まちを歩くときには、ぜひ工事中のビルに注意を向けてみてください。解体現場に出くわしたらチャンスです!どうやってクレーンを屋上に上げたのか、鉄筋コンクリートの破片が飛び散っていないのはなぜなのか。そんなことを考えながら観察すれば、より興味が湧いて業界や仕事への理解がさらに深まるかもしれません。
建設現場に張り巡らされたバリケードの角は、透明になっています。これは、向こうから来る人の姿が見えるようにすることで、出会い頭にぶつかることを防ぐための工夫です。また、落下を防ぐため、受け皿のような板が設置されていることもあります。作業員さんと周辺住民の方の安全をいかに守るか。危険と隣り合わせの現場だからこそ業界全体が創意工夫を重ね、進化していることも知っていただけたらうれしいです。
施工管理は現場監督として引っ張っていくリーダーという印象があるかもしれません。確かに決断する場面は多々ありますが、作業員さんや発注元の方と一緒に、よりよい方法を探しながら、コミュニケーションとチームワークを大切にして、働きやすい環境をつくっていく仕事です。企業研究をする際は、仕事内容だけではなく、安全への取り組みや現場の工夫、そして働く人同士の関わり方にもぜひ注目してみてください。そうした視点を持つことで、その企業ならではの強みや大切にしている価値観が見えてくるはずです。
人事担当/森本 英明