた部署に配属されるのですが、私が最も惹かれたのがコイルの設計開発でした。先輩から「お客様のニーズを叶えるアプローチは一つじゃない」と教えていただき「毎回同じことを繰り返す仕事ではないため、ずっと面白い!」と考え、配属を希望。はじめは先輩の仕事を手伝いながら学ぶマンツーマンのOJTや機械工学を広く学べる外部の講座を1年間受講。理系科目が苦手だった私にとって、初めての工学分野の勉強はかなりの難関でしたが、諦めずに学び続けました。
(K.Y.さん)

仕事場を見学!

「焼入の原理・原則に則っていれば形状は自由。自分の発想を設計に落とし込める環境はやりがいも大きく、何より仕事が楽しいです」と語るK.Y.さん。

知識ゼロから未知の領域に挑んだ先輩たち。そのやりがいと今後の目標

【O.T.さん】現在は2023年にリリースされた「FD-ioT」で収集したデータの分析などを行っています。FD-ioTで収集したデータのデータ分析を任せてもらい、やりがいを感じています。学生時代に未知の世界、新しいことへ挑戦してきましたが、当社でもそれが活かされていると思います。日々新しい扉を開き、これまで知らなかったことを知り、得た情報を有効活用するためにさらに学ぶ。そんな環境だからこそ得られる喜びをかみしめています。

今後の目標は予防保全・予知保全実現にむけて、異常兆候をデータ分析で明らかにすること。「FD-ioT」というシステムを通じて、自社製品や技術のシェア拡大を目指すとともに、自動車や工作機械、産機、農機、ロボットなどに携わるお客様のものづくりを支えていきたいです。

【K.Y.さん】やりたいことをやるために頑張るという覚悟を持って研修に臨んだ結果、入社3年目に担当になった案件で特許出願という想定外のチャンスに恵まれました。自動車のエンジン回りの部品に高周波焼入を施すためのコイル設計に携わりましたが、社内での試作例やデータもないものだったため、お客様の要望を叶えるために全く新しい形状のコイルを開発することに。上司のサポートのもと、自由な発想で取り組ませてもらえたことがこのチャンスにつながったと思っています。

当社の魅力は、年次や経験にかかわらず、私のように未経験からの入社でも主体的に設計開発に取り組んで自由に創意工夫ができること。今後も一人のエンジニアとして成長するとともに、入社1年目の人材に向けた社内研修を行う立場としても指導力を磨き、誰にでも分かりやすい教育を行いたいと思っています。

仕事場を見学!

一定の経験を積んだ後、新卒1年目の人材を対象とする社内研修の教育係も経験ができる。教えることで自分自身の知識や技術を整理でき、伝え方を学べるのも魅力だ。

企業研究のポイント

【O.T.さん】学生時代の専攻に縛られず、自分が本当にやりたいことに挑戦してほしいですね。前述したように、私は学生時代から「知らないことを知りたい」という好奇心や探求心が旺盛だったため、企業研究では自分の知的好奇心を満たしてくれそうな企業を中心に見ていました。専門知識を持たずに入社することに不安を感じる方もいるかもしれませんが、当社のように手厚い教育体制が整っていれば、一から学び、成長することが可能です。みなさんが気になる企業でどんな人が活躍しているのかを事前に調べると、どんな働き方ができるのか分かると思いますよ。

【K.Y.さん】企業研究を始める前に、まずは自分の性格を把握することが重要だと思います。私はものづくりが好きで、何事も面白いと思えないと続けられないタイプ。これを軸に企業を探すなかで、ずっと新しいことに挑戦し続けられる当社と出会うことができました。最近は何でもネットで調べられますが、現地に足を運ぶことも忘れないでほしいですね。企業の雰囲気や働く人の様子を実際に見ることで、自分に合うかどうかを確認できると思います。新しいこと、知らないことに触れ続けられる環境で働きたいという方には、当社も注目していただきたいですね。

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2018年に竣工した本社および工場は最近リニューアルしたばかり。社内にはカフェテリアも併設され、社員の憩いの場になっている。

マイナビ編集部から

1960年の創業以来、高周波焼入加工に携わり、受託加工から高周波焼入装置の設計・製造、顧客のものづくり課題を解決する試作・共同開発においても力を発揮している富士電子工業。自動車、産機、建機などの重要部品の熱処理精度を上げるほか、生産効率アップや環境負荷低減にも貢献するニッチで高度な技術が強みとなっている。同社製品は国内のみならず、海外20カ国にも広がっている。特許・実用新案の総出願件数は800件を超えており、知識ゼロから入社した人材でも特許出願で成果を上げていると聞き、驚かされた。

会社の成長性や技術の高さに加え、特筆すべきは手厚い福利厚生である。全社員に一律給付される住宅手当や土日祝が休みの完全週休2日制、年間休日120日以上で有給休暇も取りやすく、消化率も非常に高い。その要因となっているのが、2時間単位で有休を取得できるという「1/4日有休」と呼ばれる制度である。通院や子どもの送迎、役所での手続きなど、平日の小さな用事を有休を無駄にすることなく済ませられると社員からも好評であり、ワークライフバランスが整えられる環境が同社にはある。

やりがいも働きやすさもあきらめることなく、両方を手に入れられる環境はとても魅力的。どちらも大切にしながら活き活きと働きたいと考えている方には、ぜひ企業研究を深めてほしい一社だと取材を通して感じた。

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文系理系を問わず、ものづくりに興味ある人材を一から育てている同社。やる気があればいくらでも成長できることを熱く語ってくれた先輩方の目はキラキラと輝いていた。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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