- トップ
- 就活準備
- エントリーシートの書き方と例文
- 自己PR、ガクチカ、志望動機を深めるコツ
自己PR、ガクチカ、志望動機を深めるコツ
「自己PR」「学生時代に最も力を入れて打ち込んだこと(ガクチカ)」「志望動機」の文章をブラッシュアップする手順を例文を元に説明します。文章の構成方法や印象度をアップするテクニックで文章が変わっていく様子を見ていきましょう。
その1 例文を元に「自己PR」をさらに深める方法を理解しよう
文章を構成する3つのパートを意識する
- 1自分の「長所」や「強み」(全体の2~3割でまとめる)
- 結論先行を意識しましょう。そうすることで読み手となる採用担当者が、あなたの文章内容を理解しやすくなります。
- 2「長所・強みが表れた具体的な行動」と「成果」(全体の5割でまとめる)
- 行動に関して「動機(なぜ?)」「目標(何のために?)」「心掛け(どのように?)」をしっかりと表現する。成果のアピールの際に数字を活用すると客観性や説得力が加わり効果的。
- 3その他の内容(全体の2~3割でまとめる)
- 上記1と2以外のアピールポイントを具体的なエピソードを交えてまとめる。前ページの「エントリーシートの基本と文章の書き方」で紹介したように、裏返せば長所となる点を紹介する場合は、その短所を克服するための方法や、具体的なエピソードをきちんと伝えるようにしましょう。
【例文】
【ポイント解説】
- 1結論先行のスタイルで分かりやすい
- 2新しいことに取り組む姿勢をアピールできている
- 3成功体験であっても「振り返り」をし、次の課題を見つける資質が感じられる
- 4周囲と人間関係を築きながら物事を一緒に進めることができる人物像が伝わる
- 5成果の客観性もあり、内容そのものにもインパクトがある
3つのテクニックで印象度がアップする
テクニック その1
- 他者の評価を盛り込む
- 第三者の評価を入れることで、客観性と実証性が加わり、説得力を高めることができる
テクニック その2
- 太字や下線で強調する
- アピールしたい場所が強調されることで内容確認がしやすくなる
テクニック その3
- タイトルをつける
- 最初に見出しがあると、内容把握をしてから読み進められるので伝わりやすい
その2 例文を元に「学生時代に最も力を入れて打ち込んだこと(ガクチカ)」をさらに深める方法を理解しよう
文章を構成する3つのパートを意識する
- 1始めたきっかけと目標(全体の2~3割でまとめる)
- 学生時代に最も力を入れて打ち込んだこと(ガクチカ)の内容とそれを始めたきっかけを記す。何を一番の目標として取り組んでいたかを説明する。
- 2成果と困難だったこと(全体の5割でまとめる)
- 数字や第三者の評価などを使って成果を具体的に述べる。取り組みの中で困難だったこととそれをどう乗り越えたかを説明する。
- 3経験から得た自信とそれに伴う変化(全体の2~3割でまとめる)
- 打ち込んだことによって、どのような点で自信を持てるようになったか、その自信がどう活きているかを書く。自分の行動や周囲の評価の変化などを説明する。
【例文】
【ポイント解説】
- 1結論先行のスタイルで分かりやすい
- 2新しいことに取り組む姿勢をアピールできている
- 3成功体験であっても「振り返り」をし、次の課題を見つける資質が感じられる
- 4周囲と人間関係を築きながら物事を一緒に進めることができる人物像が伝わる
- 5成果の客観性もあり、内容そのものにもインパクトがある
3つのテクニックで印象度がアップする
テクニック その1
- 数字を活用する
- 数字を用いることで、成果を具体的に示すことができる
テクニック その2
- 太字や下線で強調する
- アピールしたい場所が強調されることで内容確認がしやすくなる
テクニック その3
- タイトルをつける
- 最初に見出しがあると、内容把握をしてから読み進められるので伝わりやすい
その3 例文を元に「志望動機」をさらに深める方法を理解しよう
文章を構成する3つのパートを意識する
- 1感じている魅力の明確化(全体の2~3割でまとめる)
- 志望職種にどのような魅力を感じているのかをまず明確にする。自分が志望職種に向いている理由も示す。
- 2自分の考えや企業への共感(全体の5割でまとめる)
- 他社の製品と比較したり、業界の状況などを分析して、自分の考えを書き表す。企業に対しての「共感」や「賛同」の気持ちを示すことを意識する。
- 3入社して取り組みたいこと(全体の2~3割でまとめる)
- 特に担当したい対象(部署や製品など)を明確にする。「営業で頑張りたいです」程度の回答と一線を画すことができる。
【例文】
【ポイント解説】
- 1志望理由を明確に表現できている
- 2企業の特性や理念をよく理解できている
- 3業界の現状や可能性について研究していることが伝わる
- 4他社と比較した上で志望企業の優位性を示せている
- 5入社後のビジョンを具体的に表せている
3つのテクニックで印象度がアップする
テクニック その1
- 自分の強みを盛り込む
- 自分の能力や強みを仕事に結びつけることで、自分が志望職種に向いていることをアピールできる
テクニック その2
- 箇条書きを活用する
- 複数の情報が整理され、訴求効果があり、論理的な印象を与えることができる
テクニック その3
- 太字や下線で強調する
- アピールしたい場所が強調されることで、内容確認がしやすくなる
- 前のページ
- (2/2)

【My CareerStudy】
エントリーシートの基礎と伝わる書き方のポイント(Eラーニング)
※別サイトへ遷移、My CareerIDでログイン可能
エントリーシートの役割、目的、書くための注意点など「ここだけは抑えておきたい!」というポイントを動画で解説します。
エントリーシートの書き方と例文
就活準備コンテンツ
My CareerBoxで
簡単作成

共通エントリーシート(ES)や、研究概要書を簡単に作成・管理できるMy CareerBoxを使って、書類選考をラクに進めよう!