最終更新日:2026/6/28

(株)サイカワ

業種

  • 機械
  • プラント・エンジニアリング
  • 機械設計
  • その他電子・電気関連
  • 情報処理

基本情報

本社
新潟県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

オーダーメイド&自社完結型の環境が、技術者としての成長を促します。

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幅広い業界への貢献も、やりがいに!

電線やコードなどの製造装置を手がけるサイカワ。受注から製造、出荷、アフターまでの一貫体制のため、社内で適材適所が見つけやすく、技術部内でも、多様な背景を持つ人材が活躍しています。

(写真右から)
★大橋 洋さん/取締役技術部長/1999年入社
大学で情報電子工学を学ぶ一方で、車いじり等も大好き。柏崎市内で機械設計をしたいと思ったのが、入社の決め手となった。5年ほど前に、24名の社員を率いる部長のポストに就いた。

★関 涼介さん/技術部 機構設計/2024年入社
工業高校を卒業後、専門学校で総合ビジネスを学ぶ。高校生の時にサイカワのインターンシップに参加し、その後、同期が働いていたこともあり、入社を決めた。現在は装置の図面作成を担当。

人とのつながりが、技術者としての厚みに直結します/大橋さん

機構設計職として入社し、3年目には当社を代表する伸線機を担当。10年目には大手自動車部品メーカーや電機メーカーと共同で、EV用の移動式充電器の開発に携わり、他社のエンジニアの仕事の進め方や考え方を学ぶ機会を得ることができました。
さらに2015年頃には、当社では初となる複数の線を束ねて撚る機械にもチャレンジしました。最初はうまくいかず、お客様にご迷惑をおかけしてしまうこともあったのですが、2年近くをかけて完成した際には、感謝の言葉をいただき、嬉しい経験となりました。
技術者に限らず、物事がうまくいかないときはネガティブになりがちです。でも実際はトントン拍子に進んでしまうと、お客様との接点はほとんどないまま終わってしまいます。逆に一緒になって試行錯誤をすれば、その分、信頼関係も深まります。
その点で、私にとっては成長の転機となった案件と言えるでしょう。今でも決して独りよがりにならず、現場やお客様の意見には真摯に耳を傾けることを、何より大切にしています。

当社の手がける製品は一品一様であり、お客様からは線の太さや材質、生産速度、人手をかけない方法など、いろいろなニーズをいただきます。その期待に応え、喜んでいただくことが技術者としての醍醐味ではないでしょうか。
しかも伸線機からは通信や自動車、半導体など、さまざまな基幹産業で使われる電線やケーブルが生まれます。社会貢献度が高い分、仕事への使命感と誇りを持てる毎日だと思います。

そうした中、私が部長になれたのは、任された自分の仕事だけをしてきたからではありません。むしろ学生時代に学んだプログラミング等のスキルを活かし、社内用のアプリケーション開発などにも時間を割いてきたからだと思います。
モノづくりは連携プレーだけに、困ったときに現場などの他部署に助けてもらうこともよくあります。そうした一緒に働く人たちの手助けをしたい、喜ぶ顔が見たいという思いで始めたものであり、その努力を惜しんでいたら、単なる設計のスペシャリストで終えていたかもしれません。
もちろん役職というものは、決して楽な立場ではありません。けれど自分でコントロールできる範囲が広いため、会社が進むべき方向の舵取りの一助を担っていると実感できる点は、大きなやりがいです。

私の毎日をご紹介します

人の管理や指導に加え、社内のDX推進にも関わっています。最近では技術部内に情報管理係を設置し、データのクラウド化やペーパーレス化を進めています(大橋さん)。

文系から、技術者としてのスタート地点へと到達しました/関さん

伸線機に関する知識はもちろん、製図の経験もないまま入社したため、当初は“営業でもするのかな”と思っていました。ところが配属となったのは技術部での機構設計職。正直、驚きました。ただ先輩たちは1つのことを聞けば、10にして返してくれるほど丁寧に指導してくれましたし、何より入社時の3ヶ月間の研修で、現場に出て製品の組立や加工を体験できたのが大きかったですね。
配属後、CADの操作方法や図面のルール等を学んだ際に考えさせられたことがあります。それは設計職にとってわかりやすい図面ではなく、現場職に寄り添った誰が見ても同じ物が造れる図面を描くことでした。そのため最初の頃は自分で組み立ててみて、図面の整合性を確認したりしていたほどです。
上司や先輩からも「必ず二重チェックをしなさい」とよく言われていました。ミスというものは、他の人の時間を奪うことにもなりますからね。

今でもそうした姿勢は大切にしています。設計職同士でも、つねに情報共有をしているので、次に使う人が理解しやすいよう、情報データをグループ分けするなどの工夫は欠かせません。
当然、失敗も何度かしました。機械に関する知識が乏しく、打ち合わせで指摘されたことに答えられないこともありました。その時に「機械を見に行ってきなさい」と上司から言われ、すぐに出張に。お客様先で実際に動いている様子を見るのは新鮮でしたし、とても良い勉強になりました。
ちなみに設計職の仕事の進め方は、営業職から仕様書をもらい、過去に手がけた機械を参考に営業や現場、上司等と打ち合わせをし、どんな機械をつくるかを決定した上で製図へと進めていきます。

仕事の醍醐味としては、当社の場合は社内で完結する一貫体制のため、自分が描いた図面が実際の製品になっていく過程を身近で見られる点にあります。そして自分の腕次第で、装置から生み出されるケーブルの品質も変わってきます。その点が奥の深さでもあり、この仕事のやりがいでもあると思います。
社内教育の一環として、1台の機械を1人で担当するために必要な試験を任意で受験することができ、今年から受験可能となったため、取得して今後のキャリアアップに活かしたいと考えています。

私の毎日をご紹介します

機械に取り付ける水槽タンクや照明等の設計を、先輩と一緒に進めています。お客様との打ち合わせも行いますが、何かあれば先輩がサポートしてくれます(関さん)。

働きやすい環境のもと、新たな目標に挑みます。

最近は働きやすい環境づくりなど、若手を中心としたプロジェクトがいくつか立ち上がり、横のつながりも広がりました。一方で、案件の規模等にかかわらず、いろいろな業界と取引をし、お客様の思いをカタチにしようという姿勢は昔から変わらない良い面です。
自ら考えて実践していける環境も気に入っていて、それが長く勤めてきた要因です。社風的にも穏やかな人が多く、相手への気遣いができ、人とのコミュニケーションを大切にしている気がします。
私のように情報系出身で機構設計になったり、化学の分野を出て制御をしているなど、入社後に専門性を習得する社員が多い点も特徴です。その分、多角的かつ広い視野が培われていると思っています。
今後、技術部としては新しいものを怖がらず、チャレンジしていく体制づくりを図っていきます。課題に対し、小さなところから解決し、次に大きなものへと挑む。そんなサイクルをつくるのが目標です。個人的にはよりITツールを活用し、例えば図面作成などを自動化させ、技術者をもっと開発寄りの仕事へとシフトさせていきたいと考えています(大橋さん)。

学ぶ機会の多い会社です。部署の上司や先輩のみならず、現場の方からも「次回、この点を改良してくれると助かるよ」というアドバイスをよくいただきます。不具合が見つかれば、それを共有する社内セミナーが開かれたり、新製品が出れば商社の人が勉強会のようなものを実施してくれます。また私の場合は、高校の同級生が会社では先輩になるため、仕事の流れや大切な心がけなども、入社以来たびたび教えてもらいました。
最近では社内のDX化の一環として、大学と共同で事故を未然に防ぐ研究も進んでいます。これにより新人が気づかないミスを可視化したり、余分な工数なども減らすことができるはずです。
働く上では、4時45分が定時で、残業は月平均8時間程度。有給1時間単位で取得できる点等に魅力を感じています。社員同士の仲も良く、私は他の部署の課長などとゲームを楽しむこともあるほどです。
今後の目標は資格を取得し、担当の装置を持つことです。そして将来は先輩たちのように、設計が正確な上、モーターや照明などの機器の選定もできる技術者をめざします(関さん)。

私の毎日をご紹介します

3Dプリンタの導入時には、上司である大橋さんから指名され、関さんが試作などを行い、使い勝手を試したとのこと。上下間の垣根の低さも、サイカワの魅力の1つだ。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 大橋さんが感じる職場の雰囲気
  • さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

企業研究の時期には、まずはあなたが学生時代に学んだり、経験したことが、自分の武器(強みや長所)になるかどうかを確認することから始めましょう。そうした自己分析をもとに、めざす道に進むために、足りないものは何かも合わせて認識できればベストです。

企業を調べる際には、製造業やサービス業など、各業界に対する漠然としたイメージは持たないことです。例えば「製造業」といっても加工や組立ばかりではありません。当社のように機械や電気、制御の設計職、営業職などが活躍している会社もあります。
入社後に適材適所を見つける機会もありますし、今の時点でも文系だから、理系だから、あるいは設計志望だから、こんな分野しかないという概念などを取り払えば、新たな進路が見えてくることもあるはずです。

色々と述べましたが、まずは学生生活を存分に満喫して下さい。勉強はもちろん、プライベートでも多くの経験を得ることで、それがあなたの武器になります。エピソードの引き出しが多いほど、自己分析の幅も広がるに違いありません(三富高幸/取締役総務部長)。

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「当社でもインターンシップを始め、1day仕事体験やオープンカンパニー等を計画中。“自社完結型企業”には、どんな活躍の場があるかをお伝えする予定です」と三富さん。

マイナビ編集部から

「伸線機」と聞いて、すぐにイメージが浮かぶ学生の方は決して多くはないだろう。実際、電線やワイヤー、ケーブル等の製造装置を手がける会社は、全国的にも6社ほどしかないとのこと。その世界で、サイカワは2026年で創業116年という歴史を有している。信頼の理由や強みはどこにあるのか。記者が抱いたその疑問を同社に投げかけてみた。

「私たちは家電や半導体、医療、自動車などいろいろな業界とおつきあいをさせていただいています。しかもどこかに依存するのではなく、つねに立ち位置は真ん中。だから景気の影響を受けにくい。コロナ禍には予防接種用の注射針の需要が増え、最近では各地で建設が続くデータセンター向けの光ファイバーケーブルや、半導体に使われる貴金属ワイヤーが好調です」と総務の三富さん。
さらに同社では100%オーダーメイドかつ、営業・設計・資材発注・加工・組立・配線・検査・出荷などをすべて新潟県柏崎市で行う、自社完結型を信条としている。カスタマイズではなく、一品一様のモノづくり体制でお客様の要望に寄り添い、一貫体制のもとで厳しい納期にもお応えする。その体制があるからこそ、現在の地位を築くことができたのだろう。今回の取材からも、そのことがひしひしと伝わってきた。

加えて社内で納期調整を柔軟に行えることで、休日や残業のコントロールもしやすいとのこと。まさに理想の職場環境をつくりあげていると言えるだろう。

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教育面にも力を入れているサイカワ。階層別研修等の実施はもちろん、職場でのOJTでは、学ぶ側が提出したレポートをもとに、教える側のスキルアップも同時に図っている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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