最終更新日:2026/10/21

ヒガシマル醤油(株)

業種

  • 食品

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

400年の時を超えて受け継がれる伝統と科学の融合がヒガシマル醤油のおいしさの原点

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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営業、醸造開発、商品開発に携わる先輩社員にインタビュー

長い歴史と伝統を誇る食品メーカー、ヒガシマル醤油で活躍する先輩方にそれぞれの仕事、やりがい、働き方をお聞きしました。老舗企業ながら、風通しが良くフレンドリーな社風にもご注目ください!

■辻井 陽さん
東京支店 販売3課
2018年入社

■東仲 海壮さん
研究所 醸造開発課
2024年入社

■橋本 実菜さん
研究所 加工開発課
2020年入社

マーケティングや商品企画まで関われる面白さ。商品の魅力を多くの方に伝えたい

東京支店で営業を担当し、主にスーパーマーケットなどの小売店へ向けた提案を行っています。ヒガシマル醤油への入社を決めたのは、営業としていろいろなことに挑戦できそうだと感じたから。当社の規模感だからこそ営業がマーケティングや商品企画にまで関われる。「売るだけじゃない面白さが味わえるのでは」と思ったことがきっかけです。

実際、様々なことにチャレンジできていますね。たとえば、担当するスーパーで“生鮮食材と他の商品の同時購入でポイント還元をする”というキャンペーンを考えていらっしゃると聞き、当社製品と「トマト」を掛け合わせた販促企画を提案。自社だけでなく、パスタメーカーとのコラボ企画を考えてプレゼンしました。この企画が採用された時は嬉しかったですね。ポスター制作から売り場展開まで丸ごと任せていただき、大きな手応えを感じました。自分で提案したものがカタチになり、実際に売り場でお客様が手に取られる場面も見られることが、この仕事の醍醐味。いつも、お客様が私たちの商品を「美味しいね」と食べられているシーンを思い浮かべながら、企画提案をしています。

私にとって、日々頑張れる一番のモチベーションは“一緒に働く人たち”です。何をやるかも大切ですが、誰とやるかはもっと重要。とにかく人に恵まれていると思いますね。特に上司・先輩にはとても感謝しています。どんなに忙しくても、相談をすれば必ず手を止めて向き合ってくれる。チャレンジをしっかりとサポートしてもらえるから、いつも前向きに仕事に取り組めるのだと感じています。

関西では多くの方にご愛顧いただいていますが、淡口文化のない関東ではまだまだこれから。だからこそ、市場を開拓していく面白さがあります。400年以上前から淡口醤油発祥の地で醤油を作り続けている当社。その淡口醤油をベースとした「うどんスープ」など多彩な商品に展開しているところにも、ぜひ注目していただきたいですね。何より、ヒガシマルの商品はどれも美味しい!絶対的な自信をもってご提案できることを、強くアピールしたいです。(辻井さん)

取材こぼれ話

ワークライフバランスの良さも魅力の一つ。有給休暇は取りやすい環境ですし、仕事のスケジュールも自分で調整しています。メリハリをつけた働き方が可能です。/辻井

醸造は微生物と人の共同作業。実験と研究を積み重ね、時を経て成果を掴むドラマがある

大学院で遺伝子の研究をしていた私にとって、微生物を扱う醤油づくりは正直、専門外でした。しかし、どうしても食品業界で研究開発に携わりたいと思う出来事があり、ヒガシマル醤油への入社を決めました。実は将来について考えていた時期にちょうど姪が誕生し、人の体をつくっているのは食べ物であると実感。この時に食品の道に進むと決め、なかでも伝統的な調味料である醤油を選びました。400年以上も前から地元兵庫の原料を使った醤油づくりを続ける当社のこだわり、それを貫く企業姿勢に魅了されたのも決め手の一つです。

私は醸造開発課で研究に携わり、当社が手がける淡口(うすくち)醤油の安定製造と品質向上に取り組んでいます。入社1、2年目はうまみに関わる微生物の研究を、3年目の現在は香りの研究を行っています。醤油は麹、乳酸菌、酵母の働きによって生まれる調味料なのですが、どれが欠けてもおいしい醤油はできません。研究を続けるなかで微生物同士の連携や補完に気づかされ、年を追うごとに知識が増える今、微生物研究の奥深さにますます惹かれる自分がいます。

以前、うまみの研究をしている際に性質が変化した微生物を発見し、最近はあまり使わない古くからある手法で取り出せたことがとても印象に残っています。先輩のアドバイスでその方法を試したのですが、うまく取り出せた時の高揚感は忘れられません。ちなみにこの菌は現在、醤油の品質向上という役割を担っていますが、私としては新たなうまみ成分になるのでは…と大いに期待しています。今後も彼(菌)の成長を見守りたいと思っています(笑)。

最近は丸大豆を原料とする醤油にこれまでにない香り立ちを加えることにも成功しました。しかし、この成功は私だけの力ではないと思っています。なぜなら醸造は微生物と人の共同作業であり、なおかつすぐに結果が表れるものでもないからです。私の代に至るまでの先輩方の実験の積み重ねがちょうどこのタイミングで花開いた、というのが正しいかもしれません。私もそんな研究者の一人として当社の歴史に名を連ね、未来のヒガシマル醤油の発展に貢献することを目指したいと思っています。(東仲さん)

取材こぼれ話

一人ひとりの主体性を尊重し、やりたいことをやらせてくれるのが当社の魅力。先輩方にも恵まれているので、専門外からの入社でも一から学び、成長できると思います。/東仲

課員は良き仲間であり、良きライバル。競い合える環境が私を大きく育ててくれる

研究所の加工開発課に所属し、商品開発に携わっています。主な業務は、当社の看板商品である醤油を使った調味料という前提のもと、コンセプトを考え、試作・評価・改良を繰り返し、商品化するまでの開発プロセスすべてと、その商品を使ったメニュー開発。私は現在4つの商品を担当しており、試作を繰り返し、品質のブラッシュアップを行っています。

ただ、新商品として世に出せる数は限られていて、加工開発課ではみんながそのために努力しています。ですから、課員はある意味ライバル。互いに助け合ったり、アドバイスを送り合うこともありますが、負けたくないという思いもあって、それが良い刺激になっています。そうした環境のおかげか、スピード感を持って意欲的に仕事ができていますし、働きがいのある恵まれた環境だととても満足しています。また、この仕事を始めてから味に敏感になり、気になる調味料があれば購入して味を確かめ、その情報をみんなに共有するようになりました。「味」に対する意識が高まり、味覚に関して少しは成長したのかなと感じています。

以前担当した商品は既に店頭で販売されており、手に取ってくださるお客様を見るとうれしいもの。次はもっと喜んでいただける商品を…と思うとモチベーションも高まります。当社には淡口(うすくち)醤油をはじめ、うどんスープ、京風割烹白だし、牡蠣だし醤油など、定番商品がいくつもあります。私もそうしたヒガシマルの顔になるような商品を生み出せるよう、これからもアグレッシブに開発を進めていくつもりです。

仕事の後は、社内の有志が集まって週に一度テニスをしています。みんなで食事に行ったりプライベートでの遊びを通じ、今以上に交流を深めていきたいと思っています。(橋本さん)

取材こぼれ話

大学時代から一人暮らしをしていますが、料理が得意だったわけではありません。それでも、商品開発に携わることができていますし、チャンスは平等にありますよ。/橋本

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 東仲さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

まずは自己分析を行い、「自分がどのような業界・組織で働きたいのか」という求める条件や、自分が望むライフプランを、ざっくりでも書き出してみると良いと思います。仕事内容、キャリアステップ、休日数、給料、職場の雰囲気など、自分が重要視するポイントが定まれば、興味ある企業も探しやすくなるのではないでしょうか。

気になる企業が見つかったら、インターンシップ等に参加してみてください。自分の肌で社風を感じ、働くイメージを想像しながら社員の話を聞いていくと、自分の社会人生活を想像することができ、中身ある企業研究に繋がると思います。

視野を広げるという意味では、学生のうちにアルバイトやボランティアなど、できるだけ多くの社会人と関わる機会を作ってみてください。多様な価値観や人生観を聞いてみると、世の中にはいろいろな世界がある事を知ることができ、これからの企業研究などにも役に立つのではないでしょうか。(人事担当)

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やさしさと思いやりにあふれた社員の人柄、社風の良さも当社の魅力。こんな社会人になりたいと思える先輩がいる会社を研究するのも一つの方法だと思います。

マイナビ編集部から

ヒガシマル醤油は、天正年間(1580年頃)の創業から400年以上にわたって醤油を造り続ける老舗企業だ。本社を置く兵庫県たつの市は淡口(うすくち)醤油発祥の地であり、同社はここで室町時代から受け継ぐ伝統的な製造工程を守り続けている。人の手でしか実現できない技術を伝承しながら、近年は品質検査に最新鋭の科学技術を取り入れるなど時代に合わせた進化も著しい。守るべきものと変えるべきものをきちんと見極め、関西の食を支えているのだ。

今回の取材では営業、醸造開発、商品開発に携わる3名の先輩方にお話を伺った。なかでも印象に残ったのが、醸造とは異なる専攻から入社を果たし、今では研究所の中核へと成長した東仲さんだ。「仕事に必要なことはすべて入社後に学んだ」と教えてもらったが、人材育成に注力しているのも同社の特徴の一つだろう。ヒガシマル醤油では3年目までの社員を「新芽」と位置づけ、時間をかけて丁寧に育てる。見て、感じて、味わって、五感を使って自分の中に落とし込む学びを通じ、人を育むのが同社の方針だ。

また、フラットな社風がスムーズな学びを促進しているとも感じた。年次に関わらず誰もがお互いを尊重し、学び合う環境があるから働きやすい。取材を通じ、自分の意見を素直に発信できるのびのびとした社風の良さを実感させられた。

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家庭用から業務用まで多彩な商品がずらり!どれも親しみのあるものばかりだが、なかでも「うどんスープ」は関西のだし文化を全国に広めた大きな存在だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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