最終更新日:2026/6/22

(株)村上商会

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 機械設計
  • プラスチック

基本情報

本社
岩手県、東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

コンセプトカー、純正パーツ、航空機の装備。設計から製造までを担う研究開発型企業。

  • 機械系 専攻の先輩

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「好き」や「興味」を軸にたどり着いたものづくりの世界で活躍!

機械設計への興味、プラモデル好き、自動車のデザインへの憧れ。それぞれの想いを抱いて(株)村上商会に入社し、前線で活躍中の若手と中堅社員に、同社ならではの仕事内容や職場の様子、今後の目標などを伺いました。

アドバンス事業部 デザイン試作部 デザイン開発課
佐藤 新大さん/2025年入社/八戸工業大学工学部機械工学科卒業

車両部品事業部 生産技術課 CAM・NC係
菅原 圭太さん/2006年入社/岩手県立産業技術短期大学校水沢校生産技術科卒業

車両部品事業部 開発部 商品開発課 商品開発係
佐山 慎さん/2023年入社/日本工学院八王子専門学校工科技術専門課程プロダクトデザイン科卒業

CADの操作経験を活かし、総合展示イベントなどで展示される、メーカーのコンセプトカーを設計、デザイン!

私が所属するアドバンス事業部では、自動車メーカーが総合展示イベントで展示するコンセプトカーの設計・デザイン・内部機構の設計などを担当しています。メーカーが作成するデザインを実際の形にするための検討を行うほか、部品の製作・組立なども手がけます。私は1年目ですが、すでにCADを使って各種機構の設計や強度解析の実務を担当。お客様の要望通りの動きがどうすれば成立するか、安全に機能するかの確認などが主な業務です。自動車の各種機構を理解しなければ設計できないため、常に勉強が必要ですが、機械的な知識が増えることは、自分には楽しみが増幅されるという感覚もありますね。

というのも、私は機械設計に興味があり、機械工学を学びました。そして、生まれ育った気仙沼の近くで試作自動車設計を主力とする当社を知り、企業研究を経て入社しています。インターンシップでは、自動車のエアロパーツを製作する部門、コンセプトカーをつくっている部門、航空機のオプションパーツを手がける部門など、ひと通り見せていただきました。そして心に残ったのが、かっこいいコンセプトカー。大学でCADの授業があり、基本的な操作は身についていたのと、材料の強度解析なども経験があったことは今の仕事に応用できていますが、大学時代とは違って、架空のものではなく、実際の形になっていくことが、仕事の醍醐味ですね。

総合展示イベントでは、1/4スケールのスポーツカーの模型制作を担当しました。デザインの自由度が高く、トランスアクスルの機能美が外から見える仕様としましたが、一つひとつをつくり込んでいく過程、段階からとにかく楽しくて。大好きだった模型メーカーのスケールモデルをつくっているような感覚で、ワクワクしました。展示されている会場にも行きましたが、お客さんが目を輝かせている様子に、これも仕事のやりがいの一つだと感じました。会場ではCG動画も流しましたが、その制作にも携わりました。こうして、いろいろなことに挑戦させてくれるところは、(株)村上商会ならではだと思います。実験車両などにも関わることがあるので、パーキングブレーキ、ステアリング、シャーシなど、さまざまな機構を覚え、設計に携わってみたいと思っています。
(佐藤さん)

こんな職場です。

「レベルの高い先輩の仕事を見ながら学べる環境です。まだ比重の軽い自分の仕事をしっかりとこなしつつ、先輩のサポートもしていきたいと思っています」(佐藤さん)

多様な「形」の再現のため「型」に嵌らない柔軟な考えを盛り込み、各種用品マスター型、航空機部品を製造!

趣味のプラモデルの延長で、ものづくりに基礎からチャレンジしてみたいと考えるようになり、岩手県立産業技術短期大学校水沢校に進学。最初に着目したのは、私にとって地元の企業ということです。地元企業でも自動車の部品製造をメインとしている会社に重点を置いておりました。フロントバンパーなどの自動車用品を製作しているイメージでしたが、モーターショーに展示するコンセプトカーをつくっていることを知り、その一品生産の現場に興味を抱き入社しました。早いもので、それから20年になりますが、自分の考えを仕事に反映させられる自由度があり、常に探究していけるというおもしろみがあることが、続けてこられた背景ですね。

私の部署では、主にフロントバンパー等の自動車用品を製作するための「型」をつくっています。各種成形型の元になるマスター型と呼ばれるものです。その他にも当社では航空機部品製作(ヘリコプターの内装、固定用具などが対象)も手がけており、現在私はこちらをメイン作業とし、多種多様な「形」を再現するため日々試行錯誤しています。航空機の部品は相応の耐久性、軽さが求められることから、材料は軽金属(アルミ等)がメインです。図面を元にCADで設計を行い、コンピュータ制御のNC工作機械で加工していきます。加工の手順には一定のセオリーがありますが、使用する刃物の選定や加工手順などは、担当者が自分で決めます。不安があれば上司や先輩がアドバイスしてくれますが、自分で解決し、ベストなルートで仕上げられた時には、やりがいを感じます。

NC工作機械を用いた仕事では、2000mm×3000mmものアクリルブロック3個から、1/1の半透明のモックアップ(実物大模型)を製作した経験が印象に残っています。まだ経験の浅い頃でしたが、部分的に任せてもらい、上司とやりとりしながらNC工作機械で担当部分を切削していきました。私には心配性なところがあり、頻繁に上司に確認するなど迷惑もかけましたが、無事にそのモックアップが完成した時は感慨深かったですし、とても良い経験になりました。効率的に仕事を進める上司の段取りの良さを見て学んだことは、今の仕事にも活きていますが、同時に自分らしいやり方を見つけていきたいと思いますし、これまでにない近未来的なデザインや、新しい素材を用いた加工など、要求に応じてどんなものにも対応していくことが、さらなる目標です。
(菅原さん)

こんな職場です。

「一人ひとりが自分のスタイルで、担当する仕事に没頭している職場です。業務に集中できるのが良いですね。もちろん、質問すれば先輩は的確に答えてくれます」(菅原さん)

自動車メーカーのデザインを検討し、意見を交わしながら、街で見かける純正エアロパーツなどを設計!

デザインの仕事に興味があり、専門学校でプロダクトデザインを学びました。車が好きだったので、カーデザインの分野に目が向いたのですが、授業で3D CADを使って家電、椅子などをつくるなかで設計におもしろみを感じるようになりました。そして、車系で設計というキーワードで知ったのが(株)村上商会でした。東京か神奈川に拠点があり、車の設計やデザインを手がけている企業、と検索し、上位に当社が表示されました。当時募集は行われていなかったのですが、ホームページの問い合わせフォームにポートフォリオを貼り付けて、入社希望の意思を送信。その結果ご連絡をいただけて、なかば押しかけのようにして入社しました。

自動車メーカーの純正エアロパーツなど、オプション部品の開発が私の部署の仕事です。多くはメーカーのデザイナーが大枠のかたちを決め、それが実際に製品として再現できるかを検討して図面を作成し、試作を行って、工場に渡すまでを一貫して行っています。部品の取り付け方、形状などを提案し、メーカーからの要望を受けて修正するなどキャッチボールをしながらつくっていきます。外装部品は安全性や法規上の寸法などを満たす必要があり、内装部品では電装系のハーネス(配線)などの取り回しを考える必要があるのが難しいところ。取扱説明書も作成しており、社名は出ないものの、大部分を担っているという自負があります。

とはいえ、初めて主担当としてある外装部品を任されたときは、何がわからないのかわからない、といった状態でした。車両への取り付け位置や取り付け方、寸法誤差の条件などを考慮する必要があり、手探りで一つひとつ進めていきました。上司や先輩からアドバイスを受けながら理解していくなかで、少しずつ勘所がつかめていった感じです。仕事を任されるとなると、裁量の多くが渡されるため、最初は戸惑いましたが、自分なりに考える中で、設計者としての基礎が身についてきた気がします。自動車メーカーから届くデザインをもとに、形状や成形性を検討して提案し、部品はかたちになります。そして、そこには自分の考えも反映されています。その部品を装着した車が街中を走っているのを見たり、それが海外に出ていくことを考えたりすると、おもしろみを感じますね。さらに経験を積み、「佐山に任せておけば大丈夫」と言われるようになりたいと思っています。
(佐山さん)

こんな職場です。

「経験豊富な上司や先輩が近くにいる環境なので、判断に迷うことなどがあって質問すれば、すぐに最適解を教えてもらえます。部署内の意思疎通は円滑ですね」(佐山さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 佐藤さんが感じる職場の雰囲気
  • 菅原さんが感じる職場の雰囲気
  • 佐山さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

よく言われることかもしれませんが、やはり自分のやりたいこと、やりたいことが浮かばないなら「好きだ」と思うことを考えて、それを軸に企業を見ていくことをお勧めしたいですね。待遇や休日・休暇、福利厚生など働く環境ももちろん大切ですが、そうした部分だけしか見ないと、その仕事の良さや醍醐味を見つけられない可能性があります。好きなことなら、大変な面があっても、おもしろさを感じ取れると思いますよ。(佐藤さん)

佐藤さんのアドバイスと似ていますが、どんなことでも、夢中になれることがあると良いですね。そこから発展していけば、納得して取り組める仕事に巡り合う確率は高まっていくはずです。私はもともと、プラモデルづくりが好きで、工業系に進んだことで今に至り、やりがいを覚える仕事に就けています。知識や技術に不安があっても、コツコツと取り組み経験を積めば、大抵のことはできると思いますよ。(菅原さん)

マイナビなどで企業の情報に触れるのはもちろん有効ですが、”掲載企業をベースに考える”というところを少し超えても良いと思います。車系で設計の仕事、勤務地は東京か神奈川。やりたいこと、希望を軸に企業を検索したのが私の企業研究でした。自分主体で、動いてみる。私からの提案です。(佐山さん)

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「次世代モビリティ教育キット「PIUS」の開発、ベトナムでの技術者育成プロジェクト、高専での指導の経験を活かし社員のキャリアづくりを支援します」(村上代表)

マイナビ編集部から

「コンセプトカーや先行車両まで造れる部品メーカー」
「量産に必要なノウハウを知る試作メーカー」

(株)村上商会のホームページには、事業の特徴について、こう記されている。主力の一つが、自動車メーカーが純正品として販売するドレスアップパーツなどの部品。デザイン、設計、試作、量産の段取りまでを一貫して社内で行っている。もう一つの主力が、コンセプトカーなどの製造。各メーカーが未来を託すモデルを、ゼロから形にしていく。モックアップによるデザインの検討、稼働部分や電装品の考案、それらをかたちにするための技術的な検証、金型の製作。それらの技術を応用し、航空機や船舶の部品の製造も行っている。

「夢をかたちに」を掲げ、研究開発型企業をうたう同社だが、EVキット「PIUS」による新入社員研修を皮切りに、実務を通して学べる現場があり、入社後にしっかりと成長できる環境がある。

「1年目で主担当として業務を任せてもらえた」と佐藤さんが語ったように、新入社員は即戦力という言葉どおり、早い段階から最前線に立って仕事に取り組めることも同社の特徴だ。だからこそ、「当初は大変さも感じた」と佐山さんは話すが、「常に先輩や上司のフォローを受けながら、必要な業務知識を着実に身につけられる」とも語る。多様な業務のいずれかにアンテナが動けば、その分野でプロとして取り組んでいける環境があると感じた取材だった。

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夏季休暇や年末年始休暇は長期休暇となるよう計画されているほか、時間単位で取得できる有給休暇などプライベートの時間を大切にしながら、メリハリのある働き方ができる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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