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エントリーシートの基本と文章の書き方
ESの基本的な記入項目の書き方や、作成時の注意点を紹介します。また、「自己PR」「学生時代に最も力を入れて打ち込んだこと(ガクチカ)」「志望動機」というESにおける3大テーマの原則を例文に沿って学びます。
その1 書き始める前に注意したいこと
- 文字は上手、下手を問わず、とにかく丁寧に書く
- 黒色のボールペンか万年筆でくっきり書く
- 消せるペンと修正液は使用しない
- 一度下書きを行った上で清書する
- 下書きの段階で誤字脱字がないかチェックする
- 清書後はコピーを取り、面接前日に読み直す
- 枠からはみ出さないように書く
- 「私」と「です、ます」が基本(「僕」は不可)
- 「バイト」や「コンビニ」など略した言葉を使わない
- 応募先が求める人材に適した内容を心掛ける
- 企業ごとに具体的な志望動機を書く
その2 基本項目の書き方について
- 日付
-
- 提出日、もしくは前日の日付を記入する
- 応募書類全体で西暦か元号表記かを統一する
- 写真
-
- 好印象を与える表情を意識する
- 服装は、スーツを着用するのが一般的
- 写真の裏面には学校名、学部、氏名(フルネーム)を記入する
- 写真は、裏面の記入項目の書き損じに備えて、最後に貼る
- 氏名
-
- 「ふりがな」と指示があればひらがなで、「フリガナ」はカタカナで記入する
- 生年月日・年齢
-
- 応募書類全体で西暦か元号表記を統一する
- 送付時点での年齢を書く
- 住所
-
- 都道府県から書き、町名、番地などを省略しない
- マンション名なども忘れずに書く
- 連絡先
-
- 電話番号は日中連絡が取りやすいものを記入する
- 固定電話が自宅にない場合は、携帯電話のみでも構わない
- メールアドレスはアルファベットと数字の読み間違いが起きないように書く
- 印鑑
-
- 印鑑は押し間違ったり、滲んだりするので最初に押す
- インク式のスタンプではなく、朱肉を使って印鑑を押す
- その他の記入欄について
-
- 記入欄のスペースに対して8割以上は埋める。9割以上埋めるのが理想
その3 学歴・職歴の書き方について
- 学歴
-
- 高等学校入学から記入する
- 学校名は省略せずに正式名称で記入する
例)高校→高等学校 - 卒業見込みの年度が分かる場合は記入する
- 応募書類全体で西暦か元号表記かを統一する
- 職歴
-
- アルバイトは職歴に含まない
- 過去に正社員として勤務した経験がある場合のみ書く
その4 例文を使って「自己PR」の書き方を学ぼう
【例文】
【注意したいポイント】
- 1結論は最初に持ってくる
- 「私の長所は~です」「私は~な人間です」「私は~しています」など結論を最初に書き、それにかかわる事柄を後から述べます。読み始めてすぐに最も大切な部分が相手に伝わるようにしましょう。
- 2行動の背景を明らかにする
- エピソードや事象を羅列するだけでなく、なぜそのような行動に至ったのか、あなたの考えや価値観を入れます。いつの出来事か、誰がいたのかなどの情報を入れて、初めて読んだ人でも理解できるようにしましょう。
- 3結論を裏づける経験や成果で説得力を持たせる
- 具体的な経験や成果を盛り込むことで、結論の説得力を高めることができます。相手を納得させるだけでなく、論理的な文章にもなります。
- 4改行で読みやすさ、適度な文章量で読み手の立場を考慮する
- 文字数の規定が特に設けられていない場合は400~500文字が目安です。キーワードをかぎカッコでくくる、改行や箇条書きを活用するなどして、すっきりと読みやすくしましょう。
- 5文体の統一
- 「です、ます」調または「である」調で、文体を統一しましょう。話し言葉や学生言葉、略語はNGです。
応用アイデア
- 短所も長所に変換してアピールすることができる
- 自分の弱みや短所と考える部分も伝え方を工夫すれば、長所に転ずることができます。自分自身の長所、短所をきちんと分析できていることで謙虚さや向上心を表現できますし、その短所に向き合い克服していることに触れることで課題解決の意識をアピールの要素として扱うことができるのです。
その5 例文を使って「学生時代に最も打ち込んだこと」の書き方を学ぼう
【例文】
【注意したいポイント】
- 1結論先行で伝える
- 結論先行で書くと、読み手が内容を理解しやすくなります。「どこがゴールなのか」を読み手に考えさせず、内容に集中してもらうために結論から伝えるのが鉄則です。
- 2工夫や努力を紹介する
- 失敗や困難、苦労に対して、どのような創意工夫や努力をしたかを紹介しましょう。マニュアル人間ではなく、自らの考えを持って問題解決に取り組めることや、困難に屈せず努力を続けられる人間像をアピールできます。
- 3具体的な成果や実績、エピソードを盛り込む
- 具体的な成果や実績、エピソードや周囲から掛けられた言葉などを盛り込むと、読み手の頭にシーンが浮かびやすくなり、説得力のある内容になります。
- 4人間的成長をアピールする
- 単に取り組んだことの過程や結果の説明だけではなく、その経験を通しての人間的成長を紹介することで、将来の伸びしろも期待させることができます。
- 5面接で聞いて欲しいことを書く
- 面接官は、エントリーシートなどの応募書類に記載されている内容を掘り下げて聞きます。「掘り下げられても受け答えできる内容」「面接官に伝えたい内容」を書きましょう。
- 6大学時代を紹介する
- 企業が知りたいのは「現在のあなた」です。小~中学生、高校生の頃のものよりも、なるべく大学時代のエピソードを取り上げましょう。
その6 例文を使って「志望動機」の書き方を学ぼう
【例文】
【注意したいポイント】
- 1結論を最初に書く
- 結論先行を意識しましょう。そうすることで読み手となる採用担当者が、あなたの文章内容を理解しやすくなります。
- 2担当したい対象(製品や顧客種類)を盛り込む
- 担当したいプロジェクト名、商品名、顧客名、分野、地域などを盛り込むことで、仕事や企業が行う事業に対するビジョンを明確に持って就職に臨んでいる姿勢がアピールできます。
- 3業界・会社研究の成果を伝える
- 志望する業界や企業の将来性や課題点に理解を深めていること、自分が本当にやりたいことが志望企業と一致していることを企業にしっかり伝えましょう。
- 4志望会社の優位性を示す
- 他社と比較した「志望会社の優位性」を示すことで、他社以上に志望企業に入社したい気持ちを持っていることをアピールします。
- 5自分中心の表現はNG
- 企業に貢献する姿勢を表現しましょう。例えば「貴社で成長したい」と書くのではなく、「貴社に貢献したい」という方向で書き、自分中心の表現にならないようにしましょう。
- 6ビジョンを示して締める
- 読み手に好感を抱かせることを目的に、仕事に対する心構えや意欲など「職に臨む姿勢(ビジョン)」を示して締めくくります。
その7 書類を送る前にチェックすること
- 誤字・脱字はないか
- ふりがな(フリガナ)を書き忘れていないか
- 顔写真の裏面に学校名・氏名を記入したか
- 写真はしっかりと接着されているか
- 押印されているか(押印欄がある場合)
- 住所、学校名などは、省略せずに書かれているか
- 電話番号、メールアドレスは間違っていないか
- 入学・卒業の年月に誤りはないか
- 応募書類全体で西暦か元号表記かを統一できているか
- 面接準備のために履歴書のコピーをとったか
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