最終更新日:2026/6/1

ユナイト三重(株)

業種

  • 食品
  • 物流・倉庫
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 外食・レストラン

基本情報

本社
三重県

取材情報

記事で読む社会科見学

野菜、果物の流通のプロとして食生活を支える

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“当たり前に食べ物が買える毎日”を支えてくれる人たち

三重県の卸売市場内にオフィスを構え、仲卸会社として青果の流通に関わるユナイト三重。なかなか知る機会のない市場での商品取引の仕組み、働く人たちの日々の業務や仕事への思いについて聞きました。

■ 渡辺さん
営業部/2011年入社(写真右)

■ 畑さん
営業部/2015年入社(写真中央)

■ 岩崎さん
営業部/2024年入社(写真左)

仕入れ、販売、商品企画、価格の調整、生産者と消費者をつなぐ営業部の役割

みなさんが普段口にする野菜や果物は、私たちユナイト三重のように青果仲卸を介して小売店や飲食店に届けられます。三重県内を中心にたくさんの人の食生活を支える仕事です。

私は営業部に所属し、入社以来ずっと果物の販売を担当してきました。今、扱っているのはメロン、りんご、柑橘類などです。商品を仕入れて、スーパーマーケットや八百屋のお客様にご提案します。市場の朝は早く、出勤時間は午前3時。その日の注文を確認し、5時頃から届き始める商品を迅速に振り分けます。お客様とのコミュニケーションをとりつつ、8時、9時頃にはスーパーマーケットのバイヤーさんとの商談。青果の旬やお客様のセールに合わせて、何を、どれだけ、いくらで卸すかを商談します。売上を整理し、仕入れ先と連絡を取り、お昼前の11時には退勤となります。一般的な企業とはリズムが異なりますが、入社して1年も働けば慣れるもので、明るいうちに仕事が終わるメリットもたくさんあります。例えば、あまり混み合っていない時間帯にスポーツジムに通えるのは良いですね。

仲卸は、ただ商品を仕入れて、お客様へ流すだけの役割ではありません。おいしいタイミングを逃さず、納得のいく価格でやり取りをできるように、生産者と消費者の間で調整役を務めます。メロンやりんごの在庫を抱えてしまうと、どんどんやわらかくなり、味も変わってしまうので、仕入れたものを余すことなくさばき切れるかは腕の見せどころです。何個パックで、どんなパッケージで販売するか、商品を企画することもあります。自分が商品化に関わったものがお店に並んでいるのを目にすると、やりがいを感じられます。

仕入れ先やお客様との人のつながりがなによりも大切です。20代の頃は年上の人に囲まれ、日々学ぶことばかりでしたが、30代以降は自分の意見も積極的に出していけるようになりました。担当する商品にもよりますが、一人ひとりが毎日数百万円のお金とものを動かしています。果物のプロとして、関わる人みんなに利益を生むバランスを意識した仕事をし続けていきたいです。

(渡辺さん)

ユナイト三重のここが魅力

旬の物を間違いなく口にできるのはこの仕事の特権のひとつ。新しい品種を試食して、仕入れの判断をすることも多く、ひと足先にいろいろなものを味わえます。(渡辺さん)

メジャーな青果から特殊な商品まで、お客様の求めるものを見つけ出す

野菜や果物というと、大根、トマト、みかん、りんごなど、一年中食卓に並ぶものをパッと思い浮かべるかもしれません。もちろん当社ではそうした青果を多数扱っています。ただ、メジャーなものに限らず、幅広い商品を担当できるのもこの仕事の面白さのひとつです。

私はいわゆる“つまもの”と“ハーブ”を販売しています。“つまもの”とは、大葉や菊の花といったよく刺身などに添えられているものです。“ハーブ”は、具体的にはバジル、ミント、パセリ、ローズマリーなど。主に愛知県産のフレッシュな商品を仕入れています。出勤時間は午前1時で、仕事の流れは渡辺さんと同様で、10時頃に退勤します。出勤、退勤の時間は部署や個人の担当によって異なり、各々の裁量で調整しやすいです。

卸先となるお客様は、小売店のほかホテルや料亭も。料理人の方が直々にやってきて、特殊な商品のご相談をいただく場合も少なくありません。例えば、ホテルの方から「生木の桜の枝を探している」とお問い合わせをいただいたことがありました。珍しいオーダーとなると通常は取り扱っていない。どこから仕入れたらいいかアテもない。それでも、方々の市場関係者とのつながりも活かして、何とか手に入れるのが私たちの役割です。社内外の人にあたって探し出し、難しいご依頼に応え、お客様に喜んでいただけると、こちらの達成感も大きいです。

毎日の実績が数字ではっきりとあらわれるので、商品を売るほどにモチベーションが高まります。さらに、きちんと売り切れば仕入れ先からの信頼が高まり、継続的かつ優先的に良いものを案内してもらえる。すると、提案の質も上がるのでお客様からも期待とともに声をかけてもらえるようになる。自分の手でより成果を上げるための流れを生み出せます。

当社は、営業部のメンバー各々の裁量が大きく、売りたい商品の提案がしやすいです。年々、取引先の移り変わりはあるものの、新規のお客様の開拓にも力を入れて、売上で結果を残したいと思っています。

(畑さん)

ユナイト三重のここが魅力

社内の雰囲気は温かく、年次に関わらず距離の近い職場です。商品をさばく時間帯は慌ただしくなりますが、基本的には和気あいあいと相談もしやすい人ばかりです。(畑さん)

青果の生産や市場の流れを先読みできる、柔軟な提案力を伸ばしたい

私は、主にオレンジ、レモン、パインなどの輸入果物を扱い、夏場には季節限定で梨を担当しています。日常的な仕事の流れは、渡辺さん、畑さんと同じです。2時に出勤して、11時には退勤します。市場内にいるだけでなく、商談で近隣のスーパーマーケットへ出かける日も。

梨の時期になると少し動きが変わります。三重県の中勢エリアは梨の生産が盛んです。当社は、農家さんから直接仕入れており、収穫が始まると毎朝トラックで受け取りに伺います。三重県産の梨は数が限られており、そこまで広く出回りはしません。地元の小売店を中心に、貴重な品を販売できるのはありがたいことです。

青果の品質管理にも細心の注意をはらっています。例えば、畑さんが担当するバジルのように、温度や湿度によっていたみやすい商品は、気候に合わせて梱包や発送の工夫をしなくてはいけません。私が取り扱っている輸入果物の中にも、2、3ヶ月かけて船で運ばれてくるものがあり、輸送中に質が落ちていないかこまめなチェックが必要です。

一年を通して旬が順番に変わっていく果物の販売は、独特の難しさもありますが、とても面白いと感じています。みんなが一番おいしい時期にほしいと思っているので、その時期に数をしっかりと揃えて提供したい。けれど、不作で数が少ない、大きさがバラついているという状況も発生します。そんな時、どうやって商品を手に入れるのか。いつもと同じように商品がお店に並ぶ景色をつくれるか。どうしても思った通りに仕入れられない場合には、サイズを調整したり、代わりの品種を提案したり、知恵を絞るのも私たちの仕事です。

先輩の仕事ぶりを見ていると、不測の事態にもいち早く臨機応変に対応しています。経験に基づく勘の鋭さは見習いたいです。今も自分の考えた商品の選定や販売のアイデアが成功すると満足感を得られています。今後は、みかんやイチゴなど、より売上の大きな商品を担当できるように、さらに実績を上げるのが次の目標です。

(岩崎さん)

ユナイト三重のここが魅力

一日の中でも忙しさに波があり、独特のスピード感の職場です。余裕のある時間にお客様との交流もしっかりとできます。メリハリつけて働けるのが魅力的です。(岩崎さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 渡辺さんが感じる職場の雰囲気
  • さんが感じる職場の雰囲気
  • 岩崎さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

企業研究に取り組む際は、まずは少しでも気になる業界、職種、企業を広い視野でリサーチしてください。インターンシップ、会社見学なども、可能な限り多く参加することをオススメします。世の中にさまざまな仕事がある中で、就職活動ほど多様な分野に触れられるチャンスはありません。社会に出てから知りたくても見ることが叶わない世界をのぞいてみてほしいです。

当社のように青果市場に関わる企業も、馴染みのないものでしょう。だからこそ、取り扱う野菜や果物の多様さや、自分で値段を決める面白さを体感してもらうと刺激的だと思います。せっかくの機会ですので、未知の世界にも足を踏み入れ、自分が興味関心を持つか、やってみたい仕事と思えるか、活躍できそうか、多角的に可能性を探らなくてはもったいないです。

そして、企業の情報を見る上で注目してもらいたいのは、未来を見据えた取り組みがなされているかどうか。今の事業や職場環境も大切ですが、社会の状況は刻々と変化していくものです。目の前のことだけでなく、次の時代に向けてその会社がしていることへの理解を深めると、安心感が高まるとともに、自分がどんな職場をつくる一員になれるのかイメージが膨らむはずです。

(羽根 真大/常務取締役兼管理本部長)

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三重県の青果流通を支えるユナイト三重。人々の暮らしに欠かせない責任ある仕事を担う企業です。安定した事業を展開しつつ、農業や小売の領域で新たな挑戦もしています。

マイナビ編集部から

2007年に仲卸企業4社が合併して誕生したユナイト三重。20年近く、主に三重県内で流通する青果の流通に携わり、生産者と消費者をつなぐ重要な役割を果たしてきた。早朝に野菜や果物の取引がされる場所に一般人は原則立ち入れない。集められた食品に値段が付けられていく景色は、どこか縁遠いものと感じる人もいるだろう。けれど、市場に一歩踏み込んでみると、私たちの元へ食べ物が届くプロセスにおける仲卸の人たちの存在の大きさを実感する。

野菜や果物をおいしい状態で、なおかつ手に取れる価格で購入できる。これは決して当たり前のことではない。多種多彩な商品を仕入れ、品質を管理し、値段を調整してくれる人たちがいるからこそ、持続可能なバランスが保たれているのである。

ある先輩は「近年、果物の生産を辞めてしまう人もいます。生産者さんが少なくなれば、商品を届けられません。生産者、消費者、流通に関わる私たちが互いに無理のない状態をつくりたい」と話す。多くの人の暮らしや仕事を支える誇りとやりがいを抱ける仕事なのだと感じた。

他方で、毎日のように膨大な量の商品を送り出し、数百万円の金額を動かすこととなる。ものを販売する仕事としては、仕事の結果が日々はっきりと数字で示され、経験を積むほどスケールの大きな仕事ができる職場だ。営業職を志す人にとって、車や不動産などとはまた違う面白さを見つけられるかもしれない。

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入社後は、先輩たちの仕事を手伝いながら、市場の仕事の流れを一から学べます。誰でも挑戦できる環境です。面倒見のいい先輩ばかりなので安心して質問も相談もできます。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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