最終更新日:2026/8/4

浜理PFST(株)

業種

  • 薬品
  • 化学

基本情報

本社
大阪府

取材情報

先輩100人100の就活

米沢の原薬製造工場で挑戦と成長を続ける、若手社員3名の軌跡!

  • 化学系 専攻の先輩

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タンパク質・分光化学・反応開発の研究から原薬製造の世界へ!

HAMARIグループの一員として、医薬品の原薬を製造している「浜理PFST」。米沢工場で活躍中の若手社員3名に就職活動で力を入れたポイントや入社の決め手、入社後の仕事内容などについて伺った。

■國分 美穂さん(中央) 品質管理部【2024年入社/薬学部 生命薬科学科卒】
■柳沼 達也さん(右) 品質管理部【2024年入社/理工学研究科 理工学専攻 化学コース修了】
■崎元 耕祐さん(左) 製造部 製造第一課【2024年入社/薬食生命科学総合学府 薬科学専攻修了】

選考対策の基本は研究内容をまとめ直すこと。品質管理部の一員として原料、製品の検査に挑戦!(國分さん)

学生時代は4年制の薬学部で、生物系及び化学系を中心に幅広く勉強。研究室では「MYORG」という低分子タンパク質の構造や活性の研究に取り組んでいました。就職活動をスタートさせたのは、大学3年生の夏頃です。「大学で学んだ知識を最大限に活かせる仕事に就きたい」との思いから、製薬業界や公務員の化学系職種を志望。さまざまな企業の情報を集めるなかで出会ったのが当社でした。1dayインターンシップやOB・OGによる学内セミナーを通して、風通しがよく、誰とでも気軽にコミュニケーションを取ることができる社風に魅力を感じ、当社の選考にエントリー。私の地元・仙台から比較的近いことも大きなポイントでした。

「選考では大学での研究が重視される」「かなり突っ込んだ質問をされることもある」という情報を事前につかんでいたこともあり、エントリーシート・面接対策では、研究内容や分析手法、研究で使用していた機器について詳細にまとめ直しました。「MYORG」についてはまだまだ未知の部分が多く、研究ではかなり苦戦していたため、エントリーシートの作成では苦労したのを覚えています。また、コロナ禍の影響でサークル活動もアルバイトもほとんどできず、“ガクチカ”をまとめるのも容易ではありませんでしたが、在学中に取得した「中級バイオ技術者認定試験」という資格をアピールするなど、勉強・研究面での頑張りを前面に打ち出しました。面接でも研究内容を深掘りする質問がいくつかありましたが、面接官は言葉遣いが丁寧で、とても話しやすい方ばかり。リラックスした雰囲気で、自分のことを伝えられました。

入社後は、まず約2か月間の新入社員研修を受けました。製品課や技術部、生産管理部、品質管理部、品質保証部などを1週間ずつ回り、基本的な仕事を体験。原料の受け入れから出荷に至るまで一連の流れを覚えることができました。現在は品質管理部の一員として、さまざまな原料及び製品の検査に携わっています。「GMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)」をはじめとするルール、手順に基づいて一連の試験・検査を行い、“合格品”という判定を出すことができたときには、大きなやりがいを感じられますね。今後は、試験・検査業務を最初から最後までミスなくスムーズに完了する力を身に付けられるよう、努力を積み重ねていきたいと思っています。

若手が語る浜理PFSTの魅力!

「米沢工場の先輩は優しい方ばかり。私が困った顔をしていると先輩の方から声を掛けてくれて、とても丁寧にサポートしてくれるので本当に助かっています」(國分さん)

分光化学から原薬製造の世界へ!製薬の専門的な知識ゼロからでも安心して学べる環境も魅力(柳沼さん)

私は理工学部の出身で、大学・大学院では分光化学を専攻。研究室では「顕微ラマン分光法」といって、波長532nm の入射光を生細胞に照射。入射光と異なるエネルギーを持つラマン散乱光を観測・解析することで、試料を構成する分子やその局在を明らかにする研究に取り組みました。就職活動を本格的にスタートさせたのは修士1年生の冬頃です。製薬業界を中心に会社選びを進めるとともに、オンラインのインターンシップや企業セミナーに参加。数ある製薬メーカーのなかでも、原薬の製造を通して多彩な医薬品に携わることができる点に魅力を感じ、当社の選考にエントリーしました。

選考対策で大切にしていたのは、一人で抱え込むのではなく、人の力を積極的に借りることです。例えば、エントリーシートの作成にあたっては、企業ホームページなどをみて各社の特徴をまとめるとともに、研究室の同期に何度か添削してもらいました。私はもともと緊張しがちなタイプなので面接は得意ではありませんでしたが、当社の面接官は優しい雰囲気の方ばかりで、私の話にじっくりと耳を傾けてくれたので、自分の考えや思いを落ち着いて伝えることができました。修士2年の7月頃には内定を獲得。「浜理PFSTなら自分のやりたいことができそうだ」と思い、入社を決めました。

入社後の新入社員研修では、工場内の各部署のローテーションのほか、「GMP」など製薬メーカーが守るべきルールや法律について座学で学ぶ機会もありました。理工学部出身で薬学について専門的に学んだ経験のなかった私にとって、その徹底ぶりは想像以上。検査結果に関する記録の保管期間の長さなど、驚かされることも少なくありませんでした。現在は品質管理部で各種製品の検査を担当しています。最初のうちは、製品を乾燥させて、蒸発した水・溶媒の量を測る試験を担当していましたが、現在は「赤外分光法」という分析手法を使った試験に従事。学生時代に学んだ分光化学の知識、スキルをしっかりと活かすことができています。決められたルールに則り、与えられた業務をミスなく正確に、スケジュール通りに完了できたときにはやりがいを感じられる仕事です。今後は活用できる装置、機器を増やし、より幅広い分野の試験を担当する力を身に付けたいと思っています。

若手が語る浜理PFSTの魅力!

「学生時代は神奈川県で過ごし、就職を機に山形へ。土地勘はありませんでしたが、ゆったり過ごせる感じがいいですね。クルマの運転も上手くなりました」(柳沼さん)

高薬理活性医薬品の製造装置やフロー合成設備を保有。チャレンジできる環境へ!(崎元さん)

学生時代は有機化学系の研究室で、反応開発の研究に挑戦。具体的には、有機化合物に対してフッ素を立体選択的に導入するための方法論の開発に取り組んでいました。就職活動をスタートさせたのは修士1年の夏頃です。はじめのうちは「人の健康や美をサポートできる仕事に取り組みたい」との思いから化粧品業界を軸に企業研究を進めていましたが、就職活動を進めるうちに「学生時代に学んだ反応や合成に関する知識、スキルを活かし、人々の健康にダイレクトに貢献できる仕事がしたい」という思いが募り、医薬品業界に絞って会社選びを行うことに。インターンシップや企業セミナーに参加するなかで当社の存在を知り、エントリーすることにしました。

エントリーシートの作成にあたって、特に工夫したのは“ガクチカ”です。アルティメットサークルでの活動を通して学んだ目標管理やチームワークのスキル、自分からアクションを起こす力が、どのようなかたちで当社の仕事に活きるのか、当社の成長に貢献できるのかという点をしっかりと記述しました。面接に関してはホームページを隅から隅まで読み込んだ上で、就職情報サイトに掲載されていた先輩社員の声も熟読し、本番に臨みました。実際の面接ではかなりプレッシャーを感じましたが、人事担当者が気持ちをほぐしてくれましたし、面接官と話をしているうちに自然と緊張が和らいでいったのを覚えています。修士2年の7月には無事内定を獲得。「フロー合成(連続合成)設備や高薬理活性医薬品の製造装置を保有している当社でチャレンジしたい」と思い、入社を決意しました。

入社後は新入社員研修を経て、製造部に配属。現在は先輩社員の指導のもと、原料を釜に入れて撹拌したり、加温・冷却したり、遠心分離を行ったりと、各種装置・機器の操作のトレーニングをしています。力仕事も少なくありませんが、自分一人でできることが着実に増えていくのでやりがいがありますね。今後の目標ですが、私の場合は入社2年目に大阪本社で研究職、入社3年目からは米沢工場に戻り、技術部で仕事をする予定です。技術部では、ラボスケールで製造に成功した原薬を工場でも生産できるよう、合成などの条件の調整に取り組むことになります。技術部の仕事をスムーズに行うためにも、さまざまな部署のメンバーと人間関係を構築しながら、製造に関する知識、スキルを磨いていきたいと思っています。

若手が語る浜理PFSTの魅力!

「医薬品原薬の製造を数十キロ~百キロ単位で行うことも少なくありません。こうしたスケールの大きさもやりがいにつながっています」(崎元さん)

企業研究のポイント

【國分さん】
できるだけ早い時期から、継続的に企業研究を進めることが大切だと思います。さまざまな業種・業界のインターンシップや企業セミナーに積極的に参加するうちに、業界全体の理解を深めることできるはずです。また、OB・OG訪問や会社見学を通して、先輩社員の人柄や職場の雰囲気を自分の目で確かめることも重要です。

【柳沼さん】
志望企業のホームページなどを熟読した上で、会社説明会に参加する。これが企業研究のいちばんの基本といっていいでしょう。また、わからないことや疑問に思ったことは、自分から積極的に質問する姿勢も大切です。私は理工学部出身で、薬学に関する専門的な知識はほぼゼロの状態で入社しましたが、特にハードルを感じたことはありません。「自分のやりたいこと」に挑戦していただきたいですね。

【崎元さん】
私が最も苦労したのは「自己分析」でした。「自分はどんな人間なのか」。何となくわかっているつもりでいても、面接でうまくいかないことが続くと「自分って何なんだろう」「私は自分が思っているような人間ではないのかな」と、思い悩んだ時期があったんです。そんなときは一人で抱え込まず、人の力を頼ること。私自身、大学のキャリアセンターやエージェントの担当者と話をするなかで、「自分にはこういう一面もあるんだな」ということがわかり、気が楽になったことがありました。いろんな人と話をすることをお勧めします。

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アットホームな社風。社員同士の距離感が近く、年次を問わず誰とでも気軽にコミュニケーションを取れる雰囲気が浸透している。

マイナビ編集部から

HAMARIグループの一員として、医薬品の原薬・原薬中間体の製造を担う「浜理PFST」。製法検討から原料の仕込み、反応、抽出、晶析、分離、乾燥、包装に至る、原薬製造の一連のプロセスを一貫して手掛ける同社の強み――それは、抗がん剤など「高薬理活性医薬品」の原薬を生産するための専用工場、ならびに「フロー合成(連続生産)設備」を設置するなど、積極果敢に設備投資を行っている点。そして何よりも『誠意、創意、熱意』というグループの理念、「感謝の気持ちをもつ」「仲間のために尽くす」をはじめとする会社のフィロソフィに共感し、“いきいき、ワクワク”しながら仕事に取り組んでいる社員が揃っている点にあるといっていいだろう。今回ご登場いただいた若手社員3名のお話からも、米沢工場の雰囲気のよさ、先輩社員の人柄の魅力を感じ取ることができた。

資格取得をめざす社員へのサポートを含め、医薬品原薬製造について一から学べる教育・研修体制の整備にも注力。大学・大学院で身に付けた自らの強みを活かしながら、製薬に関する専門的な知識、スキルを着実に習得し、活躍できる環境が整っているのは大きな魅力といっていいだろう。信頼できる仲間とのチームワークを大切にしながら、自らも“いきいき、ワクワク”と仕事に取り組みたい方にぜひ注目してほしい会社である。

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米沢工場の「品質管理部」にて。液体クロマトグラフィーなど充実した設備を取り揃える同部署では、約30名のメンバーが試験・検査に携わっている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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