最終更新日:2026/7/1

音羽電機工業(株)

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • 機械
  • 機械設計
  • 化学
  • 精密機器

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

雷と共生するために。探求心を持ち、顧客とともに雷ビジネスの市場を開拓!

  • 電気・電子系 専攻の先輩

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雷対策専門メーカーのキラリと光る先輩社員を紹介します

副社長を筆頭に、総務、営業として活躍する先輩社員が音羽電機工業の魅力を語ります。雷対策専門メーカーとは、これからのOTOWAとはという2つのテーマに加え、第二創業期を迎えた当社の今をご覧ください。

座談会メンバーを紹介します

■副社長(M.T.さん)
1996年入社/工学部 電気工学科卒
代表取締役副社長 技術本部長

■総務(S.K.さん)
2017年入社/理学部 地球環境学科卒
管理本部 総務センター 係長

■営業(U.T.さん)
2020年入社/法学部 法政策学科卒
営業本部 西日本営業部

「雷対策専門メーカー」とは…まずは音羽電機の事業内容と強みを知ってもらいたい!

【副社長】音羽電機工業は1946年の創業以来、雷対策の専門メーカーとしてさまざまな製品を生み出してきました。雷対策というと、まず思い浮かべるのが「避雷針」だと思いますが、当社が手がけているのは「避雷器」。避雷針がビルなどの構造物を保護するのに対し、避雷器は構造物内にある電子機器や設備を保護する役割を担います。

【営業】気候変動、ビルや工場のデジタル化に伴い、避雷器のニーズはますます高まっていると感じます。

【総務】電柱、鉄道車両や新幹線のほか、神社仏閣、電波塔、大規模なスポーツ施設にも当社の避雷器が設置されていますよね。

【副社長】ちなみに日本の全電力会社10社に配電線電柱用の避雷器を納入する唯一のメーカーであり、電車線路用の避雷器では国内シェア100%(自社調べ)です。

【営業】メーカーとして研究開発、設計、製造、販売はもちろん、用途に応じた製品の選び方や設置場所などのコンサルティング、設置工事も担えますし…

【総務】避雷針を扱うグループ会社もあるので、構造物の外も内も雷から護る対策の相談に対応できます。

【副社長】しかも高圧から低圧まで、あらゆる電圧帯に対応できる。だから、音羽電機工業はワンストップ、かつオンリーワンの雷対策専門メーカーである!と自負しています。ところで、2人はなぜOTOWAへの入社を決めたの?

【総務】私は神戸出身なので以前からOTOWAの名前だけは知っていたのですが、雷写真の会社(※)だと思っていました。電気や機械が専門ではないですが、雷に興味があったことと事業の面白さに惹かれて入社を決めました。
(※当社では2003年から雷写真コンテストを開催しており、雷の恐ろしさや神秘さを雷写真を通して啓蒙する活動も行っています)

【副社長】U.T.さんの入社動機は?

【営業】私は電力や鉄道などのインフラへの採用率が高い製品を手がける点に安定性を感じたこと、また他社にはないニッチさに興味を持ったのが理由です。文系なので最初は覚えることばかりでしたが、今はバリバリ活躍しています(笑)

先輩社員の横顔

【M.T.さん】入社以来、技術一筋で会社に貢献。現在は技術本部長として、また代表取締役副社長として音羽電機工業をリード。同社の成長を支えてきた中核人材の一人だ。

「雷のOTOWA」から「雷だけじゃないOTOWA」へ。まだまだ広がる可能性

【副社長】創業80年となる2026年は当社にとって特別な年。これまで雷の研究開発で培ってきた知見を産学連携で進化させたり、まったく異なる分野で活かしたり、新しい取り組みが加速度的に進んでいます。

【総務】当社は避雷器の心臓部である酸化亜鉛素子の研究開発、製造も内製していますからね。

【副社長】その酸化亜鉛素子を研究してきた経験と知見であったり、電界測定を長年研究してきた技術などと大学が持つ最先端の研究などを組み合わせることで最先端ナノ材料であるグラフェン(炭素原子シート)による超小型グラフェン電界センサを開発しました。

【営業】この電界センサがどうすごいかというと…

【副社長】雷雲が生み出す大気電界の検出に成功したことに加え、そのプラス・マイナス極性判定もできるため、複雑な雷現象のメカニズム解明と襲雷予測の精度向上への期待も大。さらに、既存技術に比べて大幅な小型化と低消費電力化を実現できます。

【総務】既存の製品で雷レーダーというものがありますが、この製品が抱える課題の解決にも繋がりそうですね。

【副社長】手のひらサイズへの小型化、太陽光電池での動作も夢ではありません!今はまだ専用クリーンルームでの試作段階ですが、2026年度中にこれを終え、2~3年先にはセンサのサンプルを提供できることを目指して研究を進めています。

【営業】当社の研究開発を公にすることで酸化亜鉛素子の応用化が進んだり、またパルスパワーで魚に寄生するアニサキスを死滅させる技術を研究している大学との共同研究による事業化へ向けた活動が生まれています。

【副社長】2008年の雷テクノロジセンターの立ち上げが当社の転機。雷発生試験装置をはじめ、多様な試験設備を整備したことで様々な雷の再現が可能になりました。現在は雷被害に悩む多様な企業からの試験依頼に応えており、雷対策以外にも当社の研究が応用されるようになりました。

【営業】私もとある企業から設備故障の原因を探りたいと依頼され、自社の装置を用いて検証したことがあります。そこから取引が始まり、現在は同企業の兵庫県内の拠点以外にも当社製品の導入検討が進んでいます。

先輩社員の横顔

【S.K.さん】雷対策のコンサルティングに5年目まで携わった後、行政出向を経て経営企画へ。現在は総務として制度見直しや福利厚生の拡充、組織風土改革に取り組んでいる。

第二創業期の今、目指すのはOTOWAらしさを活かしつつ、誰もが働きやすい会社

【総務】進化しているのは技術だけではありません!これからを第二創業期と目する当社は組織改革にも積極的に取り組んでおり、例えば人事制度の見直しやその仕組みを抜本的に変えるべく動いています。

【副社長】さらなる成長を目指すには“昭和・平成の中小企業のような体質、仕組みの企業”という在り方から脱却しなければならない、という空気は10年ほど前からありました。

【総務】私は行政出向していた際に「組織風土」や「仕組みづくり」の重要性、物事を進める上での新たな視点を学びました。帰任後に経営企画で携わったガバナンス強化や中期経営計画策定に向けた取組みも相まって、自社のさらなる飛躍のために会社をより良く変えていきたいという気持ちが強くなりました。ポジティブな変革は、社員皆さんのモチベーションアップにも寄与すると考えています。

【副社長】2026年度の中期経営計画や経営方針でも「変革」「挑戦」はキーワードです。

【営業】当社がより「新化」するために、具体的にどのような組織を目指しているんですか?

【総務】OTOWAらしさや当社ならではの強みはそのままに、すべての社員が働きやすいともっと感じられる企業へと「新化」させたいと思っています。

【副社長】既に取り組んでいることがあるんですよね?

【総務】住宅補助や奨学金返済支援等の手厚い制度、昨年からは福利厚生サービスも導入して従業員満足度の向上を図っています。拠点毎のニーズに応じてコーヒーマシンやオフィスコンビニの導入補助を行う等、新しい制度や施策も実行しています。

【副社長】まもなく従業員満足度調査を実施すると聞いています。

【総務】何事も常に振返り、改善を図り続けることが重要と考えています。今回の従業員満足度調査も1つのきっかけとして、より良いOTOWAに変えていきます!

【営業】人事周りも変わりましたよね!

【総務】フローを見直し、学生さんとの接点を増やしました。オープンカンパニーを積極開催し、会社の魅力や特徴、どのようなことができるのかを「認知」してもらえる場を作っています。ニッチな業界だからこそ、私たちには業界や会社の魅力を伝える義務があります。ミスマッチを避けるためにも、説明会や面接では会社への理解が深まる情報を確実に提供すること、さらには学生さん自身の魅力を見せて貰えるような雰囲気づくりも大切にしています。

先輩社員の横顔

【U.T.さん】1~2年目は飛び交う専門用語、技術の話題に翻弄されていたが、3年目に覚醒!一人で雷被害の現地を訪れ、顧客とともに対策に取り組んだことで成長した。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • M.T.さんが感じる職場の雰囲気
  • S.K.さんが感じる職場の雰囲気
  • U.T.さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

【副社長】当社は研究開発に力を注ぐ雷対策専門メーカーではありますが、電気を学んだ人材だけが活躍している会社ではありません。機械、化学、材料、理学など幅広い理系知識を持つ人材が働いており、文系人材も大勢在籍しています。企業研究では先入観やイメージに惑わされることなく、実際の企業像を深く掘り下げ、どこでどんな風に働けるのかを調べてください。ちなみに当社で活躍しているのは、好奇心旺盛な人。音羽電機工業は探求心を活かせる会社です。

【総務】自身が文系なのか理系なのか、大学の専攻と事業内容がマッチしているか…そう考えて企業を絞り込む人が多いと思います。しかし、それだけでは視野が狭くなり、面白い企業を見逃してしまうかも。また、就職は人生における大事な岐路ですが、大事だからこそ「活動」自体を楽しむという心のゆとりも大切だと思います。ご自身が面白いと感じることを軸に探してみる、「活動」のついでに会社の周辺を散策してみる等、そんな視点を持ちながら企業を見ると新たな発見があるのではないでしょうか。

【営業】法学部なのに雷対策専門メーカーへ。私はニッチな当社の魅力に負け、面白そう、やってみたいと入社を決めました。大変なこともありましたが、創業80年の現在も進化を続ける会社はとても面白い。ワクワクし続けられるかどうかで企業を選ぶことも、企業研究のポイントだと思います。

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音羽電機工業には、雷に関する様々なものを展示している「雷ミュージアム」、国内のみならず世界的にも稀有な「雷電流発生装置」など、ここにしかない設備が揃っている。

マイナビ編集部から

商業ビルや工場の自動化、AIインフラの需要増に伴うデータセンターの拡充など、時代の変化に伴って雷対策専門メーカーである音羽電機工業への注目度が高まっている。「実際、問い合わせが増え、売上や出荷数も右肩上がりに伸びています」と、技術本部長も兼任する副社長。2008年に巨額の設備投資を行い、日本国内はもちろん、世界でも珍しい雷テクノロジセンターの新設を機に同社への試験依頼が急増し、産学連携の研究開発や同社がオープンにしている技術を用いた応用開発が次々と新たなビジネスを生み出している。

同社の活躍の場は国内だけではない。ルワンダからの留学生を研修生として受け入れたことをきっかけに、現地での雷害対策にも乗り出した。ICT立国として知られるルワンダに立ち並ぶ通信鉄塔の保護はもちろん、人命を守るための地元住民への教育でも成果を挙げているという。

先輩社員による座談会でも話題になったが、同社は創業80周年の2026年を第二創業期と位置づけ、技術も組織体制もさらなる進化を図る。歴史も実績もある企業だが、ベンチャースピリットにあふれているのが音羽電機工業の魅力だろう。ニッチな技術で世界を支えるグローバル企業としての可能性を実感させられた取材だった。

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本社/雷テクノロジセンターの外観。JR尼崎駅から徒歩約10分の立地だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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