最終更新日:2026/6/9

(株)加賀田組

業種

  • 建設

基本情報

本社
東京都、新潟県

取材情報

記事で読む社会科見学

道路舗装から官公庁舎建築まで、暮らしと社会のインフラを支えています

PHOTO

誰もが安全に使いやすく─公共建築を一からつくる面白さ

◆新潟支店建築部作業所主任/竹前 和馬さん(2017年入社・写真中央)
◆新潟支店建築部/佐藤 朔さん(2024年入社・写真右)
◆新潟支店営業部/齋藤 永遠さん(2021年入社・写真左)

新潟、東京を拠点に、東日本エリアで土木、建築、舗装の工事企画や設計・管理を広く手がける加賀田組。100年企業としての安定感と技術力をもとに、官公庁舎、学校、消防署などの公共建築案件にも多く関わっています。今回は完工を間近に控えた妙高市の新図書館の工事現場で、施工管理や官庁営業を担当する先輩3名にインタビュー。地域に根ざした建物や構造物の工事に関わる、同社の仕事について伺いました。

主任として公共図書館の新築工事を担当。複雑な意匠をカタチにして、誰もが憩える地域交流拠点に。

加賀田組は新潟県内をはじめ関東や東北エリアなど、東日本を中心に広く事業を展開する総合建設企業です。道路の舗装を専門に手がける部門からインフラ工事を手がける土木部門、大型施設を手がける建築部門まで施工実績は多数。近年では開発事業にも力を入れており、地域住民の暮らしに密接に関わっています。
私自身も建築部の一員として、これまでマンションや高齢者福祉施設など、県内外の案件に携わってきました。大きな現場になるほど工期が長く、関わる協力業者さんの数も増えて大変ですが、大勢の人が利用する建物が竣工した時の達成感は格別です

数年前に手がけた分譲マンションでは、各部屋を購入されたお客様の希望に添えるよう、部屋ごとに異なる仕上げを目指しました。完成時にお客様からお褒めの言葉を言っていただけた時は本当にうれしかったですし、外装を見に来られたオーナー様に「今まで建てたマンションの中で一番良い出来だ」と喜んでいただけたことは、今もモチベーションにつながっています。

直近では子育て支援や市民交流機能を備えた妙高市の新しい図書館を、主任という立場で手がけています。現場のトップである代理人の先輩が、発注元の市や設計事務所と打ち合わせを行い、全体のコスト管理などを担う一方で、私は二番手として図面の確認や工期管理、安全管理などを中心に担当。基礎から躯体、設備、内装まで、さまざまな業者さんとやり取りをしながら、スムーズな工事進行に努めています。
この案件はSRC造の3階建て、延べ床面積はおよそ2,800平方メートル。極端に大きな規模ではないものの、建物自体が六角形の複雑なデザインで、内部の意匠も非常に凝ったものです。だからこそ「内装をうまく収めるためにコンクリート躯体をここまで出さないようにする」など、注意すべきポイントは多数。仕上げの部分まで考えて図面を俯瞰し、設計に込められた思いを現実にどう形にしていくかが、私たちの腕の見せどころです

建物の供用は2025年秋に開始される予定であり、本施設が地域住民の憩いの場となり、ひいては街の活性化につながることが大いに期待されています。地域の皆さんにはぜひ、外観の美しさはもちろん、実際に施設の中に入って、細部まで作り込まれた空間を楽しんでいただけるとうれしいです。
(竹前さん)

加賀田組で描くキャリア

2025年に1級建築施工管理技士の資格を取得し、主任として活躍中の竹前さん。今後は大小さまざまな現場で管理経験を積み、代理人へのキャリアアップを目指している。

1年目は記録写真の撮影や書類チェックからスタート。工事全体を見られるよう、今後も知識を深めたい。

私が加賀田組を志望したきっかけは、出会った人事の方がとても温かく、話しやすかったからです。現場見学では先輩が業者の方と和気あいあいとお話しされている様子も拝見し、ここなら働きやすそうだと感じました。インターンシップでさまざまな現場の様子をオンラインで見せていただき、自治体の施設やオフィスビル、工場など、官民問わず幅広い大規模案件を手がけられることにも惹かれました。

私にとって最初の現場が、妙高市の新図書館です。ここで1年以上、先輩について施工管理のノウハウを学んできました。始めのうちは本当に分からないことばかりでしたが、現場事務所周辺の掃除や道具の片付けなど、先輩の手伝いをしながら少しずつ慣れてきた形です。工程の記録写真を撮ったり、協力業者さんから提出される安全書類をチェックしたり、最近では業者さんとのスケジュール確認なども徐々に任されています。
それぞれの仕事にもコツがあり、例えば記録写真であれば「どこで何をしているのか」を一枚に収めることが大切です。余計なモノや背景をなるべく入れず、作業内容にフォーカスして、後で見返して分かりやすいよう心がけています。壁の骨組みを作る工程では、一つの工程で複数のサイズや材質を使うLGS(軽量鉄骨下地)の種類を、その都度担当業者さんに確認しながら撮影。建材の細かい規定なども、仕事を通じて覚えることができました。

施工体制台帳や作業員の方の名簿など、協力業者さんから受け取る書類も多岐にわたります。抜けがないかをチェックし、足りなければ各社の担当者の方へ連絡。最初はコミュニケーションが上手く取れるか不安でしたが、入ってみるとどの業者さんも気さくでやさしい人ばかりです。こちらが迷っているとすぐ声をかけてくれますし、仕事終わりには仕事以外の話で盛り上がることもあります。地元の方だけではなく、関東や東北から出張している人も多いので、遠方の土地の話を聞くのも今では楽しみの一つになっています。

新図書館には純白の外観をはじめ、壁面からのライティングや入り口のキャノピーなど、見ていただきたいポイントがたくさん。デザイン性が高く、地域の多くの人に使われる施設に、自分も施工管理の一員として携われたことがとてもうれしいです。
(佐藤さん)

加賀田組で描くキャリア

建築系学科を卒業後、地元の暮らしに役立つ仕事がしたいと入社を決めた佐藤さん。専門業者の方とより深い話ができるようにと、専門的な知識の習得にも意欲的だ。

入札情報を集め、受注につなげる官庁営業。チーム一丸で目標達成できた時のやりがいは格別です。

在学中は建築学を専攻し、当社へ。創業から約130年という歴史と揺るぎない施工実績があり、自分もここで地域に貢献したいと考えたことが志望の理由です。
入社後は中核の施工部門ではなく、最初から営業職を希望しました。営業はお客様との橋渡しを担い、長い信頼関係の入り口となれるポジション。官民を問わず幅広い立場の方と関われる魅力を感じたからです。最初の2年間は民間企業を担当し、既存のお客様に加えて新規のお客様への働きかけに力を入れてきました。新しく受注につなげるには、実際に顔を合わせて自分自身を知っていただくことが大切。担当エリアの工業団地で、工場や営業所を1軒ずつひたすら回ったこともあります。趣味の話から少しずつ1対1の関係が築け、倉庫や駐車場など小規模ながら新規工事を請け負えた時はうれしかったです。

3年目からは庁舎や学校など、国・県・市が発注元となる案件を担当しています。民間のように個人の関係性からスタートするのではなく、官公庁案件は入札が基本です。まずは国・省庁や自治体のホームページ、入札情報サイトで公告の有無をチェックし、参加資格や提出期限、入札方式などを確認。その上で社内に情報を展開し、参加するかどうかを検討します。私が直接担当したわけではありませんが、妙高市の新図書館プロジェクトもこの手順で進みました。

参加が決まったら、説明会などで手続きや提出書類に関わる詳細な情報を収集していきますが、官公庁の担当者から情報を教えてもらえることはまずありません。説明書に記載されている設計事務所まで足を運んだり、類似工事の市場価格を調べたりと、競合他社の状況も考えながら、適切な金額を出せるように心がけています。自社コストをできるだけ正確に把握するため、社内の施工部門や積算担当部門と協力し合い、結果的に受注に結びつけられた時のやりがいは格別。関わった人全員で「良かった」「ありがとう!」と喜び合えるのは、当社で働く大きな魅力です。

個人ノルマはなく、営業部全体が一つのチームとして次のステージを目指す社風。土木・建築共に社内でサポートし合い、会社全体の成長とともに、地域住民に末永く利用してもらえる施設に携われることが、営業職としてのやりがいだと感じています。
(齋藤さん)

加賀田組で描くキャリア

官庁営業として公共案件を多く手がける齋藤さん。国や自治体の窓口を回る中で、最近は担当者とクルマやアウトドアなど趣味の話題で盛り上がることも増えてきた。

企業研究のポイント

企業研究で陥りがちなのが、働き始めるまでをゴールに設定してしまうことですが、そこがゴールではありません。まずは「どんな仕事がしたいか」「どんなキャリアを歩んでいきたいか」を考えることが、企業研究を進める上でのポイントになると思います。

企業の本質を知るには、インターンシップやオープンカンパニーなどの機会を生かし、その企業の人と接点を持つことが近道です。Web上でも企業情報を見ることはできますが、働く環境や雰囲気は実際に足を運ばないと分からないもの。人事担当者や先輩社員と直接話ができる機会を大事にして、本当に自分がやりたいことができる場所なのかを確かめてください。

教育制度や福利厚生などの社内制度も、働く上で重要なポイントです。例えば当社では階層別・職種別などの研修に力を入れ、社内からも好評を得ています。文理問わず意欲があれば一から学んで成長できますし、上司や先輩も穏やかで相談しやすいので、スキルアップにつなげやすいです。遠方の現場に通う際は、借り上げ社宅を全額会社負担で利用できるなど、暮らし面でのサポートも充実しています。「仕事内容の違いがあまり分からない…」という方は、こうした制度面から希望に合った企業を絞り込んでいくのもオススメです。
(管理本部人事部/秋山 岳太さん)

PHOTO
「入社時点では何も分からないことが大前提です。当社では先輩がしっかりフォローして育てる体制が根付いているので、安心して挑戦できる環境です」と秋山さん。

マイナビ編集部から

明治期の創業から約130年、新潟県に根付く総合建設企業として土木、建築、舗装など幅広い工事の企画・設計・施工を手がける加賀田組。新潟県内をはじめ、関東や東北エリアにも豊富な施工実績を持ち、各地の暮らしの基盤を支えている。道路や橋、トンネル、河川堤など大規模インフラの整備・改修が喫緊の社会課題となる今、同社の確かな技術に対する需要は急増中だ。近年力を入れる開発事業では、インフラの整備計画から住宅や各施設の誘致まで幅広く対応し、自然環境に配慮したスマートコミュニティの構築を実現している。

今回取材に伺ったのは、妙高市の新図書館等複合施設の建築現場。雪の結晶をイメージした六角形の建物は、図書館機能に加え、カフェや子どもの一時預かり施設、展示スペースなども備えており、供用後には街の交流拠点として存在感を発揮しそうだ。「多くの人が利用する建物の新築に、一から携われることがやりがい」「完成したキレイな建物を見て、ここに自分が関わったと思うとうれしい」と先輩方が口を揃えるように、地域の暮らしの拠点づくりを支えられることは、同社で働く大きな魅力だろう。聞けば、文理を問わず建設知識の基礎から学べる研修体制も整っているとのこと。「地域貢献がしたい」「誰かの役に立つ仕事がしたい」と考える人なら、積極的に企業研究を進めてほしいと感じた取材だった。

PHOTO
構想から7年、地域の拠点として2025年秋に供用開始予定である妙高市の新図書館「まちなか+(ぷらす)」。来館の際は六角形を生かした緻密なデザインにも魅力的。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)加賀田組の取材情報