アパレルの購入単価落ち込む。ネット通販の拡大続く
経済産業省によると、アパレル産業の市場規模はバブル期の約15兆円から10兆円程度に縮小。一方で供給量は20億点から40億点に倍増している。輸入品の急増が主因で、購入単価は1991年比で6割程度に落ち込んだ。
ただ、ネット通販は伸びている。経産省の電子商取引(EC)市場調査によると、2020年の衣類・服装雑貨の個人向け市場規模は、前年比16.2%増の2兆2,203億円と大幅に拡大した。コロナ禍により、店舗ではなくネットを通じて購入する顧客が増えたためだ。