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社員のことを
思い過ぎ企業
えっ!へえ!と驚く32(サニー)の制度

[株式会社サニーサイドアップグループ]

“たのしいさわぎ”で、
社内も社会も変えてゆく。

今回ご紹介する社員のことを思い過ぎ企業は、“たのしいさわぎをおこしたい”をスローガンに掲げるサニーサイドアップグループ。クライアント企業のPR・コミュニケーションを担うほか、PR領域を超え、人の心と世の中を動かす新しい価値を提案し続けている会社です。さらに、社内に対しても“たのしいさわぎ”をおこすべく、社員のヘルスケアやウェルビーイングを支援するユニークな福利厚生「32の制度」があると聞き、谷村さんと俊成さんのお二人にお話を伺いました。

お話を聞いた人

執行役員 兼 ブランドコミュニケーション部部長 谷村 江美
執行役員 兼 ブランドコミュニケーション部部長
谷村 江美

2009年入社。スペシャリストマネジメントや新規事業開発に携わった後、2016年から社長室に参画し、福利厚生制度の制定や企業広報全般を担当する。現在はブランドコミュニケーション部部長として企業広報に加え、社内外に向けたDEIやサステナビリティ推進を行なっている。

パブリックリレーションズ事業本部 2局グループリーダー 俊成 和東
パブリックリレーションズ事業本部 2局グループリーダー
俊成 和東

2019年に新卒で入社。メディアリレーション部(現ソーシャルリレーション局)でメディアプロモーターの経験を経て、現在はアカウントを担当。主に大手商業施設や自治体、社会貢献に関連したプロジェクトのPR・コミュニケーションに携わる。

INDEX

寝るだけ、歩くだけで、お金がもらえる!?

社名のサニーにちなんだ32の制度は、2011年に誕生したとのこと。その背景には、「サニーサイドアップグループで働くことを心地よく感じてもらいたい」という思いがあったといいます。社員の声を取り入れながらアップデートを続け、現在いちばん新しい制度は『寝る子は育つ』というもの。なんと、社員の睡眠を奨励する制度でネーミングもユニークです。
「1ヶ月間、毎日平均7時間以上の睡眠を取ったことを申請すると、3,200円が支給されます。僕も以前はあまり寝付きが良くなかったのですが、この制度のおかげでぐっすり眠れるようになりました。インセンティブの効果です(笑)」と俊成さん。また俊成さんは『幸せは歩いてこない』という制度も毎月挑戦しているそうです。これは1ヶ月間、1日平均1万歩以上歩くと報奨金がもらえるというもの。「毎朝出勤前に近所の公園を散歩し、歩数を稼いでいます。忙しいとつい、時間を惜しんで朝から仕事に取りかかり、パソコンに向き合う時間も長くなりがちですが、意外と仕事は捗らないんですよね。仕事前に散歩をすることで頭もスッキリ!メリハリが大事だと思います」と俊成さん。メンバー一人ひとりが健康を維持することで、仕事でのパフォーマンスも高まり、より充実した働き方や生き方を目指すことができるよう制定された本制度。 寝るだけ、歩くだけでインセンティブがもらえるなんて、なんともうらやましい会社です。
また、社内でひと際注目されている制度が『目指せA身体』制度です。年に1度の健康診断で総合A評価を獲得すると、なんと32,000円ももらえるのだとか。「健康診断が近づくと急に運動しだす人が続出します(笑)。1度取ると“今年も絶対取るぞ!”となるようで、上司は毎年獲得しています」。健康になり、さらに32,000円。頑張りたくなる社員の気持ちも分かります。

プライベートの充実が仕事に活きてくる。

会社のスローガンにもなっている“たのしいさわぎ”を支援する制度もあるんだとか。「ライブや映画、イベントなどのエンタメ活動にも一部補助が出るんです。僕は商業施設や自治体のお客様が多く、新しいエンタメスポットができると出かけるようにしているので助かります」。なんと、グランピングやサウナなどのレジャーにも補助が出るそう。それは完全に遊びでは?と聞くと「特にPR・コミュニケーションという仕事柄、プライベートが仕事に活きてくるんです!」と真っ直ぐな眼差しで応える俊成さん。スローガンが浸透していることも伝わってきました。幅広い経験とインプットが、お客様により良い提案をするためのアイデアになると捉えている、PR会社ならではの制度ですね。

世の中に一石を投じるような支援制度も。

さらに、谷村さんのお話では32の制度は、社内のメンバーに幅広く使ってもらいたいものだけでなく社会的な背景を踏まえ制定しているものがあるそうです。「もともとPR業界は女性が多く、弊社も代表をはじめ約6割が女性です。設立当初から女性が働きやすい環境づくりに注力してきました」と谷村さん。仕事と自分らしい生き方を両立できるよう、2015年には『卵子凍結・保存』の費用補助制度を日本の企業でいち早く福利厚生に取り入れたといいます。「女性がキャリアとプライベートの選択に悩んだ時のお守りになればという思いが込められています。決して妊娠を奨励するとか、プライベートをいったん諦めて仕事に専念させたいという意図ではなく、選択肢を広げてあげたいという意図です」。導入当初は賛否入り混じった様々な反応があったそうですが、その後続々と卵子凍結への補助を取り入れる企業が続きました。まさに世の中に一石を投じるアクションです。
サニーサイドアップ32の制度
「婦人科の先生と話す中で、自分も含め、自身の身体のことをあまり知らない人が多いと気づいたんです。たとえば、妊娠や出産のタイムリミットはいつなのか、どんなリスクがあるのか。制度を設けるだけでなく、実際に使ってもらうには知識も必要です。そこで、女性の身体を考えるきっかけになればとセミナーも定期的に開催しています」と谷村さん。ちなみに、このセミナーは他の研修制度と同じように誰でも自由に参加でき、男性社員も数多く参加しているといいます。こうした社内の地道な取り組みが、真のダイバシティにつながるのだと改めて実感しました。

誰もが働きやすい企業と世の中を目指す。

女性の選択肢を広げる支援は『Dear WOMAN制度』として32の制度に盛り込まれていますが、その取り組みは社内の枠を飛び出しています。「W societyというプロジェクトを立ち上げ、セミナーなどを通じ啓発活動も行っています。女性の身体だけでなく、社会的課題解決の一翼を担いたい」と谷村さん。その話を聞きながら、隣の俊成さんも「社内にはマジメに“たのしいさわぎ”をおこそうとしている人が多いんです」と続けます。そして、そのサポートをしてくれるのが32の制度なんだとか。最後に学生に向けてメッセージをお願いすると、「新しい価値観の創造に興味がある方にチャレンジしてほしい」と谷村さん。社員だけでなく、世の中のことも思い過ぎなサニーサイドアップの姿勢にとても興味を持ちました。

マイナビ編集部の声

派手なイメージがあるPR業界ですが、とても真摯に、世の中にとって良いことを考えている同社。ユニークな発想の裏には常にまっすぐな思いを感じました。32の制度では今後、社員の育児や介護の問題にも取り組む予定だとか。これもまた世の中に“たのしいさわぎ”をおこしそうな予感がします。

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