最終更新日:2026/7/31

三同建設(株)

業種

  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 建築設計
  • 建設コンサルタント

基本情報

本社
大阪府

取材情報

記事で読む社会科見学

壊すのではない。未来のまちをつくる、それが三同建設(株)の目指す「解体工事」

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解体工事の施工管理を知る!

■久下 達也さん
2009年入社/営業部 部長

■柴田 あやめさん
2026年入社/東京支店 施工管理グループ

「解体工事」と聞いてイメージするのは、重機でビルをドーンと「壊す」風景?三同建設(株)の解体現場をマネジメントする先輩たちへの取材を通じて、そのイメージは大きく変わりました。解体工事は、ただ壊して終わりという単純な仕事ではなかったのです。

解体ひとすじに腕を磨き、ノウハウを蓄積しながら50年以上にわたり工事に携わってきた同社だからこそ実現できる、「壊すだけ」ではない解体工事とは?施工管理職の先輩たちから、建築とは違う解体工事の現場と役割、また同社が描く解体業の未来像について語っていただきます。

住宅、幼稚園、店舗などがすぐ近くにあることも。「日常」を守りながらの施工は難しく、やりがいがある

《解体施工管理とは?》
施工管理の役割は、建築でも解体でも基本は同じ。工程を組み、作業員さんの安全を守りながら、お客さまが求める品質を実現する。そして現場全体を円滑に動かしていくのが施工管理の仕事です。私たちは「安全・工程・品質・原価」の4つの視点から現場を支えています。

では「解体」と「建築」との違いはなんでしょうか。解体は大きな音や振動が発生するので、近隣の方々の日常に多少なりとも影響を与えてしまいます。その影響を最小限に抑えるべく、周辺環境に合わせた施工を行っていくのが解体の特徴。都市部で建物が密集しているところは制限が多く、難易度が高い現場ですが、同時にやりがいのある現場でもあります。

《大阪のシンボルを受注!》
これまで携わった中で忘れられないのは、大阪駅前にあった円筒形の高層ビル。50年前に建てられ、ホテルや店舗などが入居している“大阪のシンボル”とも言えるビルでした。

そのビルが解体されるという話を聞いた私は情報をかき集め、解体プロジェクトを担当するゼネコンを突き止めました。プロジェクトリーダーについても調べ、アプローチ。綿密な計画をつくって説明し「ぜひ当社にやらせてください!」と熱心に伝えたところ、「SANDOHさんでやりましょう」というお言葉をいただくことができました。

《解体を待つ高層ビルはまだまだある》
営業としてその案件を受注後、計画づくりにも参画。計画が完成した後は工事部に移り、施工管理として工事を担当しました。

この工事はいろんな人の注目を集めていました。「昔、ここで結婚式を挙げたんですよ」と老夫婦が来られたり、夫の遺影を持って懐かしそうに見上げたりしている方も。いろんな人が想いを寄せ、解体がニュースにもなるようなビルを担当していると思うと誇らしく、モチベーションにもなりました。ビルの跡地には、大阪で予定されている国際イベント用に大規模なバスターミナルが設営され、国内外の多くのお客さまが利用されました。

高度経済成長期から50~60年経った現在、当時の建物が一斉に建て替えの時期を迎えています。私たちが手がけるべき高層ビルやオフィスビルはまだまだ多いですから、しっかりとこなして新しいまちづくりに貢献していこうと思っています。
(久下さん)

三同建設(株)の魅力はコレ!

若手社員が多く、非常に活気のある会社だと感じています。新しいことにも積極的に取り組む雰囲気があるので、仲間といろいろなことに挑戦するのが楽しみです。/久下さん

現場のメンバー全員で協力し、より安全に、慎重に「壊す」。使えるものはリサイクルで資源を有効利用!

《「つくるため」の解体とは?》
大学では保育学科を専攻。渡米してベビーシッターをしていたのですが、自分には合っていない気がして、帰国後は派遣でイベントスタッフをしていました。次に何をしようかと思っていたときに紹介されたのが、英語を使う事務と当社の施工管理。机に向かう仕事よりも現場で動く仕事が合っていると思ったことと、「解体ってどんな仕事だろう?」と興味を持ったことがきっかけでした。「解体は壊すだけではなく、次の建物を建てるためにある」と聞いて、ますます好奇心が湧きました。

《ていねいに、慎重に、そして何より安全に》
解体といえば、重機でガンガン壊すイメージがあるかもしれません。もちろん壊していく仕事ではありますが、実際にはていねいに、慎重に進めていきます。まず取りかかるのは内装の解体。建材や資材はできる限り分別し、リサイクルへ。重機で壊した後にコンクリートのガラの中から取り出すよりも、最初に分別しておいた方が効率的で安全だからです。そして安全は、当社が一番重視していることでもあります。

建物がスケルトン状態になったら、躯体を解体します。叩く、圧砕(重機で噛み砕く)の2つの方法がありますが、当社は圧砕工法で解体。この方法なら騒音だけではなく、周囲に飛散する粉塵も軽減できます。また、重機はゆっくり走行し、アイドリングストップを呼びかけています。現場によっては隣との境界に溝を掘り、振動対策を施すことも。騒音振動計を常にチェックし、音が85dBを超えたらいったん中断します。

《段取り通りか、リスクはないか。話して相談して協力する》
現場での1日は朝礼から始まります。元請け会社の方や作業員さんと当日の段取りを確認し、お昼頃には翌日の作業内容について打ち合わせ。17時の作業終了まで、施工管理は現場を巡回します。

建設業は「段取り8割」と言われます。計画通りにできているかを見極め、軌道修正していくのが私たちの仕事です。躯体を壊していくときは、現場の外側にいる通行人などの事も考え、常に安全に目を配り、必要に応じて注意を促します。現場では作業員さんや協力会社の方々とのやり取りが絶えず、1日中さまざまな人と話しています。私たちが常に考えているのは、安全に工事を進めること、そして近隣の方々に安心して見守っていただける現場をつくることです。
(柴田さん)

三同建設(株)の魅力はコレ!

最初の1年間は派遣社員で、5月に入社。6月が誕生日でしたが、食事に連れ出してくださったんです。この温かさが三同建設(株)という会社なんだなと思いました。/柴田さん

お二人が語る~三同建設(株)が描く【解体業の未来】&この会社で働く魅力とは?

●久下さん
Q.解体業の未来像は?
解体後の建材を有効利用したり、周辺にお住まいの方々に理解していただいたり、解体作業が社会と共存していくために考えるべきことは多々あります。作業員不足の解消のため、遠隔操作による解体などICTの導入も進めていくことになるでしょう。遠隔操作なら未経験者でも作業に携わりやすくなり、人材確保の面でも大きな可能性があります。便利なツールを取り入れながら、解体業のスマートな未来を探っていきたいと思います。

Q.三同建設(株)で働く魅力は?
当社の代表が常に話すのは「解体とは、過去を壊すのではなく未来をつくるもの」。都市再開発プロジェクトの一番最初の現場に入り、大阪のまちづくりに関わることができる喜びがあります。大阪駅前の高層ビルを解体する際には、周辺に多くのビルがあり苦労も多かったです。でも、思い起こしてみると大変さより、作業員さんと「こうしよう、ああしよう」と言い合いながら進めるのがとても楽しかったことを覚えています。社内外の人とのコミュニケーションも当社で働く魅力の一つだと思います。

●柴田さん
Q.解体業の未来像は?
災害復旧の現場にも参入している当社。倒壊リスクのある建物を安全に壊すことは地域の復旧、復興につながります。新しい建物を建てるには解体が必要、つまり解体は未来につながる仕事ですから、これからも発展させていければと思っています。私も将来は責任者として自分の現場を持ちたいので、そのためにも解体工事施工技士の資格取得を目指しています。

Q.三同建設(株)で働く魅力は?
作業員さんと一緒に一つの工事を完成させていくのはとても楽しいです。文化祭など、みんなで一丸となって目標に向かっていくことが好きだった私には、この仕事が向いているように思います。その直感があったから、未経験でも不安がなかったのだと思います。

入社前は建設業ということで忙しいイメージがありましたが、いい意味で予想が外れました。現場は17時には終わりますし、直行直帰なので移動の無駄もなし。私が「そろそろ帰ろうかな」と思って片づけていると、上司はもうすでにリュックを背負って「じゃ!」と私より先に帰ります(笑)。プライベートを大切にできる環境もいいですよね。

三同建設(株)の魅力はコレ!

知識ゼロの状態からはじめた先輩も少なくない。充実した研修体制や社外セミナーなど学びの機会が設けられ、国家資格取得をはじめ一人ひとりのスキルアップを応援している。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 久下 達也さんが感じる職場の雰囲気
  • 柴田 あやめさんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

まちを歩くときには、ぜひ工事中のビルに注意を向けてみてください。解体現場に出くわしたらチャンスです!どうやってクレーンを屋上に上げたのか、鉄筋コンクリートの破片が飛び散っていないのはなぜなのか。そんなことを考えながら観察すれば、より興味が湧いて業界や仕事への理解がさらに深まるかもしれません。

建設現場に張り巡らされたバリケードの角は、透明になっています。これは、向こうから来る人の姿が見えるようにすることで、出会い頭にぶつかることを防ぐための工夫です。また、落下を防ぐため、受け皿のような板が設置されていることもあります。作業員さんと周辺住民の方の安全をいかに守るか。危険と隣り合わせの現場だからこそ業界全体が創意工夫を重ね、進化していることも知っていただけたらうれしいです。

施工管理は現場監督として引っ張っていくリーダーという印象があるかもしれません。確かに決断する場面は多々ありますが、作業員さんや発注元の方と一緒に、よりよい方法を探しながら、コミュニケーションとチームワークを大切にして、働きやすい環境をつくっていく仕事です。企業研究をする際は、仕事内容だけではなく、安全への取り組みや現場の工夫、そして働く人同士の関わり方にもぜひ注目してみてください。そうした視点を持つことで、その企業ならではの強みや大切にしている価値観が見えてくるはずです。

人事担当/森本 英明

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「企業研究では、社員同士の関わり方にも注目して」と森本さん。個性を活かしてくれる自由な社風だけに社員のタイプもいろいろだが、仲間を大切にしようという思いは一つ!

マイナビ編集部から

国家資格「解体工事施工技士」を持つ技術者が30名近く在籍し、多様な解体工事に対応している三同建設(株)。同社の理念は、取材でみなさんが頻繁に言及された「作業員さんと周辺住民の方々の安全をいかに守るか」という言葉に表れている。解体工事に関わる法令は多く、足場一つ、作業通路一つをとっても細かな基準があるという。法令は当然、厳格に守っているが、それだけではない。代表が常に「周りへの気配り心配りを大切にしよう」と呼びかけ、臨機応変に現場で考える。その現場力が50年を超える信頼につながってきたのだろうと納得した。

「社員もその家族もファミリー」と考える同社では、働く環境も充実させている。勤続年数に応じてリフレッシュ休暇を取ることができ、リフレッシュ金も支給。3年目で3万円、5年目から6万円、満10年目は10万円+10万円と大盤振る舞い。社員旅行の行き先やプランに若手の意見を取り入れるなど、対応もきめ細かい。産休や育休だけではなく、家族の介護をする社員をサポートするための制度も検討している。

解体工事の専門的な知見を持つ同社が培ってきた専門性には大きな期待が寄せられている。ただ壊すのではなく、ゼロからのまちづくりのために行われる解体。取材を通じて、安全へのこだわりと人を大切にする風土こそが、同社の成長を支えているのだと感じた。

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「大規模な商業施設の現場を担当。敷地内だけで1日1万歩も歩いていますが、しっかり食べて飲んでよく眠るので、今が人生で一番健康かもしれません!」と柴田さん。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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