最終更新日:2026/6/1

(株)丸眞製作所

業種

  • 金属製品
  • その他メーカー
  • 自動車・自動車部品
  • 精密機器

基本情報

本社
長野県

取材情報

記事で読む社会科見学

多彩な技術で強度も柔軟性も出す金属熱処理。あの自動車にも搭載されています。

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「金属熱処理って何?」という疑問からがスタートです。

金属部品を加熱・冷却処理することで、硬度や耐性を高める熱処理技術を誇る丸眞製作所。その技術は自動車や工作機械、スマートフォンなどの部品に施されています。若手社員を牽引する2名の先輩に伺いました。

■水野昭雄さん(左)
 生産技術部 課長 2003年入社
■長田裕平さん(右)
 営業部 係長 2012年入社

自動車の安全性能にもかかわる責任感とやりがいを実感しています(水野さん)

「金属熱処理」と聞き、何かをイメージできる方は少ないと思います。実際に私も初めて耳にした時は想像もつきませんでした。
金属熱処理とは、使用目的に応じて金属部品などを加熱・冷却し、強度や硬度、粘り強さなどを出すための技術です。いくつか方法があり、表面を硬化する浸炭焼き入れや、ツヤのある仕上がりにする真空焼き入れなどのほか、当社が開発した硬度と耐食性を向上させるスーパー窒化処理などもあります。当社の役割は、そうした熱処理により、お客様が作る金属部品の付加価値を高めるということです。
当社が携わる製品の約6割を占めるのが自動車部品です。その多くはエンジンや安全装置、ミッション、ブレーキなど機能部品で、外からは見えないものばかり。しかし、車の性能や安全性にかかわる重要な部品ですから、我々の仕事が安全に直結するという責任と自負はあります。入社当初、上司から車種を聞いた時、身近な自動車名が次々と出てきて、自社の熱処理加工された部品が搭載されていることに誇りを感じました。

現在の私の仕事は、お客様のニーズに応じ、高品質で安定的な製品が生産できるよう管理することです。自動車の性能が日々進化しているのと同じように、私たちの仕事も日々更新され、現場にはさまざまなモデルが運びこまれています。
時には試作品もありますので、今走っている自動車だけでなく、未来の自動車づくりに携わっているという責任感も、やりがいとなっています。

社内は20代から30代の若い世代が多く、活気がありますね。実は、私が入社を決めた動機も、社内の明るい雰囲気でした。現在は私も後輩を引っ張る立場。後輩たちの意見を聞き入れながら、コミュニケーションを図っています。
私の仕事は他部門との連携が重要ですので、仕事の時はもちろん、業務外のボウリング大会などの親睦会でも場を盛り上げて“宴会部長”の肩書をもらっています(笑)。

当社の取り組みのひとつに、2002年から続く「小集団」があります。社内の小グループで業務の改善点などを挙げ、年に1回発表するものですが、若い社員を中心に活発に意見が交わされ、業績につながっていると思います。
当社の仕事は製品に付加価値をつけるために挑戦し続けること。社内で自然に受け継がれている雰囲気の良さが、自分の成長にもつながっていくのだと思います。

丸眞製作所の良いところを伺いました!

「失敗に気づかない失敗も上司や先輩のフォローで克服してきました。私も後輩と一緒に考え対処するよう心掛けています」と水野さん。

会社見学で感じた雰囲気の良さに変わりはありません(長田さん)

私の仕事は、お客様のニーズや納期に沿いスケジュールを立て、現場に指示を出すことです。有難いことに現在は次々に仕事が来ますが、納期にも間に合わせなければなりません。
入社後2年間は現場で経験を積み、現場の様子も理解していますので、納期に間に合わせるためのスケジュールを段取り良く組み「今日のスケジュール」として現場に指示しています。
お客様のニーズを伺っている私だからできる計画立案もあり、その指示通りに現場が動き、約束通りお客様に納品できた時の達成感は大きなやりがいにつながっています
それに、お客様から「長田だからお願いしたい」と仕事を依頼をいただいた時には、モチベーションが上がり、仕事の楽しさを実感する瞬間です。

入社のきっかけは、会社見学の際の印象の良さでした。当時は数社の見学に行きましたが、当社の社員たちの楽しそうな様子が魅力でした。その時に感じた社内の雰囲気の良さは、現在も変わっていません
私自身が良い仲間に恵まれていますし、上下関係も厳しくないので、不明点は先輩や上司にも気軽に聞くことができます。だからこそ、大きな悩みを抱えることなく、現在の立場まで成長できたのだと思っています。
最も成長を実感するのは、業務を俯瞰で見られるようになったこと。仕事を段取り良くスムーズに進めるために必要なコミュニケーションは私が仕事を進める上で重要な部分です。スケジュールを管理する立場として、時には時間的な無理を強いることもありますが、社内の協力があってこそ実現できていると思います。
全体を見通す業務が、オフの時にも生かされているように思います。私は、休日には友人たちと畑作業に汗を流し、夏場はトウモロコシを栽培しているのですが、最後は出荷もしています。考えてみれば、仲間の協力があって、出荷へと繋がる、仕事と遊びの共通点があることにも気づきました。これも仕事を通した成長の一つだと思います。

今後は、会社が誇る技術をアピールできる営業職に挑戦したいと思っています。これまでの経験を生かし、自分で獲得した仕事を現場の指示まで一貫して行えたらいいなと思います。そのためにも、この中で学び、成長していきたいと思っています。

丸眞製作所の良いところを伺いました!

「会社の第一印象で感じた社内の雰囲気の良さです。元気が良く、明るい人が多いので、仕事も楽しくできています」と長田さん。

企業研究のポイント

鉄鋼材は私たちの生活に欠かせない身近な素材です。当社が携わっている自動車にも多く使用されており、使われる場所によっては、耐熱性、耐摩耗性など求められる性能が異なります。そのニーズにひとつひとつ応えているのが当社の金属熱処理技術です。
真空焼き入れや一般焼き入れ、浸炭焼き入れなどのほか、永年の経験を基に独自開発した技術もあり、お客様からの信頼を確固たるものにしてきました。
日本の技術を支える企業は、規模の大小を問わず数多くあります。大きな組織にも魅力がありますが、特色のある中小企業の中に入ればおおいに活躍できる場があるものです。それは当社にもあります。
学生さんには、出来るだけ多くの企業を、実際に訪ね、五感で感じるものを大切にして、自分で選択してほしいと思います。

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一人ひとりが業務を通して成長を目指す丸眞製作所。ニーズに適した高品質の製品を安定生産するため検査にも細心の注意がはらわれる。

マイナビ編集部から

同社は標高1,000mに近い工業団地の中にあり、天気が良ければ眼下の諏訪湖の向こうに富士山・八ヶ岳を展望する環境だ。
その風景を背景に写真撮影を行っていたところ、社員が、緊張する取材対象者の笑顔を引き出しにやってきた。今回取材した2名が「会社の雰囲気が良かった」と口を揃えた入社動機にも繋がるひと幕だった。そうした明るい連帯感は、2002年から行う「小集団活動」にもある。独自の顧客満足度調査から得た業務改善が発端で、年に1回、グループ発表するもの。これが個々の意識とスキルを高め、業績の伸長にも貢献してきた。中には生産性の向上に直結し、審査員である経営陣を唸らせるものもある。当初は模造紙から始まったプレゼンも、時代の変遷とともにデジタル化し、発表場所も社内から岡谷市の文化会館へと会場も広くなった。現在では同社だけではなく、グループ会社の「(株)丸眞熱処理工業」、「(株)丸眞テック」3社で行っている。そうしたエピソードからも互いに切磋琢磨し、試行錯誤で挑戦し続けた歴史が垣間見える。
そして同社の次なる挑戦はIoT・AIソリューション。
金属加工技術は、まだ職人頼りの部分もあるが、刻々と変化する生産計画や精度チェックのセンサーなどには積極的なITの導入を検討している。グローバル市場で勝負するための国際認証への挑戦も見据え、新しい力を求めている。まずは会社の雰囲気を体感してみてはいかがだろうか。

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各種の金属熱処理炉が並ぶ工場内。オペレーションシステムをはじめ、今後はIT化を加速する予定で、グローバルな成長を目指している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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